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知事の県政レポート【平成20年度】

2016年10月24日

知事室 目次

県政レポート第53号[平成20年6月1日]

チューリップが咲き誇る様子 こんにちは、富山県知事の石井隆一です。

 4月に、群馬県や福岡県で沿道のチューリップが切り取られるという心ない出来事がありました。
 その際に、本県の花卉球根農業協同組合や球根生産農家が、現地の住民の方々を励まそうと、1,000本を超えるチューリップを寄贈されました。
 この話題は、チューリップの贈り物として、全国ニュースにもなりました。
 県庁にも、群馬県や福岡県の方々からの感謝の声はもとより、全国からも、「素晴らし贈り物であり、感動した。」という声が寄せられました。
 私は、折角、丹精して育成したチューリップを無残に切り取られた人たちのつらい気持ちに対する思いやりの心を持ち、それを即、行動に移された県民がおられることに感動と誇りを感じました。
 今回の出来事は、富山のチューリップとともに、そのチューリップをはじめ花や緑を愛し思いやりのある富山県民というよいイメージを高めていただいたのではないかと思います。改めて、関係の方々に敬意と感謝の意を表する次第です。

 それでは、前回レポートしました4月30日以降の主な仕事や出来事について紹介します。

オープニングで挨拶する知事、主催者、来賓の皆さんとテープカットを行う知事 5月1日(木)午前、黒部峡谷鉄道の宇奈月駅において宇奈月−欅平間20.1?の全線開通を祝う黒部峡谷オープニングフェスティバルが開催され、私も出席しました。
 黒部峡谷は、日本一深いV字峡谷を縫うように走る全国屈指の観光鉄道や、温泉など魅力的な観光資源に恵まれた本県を代表する観光地であり、近年は、韓国をはじめ東アジアからの観光客が大幅に増加(うち韓国からの観光客H16 4,139人→H19 17,542人)しています。
 式典では、私から、過酷な条件のもと除雪作業にあたられた関係の方々のご尽力に心から敬意を表し、感謝するとともに、「県としても、東海北陸自動車道の全線開通や6年後の北陸新幹線の開業も見据えながら、今後とも、黒部市や企業、地域の皆さんとともに、日本のグランド・キャニオンとも称される黒部峡谷の美しい自然や宇奈月の温泉の良さを守り育て、その魅力を「世界の宝」として発信していきたい」とお祝いのご挨拶をしました。

舟遊びの日で子どもたちとふれあう知事、イベントを視察している様子 5月4日(日)午後、富岩運河環水公園で開催された「舟遊びの日」のイベントに参加しました。
 富岩運河環水公園では、昨年来、水辺空間を活かした都市の魅力、賑わいづくりとして、一年を通して様々なイベントを企画し、実施してきており、この「舟遊びの日」は春の主要なイベントと位置づけています。
 この日は、素晴らしいお天気に恵まれ、クイズラリーやカヌー体験教室の開催、積み木やふわふわコーナーなど子どもたちの遊び場づくり、災害救助犬のデモンストレーションなど様々な催しが行われ、多くの方々がご家族で水辺の休日をゆっくりと楽しんでおられました。
 私も、公園内を散策し、プレジャーボートに体験乗船したり、子どもたちの元気な笑顔に接することができ、本当に楽しい時間を過ごすことができました。
 今年度から、家庭の日である毎月第3日曜日を「環水公園の日」として、各種イベントを開催することとしており、多くの県民の皆さんの参加を期待しています。

勲記・勲章の伝達を行う知事 5月7日(水)午前、県庁で平成20年春の叙勲伝達式を開催し、地方自治、消防、医療、福祉、労働などの分野で活躍された方々29人に対し、勲記・勲章の伝達を行いました。
 伝達式では、私から、「本県は、住み良さなど幅広い分野にわたって全国有数の評価を受けるようになったが、これも、先人の努力はもとより、このたび受賞された皆様がそれぞれの分野で富山県の発展に尽くしてこられたお陰であり、深く感謝します」、「今後とも、県民の幸せと富山県の新たな未来のため、一層のご活躍をお祈りします」とお祝いのご挨拶をしました。

