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知事の県政レポート【平成19年度】

2016年10月24日

知事室 目次

県政レポート第50号[平成20年3月5日]

 こんにちは、富山県知事の石井隆一です。

 去る2月24日、本県の沿岸に高波が押し寄せ、入善町と射水市で2名の方が死亡されるなどの人的被害が生じるとともに、家屋の崩壊や浸水、漁港施設等の損壊など、近年にない大きな被害がありました。不幸にしてなくなられた方々とその御遺族に対し、深く哀悼の意を表しますとともに、被害を受けられた方々に心からお見舞いを申し上げます。
 県では、引き続き、入善町をはじめ被害のあった市町や関係機関等とも連携・協力し、早期復旧に全力を尽くすとともに、国にも働きかけ、恒久的な高波対策にも努めたいと考えています。

 それでは、前回レポートしました2月8日以降の主な仕事や出来事について紹介します。

越中料理と地酒を楽しむ会で挨拶する知事、冬のうまいもん市が来場者で賑わう様子 2月9日(土)夕方、高岡市で開かれた「越中とやま食の王国フェスタ2008 冬の陣」のメインイベント「越中料理と地酒を楽しむ会」に出席しました。
 このフェスタは、「食のとやまブランド」の再発見、創造・発信」を目指すもので、昨年10月の富山市での秋の陣に続き、今回、冬の陣が開かれました。日中は、高岡駅前やオタヤ通りで「越中とやま冬のうまいもん市」が開かれ、ブリ大根やゆでガニなど厳冬ならではのとやまの味覚を多くの皆さんに楽しんでいただきました。そして夕方から、夜の部として「越中料理と地酒を楽しむ会」が開かれ、約150人の皆さんに参加していただきした。厳選された県産食材をふんだんに使った、冬の越中料理オリジナルレシピのフルコースと県内酒造による振る舞い酒が並べられ、また、俳優の村野武範さんのトークショーやブリの解体ショーも行われ、大いに楽しんでいただきました。

シンポジウムで挨拶する知事 2月11日(月・祝)午後、高岡市のイオン高岡ショッピングセンターで「ノーレジ袋県民シンポジウム」が開かれ、出席し、ご挨拶しました。
 このシンポジウムは、今年4月1日から県内スーパー(25社116店舗)でレジ袋の無料配布が取り止められる予定となっていることに伴い、県民の皆さんにこの取り組みの必要性や意義を理解していただこうと開かれたものです。高岡市を皮切りに3月にかけて県内4か所で開催することにしています。
 シンポジウムには、約220人の皆さんが参加されました。まず、私からは、(1)地球温暖化対策は今や待ったなしの緊急な課題であること、(2)温室効果ガスを1990年比で6%削減するという京都議定書の当面の目標を達成するためにも、産業界のみでなく、私たちのライフスタイルそのものを転換していく必要があること、(3)レジ袋の無料配布取り止めはその重要な一歩であること等についてお話しました。また、竹内茂彌富山大学名誉教授の「環境問題とエコライフスタイル」と題した基調講演が行われ、その後「レジ袋の削減について」をテーマにパネルディスカッションが開かれました。

総決起大会で挨拶する知事 2月12日(火)午前、富山第一ホテルで、県、市、町村及び各議長会の主催により、「道路特定財源諸税の暫定税率の維持を求める富山県緊急総決起大会」が開かれ、出席し、ご挨拶しました。
 道路特定財源については、暫定税率の廃止や一般財源化など現在国においていろいろな議論がされていますが、ほとんどの自治体と同様、本県でも県民の皆さんからご要望のある広域幹線道や生活に密着した通勤通学用の道路に係る財政需要額が道路特定財源を大幅に上回っている実情にあります。特に大都市地域と異なり富山県を含め地方においては、漸く待ち望んでいた本格整備が始まるという箇所が多くあり、当面、暫定税率を維持し、道路特定財源を確保していくことが必要と考えられます。
 そこで、この決起大会では、道路特定財源制度や暫定税率の維持、関連法案の年度内成立、地方の道路への重点配分などの緊急決議が採択され、国会や政府関係機関に働きかけることになりました。

