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知事の県政レポート【平成19年度】

2016年10月24日

知事室 目次

県政レポート第42号[平成19年7月17日]

 こんにちは、富山県知事の石井隆一です。

 7月16日(海の日)午前10時13分頃、新潟県中越沖を震源とする大きな地震がありました。本県では、負傷された方が1人おられたものの、幸い、他に人身事故や家屋等の被害もありませんでしたが、お隣の新潟県と長野県では震度6強を記録し、柏崎市を中心に死者11人、負傷者1,765人、家屋の全半壊2,151棟と大きな被害が発生しています。お亡くなりになられた方々には、心からご冥福をお祈りしますとともに、多くの被災者の皆さんにお見舞いを申し上げます。
 本県はこれまで災害の少ない県といわれてきていますが、平成16年10月の新潟県中越地震、今年3月の能登半島地震、そして今回の新潟県中越沖地震と東西の隣県で短期間のうちに大規模地震が発生している状況の中で、県民の皆さんのなかには不安を感じておられる方も少なくないと思います。
 県としても、県民の皆さんの安全と安心のため、こうした地震の教訓や課題を踏まえ、本県の震災対策の総点検と充実を図っていく必要があります。今後、今回の地震で明らかになった木造住宅の耐震化の促進をはじめ、高齢者などいわゆる災害弱者への対策、自主防災組織の組織化などについて、市町村と連携して推進していきたいと考えています。

 それでは、前回レポートしました6月18日以降の主な仕事や出来事について紹介します。

朝日座長から報告書を受ける知事、環水公園で子どもたちがカヌー体験をしている様子 6月19日(火)午前、「環水公園等賑わいづくり会議」の朝日重剛座長(富山商工会議所副会頭)から最終報告書を提出していただきました。メンバーの皆さんには、昨年12月の設置以来、富岩運河環水公園等を賑わいの空間として活用するための考え方や方策について、パブリックコメント等も実施しながら、熱心に議論していただきました。
 最終報告書では、賑わいづくりに向けた具体的なアイデアとして「イベントなどの新たな展開」、「利用の敷居を低くする」、「魅力ある施設の導入等」など5つのキーワードを設定し、民間・各種団体を含めた定期的なイベントの開催、松川・いたち川との連携、集客施設の設置、利用規制の緩和など、賑わいづくりの施策を短期的、長期的ものに分けて具体的に提案していただきました。
 環水公園では、すでにカヌー体験や野鳥観察会の開催、「赤い糸電話」の設置など新たな取組みが始まっています。今後は、会議でとりまとめられたアイデアを活かしながら、県内はもちろん、今後北陸新幹線開通を契機に、首都圏をはじめ、広く国の内外から多くの人に訪れていただくよう魅力あふれる公園にしていきたいと考えています。
 なお、8月12日には「環水公園夏まつり2007」というイベントも行うことにしていますので、この機会に多くの県民の皆さんに訪れていただきたいと思っています。

開会式で挨拶する知事 6月23日(土)午後、県民共生センターで「サンフォルテフェスティバル2007」の開会式が開催され、県内各地で男女共同参画に取組む方々が参加されました。私もお祝いのため参加し、富山県の男女共同参画の取組みの説明とあわせてご挨拶を申し述べました。2日間にわたるこのフェスティバルには、ワークショップや展示・販売等の各種イベントに約3千人の方が集まるとお聴きし、女性の皆さんのパワーをあらためて感じ、心強く思いました。

セミナーの展示パネルに見入る知事、パネルディスカッションをしている様子 6月24日(日)午後、富山市のタワー111で「世界文化遺産セミナー〜『立山・黒部の可能性を探る』〜」が開かれました。このセミナーは、「立山・黒部」の文化遺産としての価値や世界文化遺産登録の可能性などについて、専門家からご意見を伺い、認識を深めるとともに、世界文化遺産の提案に向けて県民の意識の醸成を図るために県が開いたもので、会場には、約300人の県民の皆さんが参加されました。
 セミナーでは、まず文化庁の世界文化遺産特別委員を務めておられる西村幸夫東京大学大学院教授から「世界文化遺産の考え方と現在の議論の動向」と題した基調講演がなされ、その後、白井芳樹元県土木部長、陶智子富山短大准教授、米原寛立山博物館長と私がパネリスト、西村教授がコーディネーターを務め、「立山・黒部の文化遺産を継承するために」をテーマにパネルディスカッションを行いました。また、会場からもご意見やご質問をいただきお答えしました。
 パネルディスカッション終了後、会場で聴いておられた県民の皆さんのうち、2〜3人の方々から「これまで必ずしも正確に知らなかった立山・黒部の魅力が良くわかった。是非がんばって欲しい」といった激励をいただき、心強く思いました。

