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知事記者会見[平成20年度]

2017年6月8日

知事室 目次

知事記者会見要旨[平成20年8月27日]

◆日時 平成20年8月27日(水)午前10時30分〜11時10分
◆場所 県庁3階特別室

1 知事からの説明事項
(1)平成20年7月28日大雨被害への対応状況等について
(2)県内の学校へのAEDの設置完了と運用体制の点検等について
(3)富山県地球温暖化対策県民会議の設置について
(4)平成20年度とやま県民債の発行について

※配付資料は関連ファイルをご覧ください。

2 質疑応答

1 知事からの説明事項

記者会見で説明をする知事○知事
 最初に、7月28日の大雨の被害、これに対する対応状況であります。
 昨日ですか、確か一部報道もされたようですけれども、農地、農業用施設、林道につきまして、局地激甚災害の指定をいただくことができました。8月26日に閣議決定をしていただいて、政令の公布は29日の予定だと聞いております。ここにありますように、補助対象事業の査定見込額が16億6,000万ということで、南砺市の農業所得の推定額の1割を超しますので、局地激甚の対象になったということであります。これによりまして補助率のかさ上げ等がありますので、南砺市等地元の方にとっては大変いいことだと思っております。また、新たな市町村事業も、局地激甚になったことによって導入できまして、小規模緊急治山事業、国50%、県30%というような高い補助率で実施していけることになります。
 災害復旧事業の状況、資料の2の段落にありまして、被害額は3ページ目をごらんいただきたいと思いますが、公共土木関係では、県、市町村足しますとトータルで55億6,300万、それから、農地林務関係では、上から3つ目の表の右下ですけれども48億4,400万という、現時点ではこういう被害額になっているわけでございます。
 1ページ目にお戻りいただきまして、今、詳細な被害状況調査と復旧工法についていろいろ検討しているわけですが、9月末から順次災害査定を受けまして、早期に本格的な災害復旧事業に着手するというふうにしております。できるだけ早くということで、災害復旧経費については9月補正予算に計上する予定にいたしております。
 各施設についてのこれまでの対応状況を取りまとめていますが、1ページの下のほうにありますように、道路については、まず県管理道路の通行止めの復旧ということで、これまで特に迂回路がない箇所等を優先しておりまして、10路線、17箇所の通行止めを解除することができました。また、国道156号、南砺市祖山地内の復旧状況ですけれども、ここは北陸地方整備局が持っております応急組立橋を利用して、仮橋設置によって応急復旧工事をやるというふうにしておりまして、9月上旬には通行止めを解除できるという予定になっております。また、金沢湯涌福光線については、南砺市の立野脇地区、孤立していたわけですが、山側に仮設道路を設置しまして、地区住民の方など関係者については通行止めを解除したところであります。このあたり私も現地を見まして、早く対応できて良かったと思っております。
 それから、2ページ目をご覧いただきますと、農地・農業用施設につきましても、今、急いで復旧工法その他の検討を進めておりますが、9月下旬から順次査定を受けまして、11月末を目途に終了できるように農政局、財務局に働きかけをしております。査定が終了したものから市が工事に着手して、年度内にできるだけ復旧工事を進捗したいと思います。何とか来年の耕作の支障にならないように、基幹水利施設など重要施設については優先発注をする、そのために県も支援するというふうにしております。なお、カントリーエレベーターは、農協で8月22日までに復旧済みであります。
 それから、林道、治山も、ここに書いてありますように、災害関連緊急治山事業については林野庁と協議が整って、工事を早期に発注することにしておりますし、その他のものについても10月中には査定を受けて、11月末から工事着手、年度内にできるだけ復旧工事を促進するというふうにしております。
 また、立木の流出防止、3のところですが、砂防堰堤における対策ということで、皆さんも現地をご覧になったかと思いますが、橋梁に上から流れてきた流木が引っかかって、そして水位が上がって溢水して農地などや住宅が被害を受けたというケースがありますので、何とか砂防堰堤への流木止めの施設の設置について検討する。またあわせて、新たに砂防堰堤をつくるときはセットで流木止めをつくるのですけれども、4ページの写真を見ていただきたいと思いますが、砂防堰堤の少し手前、セットで流木止めがありますと、真ん中は水が流れて、一方、流木の方は止まると、こうなるわけですけれども、今回、非常に流木が多く流れ出ましたのでそれが被害を大きくしたという面がありますから、砂防堰堤施設は既にできていても、古いもので流木止め施設がないものは、新たに流木止め施設だけを後でつけ加えるというふうにしてもらうように、今、国に働きかけていまして、何とか国庫補助事業として採択してもらうように努力したいと思っております。
 それから、森林整備における対策ということで、今回、確かに大変な豪雨だったんですけれども、雨にも強い森づくりということが大事でありますから、間伐の実施を加速する。また、9月には航空写真を撮影しまして、荒廃地の発生状況の分析を行って、治山ダムの配置・構造等について検討して、流木発生の未然防止に努めたいと、こういうふうに思っております。
 それから、住家被害については、南砺市の市単独で被災者生活再建支援事業を支援する。国の措置をいただくには、基準で全壊5世帯以上であるのですが、今回4世帯でしたので、市単独で、国の被災者生活再建支援法に準じた措置をしたいということですので、県がその半分を補助するというふうにしています。これは、先般2月の入善と同じような対策を講じることにしております。
 なお、5ページをご覧いただきますと、これまで発表済みの実績、災害復旧支援職員の派遣とか流木処理とか土砂災害危険箇所の点検とか農作物対策、いろいろ整理してありますが、この中で災害復旧支援職員の派遣については、つい先ほど南砺市の溝口市長さんから、職員派遣で助かっている、大変ありがたいと。ついては、大変ありがたいんだけれども、農地、農業土木の職員をさらに10月中旬まで派遣を延長してほしいというご要請がありましたので、直ちに10月中旬まで延長しますよということも、この記者会見の直前に決めてまいりましたので資料が間に合いませんが、迅速に対応していきたいと思います。
 6ページをご覧いただきますと、今回つくりました大雨対策の、中小企業に対する当初3年間無利子という制度も早速適用が出ておりますし、また、建築確認申請の手数料の免除だとかといったこともありますし、知事見舞金も、28日ですから明日ですか、南砺市で厚生部長から市長にお渡しすることにいたしております。
 なお、その次のページを見ていただくと、8月16日の集中豪雨対策ですけれども、当面の対策としまして、都市型の簡便な土のうなどの水防資機材の普及に努めるということにしております。先般、県民会館の前で実演させていただきましたが、今度防災訓練でも実際にやってみたいと思っております。商店街の支援事業を活用する、要綱等も見直しをします。それから、それ以外にも地域防災力向上支援事業という自主防災組織を支援する事業がもともとございますが、これも要綱等を直しまして補助対象に加えるというふうにしております。急いでおりますのは、集中豪雨、最近は異常気象でまたいつ起こるかわかりませんし、また、台風シーズンに近くなっていますから、できるだけ速やかに対応して、少しでも被害を未然に防ぎたいということであります。
 なお、中長期的な対策は、先般も申し上げましたが、市街地における震災対策ということになると下水道は基本的に市の所管でありますので、富山市さんとか高岡市さんとかこういったところで、特に割に早い時期に整備したものは汚水と雨水が一緒に流れる合流式になっていますけれども、そうしたものを分流式に変えるとか地下で調整池を整備するとかいろいろな方策が考えられますが、市のほうで検討していただくようにお願いしまして、また、県としても必要に応じて助言を行うことにしております。この間の訓練の写真も付いていますのでご覧いただきたいと思います。

