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知事の県政レポート【平成19年度】

2016年10月24日

知事室 目次

県政レポート第41号[平成19年6月18日]

散居村の様子 こんにちは、富山県知事の石井隆一です。

 このたび県では、富山らしさを有し、県民が愛着と誇りを感じるとともに、将来にわたって守り育てていきたいと思う有形、無形の資源や活動を「とやま未来遺産」として選定し、県民の皆さんの自主的・主体的な取組みを通じて、新たな地域の魅力創造や地域全体の活性化を図ることとしました。
 平成18年11月から19年2月まで第1次公募を行ったところ、小学生から80歳代の方まで幅広い年代層の県民の皆さんから合わせて283件の推薦をいただきました。いただいたご意見をもとに6月8日に「とやま未来遺産選定委員会」が開かれ、「飛越地震(安政の大地震)を記憶に留める常願寺川」、「となみの散居村」など13件が「とやま未来遺産」として選定されました。
 今後は、これらの「とやま未来遺産」を県内外に広くPRするとともに、県において新たな補助制度を創設し、「とやま未来遺産」を活用した住民・団体による地域活動を積極的に支援していきたいと考えています。

 それでは、前回レポートしました5月21日以降の主な仕事や出来事について紹介します。

村井長野県知事と懇談する知事、懇談後、小布施町を視察する様子 5月22日(月)午後、長野市で村井仁長野県知事との懇談会を開きました。北陸新幹線の整備促進、広域観光の連携・推進、医師確保対策、クマ対策、地方分権の推進などについて話し合い、大変有意義でした。
 特に、村井知事には、昨年9月のご就任以来、難航していた長沼地区(長野市)の北陸新幹線の用地交渉の早期解決へのご尽力をお願いしておりましたが、多くの課題がある中で、円滑解決に向け着実に成果をあげていただいていることに厚くお礼を申し上げたところです。
 また、広域観光では、例えば「木曽義仲出世街道」といった新観光ルートを打ち出せないものか、といった提案のほか、立山・黒部地域の世界文化遺産への登録に向けた富山県の調査、準備の取組みについてもお話し、ご協力を要請しました。
 木曽義仲については、村井知事のご尊父が木曽出身だったということもあって大河ドラマの台本になるような良い本がないか、といった話題で盛り上がりましたし、立山・黒部の世界遺産については長野県としても協力したいと好意的なお話をいただきました。
 懇談後、栗饅頭や北斎の絵画館などを中心に、観光のまちづくりに成功した町として著名な小布施町の視察をさせていただきました。小布施町の市村良三町長にご案内いただき、また思いがけず魚津から観光バスで来ておられた富山県民の皆さんにも出会いお話する機会もあり、大変ありがたく感じた次第です。
 また、今後とも、両県知事の懇談会を継続的に開催し、来年は富山県で開くことで合意しました。

式典で表彰を行う知事、少年団の皆さんと記念植樹を行う知事、出席の皆さんとの記念撮影 5月23日(火)午前、黒部市の宮野運動公園で「とやま森の祭典」が開かれ、花と緑の少年団、森林・緑化・農業・漁業関係者など約2,000人の皆さんが参加されました。式典では来賓の方々のご挨拶や緑化功労者などの表彰に引き続き、黒部市の地元企業5社による「企業の森づくり宣言」も行われました。
 式典後、私も来賓の方々や花と緑の少年団の皆さんとともにウラシロガシを記念植樹をしました。また同時に、県内の漁業関係者と岐阜県飛騨地域との「交流の森」づくりの植樹や一般参加者の皆さんによるサツキ、ツツジなどの苗木約550本の植樹なども行われ、豊かな森づくりに向けて思いを新たにしました。

YKKAP価値検証センターで担当の方から説明を受ける知事ら 5月24日(木)午後、黒部市のYKKAP荻生製造所で「YKKAP価値検証センター・オープニング」のセレモニーがあり、私も出席し、お祝いのご挨拶をしました。このセンターは、商品の使い勝手などを生活者モニターと検証する「生活者検証」やさまざまな使用状況を再現する「実環境検証(風・雨・砂塵など)」などを行い、生活者の視点から窓やドアなどの商品価値を検証する施設です。また、吉田忠裕社長からは、商品開発に役立てるとともに、将来的には産業観光の施設として一般にも開放するとのお話もありました。YKKグループではすでに昨年7月からYKK黒部事業所の産業観光ツアーが行われていますが、これに価値検証センターが加わることになれば、ますます魅力あるツアーになると考えられ、大いに期待しています。