長野県議会の金子議員と握手を交わす知事 5月9日(金)午前、長野県議会の会派「創志会」の7人の県議が県庁知事室に訪問され、懇談しました。平成15年から3年間、早稲田大学大学院の客員教授を務めた際に、院生だった金子ゆかり氏(その後、県議に当選し、創志会に参画)からお求めがあり、約3年ぶりに旧交を温めることができました。「立山・黒部アルペンルートや新幹線もあり、長野県とはこれまで以上に連携していきたい。」、「本県でこの4月から実施しているレジ袋の無料配布の廃止については、長野県でも参考としていただき、前向きに取り組んでいただけるとうれしい。」といったお話をしました。金子さんの修士論文は「地方分権時代の議会の責任と役割」だったと思い、確かめたところ、その通りだとのことで、金子さんをはじめ長野県議の皆さんと一層、話がはずみ楽しいひとときでした。

記念式典で挨拶する知事 同日午後、富山国際会議場で社団法人斜面防災対策技術協会富山県支部設立30周年記念式典が開催されました。
 同協会支部は、昭和53年の設立以来、斜面防災技術の研鑽はもとより、県民の防災意識の向上、土砂災害等の危険個所の点検協力などに貢献されており、去る3月には、県と支部の間で「災害時の応急対策業務に関する協定」も締結し、一層の連携協力を図ることとしたところです。
 式典では、私から、災害に強い県づくりを進めるため、「地域の実情に精通した斜面防災技術の専門家として支部の果たす役割は重要であり、安全・安心な県土づくりに一層のご協力をお願いしたい」とお話しました。
 なお、同支部から、全国の土砂災害の記録を集めたDVDを寄贈いただきましたので、今後、小学校等に配布し、災害に対する県民の理解を深めるなど、有効に活用させていただくことにしています。

記念の集いで挨拶する知事、「立山・黒部」ゆめクラブのシンボルマーク 5月10日(土)午後、世界文化遺産への登録を後押しする「『立山・黒部』を誇りとし世界に発信する県民の会」の「発足記念のつどい」が、約550人の会員らの参加のもと富山国際会議場で開催されました。
 まず、県民の会会長の高木繁雄北陸銀行頭取から、公募選定により、県民の会の愛称が「『立山・黒部』ゆめクラブ」に決まったことが紹介され、「世界文化遺産登録を何とか正夢にしたい」と開会のご挨拶がありました。
 私からは、「民間の皆さんが中心になって、こうした応援組織をつくっていただいたことは、大変心強い限りであり、深く感謝している」、「今後とも、この県民の会や、立山黒部を愛する会(宮腰光寛会長)をはじめ、関係の皆様と連携協力しながら、世界文化遺産への登録を含めて、立山黒部の魅力を再発見し、さらに磨き上げ、世界に発信する取り組みを進め、地域の活性化につなげていきたい」とお話しました。
 会の愛称とシンボルマークの採用者表彰式も行われ、会の愛称は富山市の高橋俊夫さんの作品が、また、シンボルマークは長野県の坂本竜司さんの作品が最優秀賞を受賞されました。その後、作家の立松和平氏から、「立山・剱岳に登って考えたこと」と題して、登山と信仰が結びついた立山黒部の魅力などについて講演いただき、興味深くお聴きしました。
 なお、県民の会の会員数は、5月上旬現在、個人会員が1,200名、企業会員が20社程度ですが、より多くの県民の皆さんのご参加をお願いしたいと思います。

小林綾子さんらと懇談し、記念撮影する知事 5月12日(月)午前、女優の小林綾子さんが県庁を訪問され、7月に県内で上映予定の主演映画「ヘレンケラーを知っていますか」のご紹介をいただきました。小林さんは、盲ろうのハンデを背負いながらも強く生きていく実在の女性役を見事に演じておられ、「多くの人にやさしさと思いやりの大切さを伝えたい」と映画に込めた思いをお話いただきました。
 私からは、「経済が発展しても心が貧しくては人が輝いて生きる社会にならない。心の豊かさや元気は現代を生きる上で極めて大切なテーマだと思う。この映画が多くの県民にとって、障害の有無に関わらず支えあっていく社会について考える契機となればうれしい」とお話しました。
 なお、小林さんとご一緒に、プロデューサーの山本さん、「ヘレンケラーを知っていますか」富山地区実行委員会の藤元会長、障害児役で出演された武崎聖恋さん(西田地方小学校2年※出演当時5歳)とお母さまも一緒に表敬いただきました。

分家市長からの要望を受ける知事 同日、午前11時、分家射水市長が県庁を訪問され、2月の高波で被害を受けた岸壁等の港湾施設の早期復旧や元気の森公園への児童遊具の設置などについて要望されました。
 私からは、国土交通省に災害復旧関連補助事業などの早期交付決定を要望することや、元気の森公園の遊具を今秋までに設置する予定であることなどをお話しました。

