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知事の県政レポート【平成18年度】

2016年10月24日

知事室 目次

県政レポート第28号[平成18年9月29日]

こんにちは、富山県知事の石井隆一です。

 秋風がさわやかな季節となりました。「コシヒカリ」や「てんたかく」など県産の新米や秋の味覚が店頭に並び、いよいよ実りの秋本番を迎えています。また、秋の味覚を味わうとともに、スポーツや行楽にも絶好の季節ですので、皆さんもいろいろお出かけの計画を立てておられるのではないでしょうか。

安倍総理大臣と長勢法務大臣が握手している様子 さて、去る9月26日、新たに安倍新内閣が発足しました。我が国を取り巻く内外の情勢はきわめて厳しいものがあり、少子・高齢化対策、経済活性化対策、教育問題、外交政策、地方分権の推進や地方財政対策の充実など重要課題が山積しています。このたび発足した安倍内閣においては、こうした諸課題に対応して、地方分権改革のための法律の制定を含め、様々な重要政策や改革に取り組まれることとなりますが、幅広い国民各層の意見の反映に努め、真に国民の幸せの充実に寄与するような政策や改革を進めていただきたいと思います。
 また、このたび本県選出の衆議院議員長勢甚遠先生が法務大臣に就任されました。県内からは、綿貫民輔先生が建設大臣(当時)に就任されて以来16年ぶりの大臣誕生です。長勢先生はこれまで法務副大臣や官房副長官を務めるなど政策に精通された方であり、これまでの経験を活かして国政及び富山県の発展のために一層ご活躍されるよう期待しています。

それでは、前回レポートしました8月26日以降の主な仕事や出来事について紹介します。

自由民主党北陸・信越ブロック大会で挨拶する知事 8月26日(土)午後、富山国際会議場で「自由民主党北陸・信越ブロック大会in富山」が開かれました。今回は、9月8日に告示される党総裁選に立候補が予定される安倍晋三内閣官房長官、麻生太郎外務大臣、谷垣禎一財務大臣の3氏がそろって参加され、野上浩太郎参議院議員の司会で、経済や雇用、地域の活性化、外交政策などについての討論が行われました。大会には、富山、石川、福井、新潟、長野の自民党関係者など約800人の方々が参加されました。私も開催地を代表して参加し、歓迎のご挨拶と北陸新幹線の整備促進、東京などと地方との格差問題への対応、北朝鮮のミサイル発射問題等を踏まえた外交・安全保障政策の推進等についての要請を簡潔に申し述べました。

医療費助成制度のあり方懇談会の金岡会長と懇談する知事 8月28日(月)午後、医療費助成制度のあり方懇談会の金岡祐一会長から、医療費助成制度のあり方の方向性について「中間報告」をいただきました。この報告では、平成18年10月からの国の医療制度改革への対応として、(1) 「65歳以上の重度障害者」の現役並み所得者について、医療制度改革で本来の自己負担が2割から3割に引き上げられることに対応して、2割助成を3割助成とし、64歳以下と同様に患者負担無料として取り扱うことが適当である。(2) 「65歳以上の中度障害者」の現役並み所得者について、64歳以下が助成対象となっていないこと等を考慮し、従来どおり2割助成とし、引き上げられた1割部分については患者負担とすることが適当である。(3)「65歳〜69歳軽度障害者」の助成制度については、患者負担が老人保健制度における自己負担割合と同率になるよう助成する制度とされており、この考え方を踏襲し、この制度に基づく軽度障害者の現役並み所得者については、引き上げられた1割部分を含めて患者負担3割となるとされました。
 今回の「中間報告」のとりまとめにあたっては、金岡会長をはじめ懇談会の委員の皆さんに大変ご尽力をいただき、深く感謝申し上げる次第です。県としても、この中間報告の内容を尊重するとともに、ほとんどの市町村の条例改正時期が本年12議会となる見込みであること及び県民の皆さんへの周知期間などを踏まえ、本年3月末までは現行の障害者医療に係る市町村への助成制度を維持することとし、必要な3,300万円を9月補正予算に計上することといたしました。これについては、8月30日(水)に記者会見を開いて、私から発表しました。
 なお、医療制度全般のあり方については、今後、あらためて懇談会において、実務的な調査・研究を踏まえ議論を深められる予定になっています。県としては、懇談会のこうした議論を踏まえた最終報告をもとに、市町村や関係機関と十分協議し、県民の皆さんの声に耳を傾けながら、適切に対応したいと考えています。