谷内次官と握手を交わす知事 6月26日(火)午後、外務省に谷内正太郎事務次官をお訪ねし、今月3日にロシア国境警備局に拿捕された第八十八豊進丸の事件について、ロシア政府に対して乗組員の早期解放と船体の早期返還を求めるよう、あらためてお願いしました。去る6月4日にも、麻生太郎外務大臣、谷内事務次官に要請しましたが、引き続きロシア側当局による漁獲物の検査と抑留が続いており、谷内事務次官によると、「刑事事件として立件される可能性が高く、そうなれば留置も長引くだろう」というお話でした。私からは、仮に立件するにしても、人道的な見地から一度乗組員を帰国させるべきであり、政府において、過去の類似事例の解決方法を勘案しつつ、毅然とした姿勢でロシア政府への働きかけを強めていただくよう重ねてお願いしました。

6月定例県議会の本会議の様子 6月27日(水)、6月定例県議会の本会議が開かれ、委員長報告の後、討論、採決が行われました。ITセンター条例の一部改正や工事請負契約の締結など追加提案を含め、提案しました25件の議案について、原案どおり全て、可決、承認していただきました。

連絡会で挨拶する知事 6月28日(木)午前、県庁で「とやま子育て家庭応援企業・団体連絡会」が開かれ、出席し、ご挨拶しました。会議では、事務局から「子育て応援団メールマガジン」の発行や「子育て応援団優待カード」の導入など、19年度の事業計画案について説明しました。委員からは、県、組合・団体、店舗が一体となったPRや期間を限定しない年間を通してのサービスの導入などの提案が出されました。
 「とやま子育て応援団」については、昨年10月の制度発足以来、参加店舗や施設が2,010店舗まで拡大してきており、大変うれしく思っています。子育て家庭を地域全体で支えるためにも、県民の皆さんに一層利用しやすい制度となるよう必要な改善を行うとともに、この制度がもっと幅広い県民に認知されるよう努力することにしています。

円卓会議で挨拶する知事 同日午後、県民会館で第1回目の「富山県成長力底上げ戦略推進円卓会議」が開かれました。この会議は、国において進められている「成長力底上げ戦略」が、県民各層の理解を得て適切な効果があげられるよう、各県ごとに官民一体となった推進組織を作りたいとの趣旨で、国において設置されたものです。
 この日の会議には、国や県のほか、経済界、労働界、福祉関係団体などから合わせて24人の方々が出席され、人材能力、就労機会、中小企業など経済成長を下支えする基盤の向上策について意見交換をしました。
 私からは、県の推進している中小企業の支援や少子高齢化、人口減少時代への対応などについてお話しました。

市川監督と懇談する知事 6月29日(金)午後、氷見出身の実業家・浅野総一郎を描いた映画「九転十起」の監督・市川徹さんが知事室を訪問されました。この映画は、第二部まで完成しており、現在、浅野総一郎の晩年を描く第三部・完結編を制作中とのことであり、市川監督から私にこの映画に出演してほしいとの依頼がありました。役柄は、浅野学園創設を後押しした三井財閥総帥の團琢磨役で、ほかに堂故氷見市長や松沢成文神奈川県知事、阿部孝夫川崎市長も出演されるそうです。
 私からは、「郷土富山の誇りの人物を取り上げた作品であり、極力、協力したい」と申し上げました。