市町村長会議で挨拶する知事 5月25日(金)午後、県民会館で「市町村長会議」が開かれました。まず、私から最近の地方分権の動きなどを含めご挨拶し、県の部局長から市町村消防の広域化、「くらしたい国」づくり、医師・看護職員確保対策等についてご説明をしました。その後の意見交換では、市町村長の皆さんから世界文化遺産の取組み、神通川の流木被害対策、看護師の確保対策などについてのご意見をいただきました。

開会式で選手の皆さんから宣誓を受ける知事 5月26日(土)午前、富山市総合体育館で「県民スポーツ大会合同総合開会式」が開かれ、主催者としてご挨拶をいたしました。
 従来、富山県では、県民体育大会、県民スポーツ・レクリエーション大会、スポーツ少年団総合交流大会などさまざまなスポーツ大会が開催されてきました。一方で、最近、県民の皆さんから「少子高齢化社会の中でシニア世代の参加ができる大会が少ない」、「市町村合併で郡市の枠組みが変わり、地域対抗戦等の実施が難しくなっている」などの意見が寄せられるようになっています。また、県内各地で総合型地域スポーツクラブ等が設立されたことなどもあり、県民のスポーツへのかかわり方が変化してきています。そのため、県内で行われている種々のスポーツ大会のあり方の検討、見直しを行い、より多くの県民の皆さんが参加できる総合的なスポーツ大会として新しく開催することとし、3年間かけて移行することで概ね関係者の皆さんの合意が得られたところです。
 今回の合同総合開会式は、その見直しと総合化の第1ステップとして開催されたもので、県内144のスポーツ団体の代表入場、団体発表等がなされたほか、ニュースポーツ等の体験教室も開催され、約3,000人の県民の皆さんに参加していただきました。

記念式典の様子 5月26日(土)午後、県民会館で県保育士会(谷内早苗会長)の「結成50周年記念式典」に出席しました。県保育士会は、昭和33年に「県保母の会」として発足した後、平成11年に名称変更を行い、これまで地域に根ざした子育て支援活動、保育に従事する方々の資質向上等に取り組んでこられました。この日の式典には、約1,200人の会員の方々が出席されていました。私からは、昨年来、一般のタウンミーティングとは別に、子育てミーティングを県内各地で開催し、県民の皆さんのご意見をお聴きしているが、その際、どの地域でも子どもたちの幸せを守る、愛情を持ってしっかり育てていこうという志や情熱を持った保育士さんが多数おられることを知り、心強く思ったこと等をお話し、保育士会の益々のご発展をお祈りする旨の祝辞を申し述べました。

タウンミーティングで挨拶し、参加者の皆さんと意見交換する知事 5月27日(日)午後、高岡市の高岡エクールで「タウンミーティング」を開きました。「少子高齢化社会の福祉・医療について」がテーマでしたが、約170人の方々に参加いただきました。
 最初に私から、県の財政再建、行政改革の取組み、平成19年度予算と少子高齢化をめぐる本県の取組み、医師や看護職員の確保対策、医療制度の見直し、健康づくりの推進、少子化対策、子育て支援、高齢者福祉施策などについて説明し、その後、会場の皆さんと対話しました。
 まず、医療、福祉、子育ての分野で活躍しておられる方として、高岡市医師会長の深島丘也さん、高岡市民病院長の沢崎邦廣さん、いそべ居宅介護支援事務所管理者の石黒朱美さん、NPO法人くれよん代表の柴安津子さんから、病院における医師や看護職員の確保対策、在宅医療の提供体制の整備、地域介護サービス充実のための条件整備、子育ての素晴らしさの啓発などについてのご意見をいただきました。
 また、参加された県民の皆さんからも、看護職員養成への支援充実、地域で支えあう福祉、障害者に配慮したがん検診システムなどについてご意見をいただきました。

