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知事の県政レポート【平成18年度】

2016年10月24日

知事室 目次

県政レポート第25号[平成18年6月26日]

(その1)

 こんにちは、富山県知事の石井隆一です。

 いよいよ6月に入り、木々や草花が色鮮やかな季節となってきました。気象台の発表では6月15日に梅雨入りしたとみられるとのことですが、これまでのところ比較的晴天の日も多く、本格的な雨の季節はまだ先のようです。4月、5月は日照不足の影響で農作物の生育の遅れが懸念されていましたが、このところの好天によりその後の生育状況は順調で、今のところ平年並みの生育となっているとお聞きし、一安心しています。



 それでは、前回レポートしました5月26日以降の主な仕事や出来事について紹介します。

 5月28日(日)午後、南砺市ア・ミューホールで「タウンミーティング」を行いました。「明日の富山県を語ろう」をテーマに砺波地域を中心に約200名の方々にお集まりいただきました。私からは、新しい総合計画の策定のねらい、元気とやま創造のための重点施策の方向等について説明し、会場の皆さんからご意見をいただき、対話しました。会場からは、「県産材の需要拡大」や「森林の荒廃への対策」についてご意見をいただき、私からは、県産材を使って南砺市内の駐在所2箇所の建替えを計画しており、県産材活用のモデル事業として取組もうとしていることや、森づくりの財源として新たな税の導入を検討しており、里山の整備や被害を受けている森林の復旧等に充てたいと考えていることをお話ししました。このほか、「農業経営の法人化に対する支援」、「子育て支援」、「在宅介護に対する支援」などについてのご意見をいただきました。
 当日の模様や、いただいたご意見に対する回答は、タウンミーティングのページで公開しておりますので、是非、ご覧ください。

南砺市のタウンミーティングで挨拶する知事、参加者からの意見に答える知事

食のとやま『越中料理』ブランド化推進懇話会で挨拶する知事 5月29日(月)午前、「食のとやま『越中料理』ブランド化推進懇話会」の初会合が県民会館で開催されました。富山県には、ブリ、シロエビ、ホタルイカ、コシヒカリ、氷見牛など新鮮でおいしい素材がたくさんあります。しかし、そうした食材を活用した料理については、京料理や加賀料理などのように全国的に広く知られた「越中料理」として確立しているとは残念ながらいえません。そこで、富山の食材を活用し、伝統を活かした「越中料理」を継承、創作し、全国ブランドとして育成していくためにはどうすればよいか、ご意見をいただくためにこの懇話会を設置しました。
 会議には、座長の木村尚三郎氏(東京大学名誉教授)や道場六三郎氏(和食料理家)など委員18名の方が出席され、熱心に議論をしていただきました。委員からは、「銀座にも富山の食材を使った料理店が何軒かあるが、素材も良く、加賀料理の店よりも元気がいい」、「五箇山の報恩講料理など、本県の歴史や文化に根ざした物語・ストーリーを大切にして取り組むべき」などの意見が出されました。今後は、富山の食材等を活かした越中料理の提案を公募したり、コンテストを行うことなども含めて、具体的な取組みの方向について検討していただきたいと考えています。

とやまの魅力再発見・再生のための有識者懇談会で挨拶する知事 また、同日午後には、富山のブランド戦略を考える「とやまの魅力再発見・再生のための有識者懇談会」(座長 木村尚三郎東京大学名誉教授)の第2回目を開催しました。木村尚三郎氏、道場六三郎氏には午前の会議に引き続き出席していただきました。前回は東京で、とやまの魅力やとやまらしさを中心に議論していただきましたが、今回は、一歩踏み込んで、富山ブランドの基本的な考え方、コンセプトなどについて議論していただきました。委員からは、「核になるような富山の応援団を作って全国発信するなど、情報戦略を組み立てるべき」、「体と心にとっての避難所、大自然に抱かれた日本の奥座敷として打ち出したらどうか」などの意見をいただきました。