開講式で講演を行う知事 6月30日(土)午後、県民共生センターで「富山安全なまちづくりカレッジ」の開講式が開かれ、学長として出席し、ご挨拶と講演を行いました。県では、平成17年4月に県安全なまちづくり推進本部を設置し、県民総ぐるみの防犯活動や犯罪が起こりにくい環境の整備に取り組んでいますが、今年度から新たに「富山安全なまちづくりカレッジ」を開催し、県民の皆さんの防犯意識を高めるともに、パトロール活動等に携わるリーダーの養成に取り組むことにしました。講座には幅広い県民の皆さんを対象とした「一般講座」と地域のパトロール隊の指導者などを対象とした「専門講座」があります。この日は「一般講座」が行われ、約300人の皆さんが受講されました。

オープニングで主催者、来賓の皆さんとテープカットを行う知事 同日夕方、魚津市で「ホテルグランミラージュ」(旧 東京第一ホテル魚津)のオープニングセレモニーが開かれ、出席し、テープカットとともにお祝いのご挨拶をしました。会場には、主催者の中尾哲雄最高顧問、石崎由則会長、生駒晴俊社長や来賓の長勢甚遠法務大臣や澤崎義敬魚津市長をはじめ、約700人の方々が参加され、盛大な新たな門出の会となりました。セレモニーの前に、10数分ほどホテル内をご案内いただきましたが、最上階にスカイ・チャペルを設けたり、館内にアートギャラリー的な雰囲気を取り入れたりと、ミラージュ(蜃気楼)のように内外のお客の心を惹きつけたいとの意気込み、工夫が感じられ、関係者のご尽力に敬意を表した次第です。

出発式で挨拶する知事、参加者の皆さんと歩く様子 7月1日(日)午前、射水市新湊地区で「第4回県民歩こう運動推進大会」が開かれました。これまでの3回は富山市の富岩運河周辺を中心に行われていましたが、今回は県西部に会場を移し、富山湾を一望できる新湊の海岸沿いと港町風情あふれる内川沿いの約3.5キロのコースで行われ、約350人の皆さんが参加されました。
 私も、出発式で激励のご挨拶をした後、分家静男射水市長とともに参加者の皆さんと声を掛け合いながら、コースを歩き、さわやかな汗を流しました。

来賓の皆さんと作品を鑑賞する知事 その後、高岡市美術館で開催されている「北大路魯山人と岡本太郎展」を鑑賞しました。藤井主任学芸員の解説もお聴きしましたが、九谷や備前など魯山人の陶芸の変遷が分かり、大変興味深く、また、岡本太郎の縄文土器を研究した上での作品などから原初的な人間のエネルギーを感じることができました。2人の芸術家の若い頃からの縁も良くわかり、認識を深めることができました。

商工会青年部との対話で挨拶する知事 7月2日(月)午後、富山市の中小企業研修センターで「中小企業との対話」を開きました。今回は、県内商工会青年部から笹木隆司連合会会長をはじめ青年部役員の皆さん約30人の方々にお集まりいただきました。経済の活性化や地域振興などについて、若い皆さんの色々なご意見をお聴きし、また、私から県政の課題や経済活性化などに対する取組みの考え方、具体的方策などをお話しすることができ、有意義でした。

安全祈願祭で挨拶する知事、黒部学園の完成予定図 7月3日(火)午後、黒部市で県立黒部学園の改築工事安全祈願祭が開かれ、仲県議会議長や堀内黒部市長とともに出席し、関係者の皆さんとともに工事の無事をお祈りするとともに、ご挨拶をしました。
 黒部学園は、昭和31年に開設された県東部唯一の知的障害児施設ですが、施設の老朽化に伴い、このたび全面改築することにしました。平成20年3月までに居住棟、食堂が完成し、子どもたちが入居できるようになります。さらに、21年3月までに管理棟、グランドを含めた全体工事が完了する予定になっています。
改築後は、長期入所50人、短期入所5人の定員で、個室と二人部屋を主体に居室を配置し、障害の特性に応じたケアができるよう整備するとともに、地域支援スペースを設け、在宅児童の支援機能も充実します。