情報交換会で挨拶する知事、秋篠宮殿下を囲む来賓の皆さん 5月13日(火)午後6時から、富山市のANAクラウンプラザホテルで秋篠宮殿下のご臨席を仰ぎ、社団法人日本動物園水族館協会の情報交換会が開催され、私もお招きを受け出席しました。
 来賓を代表して、私から、総裁ご就任後20年を迎えられた秋篠宮殿下、小宮会長はじめ会員の皆様方のたゆまぬ熱意、ご尽力に心から敬意し、協会の限りないご発展をお祈りするとともに、「富山県としても、自然環境の保全や県民参加の森づくりなどを進め、野生動物との共存に努めることなどにより、本県の豊かで美しい自然を次の世代に引き継いでまいりたい」とご挨拶をしました。

地方分権推進特別委員会で発言する知事 5月14日(水)午前、東京で全国知事会の平成20年度第1回地方分権推進特別委員会が開催され、政府の地方分権改革推進委員会の第一次勧告や経済財政改革の基本方針2008(いわゆる「骨太の方針」)の策定に向けて、知事会として盛り込むべきとして国に求める事項などについて協議しました。
 私からは、地方税源の充実強化ということを「骨太の方針」にしかっり盛り込むべきであり、具体的には、(1)国と地方の税源配分を少なくとも現在の6:4から5:5とし、その際には税源の偏在性が少なく、かつ、安定性を備えた地方税体系の構築を基本方向とすること、(2)道路特定財源の一般財源化に関しては、道路整備の需要が財源を大幅に上回っている地方の実情に鑑み、地方税財源の確保、拡充を図るべきであるとの意見を述べました。
 なお、この点については、19日に開催予定の地方税制小委員会で協議のうえ、最終的な取りまとめを行うこととなりました。

研修でパワーポイントを使って講話する知事 5月15日(木)午後、富山市の県農協会館で県の新任係長及び新任所属長代理を対象とする研修が行われ、私から、約1時間、県政の課題や主要施策などについてお話しました。私は、県政が時代の大きな転換期に直面していることから、基本的な県政の運営方針について県職員が共通の認識を持ち、県政全般に関するビジョンをできるだけ共有して、それぞれの施策を進めていくことが重要と考え、このように職員に直接語り、交流する機会を大切にしたいと思っています。
 分刻みの日程が続きますが、今後とも、そうした時間が持てるよう努力してまいります。

横田会長らからの申入れを受ける知事 5月16日(金)午後、県庁で自由民主党富山県議会議員会(横田安弘会長)から後期高齢者医療制度について、国に制度改善を働き掛けることなどの申し入れがありました。
 私から、(1)低所得の人の保険料負担の実情について、実施主体である広域連合及び市町村と連携して調査・点検し、国に実情を伝えていくこと、(2)低所得の人に配慮した保険料軽減措置の拡大や、新制度への移行により新たに保険料が課されることとなる被用者保険の被扶養者に対する激変緩和措置の更なる延長・拡充を図ること、(3)制度の見直しにあたっては、地方に負担転嫁するのでなく国において十分な財政措置を講ずること等について、重要要望事項として国に働き掛けていきたいとお答えしました。

総合開会式で選手から決意表明を受ける知事、ウォークラリーで参加者の皆さんと横断幕を持って歩く知事、北本選手とカヌーに乗る知事 5月17日(土)午前10時から富山市総合体育館で平成20年度県民のスポーツ大会合同総合開会式を開催しました。
 開会式には、各競技団体、体育協会、地域スポーツクラブなど159団体、約2,000人の皆さんが参加され、一般観客も含めると約3,000人というまさに本県スポーツの祭典にふさわしい大会となりました。
 開会式に引き続いて、富岩運河環水公園の周辺をコースとした「とやま元気ウォークラリーin富山」が行われました。子どもたちが運動不足で体力がかつてに比べて低下していること、子どもと親や自然とのふれあいが不足がちという状況に鑑み、今年度からできるだけ多くの子どもたちに参加してもらい、大人も子どももウォーキングを楽しもうという趣旨で新規に立ち上げた事業です。
 私も、参加された皆さんと一緒に、富岩運河沿いの遊歩道などで歩くことの楽しさを存分に味わうことができました。
 さらに、富岩運河環水公園で実施されたカヌー体験教室にも参加しました。私は、カヌー女子で北京五輪出場が有力な北本忍選手と一緒にK2艇に乗り込み、北本選手の掛け声に合わせてパドルを操作しましたが、さすがに指導が上手で、楽しくこぐことができました。私から、北本選手にお礼を申し上げるとともに、「北京五輪では頑張ってほしい」とお話しました。