 次に、学校のAEDの設置完了と運用体制の点検ということであります。大変うれしいことに、富山県内すべての学校で8月をもちまして全国で初めてAED(自動体外式除細動器)の設置が完了しました。県立学校には17年度に全校配置済みで、これは学校のPTA安全互助会の皆さんの寄附によるもので、大変ありがたいと思っております。また、市町村立の学校にも順次整備をされまして、8月末で全校ということになりました。また、私学のほうでも全校設置済みということでありまして、文部科学省によりますと、100%というのは富山県が全国で初めてであります。全国の状況の参考のところにありますように、小学校が3分の1ぐらい、中学校が55%ぐらい、高校で9割ちょっというふうなことでありますので、富山県は随分進んでいるほうだということになろうかと思います。
 ただ、今後の対応というところを見ていただきますと、実際にいろいろな方のご意見を聞きますと、一つはAED講習、いざというときにちゃんと使えないと困りますから、こうしたこともさらに教職員等含めてスポーツ指導者とか、そういう方にできるだけ早くAED講習を今後も計画的に進めたい。もう一つは、よくお聞きするのは、今、大事なAEDだということで、例えば職員室のすぐそばに置いてあるんだけれども、休日・夜間に地域に開放してスポーツをやるような場合に、鍵をあけないとAEDを使えないというようなことになると困りますので、AEDの設置場所や管理方法は弾力的にしてもらうような通知を県立学校や市町村市立学校あてに本日付で発送したいと、そういうふうに思っております。昨年3月ぐらい、県内のある高校で、部活動で倒れた生徒さんにAEDに処置をして大事に至らなかったという事例があると聞いておりますし、これは人の命にかかわることですから、これからもしっかりその面でも努力していきたいと思います。