公的病院長協議会の泉会長と懇談する知事 5月30日(火)の午後には、県公的病院長協議会の泉良平会長から、協議会において「がんの終末期医療に関する申し合わせ」を行ったとの報告をいただきました。終末期医療の問題については、全国的な問題であることから、4月30日に川崎厚生労働大臣にも要望し、国において関連の法制や指針(ガイドライン)の策定を検討していただいているところですが、それらの実際の策定が年度末までかかる可能性が高いことから、県公的病院長協議会において、当面の「自主的な申し合わせ」の検討をしていただいていたものです。
 ご報告いただいた「申し合わせ」は、がんの終末期には人工呼吸器などによる延命より、生活の質の維持・向上を優先することなど7項目にわたるものです。こうした「申し合わせ」は全国初と考えられるものであり、簡潔ではありますが、現場の医師や患者の皆さん、そのご家族にとっては、一歩踏み込んだ具体的で有益な内容となっています。私からは泉会長に対して、この間の公的病院協議会の方々のご尽力に感謝申し上げました。



北陸カナダ協会設立25周年記念レセプションで挨拶する知事 この日、夕方から富山全日空ホテルで日加協会名誉総裁の高円宮妃久子さまをお迎えして北陸カナダ協会設立25周年記念レセプションが開かれました。レセプションには、山田圭蔵北陸カナダ協会会長、鹿熊安正同協会名誉会長、ジョゼフ・キャメロン駐日カナダ全権大使など約120人の方々が出席されました。私も出席し、お祝いを申し述べました。

県選出国会議員への重要要望事項の説明で挨拶する知事 6月1日(木)午前に東京で、県選出の国会議員の皆さんに平成19年度の政府等に対する重要要望事項についてご説明しました。今回の要望事項は、「終末期医療のあり方」、「医師及び看護職員の確保対策」等新規8件を含む46件の要望事項を説明し、実現に向けてお力添えいただくようお願いしました。

道州制特別委員会で発言する知事 また、同日午後には全国知事会・道州制特別委員会に出席しました。会議では、今国会に提出されているいわゆる道州制特区推進法の早期成立を求める緊急アッピールとともに、現在取りまとめ中の「分権型社会における広域自治体のあり方」(案)について議論しました。同特別委員会のメンバーである知事の中には、道州制導入について理念的に積極論の方が少なくないように見受けられました。そこで、私からは、「道州制は地方分権改革を推進するための手段の一つであるが、制度設計の認識が多岐にわたる現時点で、導入の可否を結論付けることは時期尚早。地方分権を進めることは必要であるが、中央政府の国内行政に関する役割を単純に縮小さえすればよいというものでもなく、21世紀における国のかたちはどうあるべきかの議論が必要。都道府県制を廃止し道州制を導入する必要性、その場合の課題、デメリットを十分検証すべき。地方分権の核心の一つは住民自治であり、道州が住民から遠くなってしまうことによるデメリットをどのように克服できるのかなどの課題の解決が必要で、具体的に十分検討すべき。道州制のモデルとなり得ると期待されていた北海道道州制特区についても、特定広域団体(道州に相当)の事務処理の特例措置は極めて限定的なものにとどまり、地制調の答申が提言する「道州」とは全く異なるものとなっていることなどもあり、多様な意見を尊重しつつ、国民的な議論を深めることが先決であり、住民への説明責任を果たすことができる取りまとめが必要」という内容の福島、茨城、富山、静岡、滋賀及び奈良の6県知事の意見を代表して述べました。この特別委員会のメンバーで、これまで道州制に積極的な意見を述べておられた知事の中にも、この6県知事の意見には「道理がある」と言って下さった方も少なくなく、うれしく思いました。

