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知事記者会見[平成21年度]

2017年6月8日

知事室 目次

知事記者会見(平成22年4月1日付人事異動)[平成22年3月26日(金)]

◆日時 平成22年3月26日(金)午後2時30分〜3時05分
◆場所 県庁3階特別室

1 知事からの説明事項
(1)平成22年4月1日付け人事異動について
※配付資料は、関連ファイルをご覧ください。

2 質疑応答

1 知事からの説明事項

記者会見で説明をする知事○知事
 それでは説明をさせていただきます。お手元に資料があると思いますが、「平成22年4月1日付け人事異動の概要」で説明したいと思います。

 まず、今回の異動件数ですけれども、各行政委員会を含めまして、2,001件ということでございまして、昨年よりも少し多くなっております。今回の人事異動は、この数年、例えば昨年は知事選挙の翌年ということで特別職も交代があったり、その前の年は観光・地域振興局をつくったりと割と規模の大きな機構改革があったのですけれども、そういった点は一段落しましたが、若手・女性職員の積極的な登用を図りたい、また本庁と出先機関との交流をできるだけ積極的に進めたいということで、人事異動の件数はむしろ昨年よりもちょっと増えたぐらいになりました。 

 人事異動についての基本的考え方でありますけれども、引き続き行財政改革に取り組むということと、これは日本全体がそうですが、本県を取り巻く厳しい経済・雇用情勢を踏まえて、必要な課題に的確かつ迅速に対応する、また将来を見据えて、しっかりと今から次の飛躍に向けた準備をするということで人事異動をしております。

 まず、部局長の選任ですけれども、例えば生活環境文化部長に新川さんとか会計管理者に中山さん、東京事務所長には島崎さん、また例えば中央病院事務局長は荒木さんとか、議会事務局長は上野さんとか、それぞれ適材適所でしっかりした人物を登用したということであります。

 2つ目は県政の重要課題に対応するための人員配置ということでありまして、新たな政策課題、それから総合的な政策課題に積極対応するために人員の重点配置をしております。 まず医療・福祉の充実を図るための体制整備でありますけれども、医療・福祉の分野には課題が多いわけでありますので、今回厚生部次長を2人制から3人制にいたしまして、1名増員して体制強化を図ることにしました。2のところをご覧いただきますと、特に医務課については、大学と連携した医師・看護職員の確保でありますとか、もちろん、市町村立病院との連携等もありますし、また地域医療再生計画の推進といったようなことで、課題が多いものですから、今回医務課長に地元医療職の職員、具体的には今医師・看護職員確保対策班の班長である守田参事を医務課長に就けるということにいたしました。こういう地元の医療職を本庁の課長職あるいは次長職に就けるというのは9年ぶりということでありまして、特に医務課長に地元の医療職の方が就くのは初めてということであります。今、医療を取り巻く情勢は大きく変わりつつありますから、今回こうした問題に精通している、医師である守田さんにやってもらうということにしたわけであります。
 それから、3をご覧いただきますと、中央病院の看護体制を強化いたしました。特に7対1看護体制ということを昨年から導入して、その後現場の声を聞きますと、非常に良かったと喜んでいただいておりますけれども、この7対1看護体制を円滑に進めますために、病棟部門の看護師さん8名を増員することにしております。また栄養指導の充実ということで管理栄養士を1名、また医療機器の一元管理ということで、臨床工学士を1名増員するということでございます。それから子育て支援施策を積極的に推進するために、児童青年家庭課に事務職員1名を増員することにしておりまして、これは安心こども基金の事業とか今年はいろいろ今回の議会でも議論になりましたが、子育て支援施策をこれまで以上に大幅に充実しておりますので、執行体制を強化したということであります。

 次のページをご覧いただきまして、イタイイタイ病資料館、これはまだ仮称でありますけれども、これの設置に向けた体制整備ということであります。いよいよこのイタイイタイ病資料館も施設設計、あるいは展示計画等の事務を具体的に進めていかなければいけませんので、健康課の中にイタイイタイ病資料館整備班を設けまして職員4名を配置するということにしております。これまで観光課の主幹として国際観光で大変実績を出してくれた佐合さんをこの班長にすることにしております。それからふるさと文学館、これも仮称でありますけれども、これもいよいよ具体的なプロポーザル方式で設計を決めたり、また具体的に開設準備委員会的なものを発足させていかなければいけませんので、生活環境文化部に新たに担当参事を置くことにしておりまして、皆さんよくご存知の村椿現広報課長をこの担当参事に昇格するということにしております。きっと記者クラブの皆さんに鍛えていただいているので、この分野でも手腕を発揮していただけると思っております。それからふるさと文学館整備班には、職員4名ということでありますが、班長には文書学術課の布野主幹を、なかなかしっかりいい仕事をしてくれていますので、配置することにしております。