 次に、地球温暖化対策県民会議の設置についてご説明をいたします。
 今度、9月1日に開催することにいたしております。メンバーは、1枚おめくりいただきますと、学識経験者で、富山大学の西頭学長とか中央環境審議会の会長を務めていらっしゃる鈴木先生とか、そういった方々にもご無理をお願いして、メンバーになっていただいていますし、県民の代表の方、経済界の代表の方、行政関係者というようなことでやっていただくと。温暖化対策の推進は、その右側のポンチ絵を見ていただくといいですけれども、県民会議で県民総参加による実効性のある地球温暖化対策をご検討いただきまして、ここでいただいたご意見を踏まえまして全県的に講ずべき具体的な方策を地球温暖化対策推進本部で決めていただく。もちろん市町村に呼びかけて市町村にやっていただくような分野、経済界にお願いする分野、また、一般の県民の皆さんにお願いする分野、いろいろあると思いますが、努力してまいりたいということでございます。
 議論をいただくことが想定される項目がその下についていますが、短期的には県の率先行動、早速マイカーによる通勤の自粛とかいろいろ打ち出しておりますが、また、21年度予算に反映すべき新たな施策といったことをやってまいりたいと思いますし、また、中期的な項目、京都議定書の第一約束期間は24年度までですけれども、深夜営業なども含めたライフスタイルのあり方とか事業者の取り組みの推進方策とか、また、京都議定書以降、今、洞爺湖サミットでも議論になっていますが、国際間で新たな削減目標をつくるとかいろいろな動きになっていますが、こうしたものを踏まえた長期的な項目についても議論していただくということであります。
 1ページ目にまたお戻りいただきまして、1回目は県庁本館4階でありまして、まず温暖化対策の現状や今後の取り組みについてご議論をいただくというふうにしております。なお、これに先立ちまして、中央審議会の会長の鈴木先生、非常にご見識のある方ですから、45分ぐらい講演会をお願いすることにしていますので、ご関心のある方は是非見ていただきたいと思います。
 なお、先ほどの資料、もう1枚おめくりいただいて、関連でご報告したいと思いますが、レジ袋の無料配布の取り止めに伴うマイバッグ持参率、実施店舗の推移ですけれども、まず1番目の実施店舗数の推移というのを見ていただきますと、おかげさまで4月に33社240店舗でスタートしたのですけれども、その後6月までに大分増えまして、8月になってさらに増えまして、現在は38社290店舗で実施いたしております。スーパーだけではなくて、クリーニング店も参加が増えてきたというのが大変うれしいことであります。マイバッグ持参率は今回ならしますと92%で、前回4月のときの93%よりも、一見1%下がったように見えますが、スーパーについて見ていただくと逆に1%上がっておりまして、クリーニング店がちょっと落ちていますが、これは新規参入のところがまだ不慣れとか、一般の方に周知が不十分ということでありまして、無料配布取り止めは、これに参加する皆さんの輪が着実に増えているということで大変うれしく思っております。その効果等、その次のページに書いてありますので、ご覧いただきたいと思います。

 次に、第4点目でありますが、20年度のとやま県民債の発行でございます。今回は、昨年と同様、40億なんですけれども、対象事業は従来と少し趣を変えまして、治山治水対策、学校の耐震化、こういったことを中心にやりたいと。特に最近大雨も降ったりしておりますので、県民の皆さんも、あるいは学校の耐震化とか、非常にイメージが湧いて引き受けていただきやすいのではないかと、こういうふうに考えておりまして、発行条件等はここに書いてあるとおりでございます。ご覧いただきたいと思います。
 以上で、私からの説明を終わらせていただきます。