研究会で説明する知事 7月3日(火)午後、「立山・黒部を愛する会」(宮腰光寛会長)の主催により県民会館で開かれた「立山・黒部地域の世界文化遺産登録に関する研究会」にお招きいただきました。
 私からは、立山・黒部地域の世界文化遺産への登録可能性調査の進捗状況、現時点において検討中の世界文化遺産への登録をめざすにふさわしいと思われる立山・黒部の魅力を、「立山信仰」「砂防」「電源開発」の3つの観点から説明するとともに、今後の課題も申し上げました。「愛する会」の鹿熊理事長をはじめ皆さんから、関係4市4町1村の議会において世界文化遺産への登録に向けた特別決議を行った旨の報告があり、またその実現に向けて県において一層尽力してほしい、また、「愛する会」としても積極的に取組みたいとのお話がありました。

地方税制小委員会で挨拶する知事 7月4日(水)午前、東京の都道府県会館で全国知事会の地方税制小委員会が開かれました。会議では、12日、13日の熊本での全国知事会議でも主要な議題になると思われる「税源移譲とその際の偏在是正のあり方」について、試算結果を示しながら、地方税源の確保、充実と税収格差の是正についての基本方針を協議し、税制小委としての中間的な取りまとめを行いました。

有識者懇談会で挨拶する知事 7月6日(金)午後、「立山・黒部地域の文化資産にかかる有識者懇談会」が開かれました。この懇談会は、立山・黒部地域の世界文化遺産登録に向けた課題を協議するために新たに設置したもので、座長には青柳正規国立西洋美術館長にお願いしました。
 会議では、県から立山・黒部地域の世界文化遺産登録に向けた提案コンセプトとして、「立山信仰」、「砂防」、「電源開発」の3つのカテゴリーを示し、それぞれの文化資産の概要と特に顕著で普遍的な価値があると認められる事項について説明しました。
委員の皆さんからは、「ほかの地域と異なる概念が必要」、「砂防をコンセプトとした世界遺産はまだない」、「布橋灌頂会は女人救済という点でユニーク」などの意見をいただきました。

とやま起業未来塾でパワーポイントを使って講話を行う知事 7月7日(土)午後、富山市高田の技術交流ビルで開かれた「とやま起業未来塾」(塾長 中尾哲雄富山経済同友会代表幹事)で、名誉会長としての講話を行いました。講話では、28人の塾生の方々に、未来塾をつくろうとした背景や理由、県がどういう課題に直面していて、どういう方向に向かおうとしているのかを中心にお話し、あわせて塾生に対する期待を述べ激励しました。

内山邸でふれあい対話を行う知事、参加者の皆さんとの記念撮影 7月8日(日)午前、富山市の県民会館分館・内山邸で「ふれあい対話」を開きました。内山邸は、江戸時代の典型的な豪農屋敷として県内随一の規模を誇っています。また、当時の文献、生活用品のほか、書などの美術品も多数保存されており、現在は、県民会館の分館として県民に開放され、施設見学のほか、茶道や生け花などの文化活動にも活用していただいています。
 この日は、内山邸の保存修復事業にご協力いただいている職藝学院から上野幸夫教授をはじめ関係の皆さん、内山邸等で文化活動を行っておられる華道、書道、茶道の関係の皆さん、地元の長寿会や商工会の代表者など16人の皆さんにお集まりいただき、「内山邸の魅力と活用」について対話しました。
 皆さんからは、「内山邸は四季折々の越中や日本の文化を感じられる魅力ある文化財であり、修復、整備のための予算を削減しないでほしい」、「内山邸には、本物の日本の伝統、和の空間があり、特に子どもたちにはこのような場所で生け花、茶道などの文化活動を経験してもらいたい」、「内山邸への道順がわかりにくいので、対策がないか」、「地元の人でも最近初めて内山邸に入って、その魅力がわかったという方もあり、もっと地元でも認識を深め協力したい」などのご意見をいただきました。
 私からは、(1)内山邸の修復、整備は重要で、かつその相当部分を、職藝学院の、次代を担う学生たちの生きた教材とし、修行の一環として進めていくことが大切だ、と考えており、予算はむしろ増額していること、(2)内山邸へのルートについては、現在、進めている県道草島西線の整備の一環としてわかりやすい案内表示等を行いたいこと、等をお答えしました。