 それから4点目は、交通政策の機動的・一元的な推進体制の強化ということでありまして、総合交通政策室長を、これまで航空政策課長と兼務だったのですけれども、いよいよ北陸新幹線も、並行在来線等の問題も含めて従来以上に大切な時期になりますので、専任化することと同時に昇任をするということで、今の夏野さんを昇任して専任にするということであります。また航空政策、新幹線政策、並行在来線・地域交通、こうした多岐にわたる分野を機動的に総合的に対応していかなければいけないということで担当課長3名を置いて臨機応変に、柔軟に対応するということであります。

 それから、5番目は政策提言等のための体制強化ということでありまして、今の新政権、地域主権型の国づくりとおっしゃっておりまして、いよいよ国と地方の協議の場が法定化される、そういう法案も今国会に出ているということでありますので、こうしたことに対応して地方分権をいかに具体的に進めていくか、あるいは地方税財源、税制の問題も含めて、自立していくかということで、権限移譲の問題もある、出先機関の問題もありますので、そうした中で知事政策局の政策提言の力というものをさらに強化することとして事務職員1名を増員することにしております。

 それから6番目は、今年、来年、再来年と各分野の全国大会が富山県で開催されるということになっております。ひとつは全国スポーツ・レクリエーション祭でありまして、これは今年の10月16日から開催されるわけですけれども、いよいよ今年ということでありまして、これまで準備をしておりましたが、この全国スポーツ・レクリエーション祭推進班に事務職員1名、教職員3名を増員したということしております。また23年度に「みどりの愛護のつどい」を富山県で開催することになっております。これに対処するために事務職員2名を都市計画課に配置することにしております。また2年後の夏になりますが、24年の8月に全国高校総合文化祭をやることにしておりまして、これにつきましても推進班を新設しまして、事務職員3名及び教職員4名を新たに配置することにしております。

 それからもう1枚おめくりいただきまして、本庁次長、課長、班長への若手職員の積極的な登用ということであります。いろいろな新しい課題がありますので、適材適所の観点から、意欲があり能力がある若手職員を主要なポストに登用することにしました。特にここにありますように、特命参事等を含む本庁事務系の次長職13名(うち新設2名)につきましては、従来の登用年齢に比べまして比較的若い、50歳代前半の職員6名を登用しております。若いとうことも定義がありますが、例えば52歳で今度次長職になる人が4人でて、従来に比べると画期的だと思います。それから、課長・班長職にも若い人を積極的に登用したいということで、新たに26名を登用しました。そのうち40歳代が14人ということでありまして、これも前の年と比べると増えておりますし、またこの表をご覧いただくと、今では6年前になりますが、これは私が知事に就任する前の16年4月の欄をご覧いただくと課長班長に新たに任用された方が当時9人、40歳代以下が2人でしたが、今回は26人ですから約3倍、40歳代は14人ですから、倍率で言うと7倍ということになるわけで、この間、積極的にできるだけ若い人を登用するということに努力してきたということであります。 

 次に女性職員の積極的な登用でありまして、次長、課長、課長補佐等の職への行政職員の登用を一層積極的に進めることにいたしました。事務職においては、従来の登用年齢に比べて若い50歳代前半ということでありますが、今知事政策局にいる上田さんを商工労働部次長ということで登用することにしました。また東京事務所の所長補佐、これは係長級でありますが、女性職員を初めて登用するといったようなことで、意欲と能力がある若い女性職員の登用を積極的に進めることにしたわけです。こうしたことによって、事務職の係長以上の職員は36名となりまして、昨年の登用と比べて2名多くなっております。皆さん2名ぐらいと思うかもしれませんが、次のページをご覧いただきますと、私の就任以前の平成16年4月の数字ですが、18人で、今回は36人と無理に合わせたわけではありませんが、ちょうど2倍になっております。たまたま部長クラスのお二人が今回勇退されたわけですが、次々有能な若い女性が育っており大変頼もしく思っております。また前のページの(4)をご覧いただきますと技術職でも厚生センターの支所長とか次長職に従来の登用年齢よりも若い保健師を抜擢してそれぞれがんばってもらうことにしております。

