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知事の県政レポート【平成18年度】

最終更新日:2016年10月24日

県政レポート第23号[平成18年4月24日]

 こんにちは、富山県知事の石井隆一です。

 県内各地の平野部では、色とりどりのチューリップが咲きそろう春本番を迎えています。山々においても、冬季間閉鎖されていた立山黒部アルペンルートが4月17日(月)に全線開通し、いよいよ春の息吹が感じられるようになりました。
 また、さる3月1月に発生した地滑りにより、国道156号が南砺市(旧上平村)西赤尾町地内で通行止めとなっていましたが、4月18日(火)に仮設道路が完成し解除されました。本格的な復旧工事はこれからですが、大変ご不便をおかけしてきました地区の皆さんには、ゴールデンウィーク前に、予定より少し早く地域の交通をとりあえず確保することができ、うれしく思っています。

 さて、新年度が始まって3週間余りたち、県庁でも新たな事業や取り組みが始まっています。その間、さまざまな仕事や出来事がありましたが、特に印象に残ったものを紹介します。また、その他のものも含め、概況について末尾に一覧表にしてまとめましたのでご覧ください。

ふれあい対話で高岡市内を参加者の方と歩く知事 4月9日(日)午前、高岡市山町筋の土蔵造りの町並みを見学し、観光ボランティアの方々と「ふれあい対話」を行いました。それぞれ、山町筋や金屋町、瑞龍寺などで観光案内をしておられるあいの風(代表 中井明子さんほか)、比奈の会(代表 幸塚サヨコさんほか)、町なみを考える藤グループ(代表 般若陽子さんほか)、やまたちばな(沢田健寿さんほか)、保与の会(代表 佐藤薫子さんほか)の5つのグループの皆さんとお会いしましたが、皆さんからは、日頃の活動をお聞かせいただくとともに、郷土愛を育む教育、歴史的な町並みの保存や修復、外国語の観光ボランティア育成などについてのご提案をいただきました。

高岡市でふれあい対話を行う知事 私からは、県として、「ふるさとに誇りを持ち大切にする」、「歴史的な町並みを保存する」、「外国人向けの観光ボランティア活動を行う」といった県民の皆さんの活動を、本年度から新規にスタートさせる「とやまの魅力再発見・再生支援事業」や「とやまの未来遺産選定事業」、昨年度から始めている「外国語観光案内ボランティア育成支援事業」などにより、積極的に支援したいこと、また、本年度から良好で美しい都市景観の形成などにも力を入れたいことをお話しました。

高岡市で開催したタウンミーティングで質問に答える知事 また、同日午後、高岡市JA会館で「タウンミーティング」を行いました。「明日の富山県を語ろう」をテーマに高岡地域を中心として160名を超える方々にお集まりいただきました。私からは、新しい総合計画の策定のねらい、元気とやま創造のための重点政策の方向について説明し、会場の皆さんからご意見をいただき、対話しました。会場からは「中心市街地の活性化」、「伝統文化を活かした観光」、「男女共同参画」、「地下水の保全」などに関するご意見をいただきました。
 当日の模様や、いただいたご意見に対する回答は、タウンミーティングのページで公開しておりますので、是非、ご覧ください。

砺波市のふれあい対話で現地で地図を広げる知事 また、16日(日)には、庄川合口堰堤や去る3月に農林水産省の「疎水百選」に選ばれた県内4用水の一つである砺波市の鷹栖口用水路などを視察した後、砺波出町子供歌舞伎曳山祭りを拝見し、「ふれあい対話」も行いました。当日は、出町子供歌舞伎の初日であり、開演直後、突然の雨のため子供たちの熱演は見ることはできませんでしたが、出演する子供たちに会い、一人ひとりとお話し、握手、激励をしました。「ふれあい対話」では、振興会の皆さんから伝統文化を守り、引き継いでいくことのご苦心をお聞かせいただくとともに、歌舞伎の稽古は厳しいがこのことが子供たちの成長の大きな糧になるといったお話も伺い、地域における伝統文化の大切さを改めて感じました。