2 質疑応答

記者会見で記者と質疑応答する知事○記者
 まず、災害に関する質問ですが、9月補正の災害復旧経費の規模はどのくらいなるのか。また流木止めを国に求めていくということですけれども、根本的な流木対策に対して知事はどのようにお考えでしょうか。
○知事
 最初の、9月補正の規模ですが、これはちょっと今、まさに色々詰めている最中で、また国との折衝等もありますから、今の段階では申し上げられないということをご理解いただきたいと思います。いずれにしても9月補正予算は、9月の初めぐらいには取りまとめをしたいと思っております。
それから、流木対策ですけれども、まずは、流木が橋等に引っ掛かって、被害を大きくするのを防ぐことをまず急いでやらなければいけないと思います。中長期的な対策としては、やはり大雨でも、森が崩れないような幅広い治山対策が必要で、特に先ほどもお話しました健全な森づくりですね、間伐の実施でありますとか、荒れかかっている所を早めに見つけて手入れをする、それから、既に倒れてしまっているものはできるだけ早めに片づけるといったことで流木発生の未然防止に努めたい、こういうふうに思っております。先ほど申し上げたように、9月には航空写真を撮り、この機会に改めて富山県の森の状況を把握しまして、対策を講じていきたい。この3年余り、森づくり条例を作ったり、里山・奥山も、県民の皆さんから森づくり税を負担いただいて、大分努力をしています。こういう努力をしなければもっと被害が大きかったと思いますので、これからも富山県の健全な森づくりに精一杯努めていきたいと思っております。

○記者
 知事選についてですが、知事は不偏不党、県民党と言っておられますが、社民党についても又市幹事長あたりは、同時に推薦要請すべきではないかというようなこともおっしゃっておられるのですが、その辺りについて知事はどう考え、また、社民党への要請の時期がなぜ遅かったのでしょうか。
○知事
 私は、今名前の挙がった政治家の方が実際にどうおっしゃっているのか、その場にいたわけではないので知りませんが、推薦の具体的なことは後援会にお任せしているのですけれども、ただ、一般的に申し上げれば、例えば皆さんが何か事業を一緒にやろうという時には、いきなり文書でやりましょうということではなくて、まず先方にパートナーとして一緒にやろうというお気持ちがあるかどうか打診したりするでしょうね。率直に言うと、早い遅いがあるというようなことですが、比較すれば早めに後援会の方で依頼に行った先の皆さんは、私が6月に出馬表明をした時に、むしろ、我々も推薦する用意があるというご意向を早いうちに言っていただいたので、それはありがたいということで早めに推薦依頼を出したということだと思います。なかなかそういうご意向が表明されない、また色々ご相談してもなかなか難しいということが多分あったから、ご支援のお願いというか、例えば形式上文書で出すのが少し遅くなったということではないでしょうかね。ただ、私は元々、幅広い県民の皆さんのご支持をいただいて県政運営をやっていきたい、そういう意味での県民党という姿勢は、最初に知事選に立候補した時から気持ちは変わっておりません。ただそうは言っても、県民の皆さんの中にも、あるいは政党とか色々な中にも色々なお考えがあるでしょうから、私の方はなるべく幅広いご支援をいただきたいと思っておりますが、それぞれ色々な方が色々なお考えがあるのが、まさにそれが民主主義ですからね、ということだと思います。

○記者
 確認ですけれども、知事としては、社民党にも推薦を要請したいと思っていたけれども、具体的なタイミングは後援会が調整されていたという理解でよろしいでしょうか。
○知事
 私の方はできるだけ幅広い県民の皆さんのご支援をいただきたいという気持ちに変わりはありません。ただ、先ほど申し上げたように、具体的な推薦や支援のお願いは直接には後援会にお願いしておりましたので細かいことは承知していませんが、多少の早い遅いがあったという話は、一つのプロジェクトを一緒にやろうという時は、どんなケースもそうだと思いますが、いきなり文書でよろしく、というのではなくて、お互いに気持ちを確かめ合って、じゃあパートナーとしてやりましょうというのが普通であって、他の所は私が6月に出馬表明をさせていただいた後、割に非常に早い時期に、推薦したい、推薦する用意があるというような意向の表明がありましたので、後援会も早くお願いをしやすかったと。地元紙で何かインタビューがあったようですが、私は直接聞いていないからわかりませんが、少し時期が遅いじゃないかということについては、私が聞いて承っていますのは、例えば職員給与の引き下げや流杉の民営化、それから利賀ダムはあまり賛成できないとか、確か予算でも反対されましたよね、そういう理由でなかなか難しいんじゃないかというのがあって、そうすると推薦をお願いしにくいなということだったのではないでしょうかね。ただ、いずれにしてもできるだけ幅広い県民の皆さんに支持してもらいたいというのが私の基本的スタンスですから、少し時期は遅くなりましたが、そういう趣旨の申し入れをしたということじゃないかと思います。