小池環境大臣に対して要請活動を行う知事 この後、環境省を訪れ、小池百合子環境大臣にお会いし、漂着ごみや黄砂対策について要望しました。近年、日本海沿岸では、海外からの医療系廃棄物等が漂着し、生活環境や景観の悪化、漁業被害、処理費用の負担増等の問題が起きている現状を説明し、漂着ごみの実態把握、発生源対策、除去対策等の国レベルでの総合的な対策や、NOWPAP(北西太平洋行動計画)の漂着ごみプロジェクト等の国際的な取り組みの推進について要望しました。また、黄砂対策については、北東アジア地域における実態把握や観測体制の充実、ODA(政府開発援助)の活用による黄砂発生源対策について要望しました。小池大臣からは、県で取り組んでいる漂着ごみの実態調査を評価された上で、「国としても環境省としても努力したい」との回答をいただきました。

元気とやまスポーツ道場の発会式で道場生から決意表明を受ける知事 6月3日(土)午前に県体育協会の「元気とやまスポーツ道場」発会式に出席しました。この事業は、サッカー、テニス、バレーボールなど14競技について道場を開き、豊かな素質を持つ中学・高校生選手を長期的に育成・強化し、次代を担う一流選手に育てようと今年度新たに実施するものです。この日、道場初日を迎えた5競技のうち、富山市で行われる剣道競技とゴルフ競技で発会式が行われました。私もそれぞれの発会式に出席し、道場生の皆さんに激励を申し述べました。この事業を通じて、本県から日本を代表し、世界にも通用する選手が輩出することを願っています。

富山市総曲輪・西町商店街の火災現場でインタビューを受ける知事 同日夕方、砺波市での米原蕃県議会議長の就任祝賀会に出席しました。祝辞を申し上げてからしばらくして、富山市総曲輪・西町商店街の私の生家の近くで火災が発生しているとの連絡があり、祝賀会の参加者の皆さんにひとわたりご挨拶を申し上げたのち、西町の火災現場に向いました。木造店舗などが密集している中心市街地のアーケード街という難しい状況のもとで、消防の皆さんには消火活動に大変ご尽力いただきました。住民の方々にケガ人などが出なかったのは不幸中の幸いでしたが、残念ながら、店舗など11棟を焼く大きな被害となりました。本県は、平成3年以来、15年連続で、人口当たりの火災出火率が全国最小の県となっていますが、今回の火災を教訓として、火災原因などの検証を十分に行い、火災予防も含め密集市街地の火災への対応力を高めていくことが必要であると感じました。
 なお、私が生れ育った生家も焼失しましたため、数多くの県民の皆さまから心温まる激励のご挨拶や励ましをいただきました。私自身はこの火災の直接の被災者ではありませんが、多くの県民の皆さまの温かい心遣いに改めて感謝申し上げます。

とやま起業未来塾開校式で塾生を前に挨拶する知事 6月4日(日)午前に、第2期「とやま起業未来塾開校式」が開催され、出席し、挨拶を申し述べました。昨年度の第1期生は34名が修了し、そのうち、16名が1年以内に起業または経営革新を予定しており、将来県の発展を担う企業人として大いに成長していただくことが期待されています。今年度の第2期の未来塾には、「創業支援コース」、「経営革新コース」に加え、「地域づくりリーダー養成コース」を新設し、企業家だけでなく、地域おこし・地域づくりのリーダーの養成も進めることにしました。この日は、20代から60代までの幅広い年代から33名の方々が第2期の塾生として出席され、決意を新たにされました。皆さんには是非、夢、情熱、志を持った創業者、世界に羽ばたく企業人、地域づくりの中核的なリーダーに育っていただきたいと思っています。

終末期医療に関する研修会の様子 また、同日午後には、県医師会との共催で「終末期医療に関する研修会」を開催しました。研修会では、終末期医療に関する専門家3名の方々によるご講演を行うとともに、県公的病院長協議会の泉会長から、5月末に協議会において作成していただいた「申し合わせ」について、公的病院だけでなく民間の病院や診療所も含めた医療関係者に改めて説明していただきました。今後は、この「申し合わせ」を参考にして、各医療機関の規模や態勢、提供する医療内容等に応じて、終末期医療に関する取組み方針やマニュアル等の整備に取り組んでいただきたいと考えています。

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