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知事の県政レポート【平成19年度】

2016年10月24日

知事室 目次

県政レポート第39号[平成19年4月20日]

 こんにちは、富山県知事の石井隆一です。

てんこもりを試食する知事 このほど、県農業技術センターが育成していた水稲新品種「富山67号」の名称が「てんこもり」に決まり、国へ品種登録と商標登録の申請を行いました。品種名については、一般公募を実施し、県内外から応募のあった1,909点の中から選考されたもので、「てんこ」は富山弁で「てっぺん」、「頂」を指し、「富山のきれいな水、肥沃な大地、生産者の情熱などを詰め込んだ米をイメージさせる」などの理由で選ばれました。
 「てんこもり」は、成熟期がコシヒカリより7日間程度遅く、直播栽培に適した晩生(おくて)品種で、食味は、ねばりがあってコシヒカリに匹敵するおいしさと高く評価されています。私も4月12日の記者会見で試食しましたが、歯ざわりもよく、大変おいしく感じました。
 今後は、中生(なかて)の「コシヒカリ」を中心に、富山オリジナルの早生(わせ)の「てんたかく」、今回開発された晩生の「てんこもり」の普及拡大を図ることにより、富山米のブランド力を一層高めてまいりたいと思います。

 それでは、前回レポートしました3月29日以降の主な仕事や出来事について紹介します。

清原常務から原発事故の報告を受ける知事 3月30日(火)午後1時、北陸電力の清原邦彦常務が志賀原子力発電所の臨界事故に係る報告書を提出するため、知事室を来訪されました。3月16日の高田副社長の来訪時に、私から事故の徹底的な原因究明及び再発防止策の確立と確実な実行を求めた経緯を踏まえてのことですが、清原常務からは、「一日も早く再発防止策をつくり、県民の信頼を回復するよう努めたい」との北電の対応方針の説明がありました。私からは、「事故の原因究明に係る報告書は拝見させていただき、不明な点は実務者からお訊ねすることとしたい。何よりも重要なことは、二度とこのような事故を起こさないようにすること及び万々一トラブルが生じたときも隠してしまうような企業風土を是非とも改めていただくことである」旨を強調したところです。

西頭会長職務代理と懇談する知事 同日午後1時半、「県総合計画審議会」の西頭徳三会長職務代理(富山大学長)から新しい県の総合計画「元気とやま創造計画」を答申していただきました。新しい計画では基本目標を「人が輝く元気とやま」とし、活力、未来、安心の3分野に55の重点施策が盛り込まれています。施策ごとに達成度をはかるための参考指標も設けるなど、具体的な計画となっており、実現に向けて精一杯努力したいと考えています。

南日会長から提言書を受け取る知事 同日午後2時半、「県科学技術会議」の南日康夫会長(県新世紀産業機構科学技術コーディネーター)から新科学技術プラン改訂についての提言をいただきました。提言においては、研究成果の実用化・産業化の推進、知的財産の活用推進、研究人材育成の一層の強化などの観点から見直しが行われ、重点推進研究分野に「ロボット技術」を加えるなどプランの改訂案を示していただきました。今後は、いただいた提言をもとにさっそくプランを改訂し、ものづくり・ロボット技術、バイオ、IT、深層水をはじめ、本県の特色を活かしたオンリーワンの技術開発や人材の育成確保など、科学技術の振興に取り組んでいきたいと考えています。

塚原前出納長の退任見送りの様子 同日夕方、県庁正面玄関で職員の皆さんとともに、塚原鐵二前出納長の退職に際しての見送り式に参加しました。塚原さんは、生活環境部長を務めるなど県職員として36年間、出納長として2年間、合わせて38年間に亘って県庁に勤められました。行政手腕に優れ、温厚でソフトな人柄の方で、私もいろいろとご助力をいただきました。これまでのご尽力とご業績に感謝し、これからもご活躍されるよう祈念しました。