里山の集いで不用木の除去やキノコの植菌を行う知事、参加者の皆さんとの記念撮影 5月18日(日)午前、穴の谷の霊水で名高い上市町黒川地内において「第1回里山の集い」を開催し、私も出席しました。
 この「里山の集い」は、昨年度から導入した「水と緑の森づくり税」を活用して、里山の利活用を進め、里山の再生につなげようと、今年度から新たに始めたものです。   当日は、伊東上市町長、地元の酒井県議会議員をはじめ、町内外の住民や地元の南加積小学校花と緑の少年団、森林ボランティアの皆さんら約300人が参加されました。
 参加者の皆さんと不用木の除去やキノコの植菌などを行った後、式典では、私から、「里山を県民共通の貴重な財産として、次の世代に引き継いでいくことは、現代に生きる我々の責任だと思う。県民の皆さんとともに、里山について学び、里山利用の輪を広げていきたい」とご挨拶しました。

地方税制小委員会で挨拶する知事 5月19日(月)午後、東京で全国知事会の第14回地方税制小委員会が開催されました。去る14日の地方分権推進特別委員会の議論を踏まえ、私から、「経済財政改革の基本方針2008」(いわゆる「骨太の方針」)に盛り込むべき事項について、税制小委員長私案を提示しました。
 道路特定財源の一般財源化をめぐっては、東京都と愛知県から「そもそも知事会としては一般財源化に慎重であるべき」との意見もありましたが、(1)国と地方の税源配分について、現在の6:4から5:5を目指すこととし、その際には偏在性が少なく、安定的な税源として地方消費税の充実を図ること、(2)道路特定財源が一般財源化された場合、従来の地方税源を確保、拡充することを、それぞれ「骨太の方針」に盛り込むよう要望する方向でとりまとめることができました。

検討委員会で挨拶する知事、高松メッキの企業内保育所を視察する知事 5月21日(水)午前、県庁で「とやまっ子子育て支援サービス普及促進事業」の第1回検討委員会を開催しました。
 少子化対策・子育て支援は、本県の最重要課題の一つであり、平成18年2月に「未来とやま 子育てプラン」を策定し、これまでも一時保育等の保育サービスの充実、地域の子育て力を活かした「とやまっ子さんさん広場」、企業等の協力を得て社会全体で子育てを支援する「とやま子育て応援団」など、総合的な取組みを積極的に進めてきています。
 しかしながら、タウンミーティングなどにおいて、子育て中の若い女性から「家庭内で孤立しがちになったり、仕事と子育ての両立を図る上での悩みを持つ子育て中の母親が、同じ悩みを抱える母親と交流することが精神的な面で大きな救いになる」とか、「県や市町村の子育て支援施策(一時保育、ファミリーサポートセンター、病児・病後児保育等)を利用してみると大変良かったが、そうした制度や仕組みが余り知られていないため十分に活用されていない」、さらに、「インフルエンザ等の予防接種の費用が重いので助成してほしい」といった意見をお聞きすることが少なくありません。
 また、3年前から「県単独医療費助成制度の今後のあり方」について検討会で議論する中で、厳しい財政事情のもとでこの制度の根幹を維持していくためにも、所得水準の高い人には国制度と同じ負担をしていただくとの考え方の下に本年10月から所得制限を導入することとしています。これにより、平年ベースで約1億円の県負担額の縮減(なお、市町村負担も原則同額縮減)が見込まれますが、その際、検討会で少子化・子育て支援の充実を図ってほしいとの付帯意見が盛り込まれたこともあり、20年度当初予算で、この財源を活用して、この子育て支援サービス普及促進事業を導入することとしたものです。
 この事業は、今年4月以降に子どもが生まれた全ての家庭に対し「子育て応援券」を配布し、保育サービス等を利用していただいて、経済的・精神的・身体的な負担を軽減すると同時に、地域における様々な子育て支援サービス等の利用促進や親たちのネットワークづくりにつなげるねらいもあります。
 本年10月1日からの事業実施に向け、対象とするサービスや応援券の利用方法などについて、本検討会で議論いただき、子育て家庭にとって利用しやすく、喜んでいただけるものとなるよう、努力したいと考えています。