尾身財務大臣、冬柴国土交通大臣に対して要請活動を行う知事 5月29日(火)午前、東京で「北陸新幹線建設促進大会」が開かれました。大会には、北陸新幹線建設促進議員連盟会長の森喜朗元総理や県在住国会議員の皆さんをお招きし、沿線自治体の関係者など約300人の方々が参加されました。私も出席し、北陸新幹線建設促進同盟会長としてご挨拶し、一日も早い全線開通をお願いしました。
 また、大会後、「北陸新幹線建設促進同盟会」の総会が開かれ、引き続き、私が同盟会の会長に再任されました。
 また、昼12時から自民党本部で「自民党北陸新幹線建設促進議員連盟」の緊急総会が開かれ、私も出席しました。緊急総会では、31日に開かれる与党整備新幹線建設促進プロジェクトチームにおいて金沢−敦賀間の工事認可や長野−金沢間の早期開業のほか、国の新幹線事業費を年間3,000億円台に引き上げるよう求めることなどが確認されました。
 この後、午後1時から、谷本正憲石川県知事、西川一誠福井県知事とともに、尾身幸次財務大臣、冬柴鉄三国土交通大臣など関係省の首脳、幹部をお訪ねし、北陸新幹線の整備促進を要望しました。

会議で挨拶する知事 5月30日(水)午後、県庁で「県水と緑の森づくり会議」が開かれました。会議では、私が議長を務め、事務局から「水と緑の森づくり税」を財源とした事業や「里山再生整備事業」及び「みどりの森再生事業」の実施計画についてご説明した後、「県民による森づくり提案事業」について審査していただきました。提案のあった事業は、親子森づくり探検ツアー、森づくりフォーラム、里山再生プロジェクトなどの15件でしたが、審査の結果すべて採択され、計8,573,600円を助成することになりました。なお、委員の中から、一部事業については提案団体に対しボランティア活動としての事業の性格に鑑みて経費節減の一層の努力を求めるべきとの意見が出され、その趣旨にそって事務局である県が一層努力することとされました。
 今後とも、県民の知恵とエネルギーを結集し、30年から50年先を見据え、本県の森づくりが富山らしく、また、全国のモデルとなるよう取り組んでいきたいと考えています。

会議で発言する知事 5月31日(木)午前、東京の自民党本部で「真の地方財政の確立と地方の活性化をはかる会」(会長 野田毅・元自治大臣)が開かれました。この会は、三位一体改革後の地方分権のあり方などを検討するため、自民党有志議員により新たに組織されたもので、この日の会議には、野田会長のほか、森喜朗元総理、河合常則総務大臣政務官など20名余の国会議員の方々が出席されました。
 今回、私が全国知事会の地方税制小委員会委員長を務めていることもあり、地方財政の現状や地方の活性化、格差是正等についての説明をしてほしい、との要請をいただきました。そこで、私から地方財政の厳しい実情、地方分権と地方税財源の充実強化に向けての全国知事会の取組み、地方の国民が希望が持てる地域づくりを可能とするための税の格差是正策や地方交付税の確保・充実などについて、地方分権推進の理念に沿った具体策の実現を是非お願いしたい旨をお話ししました。

プロジェクトチームの初会合の様子 同日午後、東京永田町の議員会館で、かねて早期の立上げを要請し、働きかけてきた「与党整備新幹線建設促進プロジェクトチーム」の初会合が開かれました。会議では、まず、座長に自民党整備新幹線等鉄道調査会長の津島雄二衆議院議員、副座長に公明党副代表の井上義久衆議院議員(富山市出身)が選ばれ、その後、新幹線計画沿線の12道県知事からの要望を受けていただきました。
 私からは、長野−金沢間の早期開業、金沢−敦賀間の工事実施計画の一括認可と建設促進、新幹線事業費の3,000億円台への引き上げ(19年度2,637億円)、新幹線の地方負担の軽減のための財政資金措置の拡充等を要望しました。また、あわせて並行在来線について、関西から信越、東北、北陸から東北、北海道への広域物流機能を維持するためにも国が責任を持って経営が成り立つようなスキームを考えてほしいと意見、要望をしました。

来賓の皆さんと県美術展を鑑賞する知事 6月2日(土)午前、県民会館で「県美術展開会式」が開かれ、出席し、ご挨拶しました。県美術展では、今年から県展会員の招待作品や前年の大賞受賞作の146点については近代美術館と水墨美術館で展示されることになり、県民会館では、一般入賞や入選作700点が展示されました。
 テープカットの後、日本画、洋画、彫刻、工芸、書、写真の各部門で招待者の鑑賞と県外審査員による講評が行われました。私も、みずみずしい感性や円熟の技など、多彩な作品を鑑賞させていただきましたが、昨年の越中アートフェスタの影響などもあってか、従来以上に意欲的で新鮮な作品が多いとのことでうれしく思いました。