懇談会のパネルディスカッションの様子 7月9日(月)午後、高岡市のホテルニューオータニ高岡で「県経営者協会西部地区会員懇談会」が開かれました。懇談会には、約90人の会員企業が参加され、まず、西部地区担当の綿貫勝介県経営者協会副会長がコンダクターを務め、井村健輔会長、稲垣晴彦副会長と私によるパネルディスカッションを行い、地域活性化への産官の役割などについて活発な議論を交わしました。
 私からは、特に、企業立地の促進、東海地域など大都市地域の経済界とのビジネス交流などを進めるとともに、有効求人倍率が連続して1倍以上となっていること等を踏まえて、人材の確保のため、昨年1月頃からUターン、Iターン対策に力を入れていること、富山への帰省時を待つのみでなく、積極的に東京、名古屋、大阪等にこちらから出向いて、若い人達に富山県の魅力やビジョンを語るとともに、合同企業説明会をコーディネートしていること等をお話しました。その後開かれた懇親会にも出席し、会員の皆さんと歓談しました。

日野原先生が「いのちの授業」を行う様子、日野原先生と一緒に児童らと語らう知事 7月10日(火)午前、滑川市の寺家小学校で日野原重明先生(聖路加国際病院名誉院長)の「いのちの授業」が行われ、私も拝見させていただきました。日野原先生は、95歳を超えてなお現役医師として診療に携わるとともに、全国各地の子どもたちに対して、命の大切さを直に訴える「いのちの授業」を実施しておられます。本年3月、富山県で「新老人の会」が発会するに際して来県された際、かねて存じ上げていたこともあり、私から、県の「いじめ総合対策事業」の一環として県内で実施していただけないか、お願いしたところ、快くお引き受けいただいた経緯があります。
 授業では、日野原先生から参加した4年生の児童41人に、「大きくなったら何になりたい」、「何歳まで生きたい」など次々に問いかけ、打ち解けると子どもたちに聴診器を手渡し、心臓の鼓動を聞かせるなどして、「いのちとは、みんなが使える自分の時間のこと、そうした時間を大切に使い、また、自分以外の人のために自分の時間を使うことを考えてほしい」と語りかけられました。
 授業を受けた子どもたちはやや緊張気味でしたが、日野原先生の話に真剣に耳を傾け、いのちの大切さや生きる意味についてあらためて考えてくれたのではないかと思います。今後とも、子どもたち一人ひとりが生まれてよかったと実感できるよう、県教委、学校現場の校長、教諭の皆さんとの良き連携のもとに「いのちの教育」が進められるよう、私としても一層努力したいと考えています。

金社長らと懇談する知事 同日午後3時過ぎ、南星海運(本社、韓国ソウル市)の金英治社長が知事室を訪問されました。南星海運では、同日から高岡市伏木に日本総代理店である南星海運ジャパンの富山出張所を開設され、今月24日から伏木富山港において新たに国際定期コンテナ便を就航していただくことになりました。
 私から、富山県は現在でも日本海側で実質1位の工業集積のある県であるが、今後さらに企業立地が進み、伏木富山港が取扱うコンテナ等も増大すると見込まれること、新しく寄港する船には今年度からインセンティヴを付与することをお話ししました。金社長からは、「伏木富山港は可能性のある港で、将来は上海や東南アジアへと海運ネットワークをつなげたい」と語っていただき、大変うれしく思いました。

デザイン缶ビールを持って南会頭らと記念撮影する知事、デザイン缶ビールの写真 同日午後4時、高岡商工会議所の南義弘会頭とキリンビールの首藤由憲中部圏総括本部長が橘慶一郎高岡市長と一緒に知事室を訪問され、デザイン缶ビール「越中・雨晴海岸から望む立山連峰」を寄贈いただきました。
 このデザイン缶ビールは、世界的にも貴重な雨晴海岸からの立山連峰の雄大で美しい眺望を内外にPRしようと高岡商工会議所とキリンビール富山総括支社が共同で製作されたものです。11日から県内のスーパーやコンビニなどで販売するとのことですが、大いに人気を博すことを期待しています。私からは、県内のみでなく、東京・有楽町の「いきいき富山館」などで販売することを検討してほしいと提案しました。