栗山理事長に引継書を渡す知事 3月31日(土)午後、流杉老人ホームで同ホームの移管に伴う引継式が開かれました。流杉老人ホームは、県内の草分け的な老人ホームとして昭和38年に開設され、44年間県立の老人福祉施設として運営されてきました。一方で、全国的にこのような老人ホームは大部分が民営で実施されている状況もあり、「県社会福祉施設のあり方懇談会」の報告などを踏まえ、昨年6月の県議会で、民営化のための条例について議決をいただきました。その後、入所者やそのご家族の方々のご理解、ご協力、さらに施設職員の前向きな協力を得るべく努力するとともに、新たな経営主体となる社会福祉法人の公募と選定などの準備を重ね、この日を迎えることができました。
 4月1日からは、新たに社会福祉法人光風会(栗山基通理事長)が運営する民営の「ながれすぎ光風苑」としてスタートしました。式では、入所者代表の方々や地元住民の皆さんが見守る中、私から「皆さんから民営化してよかったと思っていただけるような運営をお願いしたい」とご挨拶し、栗山理事長に引継書をお渡ししました。また、入所者の方々の生きがいや生活福祉向上のために色々とご尽力いただいてきた踊りや生け花の会や自治会などの皆さんにあらためて感謝を申し上げるとともに、民営化された後も、引き続き入所者に温かいご支援をいただければ大変有難い旨をお話ししました。

幹部職員に対して年度初めの訓辞を行う知事、新任職員に対して講話を行う知事 4月2日(月)午前9時から4月1日付け人事異動に伴う辞令交付式を行った後、午前11時半から県庁大ホールで幹部職員に対して年度初めの訓辞を行いました。
 その際、知事就任以来取り組んできた「財政再建と元気とやまの創造の両立」が職員の皆さんのご努力、ご協力により概ね軌道に乗り、展望も開けつつあることを感謝するとともに、今後とも、(1)県民奉仕の精神に徹すること、(2)時代の変化を先取りし攻めの姿勢で職務に取り組むこと、(3)明るく風通しのよい職場づくりに努めることを要請しました。
 また、午後からは、新規採用職員の皆さんに対しても、私自身の元気な富山県づくりの考え方、県政運営の基本姿勢、県職員としての心構えなどをお話ししました。なお、新採職員の中から最近読んだ本のうち1冊を推薦してほしい、との要望がありましたので、「生き方」(稲盛和夫)、「十歳のきみへ」(日野原重明)及び「ローマ人の物語」(塩野七生)を挙げたところです。

清原常務と原発事故等について話をする知事 4月6日(火)午後1時、北陸電力から清原邦彦常務が知事室を来訪されました。清原常務からは、今回の志賀原子力発電所の臨界事故等についてのお詫びと、事故等の原因分析の上で、抜本的な再発防止対策として、(1)隠さない企業風土づくり(隠さない仕組みの構築、企業倫理最重視への意識改革など)、(2)安全文化の構築(経営トップからの「安全最優先」の強力な意志表明、原子力を支える体制づくり、安全・品質管理の強化など)に取り組むとの説明がありました。私からは、「県民の中には不安を持つ人も多いので、信頼回復を図るためにも、再発防止策を確実に実行していただきたい」とお話しました。

派遣報告及び出発激励式で挨拶する知事、職員を激励する知事 4月9日(月)午前、県庁で「能登半島地震に係る県職員派遣者報告及び出発激励式」が開かれました。能登半島地震により石川県の七尾市や輪島市などで大きな被害が発生したことから、被災地復興支援のため、災害当日(3月25日)に災害航空ヘリによる被害状況調査に7名の職員が従事したのをはじめ、これまで厚生部、土木部、農林水産部の技術職員など延べ86名の職員を派遣することにしました。
 式では、職務を終えて帰県した厚生部と土木部の職員12名から報告をいただき、ねぎらいのご挨拶をするとともに、これから農業施設の調査等のために現地に出発する農林水産部職員16名を激励しました。

木村監督と懇談する知事 4月10日(火)午後、映画「劔岳」の監督木村大作さんが知事室を訪問されました。この映画は、新田次郎の「劔岳・点の記」を原作に、日露戦争直後、当時前人未到だった劔岳に三角点を埋設しようと山頂を目指した陸軍測量官柴崎芳太郎のドラマを雄大な自然とともに描くものです。木村監督は、この日からロケをはじめ、本物の場所でいい映画をつくりたいと話されました。秋頃から本格的な撮影に入り、平成21年に封切り予定となっています。映画に描かれる測量官たちが地道な努力を続ける姿は、富山の県民性に通じるところがあり、私としてもいつまでも記憶に残る素晴らしい映画作品となることを期待しています。

荻野選管委員長が当選証書を付与する様子 4月11日(水)午前、県議会議事堂で「県議会議員当選証書付与式」が開かれました。式では、県内の県議選13選挙区で当選された40名の方々に対して、荻野幸和県選挙管理委員会委員長から当選証書が手渡されました。私も出席し、お祝いを申し上げました。