開講式で挨拶する知事 同日午後1時半、富山市高田の情報ビルで「とやま起業未来塾開校式」(塾長 中尾哲雄富山経済同友会代表幹事)が開かれ、出席し、ご挨拶しました。今年で3年目を迎える開校式には、塾頭の一柳良雄氏、師範の飴氏など錚錚たる教授陣、起業アドバイザーの方々のご参加のもと、23歳から69歳までの3期生31人の塾生が出席されました。今後、11月までの6か月間、起業や新分野進出にかかる知識やノウハウをしっかり学んでいただき、富山県、ひいては日本の将来を担う起業家を目指していただきたいものです。

第八十八豊進丸の写真 同日午後9時頃に県庁に入善町の漁船がロシアの海域で拿捕されたのではないかとの問い合わせがありました。直ちに関係部署の職員が登庁し、外務省、水産庁、漁業関係者等に連絡し、確認をとったところ、カムチャッカ半島東方のロシアの200海里水域において、入善町を本拠地とする中型さけます流し網漁船「第八十八豊進丸」(乗組員17名、うち県人1名)が同日、違法操業の疑いでロシア取締り当局の取調べを受けていることが明らかになりました。

 6月3日(日)午後、政府から同漁船が拿捕され、カムチャッカ半島の港に向けて連行中であるとの発表がありました。きちんとした説明もなく、拿捕・連行とは誠に遺憾なことです。
 これは国と国との外交問題ですから、私は、明日4日(月)に上京し、関係省庁に対し、人道上の見地から拘束された乗組員と漁船の早期返還をロシアへ強く働きかけていただくよう、直接要望することとしました。

 また、同日午後、富山市のカナルパークホテルで自民党の中川秀直幹事長と県内地方団体代表者との懇談会が開かれました。中川幹事長は、自民党県連の定期大会に出席するため来県されたもので、懇談会には、中川幹事長のほか、長勢法務大臣をはじめ県選出の国会議員の方々や仲県議会議長、森市長会長(富山市長)、伊東県町村会副会長(上市町長)などの皆さんが出席されました。私からは、地方財源の確保と財源偏在の是正、北陸新幹線の整備促進、医師・看護職員の確保対策などとともに、ロシアに拿捕された第八十八豊進丸乗組員と漁船の早期返還についても要請しました。
 なお、同日夕方、名鉄トヤマホテルで、佐伯光一富山市市議会議長の就任祝賀会があり、私も、地方自治、消防防災等の面でかねてご縁があることから、出席し、お祝いを申し述べました。

白須水産庁長官に対して要請活動を行う知事 6月4日(月)午前、農林水産省に白須敏朗水産庁長官を訪問し、ロシア取締当局に拿捕された第八十八豊進丸について情報収集に努めるとともに、人道的見地からロシア政府に対し、乗組員の早期解放を要求するようお願いしました。同長官は、「情報の確認を急ぎたい。また、ロシア政府に対して乗組員の解放と漁船の返還を強く求めていきたい」と明言されました。
 この後、小林芳雄農林水産事務次官にもお会いし、同趣旨の要望をしました。同次官も乗組員の解放と漁船の返還に努力したい、ただ、直接の交渉の窓口は外務省になる、と述べられました。

県選出国会議員の皆さんに重要事項等を説明する様子、麻生外務大臣に対して要請活動を行う知事 同日お昼、東京で県選出の国会議員の皆さんに平成20年度の政府等に対する重要要望事項についてご説明しました。今回の要望事項は、「地震防災対策の充実・確保」、「原子力発電所の安全確保」、「世界文化遺産登録及び文化財保護行政の推進」等新規12件を含む51件の要望事項を説明し、実現に向けてお力添えをいただくようお願いしました。

 同日夕方、外務省に麻生太郎外務大臣、谷内正太郎事務次官をそれぞれお訪ねし、ロシア政府に対し第八十八豊進丸の乗組員の早期解放と船体の早期返還を強く求めていただくようお願いしました。麻生大臣、谷内次官ともそれぞれ、ウラジオストックの領事館から職員をペトロパヴロフスク・カムチャツキー港に早速派遣し、乗組員の早期解放等に努力する。筋道を通してしっかり交渉したいと熱意のある回答をしていただき、心強く思いました。

懇親のつどいで挨拶する知事 同日夕方、東京紀尾井町のホテルニューオータニで東京富山県人会連合会(川田忠樹会長)の「懇親のつどい」が開かれました。会場には、綿貫民輔国民新党代表や長勢甚遠法務大臣などの県在住国会議員や県内市町村長などの来賓の方々や会員の皆さん約900人がお集まりになり、ふるさと富山の話に花を咲かせながら懇親を深めました。