県行政改革推進会議の井村会長らと懇談する知事 8月29日(火)午後、県行政改革推進会議の井村健輔会長、大森彌会長代理から、「青少年の家・少年自然の家」及び「県単補助金等の見直し」について「第二次提言」をいただきました。
 「青少年の家・少年自然の家」については、本年1月の第一次提言において「5施設のうち3施設を廃止」とされていました。その後、さらなる審議、検討などを経て、今回の提言では、各施設の利用者数の減少の状況、他の類似施設の立地状況等を勘案しながら、(1)存続が適当な2施設は「砺波青少年の家」及び「呉羽少年自然の家」、(2)廃止となる「二上青少年の家」、「黒部青少年の家」及び「利賀少年自然の家」の3施設については、県での転用を検討するとともに、施設所在市で有効活用について計画・構想があれば、施設の譲渡を含めて支援を検討することも考えられるとされました。
 また、「県単補助金等の見直し」については、昨年度に提示された「県行政の見直しの視点」を活用して、今後とも補助金のあり方やその適否の定期的なチェックを実施するなど、その必要性を検証していくことが必要であるとされました。
 私としては、提言の趣旨を踏まえ、施設所在市などとも相談しながら、二上と黒部の青少年の家については誠に残念ですが県立施設としては廃止せざるを得ないと判断し、関係条例の改正案を9月議会に提出しました。あわせて、これらの施設については、今後、市などのご意見、要望をお聞きしながら、有効活用や必要な支援について検討することにしました。

射水市での中小企業との対話でパワーポイントを使って県政概要を説明する知事、参加者が意見を述べる様子 8月30日(水)午後、射水市の第一イン新湊で「中小企業との対話」を行いました。射水市を中心に約100人の中小企業者の方々にお集まりいただき、経済活性化など県政の取組みを説明するとともにご意見をお聴きし、対話しました。参加者の皆さんからは、「優秀な若年労働者の確保や人材育成に対する支援制度の拡大を図ってほしい」などのご意見をいただきました。
 私からは、(1)県が開催している合同企業説明会に中小企業の方々も積極的に参加できるよう、運営面で工夫したいと考えていること、(2)今年度、東京、大阪、名古屋で開催する就職セミナーの開催回数を増やすなどUターン促進策を充実させていること、(3)企業の従業員の方の再教育に役立てていただけるよう、県の職業能力開発校を活用したオーダーメイド型の職業訓練を考えていることなどをお話しました。このほか「富山新港の港湾機能の充実を図ってほしい」、「中心市街地の活性化を図る観点から、郊外の大型商業施設の計画について慎重に対応してほしい」などのご意見や要望をいただきました。

遊覧船からの内川の風景、新湊地区ふれあい対話の参加者と記念撮影する知事 この後、海王丸パークから遊覧船に乗せていただき、内川周辺を視察した後、新湊勤労青少年ホームで「ふれあい対話」を開き、新湊商工会議所奥野忠正会頭や同会議所の「しんみなと魅力発信諮問会議」のメンバーなど7人の方々と懇談しました。「しんみなと魅力発信諮問会議」(議長 牧田和樹・(株)牧田組社長)では、新湊地区の活性化を図るため、しんみなとの魅力発信の戦略づくりについて検討されており、「食」、「水辺空間」、「祭り」を題材に、「しんみなとブランド」の確立と発信のための様々な具体的な提案を盛り込んだ「提言」を、先般とりまとめられました。
 対話では、それぞれ皆さんから「しんみなと」の魅力を語っていただき、内川を舞台にした水辺のまち回遊コースの構築と発信、海の幸などこだわりの食材を活かした食文化の発信などの構想について聞かせていただきました。私からは、遊覧船から眺める内川の風情ある町並みに大変ポテンシャルを感じたこと、かつての小樽の運河よりももっと魅力があるように思ったことや、お聞かせいただいたご意見には共感するところが多いが、まず具体的に一つでも二つでも事業を進めてみることが重要で、状況により県としても必要な支援を検討したい旨をお話しました。

新湊地区ふれあい対話で意見交換を行う知事

関西電力黒部ルート等を視察する知事 8月31日(木)、関西電力黒部ルート等を視察しました。これは立山黒部自然環境保全・国際観光協議会(略称「立山黒部を愛する会」)(会長 宮腰光寛衆議院議員)が企画されたものです。メンバーの千田稔会長代行、鹿熊正一、大野久芳、横山栄各県議、中屋一博滑川市長、魚津龍一朝日町長など19人の参加者の皆さんとともに、当日の朝、黒部峡谷鉄道宇奈月駅を出発し、欅平駅から竪坑エレベーター、上部軌道、インクライン(地下式ケーブル)を利用して、普段は関係者以外は通ることのできない電源開発専用の関西電力黒部ルートを体験しました。この後、黒四ダム、黒部平、室堂、美女平などを経て、立山町千寿ヶ原のグリーンビュー立山に着き、参加者による意見交換を行いました。
 参加者の皆さんからは、利用者の満足を高めるためのヴィジターセンターなどの施設整備、産業観光に着目した取組みの強化など、いろいろな意見が出されました。私からは「関電の黒部ルートを始めて通ったが、電源開発の歴史などを体験することができ、大変勉強になった。関電ルートの公募見学会の枠を大幅に拡充することは容易ではないと感じたが、今後、関電とも相談し、できるだけ公募見学会の充実を図るなど、立山・黒部アルペンルートに国内外からさらに多くの人が訪れてもらえるように努力したい」と申し述べました。

