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知事記者会見[平成20年度]

2017年6月8日

知事室 目次

知事記者会見要旨[平成20年4月17日]

◆日時 平成20年4月17日(木)午前11時30分〜12時5分
◆場所 県庁3階特別室

1 知事からの説明事項
(1)「とやま子育て応援団」の県内プロスポーツチームとの連携について
(2)平成20年度「とやま夏期大学」の開講について
(3)「環水公園の日」のイベント開催について 
※配付資料は関連ファイルをご覧ください。

2 質疑応答

【知事からの説明事項】

記者会見で説明をする知事 おはようございます。
 3項目についてお話をしたいと思います。
 最初に「「とやま子育て応援団」の県内プロスポーツチームとの連携PR事業」ということであります。県内のプロスポーツチーム、これからサンダーバーズの試合もいよいよ近くあるわけですが、こうしたプロスポーツの皆さんと連携して県の様々な施策をPRしたいなと思っておりまして、その一つが子育て応援団事業であります。
 お手元の資料をご覧いただきますと、「とやま県民家庭の日」というのを前から設けておりますが、毎月第3日曜日であります。その最初が5月18日ですけれども、6月、7月、8月、9月の5試合につきまして「とやま子育て応援団」優待デーにしたいと思っております。親子連れで、親1名につき子ども(小中学生)1名まで無料にします。それから、場内アナウンスによる子育て応援団のPRとか子育て応援団の優待カード・チラシを配るということであります。また、「子育て応援団ロゴマーク」をサンダーバーズ携帯型スケジュールに掲示するとありますけれども、サンダーバーズの試合のスケジュールが書いてあり、その裏側をご覧いただきますと様々な広告等がありますが、その一つとして子育て応援団のPRもしていただきます。子育て応援団は、加盟店が2,000店を超えまして、ガソリンスタンドに行けば洗車とオイル交換が10%割引になるなど、色々メリットがあるわけですが、意外に知られていないということもありますので、こういう形でプロスポーツチームと連携してアピールをしたいということでありますし、同時にプロスポーツチームを支援するという面もあります。
 これ以外にも、飲料用のリユース容器のモデル導入ということを4月20日及び26日の富山サンダーバーズのホームゲームにおきまして、飲料用リユース容器を紙コップの代わりに使用していただき、ゴミの減量化とエコライフについて考えたり、取組んでいただくきっかけにしたいなと。また、会場でエコライフについてのパネルを展示したいと思います。それから観光キャッチフレーズのPRもこのプロスポーツチームのユニフォーム等に新しい「パノラマ キトキト 富山に来られ」を貼付してもらいまして、富山県のPRをしてもらおうということであります。なおあわせて「元気とやまプロスポーツ応援事業」ということで、県内の競技会場で運行する応援バスやシャトルバス等の運営費について支援するということもやっております。

 2つ目はとやま夏期大学の開催でありまして、今年が3回目になろうかと思いますけれども、8月1日から4日まで、立山山麓の立山国際ホテルでやることにしております。募集定員は各日200名ということであります。講師は、数学者でフィールズ賞を受賞されている広中平祐先生、それからギリシャ・ローマ史、国立西洋美術館長でありまして、立山・黒部の世界文化遺産登録に向けて適格性があるかとか、どこをアピールすべきか、ということを検討した「立山・黒部地域の文化資産にかかる有識者懇談会」の座長になっていただいた青柳先生、男女共同参画の樋口恵子先生、東京大学の神野先生は3回連続になりますが、今の格差問題等についてお話をいただくことにしております。ちなみに、パンフレットにはオプションとして立山カルデラ見学会、有峰散策、白樺平までの散策等いろいろなコースや交流会もあるということで、私はできればオプションで富山のおいしいものを食べに行くコースをつくったらどうかというようなことも検討いただいております。これで三回目ですけれども県外からの参加者も増えておりまして、元々この夏期大学は県民の皆さんに参加いただいて改めて立山の豊かな大自然の中で学ぶ楽しみを味わってもらおうということですけれども、同時に県外の皆さんに滞在型の観光交流にも来てもらいたいということを大きな狙いにしておりまして、幸い、1回目、2回目と段々県外からの参加者が増えておりまして、昨年ですと、のべ受講者67人ということになっております。また年代も50歳代の方が一番多いのですけれども、次に60歳代、40歳代、案外30歳代の方も多い、20代の人も結構いらっしゃるということで、非常に幅広い参加者になっております。今回数学者の広中先生にやっていただきますから、県内の高校生の皆さんが相当参加してくるのではないかと思いますが、これからも魅力的な講師、めったに聞けない方をお呼びして、しっかり楽しみながら勉強するというような環境、またそれを通じて、富山県、立山・黒部も含めまして魅力を全国的にいろいろな方に味わってもらうと。これは6年後に新幹線が来るということも念頭に置いて今から富山県のアピールを首都圏はじめ全国にしていこうということの作戦の一環であります。