現場ミーティングで職員と意見交換する知事 4月12日(木)午後、富山市内で「知事の現場ミーティング」を行いました。県職員が各分野の県行政に的確に取り組んでいくためには、私も含め職員全体が富山県の当面する課題や対処の基本方向、将来ビジョンを共有するとともに、県民の身近で行政を担っている現場の声を迅速、的確に県政に反映していくことが重要です。このため、私自らが、現場に赴き職員を激励し、県政をめぐる諸情況、県政運営の基本的な考え方、今後の展望などを述べるとともに、職員との意見交換を行うこととしたものです。
 その第1回目をこの日富山総合庁舎で開きました。まず主要出先機関の所長から業務内容の説明を受けた後、私から富山地区26出先機関約80名の幹部職員に対して、上記の趣旨によるお話をするとともに、現場で一所懸命汗をかいている職員を激励をしました。その後、技術専門学院、富山市久郷地内の公害防除特別土地改良事業現場、富山市安野屋の富山大橋架替工事現場を視察し、夕方には、出先機関の各所長との交流会も行いました。

袁(エン)社長と懇談する知事、台湾旅行業者訪問団の皆さんを前に挨拶する知事、訪問団の方と記念撮影する知事 4月16日(月)午後、香港で最大の訪日団体取扱いの旅行会社であるEGLツアーのピーター・袁(エン)社長が知事室を訪問されました。今回、立山黒部貫光(株)の招待を受け、立山黒部アルペンルート全線開通セレモニーに参加されるために来県されました。袁社長からは、今後とも、立山など富山の魅力を積極的にPRし、誘客に努めたいとのお話しがありました。
 この後、台湾旅行業者等招聘事業による訪問団の皆さんに表敬していただきました。訪問団には、団長の中華航空台北分公司の唐慧明経理をはじめ、台北や高雄の旅行業など20名の方々に参加していただきました。中華航空では、今月から6月末までの間に、台北−富山間のチャーター便は22便、高雄−富山間は11便の運航を決定していただいているところであり、昨年にもまして観光客誘致が促進されることを期待しています。

検討会で挨拶する知事 4月17日(火)午後、県庁で「県立大学短期大学部のあり方検討会」が開かれました。県立大学の短期大学部は、昭和37年に設置された県立大谷技術短期大学を前身として、ピーク時には6学科を設置していましたが、現在は環境システム工学科のみとなっています。また、卒業生の進路をみると四年制大学等への編入学が56.9%で「四年制大学へのバイパス化」が顕著となっています。
 一方、県立大学の4年制については、昨年4月から従来の2学科から4学科に充実され、地元経済界などにも好評とされています。
 こうした状況を踏まえ、県立大学全体がさらに飛躍できるよう、短期大学部の今後のあり方について、各分野でご活躍の皆様から幅広くご意見をいただくため、検討会を設置しました。
 会議では、座長に南日康夫さん(元筑波大学副学長)が選ばれ、今後、4年制への移行などを含め、短期大学部が目指すべき方向や具体的な改革案などを検討いただき、7月を目途に提言をまとめていただくこととなりました。

現場ミーティングを行う知事 4月17日(火)午後、第2回目の「知事の現場ミーティング」を行いました。今回は、富山市内にある消費生活センター、県民共生センター、県立中央病院、総合衛生学院、富山児童相談所を訪れ、現場を巡視するとともにそれぞれの所長又は院長から業務内容の説明や現場の意見をお聞きしました。また、夕方には、富山地区の19出先機関の各所長との交流会も行いました。

懇談会で挨拶する知事 4月18日(水)午前、県民会館で「県女性相談センター整備懇談会」が開かれました。私もご挨拶のため出席し、「県女性相談センターについては、富山市花園町にある現施設の老朽化が著しいことは就任当時、ご意見をいただくことがあり、早速現地をみて課題として認識していたが、他方で県財政が極めて厳しい事情であることが判明したため、どのように対処すべきか苦慮してきた。今回、財政再建の道筋がみえてきたことから、いくつかの案を、関係者の方々のご意見をお聴きしながら検討し、旧婦中町の宮ヶ島の富山西警察署隣接地に移転新築することとした。県産材を使うなど温もりのある施設としたいと考えているが、この機会にできるだけ幅広いご意見をお伺いし、DV被害などに直面した女性やその家族が安心して過ごしやすい施設となるよう、この懇談会を設置することとした」旨をお話しました。
 会議では、会長に宮田伸朗富山短期大学教授が選ばれた後、県から施設整備の基本的な考え方等について説明しました。
 私自身は他の公務で途中退席しましたが、委員の皆さんからは、「施設設計にあたっては、当事者の目線に立って設計してほしい」、「警察、児童相談所、民間団体等と連携してDVに取り組む体制を充実してほしい」などのご意見をいただいたとの報告を受けました。