総会で議事を進める知事 6月5日(火)午前、東京紀尾井町のホテルニューオータニで「日本海沿岸地域振興連盟総会」が開かれました。会議では、予算、決算の承認や社会資本の整備や国際交流・協力事業の支援拡大などを盛り込んだ「日本海国土軸・環日本海交流圏形成に関する特別決議」が採択されました。また、役員改選では、引き続き私が世話人代表を務めることになりました。
 また、総会終了後、超党派の日本海沿岸地域振興促進議員連盟(会長 綿貫民輔国民新党代表)との合同勉強会が開かれ、山崎朗中央大学教授の講演がありました。

 同日午後、東京の憲政記念館講堂で全国知事会など地方6団体による「地方分権改革推進全国大会」が開かれました。大会には、全国の自治体から首長や議員など約500人が参加し、第2期地方分権の推進、地方交付税の総額確保と機能堅持、地方税源の充実強化と偏在是正を求めた「地方分権改革推進に関する決議」を満場一致で採択しました。
 大会終了後、分家射水市長、魚津朝日町長、仲県議会議長、佐伯富山市議会議長、元島入善町議会議長の皆さんとともに県在住の国会議員の方々をお訪ねし、全国大会で決議された地方交付税の総額確保や地方税源の充実強化などについて要望しました。

設立総会で挨拶する知事 6月6日(水)午後、県民会館で「越中とやま食の王国フェスタ実行委員会設立総会及び第1回実行委員会」が開かれました。
 県ではこれまで、食のイベントとして「食祭とやま」を県内持ち回り方式で開催してきましたが、「富山ならでは」の食の魅力を県内外に強力にアピールするため、これまでの「食祭とやま」を一新し、新たに「越中とやま食の王国フェスタ」を開催することにしました。
 実行委員会では、フェスタの「秋の陣」を、10月28日(土)・29日(日)に富山市のテクノホールで、「冬の陣」を、2月9日(土)・10日(日)にホテルニューオータニ高岡でそれぞれ開催し、「とやまの食のブランド」のテーマ展示、「富山型食生活」モデルメニューの実演・試食、越中とやまの「うまいもん市」などを行うことになりました。

発足会で挨拶する知事 6月7日(木)午後、県民会館で「県レジ袋削減推進協議会発足式及び第1回協議会」が開かれ、出席し、ご挨拶しました。
 県では地球環境温暖化防止に向けて、昨年6月から「とやまエコライフ・アクト10宣言」(5月末宣言者数48,346人)に取組み、その一環として「レジ袋削減運動」を進めていますが、4月に改正容器包装リサイクル法が施行され、容器包装廃棄物の排出抑制が一層進められることになりました。この法改正を契機として、本県においてスーパー等の事業者、消費者、行政機関等が連携してレジ袋削減に取り組むことになり、このたび「県レジ袋削減推進協議会」(宮下尚会長)が設立されることになりました。
 今後、この協議会を中心として、レジ袋の有料化やマイバッグ持参の推進などの議論が深まり、本県におけるレジ袋の削減が一層推進されるよう念願しています。

西頭会長と懇談する知事 6月8日午前10時、「公社営林経営改善検討委員会」の西頭徳三会長(富山大学長)から「公社営林経営改善策報告書」を提出していただきました。
 県農林水産公社の分収造林事業については、国の拡大造林政策の一翼を担うものとして昭和41年に開始されて以来、県の森林整備に大きな役割を果たしてきましたが、木材価格の低下等に伴い将来の収支見通しが厳しい状況になったことから、18年4月に学識者、森林林業関係者等からなる検討委員会を設置し、今後の経営改善策についての検討をお願いしました。
 報告書では、分収比率の見直しや経営安定資金(仮称、伐期長期化に伴うつなぎ資金)の創設など5項目の経営改善策を示していただきました。今後は、国にも対策を働きかけながら、県農林水産公社とともに経営改善に向けた取組みを進めたいと考えています。