合同会議で挨拶する知事 同日午後、県農協会館で「県防災会議・原子力災害対策部会合同会議」が、国の各行政機関、市町村、運輸、通信、医療、放送などの関係者に加え、原子力や放射線に関する専門家の方々の参加のもとに、開催されました。
 昨年来の経過を踏まえて、石川県における北陸電力志賀原子力発電所に係る災害対策について県地域防災計画に新たな章を設けて、関連する諸対策等を総合化、明確化し、その充実を図ることとしましたが、その「原子力災害対策」の素案に関し議論していただきました。
 素案には、災害発生時に設置される緊急事態応急対策拠点施設「オフサイトセンター」への本県職員派遣による情報収集や移動式測定機器による環境放射線のモニタリング調査と住民への定期的な情報提供などの新たな対策が盛り込まれました。今後、県民の皆さんへのパブリックコメント(意見募集)を行いながら、秋ごろには正式なものとして策定したいと考えています。

受賞者の皆さんと記念撮影する知事 同日、午後4時半から、県庁で「元気とやまスポーツ大賞」を受賞された方々(5個人・5団体)からの受賞報告会を行いました。この賞は、積極的なスポーツ活動によって県民に元気を与えた個人や団体の功績を称えるため平成18年度に創設したものです。
 今年度の大賞受賞者は、活動者部門では、居合道七段の小瀬尚子さん、フェンシングの向井愛美さん、空手道の廣田大介さん、アイシン軽金属株式会社相撲部、福光ソフトテニススポーツ少年団の3個人・2団体でした。また、指導者部門では、ハンドボールの林外美さん、ホッケーの松嘉一さんの2個人を、団体部門では、成美バレーボールクラブ(高岡市)、猿倉ローラースキー大会実行委員会(富山市)の2団体、そして、今年度から新たに設けた体力つくり推進校部門では、高岡市平米小学校(自作教具の活用などにより児童の体力向上に成果)の1団体の皆さんでした。
 私からは、お祝いの言葉として、「皆さんのご活躍は、県民に元気と勇気を与えるものであり、人が輝く「元気とやま」の創造をめざしている本県にとって誠に頼もしく、うれしく思っていること」などについてお話しました。
 受賞された皆さんの、今後ますますのご活躍を心から祈念いたしております。

連合富山の皆さんを前に挨拶する知事 2月13日(水)午前10時半から、連合富山の政策制度要求に対する回答書を森本富志雄連合富山会長にお渡ししました。手交に際し、私からは、「県としては、引き続き財政健全化の努力を継続するとともに、将来の富山県の飛躍に向け、「元気とやま創造計画」の政策目標を推進するための特別枠の設定や県民の生活福祉の向上につながる施策の積極的な展開など、県民の皆さんが生き生きと暮らせる元気な県づくりを進める予算編成とした」ことをお話しました。
 さらに、回答の中で、(1)雇用の確保と創出(知的クラスター推進事業など新産業創出に向けた取り組みや、オーダーメイド型訓練など企業ニーズに応じた公共職業訓練の実施など正規雇用の推進に向けた取り組み)、(2)子育て支援施策の充実(仕事と子育て両立支援推進員の拡充、児童相談体制の充実のための児童福祉士等の拡充、子育て支援サービス普及促進事業など)、(3)ゆとりある地域教育の推進(中1学級支援非常勤講師の新規配置32人、小学校専科教員等の配置(小学校高学年の専科指導20人、発達障害等の相談に対応する教育相談支援教員3人、小規模校課題対応支援の非常勤講師10人)など、雇用や子育て、医療、福祉、教育といった県民の暮らしに直結し、子どもたちの未来につながる施策に積極的に取り組んでいく考えであることをお話しました。