全国知事会議で発言する知事 7月12日(木)、13日(金)の両日、熊本市のホテル日航熊本において、「全国知事会議」が開かれました。
 12日の会議では、冒頭、麻生会長と地元開催県である潮谷熊本県知事の挨拶の後、総務省の滝野欣弥事務次官から、「骨太方針2007」などについて説明があり、その後、意見交換がありました。
 その後、議事に入り、「平成20年度国の施策並びに予算に関する提案・要望」を決定し、さらに「地方分権改革の今後の進め方・取組み方針等」について協議を行いました。
 私からは、7月4日の地方税制小委員会で取りまとめた「地方税源の確保、充実と税収格差の是正について(中間とりまとめ)」をもとに、今後、地方団体の財政の自主性、自立性を高めるためにさらなる国から地方への税源移譲を行う場合、最も偏在度の少ない消費税を地方へ移譲すると仮定しても、現行の地方税制のままでは益々地方団体間の格差が拡大することを47都道府県についての具体的な試算で示し、したがって、税財政の格差是正対策を一体的に講ずることが必要不可欠であることを説明しました。また、(1)その方策として地方交付税の原資の入替え(地方団体間の税収格差の大きいもの(例、法人二税)を交付税の原資に組み入れ、その格差の小さいもの(例、消費税)を地方税とする)を行ったり、(2)地方への移譲財源の全部又は一部をいわゆる「地方共同税」的なものとする等の試案をお示しし、その考え方を説明しました。あわせて、いわゆる「ふるさと納税制度」については、地方団体間の税収格差対策としては限定的な効果しかないと考えられるが、その趣旨の実現に向けて検討するとすれば、現行の寄附金控除制度の拡充(本来の住民税納税額の1割程度を上限とし、所得控除でなく税額控除とする)の方向ではないかと説明しました。
 12日午後10時頃まで協議を行ったのち、翌13日の会議で修文案を提出し、「第二期地方分権改革への提言」のとりまとめが行われました。 
 私がお示しした地方税制における税源移譲と偏在是正の基本方向については、当初、慎重又は反対の意見を表明されていた東京、神奈川、大阪、愛知など大都市圏の知事の皆さんも概ね理解していただき、うれしく思いました。今後、地方税制小委員会で税源移譲や格差是正対策の具体的な方策について検討を進めるとともに、ふるさと納税についても意見集約を進めたいと考えています。

営業開始式で主催者、来賓の皆さんとテープカットを行う知事 7月17日(火)午前8時半、富山市の農協会館で「農林中央金庫富山支店営業開始式」が開かれ、お祝いのご挨拶をするとともに関係者の皆さんとテープカットをしました。従来、同金庫金沢支店が北陸三県を総括していましたが、このたび、顧客基盤や系統信用事業の状況等を総合的に判断して富山に支店を移すことになり、JAバンクやJFマリンバンクの北陸全体の拠点として新たなスタートを切りました。
 同金庫の上野理事長には昨年6月に富山支店の開設の決定をしていただいて以来の再会でしたが、富山県ととやまの農林水産業の将来に期待している旨のお話をいただき、うれしく思いました。

部局長会議の様子 同日午前10時過ぎから「新潟県中越沖地震に係る部局長会議」を開きました。会議では、前日16日(海の日)の中越沖地震による県内の被害状況の確認や大きな被害のあった新潟県への支援の実施について協議しました。
 私からは、新潟県に対して必要な支援を速やかに行うとともに、本県においても古い家屋の耐震診断や耐震のための改修補強工事の促進のための補助制度の要件緩和、高齢者や障害者などいわゆる災害弱者への対応などのための自主防災組織の結成促進等を図る方向で、具体的に検討するよう指示しました。そのため、7月20日付で、プロジェクトチーム(座長、知事政策室長)を発足させることとしました。