西頭会長から報告書を受け取る知事 同日午前10時半、「県入札制度契約適正化検討委員会」の西頭徳三会長(富山大学長)から入札契約制度見直しについての報告書を提出していただきました。
 報告書では、災害復旧工事など早急に対応が必要な工事等を除き、平成19年10月から、2千万円以上のすべての工事を原則として一般競争入札(条件付き)とするほか、2千万円未満1千万円以上の工事についても平成20年度以降、順次拡大する方向で引き続き検討することとされました。このほか、地域社会に貢献する優良な建設企業による競争を促進するための地域要件の見直しや総合評価方式の拡充、著しい低入札に対する対策についても提言されました。
 今後は、この報告書に基づき、入札・契約制度の透明性、競争性、公正性をより高めるとともに、工事の品質や安全性、経済性のより一層の確保に務めてまいりたいと考えています。

渡辺座長らと懇談する知事 同日正午、「新キャッチフレーズ等選定委員会」の渡辺康洋座長(富山大学教授)から新たな観光キャッチフレーズの選定について報告していただきました。従来からのキャッチフレーズ「いい人 いい味 いきいき富山」は中々良かったように思いますが、各方面からそろそろもっと新しい時代に適合した斬新なものに改めてはどうか、との意見をお寄せいただいたことから、昨年来、委員会にご検討をお願いしてきたところです。
 新たに選定していただいた観光キャッチフレーズは「パノラマ キトキト 富山に来られ」となりました。全国から応募のあった2,696点の中から最優秀作品に選ばれた山本和弘さん(東京都港区)の作品 「”パノラマ、キトキト”富山”」をもとに、富山への誘客を直接的に訴えるやわらかな語感の富山弁を追加して作成されたものです。世界に誇りとできる立山連峰、富山湾、富山平野からなる越中富山の景観や味覚を象徴し、そのイメージを広げ、かつ、温かい県民性が伝わりやすいキャッチフレーズになったのではないか、と思います。
 また、海外向けについては、420点の応募の中から最優秀作品に選ばれたダニエル・レイナーさん(射水市)の作品「Toyama: Where Japan goes to relax!」が採用されました。
 今後は、8月下旬までにシンボルマークを作成し、幅広く観光キャンペーンに活用していきたいと考えています。

木材試験場を視察する知事 同日午後、射水市で「木材試験場竣工式」が開かれました。県林業技術センターでは、平成16年から県産材の新たな用途開発や普及などを目的に木材試験場の再整備を進めてきました。今回の整備では、管理棟、乾燥試験棟が改修されたほか、新たに製品開発試験棟、木質構造試験棟、性能評価試験棟の新築や新しい製品開発に対応できる試験機器も導入され、全国に誇れる試験場となりました。今後は、県内の林業、木材産業の関係者の皆さんにも大いに利用していただき、製品開発等に役立てていただきたいと考えています。

富山大会で挨拶する知事 6月9日(土)午後、富山市のオーバードホールで「全国建具組合連合会富山大会」業者大会が開かれ、出席し、お祝いのご挨拶をしました。この大会には、全国各地から建具業者の皆さん約1,500人が参加され、「全身建具主義」をテーマに伝統技術の探求や新しい商品開発などさまざまな課題について意見交換をされたとのことです。また、期間中、記念シンポジウムや建具展示会も開かれ、会場には多くの県民にも参加していただき大いに賑わいました。

設立総会で挨拶する知事、エコライフ・アクト大会で各種キャラクターが勢ぞろいする様子 6月10日(日)午前、タワー111で「環境とやま県民会議設立総会」が開かれました。この県民会議は、「ごみゼロ推進県民会議」、「省資源・省エネルギー運動推進会議」、「地球温暖化対策推進会議」の3団体が統合し、県内の市民団体、事業者、行政、報道機関など約120団体が参加し、新たに発足することになったもので、県民会議の会長は私が務めることになりました。
 今後、二酸化炭素の排出を減らし循環型・脱温暖化社会を構築するためには、各家庭で生活し、各事業所で働く、一人一人の県民の意識改革が重要であり、この県民会議の発足を機に環境問題に一層真摯に取り組みたいと考えています。
 同日午後、タワー111で「エコライフ・アクト大会」が開かれ、出席し、ご挨拶しました。式典には、県内各地から約450人の皆さんが参加されました。記念行事として、各種キャラクターによるエコライフの紹介や、子ども公開講座「チャレンジ10inエコライフ・アクト大会」、映画「不都合な真実」特別上映などが行われました。