科学技術交流会で講演する田中耕一さん 9月1日(金)午後、県民会館で、昨年に引き続き、ノーベル化学賞受賞者で名誉県民の田中耕一さんをお迎えし、「とやまの未来を拓く科学技術交流会」を開きました。交流会には、県内の大学や企業の研究者など約100人の方々が出席されました。私も出席し、挨拶を申し上げました。
 田中さんには、昨年、県の「とやま科学技術大使」をお引き受けいただきました。これまで、各地で講演される際に折をみて、立山の写真を示されながら富山のよさや魅力などをさりげなくアッピールしていただいているとお聞きしており、大変感謝しております。この日は、ご自身の質量分析開発を一例として「チームのなかで独創性を育てるためには?」と題して講演され、会場の方々とも意見交換をしていただきました。このほか、富山大学助手の阿部肇さんや富山化学工業(株)主幹研究員の高倉忠和さんの講演もありました。田中さんとの交流を契機として本県でも画期的な発明や発見が続くことを期待しています。

県水と緑の森づくり会議で挨拶する知事 同日午後、県庁で「第1回富山県水と緑の森づくり会議」を開催しました。森づくりについては、先の6月県議会において県としての森づくりの理念、施策の基本方針、水と緑の森づくり税の創設などを定めた「富山県森づくり条例」を提案し、議決していただきました。今後、この条例に基づき、県民の知恵とエネルギーを結集し、森づくり施策を総合的かつ計画的に推進するために、この「富山県水と緑の森づくり会議」を設置しました。議長は私が務めることとし、委員には、学識経験者や県内各界の代表者など15人の方々に就任していただきました。会議では、森づくりの基本計画となる「富山県森づくりプラン」の素案をお示しして議論していただきました。委員の方々からは、ボランティアの参加人員の目標値を引き上げてはどうか、との意見や森林マップなどの情報提供、住民・企業の協力や岐阜県との連携などに関するご意見をいただきました。

こしのくに音楽祭の関係者と懇談する知事、記者会見の様子

前夜祭コンサートの様子、草島小学校でのセミナーの様子 実際に、9月8日の立山博物館・遥望館での前夜祭のコンサートや9月9日の富山市民プラザでのコンサートを聞かせていただきましたが、「バロン・ヴィッタ」の美しい音色、ニコラス・キッチンさんとゴールドベルグ・山根美代子さんの素晴らしい演奏を身近に聞くことができ、大変感動しました。また、9月11日に富山の草島小学校の6年生を対象とするセミナーを参観しましたが、児童達は大変刺激を受け、感動したようでしたし、私自身にとっても新鮮で学ぶ点がありました。
 また、この音楽祭は、県も支援しましたが、何よりも民間主体のメセナ事業として多くの企業や県民の皆さんの盛り上がり、支援があったこと、さらに地域のボランティアの皆さんによる参加や協力がなされたことが大変うれしいことでした。こうした多くの皆さんの情熱が、素晴らしい夢のある企画の実現に結びついたと思っています。ゴールドベルク氏への思いをひとつの縁として、国内外の皆さんが富山に集い、音楽を通しての国際的な交流の輪が今後も広がっていくことを期待しています。

ダブローナキ駐日ハンガリー大使夫妻らと懇談する知事 9月7日(木)午後、ダブローナキ・ジュラ駐日ハンガリー大使夫妻が来県され、県庁を訪れていただきました。ダブローナキ大使は、書記官時代から本県との文化交流にご理解があり、駐日大使就任時の平成15年にもご来県いただいています。
 今回は、県芸術文化協会副会長で劇団文芸座代表の小泉博さんがハンガリー文化功労章を受賞され、それを記念する「感謝の夕べ」への出席にあわせ、約3年ぶりのご来県となりました。知事室には、日本人で9人目のハンガリー文化功労章受賞者となった小泉博さん、県芸術文化協会会長の平田純さんが同席されました。私からは、富山県とハンガリーの交流が、1981年の劇団文芸座とハンガリーの劇団との交流を契機に、県内の各種文化団体とハンガリーの劇場、文化団体などとの間で幅広い分野へと拡大していることに感謝するとともに、今回の小泉さんの受賞を県として大変誇りに思っていることを申し上げました。ダブローナキ大使からは、「小泉氏が播いた種から立派なイチョウの木が生まれた、千年以上育つというイチョウのように末永く交流が続いてほしい」と話されました。
 この後、夕方に富山全日空ホテルでハンガリー文化功労章受賞を記念する「感謝の夕べ」が開かれ、ダブローナキ大使夫妻や県内各界の関係者など約350人の方々で小泉さんの受賞を祝福しました。私も出席し、祝辞を申し述べました。