中部ブロック会議で挨拶する知事 同日午後、富山市のオークスカナルパークホテル富山で「全国地域婦人団体連絡協議会中部ブロック会議」が開かれ、出席し、歓迎のご挨拶をしました。会議には、富山、石川、福井、岐阜、愛知の各県から婦人団体の代表者など約140人の皆さんが参加されました。この日、「安心・安全な地域創造に努めよう−地域に根ざした活動を−」をメインテーマに前群馬大学教授の上村千賀子さん(小矢部市出身)の基調講演や分科会が開かれ、男女共同参画の実現や子育て支援などについて活発な意見交換が行われました。

 なお、その他のものを含め、この間の仕事や出来事を一覧表にしてまとめましたので、ご覧ください。

<平成19年6月19日から7月17日までの概況>
6月19日(火) ・環水公園等賑わいづくり会議報告書手交
6月20日(水) ・県議会本会議(一般質問)
6月21日(木) ・富山西ロータリークラブ35周年記念式典
6月22日(金) ・県議会予算特別委員会
6月23日(土) ・サンフォルテ・フェスティバル2007表彰式
6月24日(日) ・世界文化遺産セミナー(タワー111スカイホール)
6月25日(月) ・県議会予算特別委員会
6月26日(火) ・漁船の拿捕に関する外務事務次官への要望(東京)
6月27日(水) ・県議会本会議(採決)
6月28日(木) ・とやま子育て家庭応援企業・団体連絡会
・県成長力底上げ戦略推進円卓会議
・県自治会連合会総会
・近代美術館魅力向上検討委員会
6月29日(金) ・退職者辞令交付式
・映画「九転十起の男」市川徹監督の訪問
・中屋滑川市長「地方自治25周年記念の集い」に出席(滑川市)
6月30日(土) ・富山安全なまちづくりカレッジ
・ホテルグランミラージュオープニングセレモニー(魚津市)
7月1日(日) ・県民歩こう運動推進大会(射水市)
・北大路魯山人と岡本太郎展(高岡市美術館)
7月2日(月) ・辞令交付式
・永年勤続職員表彰式
・中小企業との対話(県商工会青年部連合会)
7月3日(火) ・黒部学園安全祈願祭(黒部市)
・北朝鮮拉致問題啓発市町村巡回パネル展オープニングセレモニー(黒部市)
・立山・黒部地域の世界文化遺産登録に関する研究会
7月4日(水) ・全国知事会地方分権推進特別委員会地方税制小委員会(東京)
・「富山大学TLO開設記念並びに地域共同研究センター設立20周年記念」交流会
7月5日(木) ・県農協中央会等農協五連からのWTO及び日豪EPA交渉・基本農政確立対策に係る要請
・庁議
・定例記者会見
7月6日(金) ・活力とやま創造経済懇談会(若手経営者との懇談)
・ 「越中を自慢する会」設立1周年記念総会
・立山・黒部地域の文化資産にかかる有識者懇談会
・ がん対策推進本部
7月7日(土) ・とやま起業未来塾(知事・名誉会長講話)
7月8日(日) ・知事のふれあい対話(県民会館内山邸)
7月9日(月) ・県経営者協会西部地区会員懇談会(パネルディスカッションなど)(高岡市)
7月10日(火) ・日野原先生のいのちの授業参観(滑川市)
・地域産業活性化協議会
・南星海運(株)金(キム)社長の表敬
・高岡商工会議所・キリンビール「越中・雨晴海岸から望む立山連峰」デザイン缶贈呈式
7月11日(水) ・全国知事会意見交換会(熊本県)
7月12日(木) ・全国知事会総会及び全体討議(熊本県)
7月13日(金) ・全国知事会全体討議(熊本県)
7月14日(土) ・成田頼明先生の叙勲をお祝いする会(東京)
7月16日(月・海の日) ・午前10時13分頃、中越沖地震発生
7月17日(火) ・農林中金富山支店営業開始式
・南砺市山野婦人防災クラブ総理大臣表彰の報告
・新潟県中越沖地震に係る県部局長会議
・全国地域婦人団体連絡協議会中部ブロック会議開会式
・全国高校総体等出場選手激励会

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