アシアナ航空の玄専務と懇談する知事 同日午後、アシアナ航空の玄東實(ヒョン・ドンシル)専務取締役日本地域本部長が県庁を表敬され、懇談しました。玄専務は、富山−ソウル便が今年で就航15周年となることからご挨拶に見えられたものです。
 私から「県としても国際観光の振興を積極的に進めており、双方向の交流拡大に努力していく。4月に、ソウルの本社で姜桂安(カン・ジュアン)社長をお訪ねし、懇談した際、将来は通年で5便に、さらにはデイリーにとなるようにお願いしたところである。」とお話ししました。玄専務からは、安定した搭乗率が見込める同便の可能性を高く評価したうえで「富山には立山・黒部アルペンルートをはじめ、温泉やゴルフ場など魅力的な観光資源が多い。早く週5便化できるように努力したい」と頼もしい発言をいただき、うれしく思いました。

とやま賞を贈呈し、挨拶する知事 5月22日(木)午後1時半から富山国際会議場で県ひとづくり財団の「とやま賞」贈呈式が開催され、私も出席しました。
 この賞は、学術研究や芸術文化などの分野で優れた業績を挙げ、富山県の将来を担う有為な人材に贈られるもので、置県百年を記念し、昭和59年に創設され、今年度で25回を数える栄誉ある賞です。
 今年度の受賞者は、テキサス大MDアンダーソンがんセンターの加藤幸成研究員(富山市出身)、富山大大学院医学薬学部の阿部肇助教(富山市在住)、物質・材料研究機構の廣田憲之研究員(富山市出身)、東京大大学院新領域創成科学研究科の百生敦准教授(南砺市出身)、映画監督の細田守氏(上市町出身)の5人の方々です。
 私からは、受賞された方々にお祝いを申し上げ、今後、一層のご活躍を祈念するとともに、次の時代を担う青少年の育成にもご尽力をお願いする旨のご挨拶をしました。

湊谷会長らからの申入れを受ける知事 同日午後3時、県庁で社会民主党富山県議会議員会(湊谷道夫会長)から後期高齢者医療制度の中止などを求める申し入れがありました。
 この制度については、高齢化が急速に進展する中、従来の老健制度の問題点を改善することにより、現役世代と高齢者世代の負担を明確にし、安定的で持続可能な医療制度にしていこうとするものですが、制度の説明不足や低所得者等に対する配慮が十分でないなどの問題点も少なからず指摘されています。
 私からは、5月16日の自民党議員会の申入れの際と同様、後期高齢者広域連合及び市町村と連携し、本県における実情を調査・点検のうえ、国に対して、必要な改善等を図るよう、働きかけていきたい旨の回答をしました。

森の祭典で表彰を行う知事、参加の子どもたちとの記念撮影 5月23日(金)午前、砺波市の「となみ夢の平スキー場」で「第9回とやま森の祭典」が、林業団体、花と緑の少年団、地元住民をはじめ国や県、砺波市の関係機関の方々、さらに岐阜県飛騨地域の林業関係者の方々も加わって約2,000人の参加のもと開催されました。
 式辞では、私から、(1)県では昨年度から導入した「水と緑の森づくり税」を活用して、里山林の再生や奥山の保全、森林ボランティアの活動支援などに積極的に取り組んでいること、(2)この祭典を契機として、県民の皆さんとともに、豊かなふるさとの森づくりに取り組んでいきたいこと等について、お礼かたがたご挨拶しました。
 式典に続き、林業などに功労のあった個人、団体の皆さん対する「元気とやま農林水産奨励賞」の授与、栴檀山地区の住民による「里山の森づくり」宣言、そして新たに「企業の森づくり」に登録いただいた北陸電力など6つの企業、団体に対する「のぼり旗」の贈呈を行った後、参加者の皆さんと砺波市の花木であるエドヒガンザクラなどを会場に植樹しました。