倉知会長から提言書を受け取る知事 同日、午前11時半、県自殺対策推進協議会の倉知正佳会長から「富山県における自殺対策に関する提言書」を提出していただきました。
 報告書では、今後の自殺対策の取組み方向として、まず、自殺のプロセスに対応し、事前予防、危機介入、事後対応の段階に応じた相談体制の充実強化や啓発普及、及び児童・思春期、青年期、中高年期、高齢期の各ライフステージに応じた対応を図るとともに、家庭や学校、職場、地域などを通じて総合的な自殺対策を推進することが必要とされました。また、平成28年度までに平成17年の自殺死亡率(人口10万人当たり30.7)を20%以上減少させることが数値目標として掲げられました。
 今後、県としても、自殺対策に関するアクションプランをつくるなど、県内の自殺者が少しでもゼロに近づくよう、努めたいと考えています。

 同日、午後4時半から、高志会館で富山県市議会議長会の「市議会議員研修会」が開催されました。研修会には、県内各市から市議会議員約200人が参加され、会長を務める佐伯光一富山市議会議長のご挨拶の後、私から「人が輝く『元気とやま』の創造」と題して、富山県をめぐる諸情勢と今後の課題や重点施策について、1時間ほど講演させていただきました。研修会の終了後、交流会が開かれ、各市議会議員の皆さんと、各市の課題や今後の地域活性化方策などについて、意見交換を行いました。県内それぞれの市町村で、魅力ある元気なまちづくりが進められていますが、参加された議員各位が今後とも地域の発展を担うリーダーとして大活躍されることを心から期待しております。

津島座長、二階総務会長、冬柴大臣に対して要請活動を行う知事 2月14日(木)朝上京し、谷本石川県知事、西川福井県知事とともに、冬柴国土交通大臣や津島雄二与党整備新幹線建設促進プロジェクトチーム座長、二階自民党総務会長など政府、与党の幹部の方々にお会いし、北陸新幹線の建設促進と道路特定財源制度の維持についての緊急要請をしました。
 北陸新幹線については、(1)金沢までの早期開業及び敦賀までの新規着工の決定、(2)沿線自治体に過度の負担が生じないよう、十分な財政措置を講じること、(3)並行在来線存続のための新たな仕組みづくりをお願いしました。
 特に、北陸新幹線の地方負担については、東海道新幹線など先行地域については負担ゼロであったことに比べて不公平であること、ここ数年の地方交付税の大幅削減等により地方財政は危機的な状況にあり、過度の負担を大幅に軽減しなければ、他の公共事業、県単投資事業はもとより、教育や福祉の予算にも影響が生じるおそれがあることをあらためて説明し、負担の制度の見直し、軽減を強く要請しました。
 あわせて、道路の暫定税率の維持等についても三県知事一緒に要望しました。

小幡理事長に対して要請活動を行う知事 翌15日(金)午前、横浜市の(独)鉄道建設・運輸施設整備支援機構に小幡政人理事長をお訪ねし、北陸新幹線の建設工事にかかる県内建設事業者の受注機会の確保・増大について要望しました。
 私から、これから本格化する北陸新幹線の整備は、県内区間の工事費が6千億円を上回るビックプロジェクトであり、大変厳しい経営環境の中で県内建設業界は新幹線建設工事への参加に大きな期待を抱いていることをご説明し、今後発注予定の建設工事における県内建設事業者の受注機会の確保・増大と地場産品の活用についてお願いしました。
 小幡理事長からは、「地元事業者の方が効率的にうまくやれると思っており、できるだけ地元事業者の方のチャンスを増やそうと努力している。しっかりとした事業者に参画していただきたい」との回答をいただきました。