砺波出町子供歌舞伎曳山祭りを視察する知事 子供歌舞伎で現在まで残っているのは、県内では砺波だけですし、国内全体でも7地域のみで貴重な伝統文化です。県西部地域には、多くの伝統的な芸能や文化があり、これらを連携してもっとアッピールできれば、全国に向けた富山県の大きな魅力の一つになるのではないかと思います。






本庁の係長職員と意見交換する知事 今年度から、県の本庁係長等の若手・中堅職員から仕事上の課題、取組みの方向等について説明を聴き、意見交換をする「係長ヒアリング」を行うことにしました。これは、私が現場や県民に近い位置にいるはずの若手・中堅職員から直接話を聞くことにより、若くフレッシュな発想、考え方を県政にできるだけ反映させる一方で、私の考え方を直接若手・中堅職員に伝えることにより、県庁の風通しをよくしようと始めたものです。その第1回目を12日(水)に行い、子育てや放課後児童対策などを担当する児童青年家庭課の若手・中堅職員6人と意見交換しました。今後もできれば月2回位のペースでこうした機会を持ちたいと思っています。

公的病院の院長さん方との意見交換で挨拶する知事 去る3月25日に報道された射水市民病院における延命治療中止の問題に端を発して、県内はもとより全国的に終末期医療に関して大きな関心を呼んでいます。こうした状況を踏まえ、私は、県内全ての病院に対して4月1日付けで県としてのアンケート調査を行うとともに、17日(月)午前には、実際にがん患者等に終末期医療を行っている県内の主な8つの公的病院の院長さん方とこの問題について意見交換を行いました。
 県のアンケート調査(速報)では、回答のあった115施設のうち、入院患者に対する重要な治療方針の決定あるいは変更について、同意を得ている施設が40施設(36.4%)、終末期医療に対する取組方針があり、具体的なマニュアル等を整備している施設が8施設(7.3%)となっており、国に要望したいこととしては、「延命治療の差し控え・中心について指針(ガイドライン)を設けてほしい」が、69施設(62.9%)、「特別に法制化してほしい」が22施設(20.0%)となっていました。また、意見交換の場では、各病院における現状や課題が報告されたほか、終末期医療のあり方について検討を急ぎ、早急に法制や指針(ガイドライン)を策定するよう国に要望してほしいという意見、終末期医療のあり方についての研修会の開催や相談窓口の設置を県で行ってほしいという要望、意見などが出されました。
 このようなアンケート調査や公的病院長との意見交換を踏まえて、同日午後上京し、厚生労働省に川崎大臣、松谷医政局長をお訪ねして、国における早急な法制や指針(ガイドライン)の策定を要望しました。川崎大臣からは、「富山県の要望を踏まえ、ガイドライン策定の検討を急がせたい。」との回答を、また、担当の松谷医政局長からは、「関係者からの意見聴取やパブリックコメントなどの手続きも必要なためそれ相応の時間はかかるが急ぎたい。」との回答をいただきました。遅くとも本年度中には、ガイドラインが策定されるのではないかと受け止めています。

猪口少子化担当大臣に対して要請活動を行う知事 18日(火)午前、内閣府に猪口少子化担当大臣をお訪ねし、子育て世帯や少子化対策に取組む企業への支援を提案、要望しました。特に、企業が事業所内保育に取組む場合などの支援や子育て世帯への支援税制(例えば、所得税の算定の際、税額控除を行うなど)について具体的に説明し提案しましたところ、猪口大臣からは、「非常にいい意見をもらった。がんばりたい。」との回答をいただきました。今後も、全国知事会などを通じて国に対して少子化対策、子育て支援の充実を積極的に働きかけていきたいと考えています。

舞台芸術特区TOGAの認定書を手に小泉総理大臣と握手を交わす知事 18日(火)午後、首相官邸で構造改革特区と地域再生計画の認定書授与式が行われ、小泉総理から県と南砺市が共同で申請した「舞台芸術特区TOGA」の認定書をいただきました。この認定により利賀芸術公園で劇場の誘導灯などを撤去できるようになりました。また、昨年の秋以降、合掌造りなどの伝統的建築物にかかる規制の合理化を図るための建築基準法の政令改正に向けて国土交通省が具体的な検討を始めています。他の改善点とあわせて、利賀芸術公園について、「演劇の聖地」にふさわしい環境整備ができるようになったとうれしく思っています。このほか、県関係では、滑川市の「豊かな自然・ほたるいかの棲む海を大切にするまち」再生計画、高岡市の高岡市産業活性化IT人材育成特区、高岡市ものづくり・デザイン人材育成特区、小矢部市の自然にやさしく快適なまち・おやべ再生計画の4件の認定書授与も行われました。