江利川事務次官に対して要請活動を行う知事 同日午後、上京し、厚生労働省で西川京子厚生労働副大臣及び江利川事務次官にお会いし、後期高齢者医療制度の改善について本県としての考え方と要望を申し上げました。
 具体的には、(1)所得水準の低い方に配慮した保険料軽減措置の拡大を図ること、(2)新制度への移行により新たに保険料が課されることとなる被用者保険の被扶養者に対する激変緩和措置の更なる延長・拡充、(3)保険料の年金からの天引き制を普通徴収との選択制にするなど徴収方法の改善を図ることなどです。
 西川副大臣からは、「いろいろな意見を聞くが、富山県の要望の趣旨は理解できる。検討したい」と、また、江利川次官からは「6月の中旬までに見直し方針を出したい。低所得者対策について真剣に検討する。併せて、年金からの天引きについても検討する」と今回の本県の考え方と要望に対して相当に理解を示す発言をいただきました。

教育タウンミーティングで挨拶する知事、会場で意見交換を行っている様子 5月25日(日)午後、高岡市の高岡JA会館で「教育タウンミーティング」を開催しました。当日は、PTAや教育関係者のほか市民の方々も多数来場され、参加者は定員を上回る約300人となりました。
 はじめに、私から、学校教育の充実や学力向上策、県立高校の再編、いじめ・不登校対策など教育関係施策の概要などについてご説明したうえで、参加者の皆さんと意見交換を行いました。
 会場からは、中学校で少人数学級の設置を検討してほしいとのご意見があり、私から「いじめ、不登校が中学1年生のときに急増するとの調査結果もあるので、この4月から中1学級支援講師を32校に配置したところであり、その成果を見ながら考えていきたい」とお答えしました。また、県立高校の再編を高校教育の充実につなげて欲しいとのご意見があり、「行革の視点で再編を考えているのではなく、少子化が進む中でどうしたら子ども達にとって良い教育環境となるかを基本に考えていきたい。工業高校についても、ものづくりの中核となる総合的な工業科高とするよう努力したい」とお話しました。
 このように教育に熱意のある多くの県民の方々のご意見をできるだけ活かしつつ、「教育県とやま」の良き伝統が次の時代に継承され、さらに時代の変化を踏まえて充実されるようにしたい、との思いを深くした1日でした。

通常総会で挨拶する知事 5月27日(火)午後、富山市の名鉄トヤマホテルで社団法人富山県建設業協会の第47回通常総会が開催され、来賓としてお招きを受け、出席しました。
 この度の総会で、業界団体を再編して組織の活性化を図るため、富山県建設業協会、富山県土地改良建設業協会、富山県林務建設業協会の3団体が統合し、新しい「富山県建設業協会」が発足しましたが、ここに至るまでの各団体の役員はじめ会員の皆様方のご英断に心から敬意を表する次第です。
 総会では、私から、会員各位に対し、社会資本の整備はもとより、道路等の維持管理や除雪、災害時の応急復旧などを通じて、地域の安全・安心に多大な貢献をいただいていることに厚く感謝を申し上げ、協会のさらなるご発展を祈念する旨のご挨拶をしました。

合同決起大会で挨拶する知事 5月28日(水)午前、富山市の富山第一ホテルで富山県北陸新幹線対策連絡協議会(会長:石井隆一富山県知事)と北陸新幹線建設促進県民会議(会長:犬島伸一郎県商工会議所連合会長)の合同決起大会を開催しました。
 当日は、県、市町村、経済界など関係者約230人が参集し、早期の整備計画の見直しに向けた今後の取り組みについて、決議を行いました。
 主催者を代表して、私から、「北陸新幹線は、東海道新幹線の代替機能を有する文字通りの国家プロジェクトであり、日本列島における北陸のポジションを上げていくためにも進めなければならない」、「敦賀までの工事実施計画の一括認可、地方負担の軽減、並行在来線に対する支援の3つの課題の解決に向け、関係団体が連携し努力したい。特に、地方負担は本年度の県負担額が152億円の巨額に達し、今後ピークには250億円を超える見込みであるなど、余りにも重く、また、先行した東海道、山陽、上越、東北(盛岡まで)の各新幹線の地方負担がゼロであったことに比べて余りにも不公平であるので、何とかこの夏頃までに明確な軽減方策を示していただけるよう全力をあげたい。皆様方のさらなるお力添えをいただき、頑張ってまいりたい」とご挨拶をしました。