 次に、試験研究所長への地元職員の登用ということでありまして、ここにありますように、農林水産総合技術センターの食品研究所長と水産研究所長にそれぞれ精通した地元県職員が育ってきましたので、これらの職員を登用するということであります。食品研究所は平野さん、今まで副所長だったのですが、今度所長になる。地元の職員が所長を務めるのは7年ぶりということであります。また今度水産研究所には佐藤さん、今まで副所長だったのですが、これも地元の方がなるのは3年ぶりということであります。なお、ここには書いておりませんが、水墨美術館の館長にも地元の方が育ってきましたので、今副館長の柳原さん、この方を館長にするということにしておりまして、水墨美術館は平成11年にできたわけですが、11年経って学芸員の方が育ってきているということであります。

 次に6番目でありますけれども、若手職員の本庁と出先機関での積極的な人事交流等を進めていきたいということで、昨年に引き続いて初めて異動時期を迎える若い職員7人について人事交流をやって、できるだけ多面的にキャリア形成をしてもらう、また出先機関の職員の若返りを図る。なるべく若いうちに現場で多くの県民の皆さんと接触して経験を積むということが大事だと考えております。
また、7番は職員の政策形成能力の向上と意識改革の積極的な推進ということでありまして、これまでもやってきておりますが、総合商社、あるいは中央省庁に職員へ派遣する、また北東アジア地域自治体連合事務局、これは韓国に事務局がありますけれども、ここをはじめ、中国、韓国、ロシアの海外機関等に職員を派遣するということにしております。また昨年もやりましたが、新任の課長補佐、係長及び出先機関職員と私との親しい意見交換会等も引き続きやりまして、できるだけ新たな政策形成に向けた職員の意欲的な参加、また意識改革を進めたいと思います。
 以上で私からの説明を終わりたいと思います。

2 質疑応答

○記者
 県政の重要課題はいろいろ書いてありますが、この体制で新年度を迎えるにあたって、特にこれに取り組みたいというものをいくつか教えてください。

○知事
 今年の県政の重要課題ということでありますけれども、これは先般の県議会でも随分議論になりましたけれども、一つは厳しい雇用環境が続いていますので、しっかり中小企業の倒産を防ぐ、また雇用を確保することに全力投球したいと思っております。また、もう一つは、大変厳しい環境に緊急に対応することも重要ですが、大変厳しい時であるからこそ、10〜20年後の日本、富山県を考えて、今から、将来の飛躍のために様々に手を打っていく必要があり、これは産業、経済、医療・福祉等にいろいろ課題があり、人員配置については、今回組織改革に絡んだことを中心にお話ししておりますけれども、そうした分野にしっかりと人材を配置するよう心がけたつもりであります。
 なお、今回の人事異動で言えば、何といっても部局長は大事でありますから、例えば今の生活環境文化部長は、ぜひ射水市の副市長にということで、そこにいっていただいたわけでありますけれども、後任は、新川さんをそのポストに就けて、またその後任の東京事務所長には島崎さん、ということで、こちらからお願いしたわけではなくて市や町からぜひ欲しいと言われる人材を逆に言うと県の部長クラスに置いているとも言えるわけで、そのためにいつも適材適所で、若返りも図ってやっていきたいと思います。それから分野で言えば、当面の問題と将来に備えて、とそれぞれ大切なのですが、人事異動で目立ったことで言えば、こういう厳しい諸情勢の中で高齢化なども進み、また少子化・子育ての問題もありますので、医療・福祉の分野で、行革の最中ではありますけれども、厚生部の次長を、あえて2人制を3人制にするとか、全体として人員を減らしている中で、中央病院の看護師さん等を大幅に増やすとか、子育て支援関係の職員を増やすとか、またイタイイタイ病資料館等についても職員を4人配置して対応するなど、私が進めている県政、県民の皆さんの医療・福祉をはじめとした切実なニーズにはしっかり対応していこうと、行政改革は進めながらもそうした点は重視しようという姿勢は出ていると思います。また同時に、ふるさと文学の振興もこの2〜3年越しに議論してきましたが、基本調査をやりましても、またタウンミーティングや県議会でのご意見を聞いておりましても、皆さん厳しい時だからこそ、心のゆとりとか安らぎ、あるいは文学に改めて親しみ学んで、心身面でも心の元気を持ちたいというニーズも高いので、ふるさと文学振興についても幅広い文化振興の一環として、またこれは同時にふるさと教育の充実にも絡むのですけれども、進めていきたいということであります。また、いよいよ北陸新幹線も、並行在来線の問題も含めて、これまでもいろいろな重要な節目があって、国や沿線の他の県知事さんともお話をしながら、何とかそれなりに良い形になりつつあると思いますが、開業まであと4年ということで、しっかり対応していくということで、先ほど申し上げた体制整備を図ったわけであります。