文化芸術懇談会でパネル・ディスカッションを行う様子 4月19日(木)午前、この4月1日に就任されたばかりの青木保文化庁長官にご来県いただき、国宝・瑞龍寺や国重要文化財・勝興寺、山町筋等をご視察いただきました。私も瑞龍寺の視察に同行しました。瑞龍寺では、四津谷道昭住職の案内で、同長官とご一緒に山門や仏道、法堂などの説明をお受けしました。瑞龍寺を含め近世高岡の文化遺産群の世界文化遺産への登録が早期に実現するよう、高岡市の皆さんとともに県をあげて努力していきたいと考えています。
 午後からは、ウィング・ウィング高岡で文化庁主催の「文化芸術懇談会」が開かれ、青木文化庁長官と県内文化関係者等が「文化力で地域から日本を元気にする」をテーマにパネル・ディスカッションを行うなど、地域の文化力などについて熱心な議論がなされました。私も冒頭出席し、ご挨拶をしました。

開会式で参加の園児らと記念撮影する知事 4月20日(金)午前、砺波市で「となみチューリップフェア開会式」が開かれ、出席し、祝辞を申し述べました。今年の同フェアは「花・水・散居村」をテーマとし、砺波チューリップ公園を主会場に450品種100万本のチューリップが咲きそろいました。まだ、つぼみのチューリップも見受けられましたが、初日から好天に恵まれ、観光客が次々と訪れていました。

来賓の皆さんと日展富山展を鑑賞する知事 同日午後、県民会館で「日展富山展」の開会式が開かれました。日展は今年、前身の文展から数えて100年目の節目を迎え、会場には日本美術の中核を担う作家の作品など395点が展示されました。開会式には、県内の美術関係者や市町村長など約150人の方々が出席されました。私も出席し、祝辞を申し述べ、梅沢北日本新聞社長、橋本堅太郎日展理事長、森富山市長や橘高岡市長とともにテープカットを行いました。その後、皆さんと一緒に鑑賞しましたが、日展の歴史と伝統とともに、新しい時代の息吹を感じさせる優れた作品が多いように感じ、また、県内作家の方々の力作も多く、大変うれしく、心強く感じました。

 なお、その他のものを含め、この間の仕事や出来事を一覧表にしてまとめましたので、ご覧ください。

<平成19年3月30日から4月20日までの概況>
3月30日(金) ・永年勤続職員表彰
・清原邦彦北陸電力常務から原発事故の報告
・新総合計画「元気とやま創造計画」の答申の手交
・県科学技術会議から県科学技術プラン改定の提言
・塚原鐵二出納長の退任見送り
3月31日(土) ・暮らしやすい地域づくりをめざす講演会
・流杉老人ホームの民間への移管に伴う引継式
4月2日(月) ・4月1付け人事異動に伴う辞令交付式
・幹部職員への訓示
・労働委員との昼食懇談会
・新規採用職員への講話
4月3日(火) ・鉄道運輸機構山崎北陸第二建設局長新任挨拶 他
4月5日(木) ・庁議
4月6日(金) ・「徳川の姫君−華麗なる世界」開会式(水墨美術館)
・清原憲一北陸電力常務の来訪
・映画「不都合な真実」試写会(フォボーレ東宝)
4月8日(日) ・県議会議員選挙投票日
4月9日(月) ・能登半島地震に係る県職員派遣者報告及び出発激励式
4月10日(火) ・県警察学校落成記念式典
・映画「劔岳」監督木村大作氏の表敬
4月11日(水) ・県議会議員当選証書付与式
4月12日(木) ・庁議
・定例記者会見
・知事の現場ミーティング(富山1)
4月14日(土) ・JA県女性組織協議会通常総会
・高岡ライオンズクラブ認証50周年記念式典(高岡市)
・とやま自遊館開館10周年記念パーティ
4月16日(月) ・地域産業活性化協議会
・香港EGLツアー袁社長の表敬
・台湾旅行業者等招聘事業参加者の表敬
4月17日(火) ・富山県立大学短期大学部のあり方検討会
・知事の現場ミーティング(富山2)
4月18日(水) ・県女性相談センター整備懇談会
・(財)とやま国際センター理事会
・不二越視察
4月19日(木) ・青木文化庁長官の瑞龍寺等視察の同行等
・文化芸術懇談会(ウィング・ウィング高岡)
4月20日(金) ・2007となみチューリップフェアオープニングセレモニー
・日展富山展

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