氷見市薮田の視察先で松沢知事、堂故市長と談笑する様子、地元の関係者の皆さんとの記念撮影、懇談会で挨拶する知事 2月17日(日)午後、松沢成文神奈川県知事が来県されました。今回のご来県は、氷見市出身の実業家浅野総一郎氏の生涯を描いた映画「九転十起の男」がご縁となり、松沢知事が一度浅野氏の誕生の地を訪ねたいとの希望を持っておられると仄聞したことから、私の方から積極的にお誘いし、また地元氷見市の皆さんのご熱意があって実現したものです。
 この日はあいにくの雪模様のため、小松空港からの来県となり、浅野総一郎の生誕地・氷見市薮田などをご覧いただいた後、氷見グランドホテルマイアミで両県知事の意見交換・懇談会を開きました。
 懇談会では、両県間の観光・交流人口の拡大や産業振興面での連携、工業技術センターなど試験研究機関の共同研究等について話し合い、小中学生を中心とする修学旅行等の促進や商談会の開催等を通じた企業間の交流を図ることなどで合意しました。また、今後、両県知事が横浜開港150周年など、機会をみつけて相互訪問し、交流を深めることも確認しました。
 その後、氷見市の皆さんによる両県知事の歓迎懇談会が開かれました。堂故茂氷見市長、「九転十起の男」の市川徹監督、姫野貞夫氷見商工会議所会頭など、約50人の方々が出席され、氷見自慢の冬の味覚を味わいながら、氷見市と川崎市はもとより両県の交流が一層深まるよう懇親を深めました。

地域づくりシンポジウムの様子 2月18日(月)午前、タワー111で「都市と地方の地域づくりシンポジウム」が開かれ、松沢神奈川県知事と私が出席し、大都市と地方間交流について意見を交わしました。
 シンポジウムでは、それぞれ両県における少子高齢化時代の地域間交流のあり方、医療・福祉の対策、地方分権などの先進的な取組みを紹介し、今後の地域づくりについて意見交換をしました。松沢知事は「両県は地理的には離れているが共通点も多い、交流をしっかりと進め、民間同士の交流が深まることを期待したい」と述べられました。私からは「中国をはじめ東アジアの発展により日本海沿岸地域のポテンシャルが高まっている。浅野総一郎氏のご縁を契機として、お互いのよい点を活かし、連携、協力しながら、それぞれの住民が生きがいや誇りを持って生きていける魅力ある地域社会を実現したい」とお話しました。
 富山県と神奈川県との間では、すでに工業技術の共同研究や青少年の交流などの面で連携が進められていますが、今回の松沢知事の来県が契機となって、より多くの面で活発な連携や交流が一層図られることを期待しています。

懇談会で挨拶する知事 同日、午後、県庁で「医師確保対策懇談会」を開催しました。この懇談会は、本県の初期臨床研修のマッチ率が全国46位にとどまっている現状を踏まえ、医学部に学生を供給する県立高等学校、医師を養成する富山大学医学部や附属病院、若手医師を受け入れる県内各病院等と意見交換を行い、医学生の確保・養成や若手医師の県内定着に向けた方策について知恵を出し合って取り組んでいきたいとの趣旨で設置したものです。
 懇談会では、「医師への動機付けの面で高校生のうちから医療現場を体験する機会が必要」、「県外進学者に本県の医療機関等に関する情報をダイレクトメール等で発信すればどうか」、「研修医にとって魅力的な研修プログラムを各病院が提示していくことが必要」など多くの積極的なご意見をいただきました。
 私からは、「初期臨床研修を行う病院連携モデル事業や指導医の資質向上などの施策を新年度予算に盛り込んでいく考えであること」、「本県出身の医学部学生に対するダイレクトメール発送についても前向きに取り組んでいきたい」とお話しました。