○記者
 今回の課長・班長の登用人数はいわゆるプロパーの方で、中央省庁からの出向の方は含めていないという意味でしょうか。それともそれを含めた人数でしょうか。

○知事
 今回登用したという意味では地元の人ですが、数字の中にはこれまで去年、一昨年に来た人で若い人も入っていると思います。ただ、中央省庁から来ていらっしゃる人の数というのは例えば10年程前から比べると大分減っていますから、今回の異動の人は地元の方ですし、地元の若手職員の積極的な登用というのは今説明したとおりだと思います。

○記者
 知事就任前から比べて、女性の係長以上、管理職と言っていいかわかりませんが、これは民間で言うと管理職の立場にある方が倍増して36人になりましたが、一般的な係長級以上の職員に占める女性職員の割合は出ていますでしょうか。

○知事
 これは後ほど人事課に聞いていただきたいと思います。資料の表では真ん中に「管理職計」(10名)とあるのが管理職の人数ですが、民間では係長さんも管理職的なところがあると思いますが、県では、課長級以上が管理職という言い方をしております。3〜5年後にはさらに女性の登用は増えると思います。結局係長、課長補佐、課長になる適齢期の人がまだまだ少ないのですね。その先になると誠に多士済々になると思います。そういうことでさらに増えていくと思います。また積極的に意欲・能力のある女性は、もちろんこれは女性だけになると逆の男女差別になりますが、登用していきたいと思います。

○記者
 昨年の会見では、現時点で最強の布陣とおっしゃっていましたが、今回はどうでしょうか。

○知事
 人事異動で一つ心がけているのは、県庁は、県民全体に奉仕する公務員の世界でありますので、県民の目線からしっかりした良い仕事をする、しかも意欲を持ってする、こういう人を登用しようと心がけておりまして、かつ同時に、私も職員を、部長さんや課長さんや、時には係長ともお話をしますので、この人よくやっているな、などいろいろ思いますが、公正公平でなければいけないと思いますので、そういうことを心がけて、今回の人事をやりました。そういう意味では、今回も今の時点での諸条件を考えれば、適材適所で、やはり最強の布陣であると思います。

○記者
 女性の登用に関して、部長、次長級がいなくなったのは何年以来になりますか。また退職者の数、再任用の数はいかがでしょうか。

○知事
 今はこの資料の平成16年4月までしかないので、後で調べたいと思います。ただご理解いただきたいのは、それにふさわしい年齢の方がたまたまここにいらっしゃらないということで、今度も室長級で上げた方は、男女通じて同期のトップで昇進しておりますので、誤解のないようにしていただきたいと思います。
 なお、退職者の数は258人で、再任用は、新規採用56名、異動48名の計104名です。

○記者
 交通政策の関係で、新幹線、航空、地域交通・並行在来線を分けて担当課長制になりましたが、これに関連して、昨日東京での国交省のヒアリングでJR西日本の佐々木社長が、ローカル線、枝線は経営が非常に厳しいため、今後地元と協議していきたいという旨の発言がありましたが、この枝線の問題については現在どういう認識で、この後JRと協議する動向はあるかどうかお聞かせください。

○知事
 佐々木社長の発言は、そばで聞いていたわけではなくて、報道でしか聞いていないので、それについてあれこれは差し控えたいと思いますが、あえて言いますと、枝線は富山県で言うと、城端線、氷見線になるのだと思いますが、これまでの整備新幹線の政府与党合意では、いわゆる並行在来線は新幹線ができたら基本地元が引き受けるとされたものとは明らかに違いますので、そういう意味では、新幹線関連のテーマとしてご発言があったようですが、若干そういう位置づけから言うとちょっと違う場での発言かなと思います。いずれにしても、そうした路線も含めて、県民の日常の足ですから、できるだけ安定的に維持できるように努力していくということでありますし、また、関係者の皆さん、鉄道事業をやられる方も含めて、こうした問題については、いくら民営化されたと言っても、国民の足の確保は公共的な重要な役割を担っていらっしゃるはずですから、十分こうしたことに配慮した対応をしてもらいたいと持っております。

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