協議会で挨拶する知事 同日午後、県民会館で平成20年度富山県並行在来線対策協議会を開催し、市町村や経済団体の皆さんと、今後の事業計画などについて協議を行いました。
 協議に先立ち、私から、(1)並行在来線の本格的な調査・検討を行うため、県としても、4月から並行在来線対策班を設置し、組織体制の充実を図ったこと、(2)今年度から2ヵ年間で、運行本数、施設設備、経営体・組織、利用促進策など経営に関する基本的な事項について調査・検討を進める方針であることなどについてお話したうえで、県民の日常生活の足でもある並行在来線については、まさに地域全体で支えていかなければならないものであり、各市町村、経済団体の一層のご支援、ご協力をお願いしたいとご挨拶をしました。
 また、新駅設置についての質問がありましたので、これはまず市町村のまちづくり事業に関わる問題であり、市町村からのご希望、ご提案をお聞かせいただきたいが、県としても在来線の安定的な経営確保を前提としつつ、広域自治体として新駅の設置の可否についても検討し、当面、新駅設置のガイドラインを年度内には策定したいとお話しました。

母親クラブ連合会総会で挨拶する知事、パワーポイントを使って県の施策を説明する知事 5月29日(木)午前、富山市の県総合福祉会館で平成20年度富山県母親クラブ連合会の定期総会が開催され、私も講師としてお招きをいただきました。
 当日は、県内の母親クラブ代表者や児童館の関係者ら約370人の方々が参加され、総会に先立ち、私から、「富山県の少子化対策、子育て支援施策について」講演させていただきました。
 同連合会では、毎年度、防犯パトロールや公園の遊具などの安全点検、親子で参加するふれあい講座の開催などに継続して取り組み、地域における子どもの健全育成に大きな役割を果たしており、和田会長はじめ会員の皆様の熱意とこれまでのご尽力に心から敬意を表する次第です。

フィヴァ駐日スイス大使らを前に挨拶する知事、挨拶する大使 同日午後、ポール・フィヴァ駐日スイス特命全権大使が、スイス・バーゼル地域の製薬関係者と共に県庁を訪問され、懇談しました。
 「世界の薬都」バーゼルと「くすりの富山」の交流は、平成18年8月の訪問以来、薬業界が中心となって進められていますが、昨年には、大学や県も含めた産・学・官からなる「交流訪問・調査団」がバーゼルを訪問し、スイスからも経済団体やバーゼル大学の方々に本県を視察いただくなど、交流が拡大しつつあります。
 私から、「今後、バーゼルと富山の間で、医薬品産業などビジネス面での連携はもとより、文化や観光面での交流・理解が深まることを期待している」とお話したところ、フィヴァ大使からは、日本とスイスの両政府の間で現在協議がなされている経済連携協定が年内に締結されるとの見通しを示し、「今後、ビジネス面の連携促進が期待できる」と力強い発言をいただき、うれしく思いました。

検討会で挨拶する知事 5月30日(金)午前、県庁で第3回富山空港の利用促進に関する検討会が開催され、私も出席しました。
 富山空港を取り巻く環境は、平成21年秋の羽田空港の再拡張に伴う大幅な発着枠の拡大というチャンスが訪れる一方、6年度後の北陸新幹線の開業を控え、空港機能をどのように維持し、高めていくかという重要な局面を迎えています。
 会議では、私から、このような状況を見据え、富山空港の将来に向けた基本的な方向や具体的な活性化策について十分に議論し、知恵を出していただきたいとお願いしました。
 なお、本日の検討会では、素案として、(1)羽田便は再拡張による発着枠拡大を視野に増便を要望、(2)小型機を活用した国内新規路線の開設促進、(3)国際チャーター便の誘致促進などの意見が出され、8月の次回会合で最終案を取りまとめる予定とされています。

開会式で挨拶する知事 5月31日(土)午前9時30分、富山市の県民会館で第63回富山美術展(県展)の開会式が行われ、私も出席し、ご挨拶をしました。
 県展は、日本画・洋画・彫刻・工芸・書・写真の6部門で開催される、県内最大、最高レベルの公募総合美術展であり、今年は、1,369点の応募の中から716点が入選、86点が入賞されました。
 開会式では、私から、「先頃まで開催した日展100年展には、6万人近くの来場があり、美術に対する県民の関心の高さを感じる。これからも、県民の皆さんが芸術・文化を通じて心を元気にしていただけるよう、積極的に文化振興を図っていきたい」とお話しました。