行政改革の記者会見を行う知事 2月20日(水)午後、県庁で平成20年度の行政改革に関する記者会見を行いました。
 主なポイントとしては、新たな政策課題に対処するため観光交流と地域振興を一元的に推進するための「観光・地域振興局」の設置、危機管理体制の強化のための消防・危機管理課の「消防課」及び「防災・危機管理課」への再編・強化など組織整備を行う一方で、共通事務効率化の実施に伴う出先機関の人員体制の見直しなどを行い、一般行政部門で148人の減員を行うこととしました。
 また、私を含め職員の給与は平成17年度から3年間臨時的に減額してきましたが、平成20年度からさらに3年間減額するとともに、地域手当も当分の間、本来の支給率3%を凍結することにしました。この結果、本庁及び富山市内の出先機関の給与については、地域手当の凍結を含めると、実質で一般職4%、管理職7〜6%、副知事等13%、知事18%の減額、その他の出先機関については、一般職1%、管理職4〜3%の減額となりました。困難で難しい色々な経過がありますが、職員の皆さんの理解と協力に感謝している次第です。また、引き続き事務事業の見直しや民間委託などを一層進め、さらにスリムで効率的な県政の実現を目指すことにしました。

当初予算案の記者会見を行う知事 2月21日(木)午前には、平成20年度予算に関する記者会見を行いました。新年度の予算規模は、前年度比0.6%減の5263億円6800万円と減少しましたが、産業振興、子育て、教育、福祉・医療、社会資本整備などの政策経費はタウンミーティングなどで寄せられた県民の皆さんの意見をしっかりと反映させ、前年度比30億円、1.2%増となっています。この財源は、人件費の削減(31億円減)や昨年以来の全国知事会などの議論を経て決定された東京など大都府県と地方との税収格差是正(富山県は約23億円増収)によって産み出されたといえます。
 今回の県予算の特徴をひと言で表現すると、財政再建に留意しつつ、「元気とやまの創造」を加速させる予算といえます。記者会見で記者の方から予算の特色を一言でといわれて、つい「元気満載」の予算と言ってしまいましたが、それ相応に妥当な表現ではないか、と思っています。平成20年度は、この予算のもと、「元気とやま創造計画」に盛り込まれた55の政策目標を着実に推進し、富山県の新たな未来を切り開いていきたいと思います。

懇談会で挨拶する知事 2月22日(金)午前、名鉄トヤマホテルで「活力とやま創造懇談会」が開かれました。今回は、県内7商工会議所の会頭、専務理事の皆さんにお集まりいただきました。私から平成20年度の県予算案や重点施策を説明した後、各地域の状況や課題等もお話いただき、地域経済の活性化や活力ある県づくりなどについて、昼食もとりつつ、意見交換を行い、大変有意義でした。

設立会議で挨拶する知事、名誉会長に選出され、挨拶する辺見じゅんさん 同日午後、名鉄トヤマホテルで「『立山・黒部』を誇りとし世界に発信する県民の会」の設立会議が開かれ、出席し、ご挨拶しました。
 この会は、世界文化遺産登録への提案を契機として、「立山・黒部」の魅力を学び、再認識・再評価し、未来に引き継ぐ宝として大切に磨き上げ、その価値を世界にアッピールしようとするもので、県内の経済界、立山にゆかりのある有識者、立山黒部を愛する会などの皆さんが中心になって設立されました。
 会議では、規約が承認された後、役員選出が行われ、名誉会長に富山市出身で作家、歌人の辺見じゅんさん、会長には高木繁雄北陸銀行頭取が就任されました。私も顧問の一人に就任いたしました。
 既に、昨年9月末、「立山・黒部〜防災大国日本のモデル−信仰・砂防・発電」をタイトルとして、世界文化遺産への登録候補としていただくよう、文化庁長官に申請したところです。まずは、白岩砂防堰堤や黒部川第2発電所などを国の重要文化財に指定してもらうよう、県として文化庁や当該資産の権利者等に働きかけ、現在、その方向で検討が進められています。いずれにしても、民間の皆さんが中心となって熱意ある応援組織をつくっていただいたことについては、大変心強く、ありがたく思っています。