○記者
 都市型災害の件についてなのですが、全国でも地下道、アンダーパスの部分ですね、で車が水没して死者が出ていますけれども、地下道のそうした浸水対策、浸水する所は決まっているような気もするのですが、市道・県道色々な面もありますけれども、そうした浸水対策についてスピード感を持って、県民の皆さんも不安になっていると思いますので、積極的に取組むお考えはありますでしょうか。
○知事
 おっしゃる意味は都市型の浸水対策ということでしょうか。私は、まず急いで最小限度やれることはやった方が良いと思って、現地も見ましたし、まずは簡便な方法として、土のうなどを整備して、幸い県内の企業でも特許か何か取って頑張っていらっしゃる製品を作っている所もありますし、そういうもののトライアル発注等あるので、検討の上で、非常にいいということになれば採用したいと思いますし、できるだけそういう急いでやれることをやる。例えば土のう対策みたいなものはその典型だと思います。ただ、抜本的ということになると先ほど申し上げましたとおり、特に先般の都市型災害の場合は、戦災復興その他で早いうちに下水道整備した都市は、当時の下水道はだいたい全国、合流式で、汚水と雨水が同時に流れる方式になっていたので、当時と今では気象状況も違うから、想定した雨量よりも大きな雨量になってあふれるということだと思いますので、今後の方向としては、できれば分流式ということを考えるか、あるいは地下に調整池的なものを設けるとか色々アイディアがあると思うんですね。その辺はしかし、下水道の所管は今の時代、市町村でありますので、まずは直接所管の所で是非ご検討いただければということで私どもとしてはそういうお願いもしておりますし、またそれぞれの市で当然検討が進めていらっしゃると思いますので、まずはそうした対応を見守りたいというか、必要があれば県もご助言申し上げるとか、国に対して働きかけるとか考えていかなければいけないと思いますね。

○記者
 車が地下道に通りますよね、地下道に水が溜まっていて、車が水没して乗っていた方が亡くなるというケースも全国にありました。県道ですとか市道が浸水しない対策は何かお考えでしょうか。
○知事
 県内でそういう恐れがある所がどのくらいあるのか、この機会に調べてみた上で、対策は考えたいと思いますが、少なくとも、この間あれだけ降った時も地下道で水が溜まって車が危険だったというような事例は今のところ報告は受けていませんがよく調べたいと思います。

○記者
 療養病床についてですが、県の方でも療養病床の削減計画を昨年度作ったと思うのですが、それについて、厚生労働省は都道府県の聞き取り等を進めた結果、当初の削減よりも緩和する形で考えを変えたようですが、それにつきまして、県として、国の言う削減に合わせる形で次期計画を立ててきたことに対して、今このような状況になったことについてどう考えますでしょうか。
○知事
 ちょっとそれは詳しく承知しておりませんが、私の理解では、療養型病床をなるべく転換してくれということについては、富山県はもちろんそういう国の大きな方針は理解できる面もあるから、医療や福祉関係の皆さんとお話をして、できるだけ老健施設等に変っていただける方は変っていただくというように努力はしましたが、元々国の削減率みたいな目標があったようですが、その通りにしたわけではなくて、実際に関係者と厚生部が色々ご相談した上で、富山県としてはだいたいこの辺りが適切な目標ではないかということで決めた経過があります。国の緩和というのは詳しく聞いていないのでまた調べたいと思いますけれども、今までの方針を直ちに変更する必要があるのかどうかよく考えたいと思います。少なくとも、今までも国の言いなりではなくて、国には、多少私の方からも県として、国はそうおっしゃるけれども富山県の現実としたらこういうところが目標ですよと言って、国に理解を求めてきたのが実情ですから、場合によっては、富山県が実情をお伝えした成果が国の示した目標の手見直しにつながったのではないかと思いますので、ある意味では富山県の考え方を国が受入れてくれたということではないでしょうかね。ちょっと詳しく聞いておりませんので、また確認したいと思います。

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