 3つ目が「環水公園の日」のイベントであります。おかげさまで、環水公園は9割方完成しましたが、ハードを整備するだけではなくて県民の皆さんの憩い・賑わいの場にしたいということでいろいろな催しをやってきました。昨年の春ぐらいまでは旧富山市在住の方でも「富岩運河環水公園はどこにあるのか」と言われ私もショックを受けましたことがありますが、この1年ですっかり変わって、富岩運河環水公園は富山市民だけではなくて、県民に相当広く浸透してきたなと思っております。今年は引き続いて4月から10月まで「とやま県民家庭の日」にあわせまして、毎月第3日曜日を環水公園の日といたしまして、その1回目、4月20日には、従来からやっておりますカヌー体験教室、クイズラリーといったものに加えまして手作りおもちゃで遊ぼうとか野鳥観察会、それから森づくり税を活用した積み木で遊ぶコーナーとか、また今度この秋から出店していただくことが決まりましたスターバックスさんにもサンプリングカーによる無料試飲コーナーを設けていただく。また従来から時々来ていただいておりますが、移動販売車による飲食提供もしていただこうと思っております。参加料は基本的に無料であります。この他、5月4日は「舟遊びの日」、8月10日は「夏まつり」、10月5日は「運河まつり」、12月23日は「スイートクリスマス」というふうに四季折々のイベントを昨年から始めましたが、今年も引き続きやろうということにしております。いずれ新幹線も通るということもありますので、富山駅から歩いて8、9分のところに国際的にも珍しい、ちょっとユニークな運河公園があると、行ってみると楽しいよと、また非常に美しいところだと言ってもらえるような富山県の名物の一つとなるように力を入れていきたいと思っております。
 以上で私からの説明を終わらせていただきます。

【質疑応答】

記者会見で記者と質疑応答する知事○記者
 4月1日から始まった後期高齢者医療制度で、保険証の未送付や市町村の窓口への問い合せの殺到があるようですが、そのことについて知事のお考えはどうでしょうか。
○知事
 これはやはり大きな制度改正であり、国全体の医療制度改革ということで厚生労働省はじめ国会の場でもよく議論いただいたのですけれども、十分に、県民、市民の皆さん、特に高齢者の皆さんに伝わっていないのは残念なことでありまして、国においてしっかりともっとPRしていただきたいと思います。直接は広域組合でやられるわけですけれども、制度設計し、法律でお決めになったのは国ですから、国はもっと真剣に、国民の皆さん、特に高齢者の皆さんの日々の生活に関わる話ですから、もっともっとよく丁寧に説明して理解を求めるようにしていかなければいけないと思います。

○記者
 65歳から74歳の重度障害者への県単医療費助成は、新しい制度に加入しないと対象外となってしまうと、一部の障害者団体から強制加入ではないかという指摘もありますが、このことについて措置や対応の考えがありましたらお聞かせください。
○知事
 これは国の制度改正に伴うことでありまして、75歳以上の方は当然加入になるわけで、国民健康保険、被用者保険に入っておられる方は保険料を払うわけです。65歳から74歳のうち、問題になっているのは被扶養者で今まで保険料負担がなかった人のことをおっしゃっていると思いますが、この方々だけ今までどおり払わなくてもいいといたしますと、75歳以上の人は払うわけですから、不公平になりますよね。これはやはり、75歳以上の方に準じて、65歳から74歳の方でも一定の障害のある方は後期高齢者医療制度に移行していきましょうという考え方ですから、その点は、公平の考え方からしてよく説明すれば理解していただける話だと思います。今度の制度設計そのものは国でお決めになったことなので、私があれこれ言うのはあれですけれども、医療制度改革の趣旨というのは、従来から比べると負担は増えるという部分がありますが、それは何故かと言うと、医療費がどんどん増える、その中でも高齢者、特に後期高齢者の医療費が増える。このままでは若い人の保険料負担が非常に増えてくる、それを避けようとして、税金で負担するとなれば、将来消費税をどんどん上げないといけないことになるので、国会の場でよく議論されてああいう改革がなされたということであります。国政の場で、国民の負担がどうあるべきかという全体的な姿、例えば高齢者の方に配慮しようとすると、今度は若い人、働き盛りの人の負担が増える等色々な問題があって、なかなか一筋縄ではいかない中でああいう形にされたわけですから、それについて、私なりの色々な考えはありますけれども、それはともかくとして、こういう大きな制度改革なので、よほど丁寧にしっかりと、県民・市民・国民の皆さんに国が説明すべきであると思っております。