受賞された皆さんと記念撮影する知事、大賞作品の写真 2月23日(土)午後1時から富山県中央植物園で「コンテナガーデンコンテスト表彰式」が開かれました。このコンテストは地域緑化の指導者としてご活躍されているグリーンキーパーさんらの日頃の活動成果を発表していただき、広く県民の皆さんに知っていただく機会とするため、花と緑のフェスティバル開催に合わせ、第1回目のコンテストとして実施したものです。
 コンテストには県下の花と緑の銀行全支店から30作品の出展があり、いずれの作品も、デザイン・レイアウトに工夫が凝らされ、日頃培われた緑化技術を競うにふさわしいコンテストになりました。
 審査(前田一樹審査委員長)の結果、コンテナガーデン大賞には、射水支店の「大門花と緑の地方銀行」が、優秀賞には、高岡支店の「成美校下花と緑の推進協議会」、富山支店の「八木山花づくり同好会」、砺波支店の「種田花と緑推進協議会」の3団体が選ばれました。
 私からは、表彰式に参加された皆さんに対し、日頃からの地域の花づくり、森づくりへの積極的な取り組みに感謝申し上げるとともに、県としても、今後とも、県民の皆さんと力をあわせ、さらに花と緑に満ちあふれた美しい県づくりを進めていきたいと、ご挨拶いたしました。

電話で被害状況を確認する知事 2月24日(日)夕方、急きょ登庁し、消防・危機管理課において「寄り回り波」による被害状況について、現状把握を行いました。また、特に大きな被害が予想された入善町の現地対策本部長の米沢町長に直接電話し、高波の状況や現地の被害状況、避難された方々の状況などについてお聞きしました。
 できるだけ早く、被災者支援はもとより、被害調査や災害復旧など必要な対策を講じるため、私自ら、状況把握を、極力、迅速に正確に行う必要があると判断したためです。

高波被害対策会議で挨拶する知事、災害現場で職員らから説明を受ける知事、避難住民を慰問する知事 2月25日(月)午前10時から県民会館で「高波被害対策会議」が開かれました。会議では、各部局から前日24日(土)の高波による被害状況についての報告があり、入善町、黒部市、朝日町、射水市、高岡市において、死者や行方不明者を含む人的被害のほか、住家の全半壊や浸水、漁港・港湾や道路の損壊など大きな被害があったことが判明しました。私からは、早急な災害復旧と被災者支援に全力を挙げるとともに、抜本的な安全対策についても国と協議するよう指示しました。
 また、午前11時半には入善町の芦崎漁業研修センターにある現地対策本部を訪れ、米沢政明町長から被害状況などについて説明していただきました。その後、同町芦崎地区や黒部市生地地区の被災現場も見て回り、被災者の方々ともお話しましたが、実際に見た被害は想像以上のもので、より早急で抜本的な災害対策の必要性を痛感しました。
 また、地元の消防団、婦人会等の皆さんが、食事の炊き出しや給水などの面で献身的に避難住民を救助し、支援されていることは誠に有り難く、心から感謝を申し上げた次第です。

2月定例県議会本会議で提案理由説明を行う知事 2月27日(水)午前、2月定例県議会が開会しました。当初提案として一般会計、特別会計および企業会計予算をはじめ、「明日のとやま教育創造基金条例」の制定や「医学生等修学資金貸与条例」の一部改正など57件の議案等を提案しました。会期は3月24日までとなっており、本会議での代表質問、一般質問、予算特別委員会、総括質問、本会議での討論などが続きます。

合同例会で挨拶する知事 同日夕方、名鉄トヤマホテルで「北日本四政経懇話会合同例会」が開かれました。例会には四政経懇話会の会員の皆さん約300人の方々が出席され、会長を務める梅沢直正北日本新聞社長のご挨拶の後、私から「『人が輝く元気とやま』−対話と創造」と題して、平成20年度の県予算案の概要や重点施策について、1時間ほど講演をさせていただきました。
 平成20年度県予算のポイントとして、(1)予算規模は前年度比0.6%減の5263億円となったが、産業振興、子育て、教育、福祉、医療、社会資本整備などの政策経費は、幅広い県民の皆さんの意見をしっかり反映させ、前年度比30億円増(1.2%増)としたこと、(2)その増加財源は、財政再建の推進のため人件費を31億円減(2.0%減)としたことや、東京など大都府県と地方の県との税収偏在の是正等により、大都府県から地方に4000億円を再配分することとし、本県及び県内市町村合計で48.7億円(うち県分23億円)の増収とできたことから産み出すことができたといえること等についてお話しました。
 終了後、懇親会が開かれ、富山の食材を活かした「越中づくし」の料理を味わいながら、皆さんと親しく歓談させていただきました。