クロッパー事務局次長と握手を交わす知事 同日午前、国連環境計画(UNEP)事務局次長のアンジェラ・クロッパー氏が県庁を訪問され、懇談しました。
 クロッパー氏は、神奈川県で開催された第4回アフリカ開発会議に出席後、日本国内の国連環境計画機関訪問のため来県されたものです。
 懇談では、クロッパー氏から、UNEPの活動に対する富山県の協力に対し謝意を表明いただいたほか、「富山県は発展と環境保全の調和を成し遂げている素晴らしい地域である。富山県の取り組みをUNEPに持ち帰って、参考にしたい」との発言がありました。
 私からは、水と緑の森づくり税の導入と森林保全等への活用、全県でのレジ袋無料配布の廃止、北東アジア環境パートナーズフォーラムinとやまの開催などの取り組みを紹介したうえで、「富山県にはNOWPAP(北大西洋行動計画)RCU(本部事務局)の富山事務所が設置されており、今後もUNEPと協力しながら、環境保全の取り組みを進めていきたい」とお話しました。

 なお、その他のものを含め、この間の仕事や出来事を一覧表にしてまとめましたので、ご覧ください。

<平成20年5月1日から5月31日までの概況>
5月1日(木) ・黒部峡谷オープニングフェスティバル
5月2日(金) ・日本近代文学館、世田谷文学館等視察
5月4日(日) ・環水公園「舟遊びの日」視察・参加
・NHK「ハート展」観覧
5月7日(水) ・平成20年春の叙勲伝達式
・ボクシング嶋田選手知事表敬訪問
5月8日(木) ・庁議
・知事定例記者会見
5月9日(金) ・長野県議会の「創志会」所属県議の知事表敬訪問
・(社)斜面防災対策技術協会富山県支部設立30周年記念式典
5月10日(土) ・「立山・黒部」を誇りとし世界に発信する県民の会発足記念の集い
5月11日(日) ・(社)富山県柔道整復師会定時総会
5月12日(月) ・映画「ヘレンケラーを知っていますか」主演小林綾子氏の知事表敬
・射水市要望(港湾関係)応対
・射水圏政経懇話会総会知事講演
5月13日(火) ・(社)日本動物園水族館協会情報交換会(秋篠宮のご来臨)
5月14日(水) ・全国知事会地方分権推進特別委員会
5月15日(木) ・新任係長・新任所属長代理研修における知事講話
・伏木曳山祭見学
5月16日(金) ・自由民主党富山県議会議員会からの後期高齢者医療制度に関する申し入れ
・平成20年度富山県立大学研究協力会交流会
5月17日(土) ・県民のスポーツ大会合同総合開会式
・とやま元気ウォークラリーin富山(富岩運河環水公園)
5月18日(日) ・里山のつどい(上市町黒川)
・平成20年度富山県婦人会総会・大会
5月19日(月) ・庁議
・全国知事会地方分権推進特別委員会地方税制小委員会
5月20日(火) ・滝野総務事務次官等への要望
5月21日(水) ・第1回とやまっ子子育て支援サービス普及促進事業検討委員会
・知事定例記者会見
・アシアナ航空玄東實専務取締役日本地域本部長の知事表敬訪問
・第106回ヒーリングコンサート鑑賞(中央病院)
5月22日(木) ・「とやま賞」贈呈式
・社民党議員会からの後期高齢者医療制度に関する申し入れ
5月23日(金) ・第9回とやま森の祭典
・長寿医療制度(後期高齢者医療制度)に係る西川京子副大臣及び江利川厚生労働事務次官への要望
5月24日(土) ・四方県議会議長就任祝賀会
5月25日(日) ・教育タウンミーティング(高岡市JA会館)
5月26日(月) ・富山県体育協会評議員会
5月27日(火) ・(社)富山県建設業協会合併総会表彰式
・富山ライオンズクラブでの講演
・(社)富山県経営者協会・(社)富山県機電工業会定時総会懇親会
5月28日(水) ・富山県北陸新幹線対策連絡協議会・北陸新幹線建設促進富山県民協議会合同決起大会及び富山県北陸新幹線対策連絡協議会総会
・富山県並行在来線対策協議会
5月29日(木) ・富山県母親クラブ連合会総会
・北陸地方整備局長と知事との懇談
・駐日スイス大使及びスイス・バーゼル製薬関係者の知事表敬訪問
・駐日スイス大使及びスイス・バーゼル製薬関係者歓迎レセプション
5月30日(金) ・第3回富山空港の利用促進に関する検討会
・平成20年度全国石油商業組合連合会・全国石油業共済協同組合連合会通常総会
5月31日(土) ・第63回富山県美術展開会式
・UNEP(国連環境計画)クロッパー事務局次長の知事表敬訪問
・第56回自民党富山県連定期大会

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