○記者
 65歳以上74歳までの障害者の方は新しい制度に加入しないと県の助成を受けられないことについては、議会に請願が出されて、継続審査になっているのですが、なるべく早い段階で県は市町村に意向を聞いて、その上で検討、という流れのように理解しているのですが、その検討をされるのでしょうか。
○知事
 このことについては、市町村長さん方ももちろんですが、一般の県民がどう考えるかということだと思います。75歳以上の方は保険料を払って、医療費は原則1割負担、ただその1割負担については、県単医療費助成制度の対象になって無料になるということですよね。65歳から74歳の方で障害のある方は、75歳以上の方に準じて、それに入ってもらうというのが従来の高齢者保険制度とのバランスから言うとリーズナブルな方法だと思うのですが、お聞きしますと75歳以上の人と同じように保険料負担をしなくてはいけない、それがどうもいやだということのようですが、そういうことを一般の県民の方がどう思うかということではないでしょうか。私はやはり、それだと公平の面でいかがかなと、やはり75歳以上の方と同じように保険料負担をやはりしていただくことが今の医療を取り巻く現実から言うと、大方の県民はそう思うと思います。ただせっかく議会に請願もでていることですから、また市町村長さんのご意見も聞いてみなければいけないと思います。結局、それに入らないと本来は医療費3割負担になるわけですね。保険料負担をしない代わりに。その3割を県単医療費助成で無料にしてくれということだと思いますが、一般の県民の方がそれは本当に公平な結論と思われるかどうかではないでしょうか。私はやはりそれは普通に考えると、ちょっと不公平になるのではないかなという気がします。大元の国の制度改正がいいか悪いかという議論はあるかもしれませんが、私の方としては法律を前提にしてものを考えなければいけない、また同時に天下の悪法と言えるかどうかということも、先ほど言ったとおり、高齢者への福祉も大事ですが、働く人達の負担はどうするのかということも大事なことなので、国民の皆さん全体のことを考えて落ち着きのいい制度にしなければおかしいのではないかと思います。
○記者
 全国の中では、富山県の考え方はどうやら少数派の状況になっていると思いますが。
○知事
 そうでしょうか。富山県の県単医療費助成制度が手厚いからそういうことになるかもしれませんね。それぞれの地域の知事さん、市町村長さんの見識の違いもあるかもしれません。

○記者
 新幹線に関してなのですが、道路特定財源の一般財源化の議論に絡んで、与党の幹部の中からは、一般財源化したものを新幹線など幅広く交通関連に使えたらいいのではないかと言っていらっしゃる方もいるようですが、未着工区間に関しては、新規着工についての結論が先送りされている状態ですけれども、知事として未着工区間の財源に一般財源化された道路特定財源を充ててほしいというようなお考えはありますでしょうか。
○知事
 まず、私の基本的な考え方を申しますと、色々な経過のある道路特定財源を一般財源化するという方針を福田総理が示されたことについては、一国の総理が決断されたことですし、これまでの様々な経過も十分ご承知のうえで、あえてそのようにおっしゃったことについては、敬意を表して、重く受けとめなければならないと思っております。ただ、かねて私が申し上げておりますように、地方の現実から言いますと道路特定財源を全部道路事業に充てても足りなくて、富山県で言いますと1/4は一般財源を充てているという現実がありますので、今すぐ一般財源にしても他のものにどんどん使えるという情勢にはなかなかないということについては理解いただけると思います。道路特定財源があるから道路をつくっているわけではなくて、県議会や市町村長さんをはじめとして、県民の皆さんから強い道路への切実な要望があるから、様々な県政の課題がある中で、この道路はやりましょうというようにしてそういう結果になっております。ただ少し長い目で見ますと、道路整備も富山県をはじめ地方においても、それなりに進んでくれば、一般財源化して、道路以外にも使えることが実質的な意味を持ってくる時代が来るかもしれないなとは思います。そういう意味で、国民の皆さんからいただいている収入の使い途の幅を広げるということについては、それはそれで、総理の言われた考え方というのは重く受けとめなくてはいけないと思っております。今の時点では、新幹線の整備に充てたらということは、私の立場からは申し上げにくいのですが、国政の場の議論としては色々な議論がありうると思います。例えば納税者の立場からみると、これまで道路を作るのだからと負担してきたわけですね、そこを納税者がどう考えるかということもありますから、このことについてはもう少し勉強させていただきたいなと思います。