高波被害の様子 3月1日(土)午後、県庁で記者会見を開き、去る2月24日に本県東部地域を中心に発生した高波被害に係る災害救助法の適用について発表しました。
 今回の災害では、住家の全壊等の世帯数等では基準は満たしませんでしたが、被災から1週間以上過ぎてもなお数多くの方々が避難生活を送っておられることなどを考慮し、国とも相談して災害救助法を適用することにしました。
 この法律の適用により、避難所や仮設住宅の設置、生活必需品等の支給などが被害発生時(2月24日)に遡って国・県が費用負担することとなり、入善町や被災住民の方々の負担が大幅に軽減されますので、今後の被災者支援や災害復旧に一段と弾みがつくことになりました。
 なお、3月5日には、加えて高波被害に係る当面の対応として、災害弔慰金及び知事見舞金の支給、漁業関係被害に対する金融措置、県立高校の授業料減免、入善町への県職員の派遣等を行うことを発表しました。

祝賀会で挨拶する知事 3月2日(日)正午、竹平栄次氏の高岡市名誉市民受賞記念祝賀会が高岡市で開催され、私もお招きをいただきお祝いを申し上げました。竹平栄次氏は、昭和23年立山アルミニウム工業株式会社の前身である立山鋳造株式会社を創業され、一代でアルミのトップメーカーに育てあげられました。実兄で三協アルミを創業された故竹平政太郎さんとともに長年にわたりアルミ工業界で活躍され、また、勝興寺の文化財保存会会長、高岡法科大学の後援会会長等を長く務められ、文化や教育の振興にも並々ならぬご尽力をいただいております。今回の名誉市民の受賞を機に益々ご健勝でご活躍されますよう、お祈り申し上げる次第です。

米沢入善町長らの要望を受ける知事 3月3日(月)午後、入善町の米沢政明町長と谷口一男町議会議長が知事室を訪問され、高波被害の復旧支援と国等への働きかけを要望されました。
 米沢町長は、入善町の被害復旧については、災害救助法の適用などにより応急復旧など一応の目途がついたが、災害で発生したゴミ処理問題のほか将来とも安全で安心して生活できるような対策を講じるためにはかなりの時間と経費を要することを説明され、その支援を要望されました。
 私からは、ゴミ処理問題については環境省に働きかけるとともに、その他の災害救助法の対象外となる経費については特別地方交付税などの措置を総務省に働きかけたいと考えていること、また、国土交通省や水産庁に対して今後の抜本的な高波対策のあり方について協議する検討会の設置を呼びかけていることをお話しました。
 また、射水市の分家静雄市長(2月29日)と高岡市の橘慶一郎市長(3月3日)も知事室を訪問され、高波被害の早期復旧や原因究明について要望されました。

協定書の締結式で挨拶する知事、関係の皆さんとの記念撮影、協定書の写真 3月5日(水)午後2時、県民会館で「富山県におけるレジ袋の削減推進に関する協定書の締結式」が行われました。
 この協定は、4月1日から県内の主なスーパー25社116店舗でレジ袋の無料配布の取り止めが一斉に実施されることに伴い、レジ袋の削減やマイバッグ等の持参が全県的に推進されるよう、各スーパー、関係団体、県の三者が相互の連携と強力を確認するものです。
 締結式には、スーパー25社の代表者、消費者協会、婦人会、環境保健衛生連合会、PTA連合会など関係10団体の代表者の方にお集まりいただき、協定書に署名していただきました。
 レジ袋の販売価格は、各スーパーで個々に検討された結果、いずれのスーパーにおいても一枚5円となりました。県としても、4月1日からレジ袋の無料配布の取り止めが円滑に実施されるよう一層周知徹底を図るとともに、環境にやさしいライフスタイルの実践を幅広い県民の皆さんに引き続き呼びかけていくこととしています。