パネルディスカッションの様子 6月10日(日)午後2時、名鉄トヤマホテルで「日本青年会議所連合会富山ブロック協議会会員大会」のフォーラムに出席しました。フォーラムには、約400人の会員の皆さんが参加され、まず私からパワーポイントで本県の現状や実施しようとしている政策を説明しました。
 その後、高田大介・JC富山ブロック協議会長、藤田寛・前政策投資銀行富山事務所長と私がパネリストを務め、「一緒に未来を動かそう『元気とやまの創造』へ」をテーマにパネルディスカッションを行いました。私からは、県政の諸課題について説明するとともに、地域の活性化、賑わいのあるまちづくり、子育て支援、青少年の健全育成、安全・安心な地域づくり、高岡の近世文化遺産群や立山・黒部地域の世界文化遺産への登録運動など、いずれの分野であっても行政が汗をかいて努力するのは当然として、やはりそれだけでは限界があり、若いJCの皆さんの新鮮な知恵、若々しい感性、前向きのチャレンジ精神の発揮と実行力に大いに期待したい旨をお話しました。

6月定例県議会本会議で提案理由説明を行う知事 6月12日(火)午前、6月定例県議会が開会しました。ITセンター条例の一部改正や都市公園条例の一部改正、工事請負契約の締結など23件の議案等を提案しました。
 27日まで、本会議での代表質問、一般質問、予算特別委員会、本会議での討論などが続きます。

杉森富山地方裁判所長らと懇談する知事 6月15日(金)午前、杉森研二富山地方裁判所長、伊藤敏朗富山地検検事正、金川治人県弁護士会副会長が知事室を訪問されました。国の司法制度改革の一環で、平成21年5月までに裁判員制度が始まり、本県の場合、有権者の中から年間約3,000人が裁判員候補に登録されることになります。今後、この制度の定着に向けて県民への周知や介護、育児にかかわる人が参加しやすい環境整備などについて、県としての支援を要請されました。県としても、県広報の活用をはじめ市町村と連携してできるだけ協力していきたい旨をお話しました。

大岩日石寺石仏を視察する知事、中田住職からの説明を受ける知事 6月16日(土)午前、立山・黒部地域の文化遺産である上市町の大岩日石寺石仏、弓の里歴史文化館にある上市黒川遺跡群、立山町の岩峅寺の雄山神社前立社檀本殿を視察しました。
 現在、県では、立山・黒部地域の世界文化遺産登録を目指しその可能性調査を進めていますが、候補地として提案するためには、複数の国指定文化財を有することが必要とされています。今回視察した3か所は、立山室堂小屋、立山カルデラ砂防施設資産、電源開発施設資産と並んで提案を申請する際に盛り込まれる有力な候補になると考えています。
 大岩日石寺では、中田弘兼住職にご案内いただき、本堂奥にある高さ3メートル以上もの磨崖仏(まがいぶつ)を拝見しました。子どもの頃に見学したことはありましたが、改めて巨大な岩に直接彫り込まれた不動明王などの仏像を前に、厳しい自然の中で神や仏を信仰してきた先人の長い歴史と文化を感じ、感慨深く思いました。

女性農業者の皆さんと懇談する知事、直売活動の様子を視察する知事 同日正午、富山市中央通りの「街なかサロン樹の子」を訪れ、女性農業者の「とやま地産・味こだわりの会」のメンバー(栗山会長、古井さん、岩城さん、庄司さん)にお会いしました。この会は富山市内の意欲ある女性農業者や直売・加工グループの皆さんがメンバーとなり、農産加工品の常設展示・販売、生鮮野菜や切花などの直売市開催などのほか、特産、加工品の研究開発、例えば「コシヒカリ入りアップルパイ」の商品化もされています。
 現地では、店頭販売や「おこわ」の実演販売を見せていただいた後、会員の方々が地元の食材で作ったおこわ、漬物、酢の物等を、皆さんと一緒に試食しながら懇談しました。皆さんからは「県のチャレンジ事業にも応募し、新商品を開発する予定であり、いろいろと夢がふくらみ、農業をやっていてよかった」、「今後とも活動に支援してほしい」などのご意見、要望をいただきました。この日、それぞれ知恵を出し工夫してがんばっている女性農業者の皆さんの話をお聴きし、ずいぶんと参考になり、うれしく心強く思いました。