○記者
 先ほど、子育て応援団の説明がありましたが、それとは別に、子育て支援券の進捗と、改めてその有用性、意義をお聞かせください。
○知事
 かねて子育て支援でいい政策が打てないものかと色々考えてきたわけですが、また同時に、昨年県単医療費助成制度の見直しで、ご承知のように所得制限を今年の10月から入れるということになりました。そういう検討会でご提言いただいた時に、付帯意見みたいなもので、是非子育て支援の充実も考えてほしいということがあったと思います。そういうこともあり昨年末色々検討して、オータムレビューでも出ていたわけです。それからタウンミーティングも色々な意見が出ましたし、子育てミーティングで、若いお母さん方を中心に、実際にファミリーサポートセンターを利用したら大変良かったと、あるいは保育所の一時保育とか、様々な子育て支援講座に参加したりして大変良かったと、同じ悩みを抱えているお母さん同士、もちろん中にはお父さんもいらっしゃると思いますが、そういう方々とお話することで、精神的な面でも助けられた、ネットワークが広がったという声が強い。ただ一方で、市町村含めて様々な保育サービスを用意しているのだけれども、食わず嫌いと言いますか、やはりお金がかかるということで利用度が必ずしも高まらないと。しかし実際に使ってみるとこれはいいと、割によくお使いになるというのが実情のようですので、子育ての一助になるようにこの「とやまっ子 子育て支援サービス普及促進事業」を今回創設させていただいたわけです。婦人会の方々とか、広域関係の福祉を提供する側とか是非やってくれということで踏み切ったわけですが、実施にあたっては、事業費や事務費を含めて県が全て負担しようと、これを市町村負担半分というと市町村とご相談するのに大変時間もかかりますし、県単医療費助成制度も乳児・幼児については、入院は小学校入学前まで、通院は3歳までですが、市町村によってはもっと手厚くやっているところがある、あるいは県と同じところがある様々ですから、それはそれでベーシックなところ以上は市町村にやってもらう。しかし今度の保育支援サービスの方は、市町村負担を入れないで基本的には県がやるということにした方がいいのではないかと。ただ一般の県民とっては、市町村の窓口の方が数が多いですから、そこでお渡しすることが便利だということで市町村にお願いをしているわけですけれども、いずれにしても窓口でスムースにいくように、またそのことによって市町村に過度な負担になることは避けたいわけで、しかし県民の皆さんに喜ばれるサービスをするというのが基本ですから、実施面につきましては、今市町村のご意見をお聞きする、またサービスを受ける側の県民の皆さんのご意見をきくようにして、円滑に、またせっかくつくる仕組みですから、県民の皆さんに喜ばれる仕組みにしたいと思っております。


○記者
 今日の発表の「とやま子育て応援団」の県内プロスポーツチームとの連携PR事業について、富山サンダーバーズとの連携で、無料優待や当日価格より200円引きとあるのですが、サンダーバーズとの連携事業の事業費は全体でどのくらいで、優待や価格を下げるということはどのような仕組みでやられるのでしょうか。
○知事
 カターレ、サンダーバーズ、グラウジーズ、シーズンは少しずつずれますが、サンダーバーズは5月から9月、カターレは9月から11月、グラウジーズは12月から2月頃を想定しているのですが、各チームにこういうことでご協力いただくわけですから、それぞれ50万円ずつお支払するという予定にしております。各チームもそういうことをやることで、お客さんが増える、ファン層が広がるなどのメリットがありますので、だいたいこの線で皆さんご理解いただいております。

○記者
 熊野川ダム施設改良事業についてお伺いしたいのですが、新規採択が決まりまして、今後は再開発に向けて、色々調査に入っていくと思いますが、一方で140億円の資産の処理ということの着手も始まると思います。厚生労働省への補助金の返還、出資団体である富山市との分担などについて、知事ご自身は今後どのように協議を進めていくのか、また富山市との出資金などの扱いを巡ってはどのようにしていけばいいとお考えなのかお聞かせください。
○知事
 まず、厚生労働省への補助金の問題は当然出てくると思いますが、そのことについては、昨年来、事実上のご相談はしております。補助採択されるかどうかははっきりしなかったので事前のご相談ですけれども、幸い国交省に採択していただきましたので、そうなると当然厚生労働省と補助金の返還問題が出てきますから、今現にこれについてご相談を始めているところです。それから富山市さんとの関係では、治水の能力アップになるけれども、利水の事業はなくなるわけですから、そうなると、随分昔からの事業ですから、これまで色々な経過があって今日に至っているわけですけれども、最終的に補助金の返還額にもよりますけれども、地元が負担せざるを得ない金額が出てきたとしますと、これはやはり、お互いに話し合いをして、できるだけ円満に分担しあうということかなと思っています。各論はこれからです。ただ、そういう問題があるということについては富山市の方にも以前からご相談をしている。ただ、補助採択になりましたから、いよいよこれから具体的なご相談をしていく、こういうことになるかと思います。

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