 なお、その他のものを含め、この間の仕事や出来事を一覧表にしてまとめましたので、ご覧ください。

<平成20年2月9日から3月5日までの概況>
2月9日(土) ・日本青年会議所富山ブロック協議会全体会議(名鉄トヤマホテル)
・瑞龍寺ライトアップ観覧
・越中とやま食の王国フェスタ2008〜冬の陣〜「越中料理と地酒を楽しむ会」(高岡)
2月11日(月・祝) ・NPO法人「Nプロジェクトひと・みち・まち」設立記念「映画de地域づくりフォーラム」(高岡)
・ノーレジ袋県民シンポジウム(高岡市)
・県日中友好協会創立55周年・2008年新春交流懇親会(ANAクラウンプラザ)
2月12日(火) ・道路特定財源諸税の暫定税率の維持を求める富山県緊急決起大会(富山第一ホテル)
・県防災会議・原子力災害対策部会合同会議(農協会館)
・医療功労賞富山県表彰式
・元気とやまスポーツ大賞受賞者報告
2月13日(水) ・庄川左岸地区用排水対策促進協議会からの要望
・連合富山政策制度要求回答書手交
・県自殺対策推進協議会からの提言書の手交
・金沢福光連絡道整備促進期成同盟会からの要望
・市議会議長会議員研修会(高志会館)
2月14日(木) ・北陸新幹線建設促進及び道路特定財源についての中央要請(東京)
2月15日(金) ・(独)鉄道建設・運輸施設整備支援機構理事長への要請
・庁議
・定例記者会見
・富山化学工業(株)中野会長、菅田社長の来訪
2月17日(日) ・神奈川県・富山県知事意見交換・懇談会(氷見市)
・神奈川県・富山県知事歓迎懇談会(氷見市)
2月18日(月) ・都市と地方の地域づくりシンポジウム(タワー111)
・医師確保対策懇談会
2月20日(水) ・記者会見(平成20年度行政改革)
2月21日(木) ・記者会見(平成20年度予算)
2月22日(金) ・活力とやま創造経済懇談会(名鉄トヤマホテル)
・「『立山・黒部』を誇りとし世界に発信する県民の会」設立会議(名鉄トヤマホテル)
・地域公共交通の活性化方策に関する調査研究会(県民会館)
2月23日(土) ・コンテナガーデンコンテスト表彰式(中央植物園)
2月24日(日) ・寄り回り波被害状況把握のため登庁
2月25日(月) ・自民党議員会から寄り回り波による被害対策の申入れ
・高波被害対策会議(県民会館)
・高波被害の現地視察(入善町、黒部市)
2月26日(火) ・高波被害対策会議
・県医療審議会(県民会館)
2月27日(水) ・2月県議会開会
・北日本四政経懇話会合同例会講演会(名鉄トヤマホテル)
2月29日(金) ・県議会本会議(代表質問)
・射水市長からの高波被害の復旧と原因究明に係る要望
3月1日(土) ・記者会見(高波被害の災害救助法適用)
3月2日(日) ・竹平榮次氏高岡市名誉市民受章記念祝賀会(高岡市)
・ノーレジ袋県民シンポジウム(マリエとやま)
3月3日(月) ・薬物乱用防止「民間国連ヤング大使」任命状伝達式
・入善町長からの高波被害に係る要望
・高岡市長からの高波被害に係る要望
3月4日(火) ・県議会本会議(一般質問)
3月5日(水) ・新「朝日町土地改良区」合併設立認可書交付式
・富山県におけるレジ袋の削減推進に関する協定締結式(県民会館)
・記者会見(高波被害の対応)

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