記念大会で挨拶し、表彰を行う知事 同日午後、県民会館で「(財)富山県アイバンク設立15周年記念大会」が開かれ、出席し、ご挨拶しました。(財)富山県アイバンク(高田眞理事長)は、平成3年の設立以来、角膜移植についての知識の普及や献眼の募集等の活動を積極的に展開され、県内の献眼登録者数も約1万9千人となり、これまで292人の方々が移植を受けてこられました。式典では、アイバンク設立依頼の献眼者191人に献花するとともに、昨年6月から今年5月にかけての献眼者のご遺族に対して私から厚生労働大臣の感謝状を伝達しました。これに引き続き、西川ヘレンさんの記念講演などが行われました。

祝賀会で挨拶する知事 6月17日(日)正午、富山第一ホテルで仲外喜雄県議会議長の就任祝賀会が開かれました。祝賀会には、県在住の国会議員、県内市町村長、県議会議員、富山市議会議員、地元関係者の方々など約600人の皆さんが出席されました。私も出席し、祝辞を申し述べ、会場の皆さんとともに議長就任をお祝いしました。

 なお、その他のものを含め、この間の仕事や出来事を一覧表にしてまとめましたので、ご覧ください。

<平成19年5月21日から6月18日までの概況>
5月21日(月) ・東亜薬品新工場竣工祝賀会
5月22日(火) ・長野県知事との懇談(長野市)
5月23日(水) ・とやま森の祭典(黒部市)
・日本青年会議所富山ブロック協議会で講演
5月24日(木) ・「とやま賞」贈呈式
・YKKAP価値検証センター・オープニング(黒部市)
5月25日(金) ・市町村長会議
5月26日(土) ・県民スポーツ大会合同総合開会式
・県保育士会結成50周年記念式典
5月27日(日) ・知事のタウンミーティング(高岡市)
5月28日(月) ・定例記者会見
5月29日(火) ・北陸新幹線建設促進大会(東京)
・北陸新幹線建設促進同盟会総会(東京)
・同盟会・五県議会協議会・北経連合同中央要請活動(東京)
・自民党北陸新幹線建設促進議員連盟緊急総会(東京)
5月30日(水) ・水と緑の森づくり会議
・県経営者協会定時総会
5月31日(木) ・真の地方財政の確立と地方の活性化を図る会(東京)
・与党整備新幹線建設促進プロジェクトチーム(東京)
6月1日(金) ・前県議会議員山本修氏から中央病院への寄附目録贈呈式
・県並行在来線対策協議会
・県食育推進会議
・県立大学研究協力会総会交流会
6月2日(土) ・県美術展開会式
・とやま起業未来塾開校式・交流会
6月3日(日) ・自民党富山県連定期大会
・自民党党本部幹部に対する要望
・佐伯富山市議会議長就任祝賀会
6月4日(月) ・富山県籍漁船に係る農林水産事務次官、水産庁長官に対する要望(東京)
・県選出国会議員に対する重要要望事項説明(東京)
・富山県籍漁船に係る外務大臣、外務事務次官に対する要望(東京)
・東京富山県人会連合会懇親のつどい(東京)
6月5日(火) ・日本海沿岸地帯振興連盟総会(東京)
・地方分権改革推進全国大会
6月6日(水) ・越中とやま食の王国フェスタ実行委員会設立総会及び第1回実行委員会
・県消防広域化推進計画検討委員会
・富山スーパークラブ
6月7日(木) ・庁議
・定例記者会見
・県レジ袋削減推進協議会発足会及び第1回協議会
・上海便を育てる会定期総会
・タカノギケン寄附金感謝状贈呈式
6月8日(金) ・公社営林経営改善策報告書の手交
・入札契約適正化委員会報告書の手交
・富山県産「旬の春夏野菜」の贈呈
・新たな観光キャッチフレーズの報告
・木材試験場竣工式(射水市)
・(財)近畿富山会館理事会(氷見市)
6月9日(土) ・狩猟文化シンポジウム
・全国建具組合連合会富山大会業者大会
6月10日(日) ・環境とやま県民会議設立総会
・エコライフ・アクト大会
・日本青年会議所富山ブロック協議会会員大会
6月11日(月) ・衆議院国土交通委員会視察対応
6月12日(火) ・県議会6月定例会開会
6月14日(木) ・県議会本会議(代表質問)
6月15日(金) ・富山地裁所長、富山地検検事正、県弁護士会副会長の訪問
6月16日(土) ・大岩山日石寺等視察(上市町)
・女性農業者の直売活動視察(富山市)
・県アイバンク設立15周年記念大会
6月17日(日) ・仲県議会議長就任祝賀会
・公明党農業活性化フォーラム
6月18日(月) ・県議会本会議(一般質問)

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