北側国土交通大臣と富山市内を視察する知事 23日(月)に北側国土交通大臣が富山市のライトレール事業、中心市街地の活性化、新幹線の建設促進と富山駅の連続立体交差事業などのテーマで、富山県内を視察されました。私も森冨山市長とともに視察に同行し、富山駅の連続立体交差事業の状況などを説明しました。その際に工事が順調に行われていることをアピールし、北陸新幹線の開業前倒しに向けた配慮をお願いしました。また、この機会に改めて、中心市街地の活性化のための改正法案の早期成立と富山市や高岡市などへの関係予算の重点配分を要請しました。
 また、同日午後2時からは、コンパクトなまちづくりをテーマとして、北側国土交通大臣が出席した国のタウンミーティングが富山市の農協会館で行われました。

東京で開催した「とやまの魅力再発見・再生のための有識者懇談会」で挨拶する知事 24日(月)、東京で「とやまの魅力再発見・再生のための有識者懇談会」を開催しました。この懇談会は、国内外で活躍する県ゆかりの文化人、有識者などの方々に富山らしさや富山の魅力をテーマに意見や提言をいただくもので、この日は、詩人の大岡信さん、漫画家の藤子不二雄Aさん、歌人の辺見じゅんさん、映画監督の本木克英さんなど8人の有識者の方々に出席していただきました。出席者の皆さんからは、富山湾や立山連峰などの景観や健康で環境にいい暮らしなど富山のよさを評価する意見があった一方で、広く外に向けた情報発信が不足しているとの意見もいただきました。これからも定期的にこの懇談会を開催し、今後の「とやまブランド」の確立に反映していきたいと考えています。

4月1日から24日までの概況
4月3日(月) ・4月1日付け異動・新規採用にかかる辞令交付式
4月4日(火) ・上海市人民政府対外経済貿易委員会(代表 湯慶福・副主任)表敬
4月5日(水) ・日本ボースカウト富山県連盟富士章授章報告
・富山県臓器移植院内コーディネーター委嘱状交付式
4月7日(金) ・国際水文地質学会(IAH)アンドリュー・スキナー名誉事務局長、佐倉保夫・千葉大教授、吉岡龍馬・元富山県立大短大学部長表敬
4月9日(日) ・知事のふれあい対話(観光ボランティアグループ、高岡市)
・知事のタウンミーティング(高岡市)
4月11日(火) ・中央病院視察
4月12日(水) ・知事の係長ヒアリング
4月14日(金) ・平成18年度第1回地方分権推進特別委員会(東京)
4月15日(土) ・上海航空 範総裁と懇談
4月16日(日) ・疎水百選・庄川合口堰堤、鷹栖口用水路等視察(砺波市)
・知事のふれあい対話(砺波子供歌舞伎曳山振興会、砺波市)
4月17日(月) ・終末期医療に関する知事と県内公的病院長との意見交換
・川崎厚生労働大臣への終末期医療にかかる要望・提言(東京)
4月18日(火) ・猪口少子化担当大臣への少子化対策にかかる要望・提言(東京)
・県・南砺市による「舞台芸術特区TOGA」認定書授与式出席(東京)
4月19日(水) ・台湾からの観光視察団との意見交換
・富山県立大学、富山経済同友会、廣貫堂が共同開発した「からだよろコンブゼリーだよ。」の記者発表
4月20日(木) ・県文化審議会
・財務省富山県人会(東京)
4月23日(日) ・北側国土交通大臣県内視察対応
4月24日(月) ・とやまの魅力再発見・再生のための有識者懇談会(座長 木村尚三郎・東京大名誉教授)に出席(東京)

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