県総合計画審議会で挨拶する知事 同じく同日午後、県民会館で第3回「県総合計画審議会」を開催しました。前回は2月に第2回審議会を開きましたが、それ以降、県としては、市町村長・県議会議員との意見交換会やパブリックコメントを行うとともに、各部会での検討を重ねてきました。
 会議には、こうしたことを踏まえ、目指すべき将来像をまとめた「総論編」や実現に向けた51の施策や指標を記載した「基本計画編」のほか、「地域別の特性と取組み」や目標年次の平成27年度以降も視野に入れた「長期構想編」も盛り込んだ「中間報告案」を提出しました。委員の方々には大筋で了承していただきましたが、メタボリックシンドローム対策やユニバーサルデザインの推進、農村における新しいタイプの担い手の育成などについて新たなご意見をいただきました。今後、これらを含め必要な修正を行った上で中間報告を決定し、次回からは今後5年間のアクションプランの作成に取り組みます。9月末までに発足予定の次の内閣の政策がどのようなものになるかも見極めた上で、本年度末までには新しい総合計画を策定したいと考えています。

食育推進交流シンポジウムのパネルディスカッションの様子 9月8日(金)午前、富山国際会議場で「食育推進交流シンポジウム」が開かれました。このシンポジウムは、学校や家庭、地域をあげて食育に取り組む重要性について理解を深めるために、国などと共催で開催するもので、本年度は東京、大阪などとともに全国5ヵ所で開かれており、この日会場には、栄養士や教員、保護者の皆さん、地域の関係者の皆さんなど約920人の方々が参加されました。また、宮腰光寛農林水産副大臣も参加され、祝辞を述べていただきました。
 シンポジウムでは、服部栄養専門学校長の服部幸應さんから「食育のすすめ」についての基調講演や茨城県美野里中学校栄養教諭の柳澤けい子さんによる実践事例の発表がありました。その後、「学校・家庭・地域の連携による子どもたちに対する食育の推進について」をテーマに、服部幸應さん、清水有二さん(長野市立東部中学校長)、牛丸美奈代(前県PTA連合会副会長)、伊藤孝邦さん(県農協中央会専務理事)とともに、私もシンポジストとして参加し(コーディネーターは文部科学省健康教育課の森泉哲也さん)、それぞれの立場から現状や取組みについて発言しました。
 私からは、富山県として昨年10月、全国に先駆けて食育推進のための条例を施行し、この9月に食育推進計画をとりまとめたところであり、この計画に基づき富山型食生活の確立を目指していること、そのためにも県産の食材を活かしたヘルシー料理などの越中料理の創作、継承やブランド化、子育ての支援と家族そろっての食事を大切にするため、子ども連れ家族が外食する際の優待制度をスタートさせることなどをお話しました。また、戦後の食生活面でも貧しかった時代の私自身の体験も踏まえて、小さい頃から食べ物に感謝する気持ちをはぐくむことが大切であり、学校・家庭・地域が一体となって取り組み、市町村との連携をとりながら力強い県民運動を展開していきたいことをお話しました。

東亜薬品の新工場のパースを手に中井社長と記念撮影する知事 同日午後、東亜薬品(株)の中井敏郎社長と懇談しました。東亜薬品(株)では、昨年の薬事法改正で医薬品製造の全面委託が認められたことから、このたび富山市婦中町で新工場を建設したいとのご報告をいただきました。新工場は第1期・第2期を含め投資額80億円で、品質管理と効率化を徹底し最新の搬送システムを導入するとされており、中井社長は、「世界標準に合わせた新工場をつくることで、製造技術のトップランナーを目指したい」と述べられました。私からは、「くすりの富山をアッピールするためにも大いにご期待したい。県としても支援したい」と申し上げました。

森づくり推進県民フォーラムで講演する真野響子さん、ステージ上でパネルディスカッションをしている様子 9月10日(日)午後、富山第一ホテルで「とやまの森づくり推進県民フォーラム」を開きました。このフォーラムは、県民の皆さんに「とやまの森づくり」について考えていただくきっかけとなるよう開いたもので、会場には約400人の県民の皆さんにお集まりいただきました。
 フォーラムでは、まず、神戸市森林植物園の名誉園長としても活動されている女優の真野響子さんに「森林を大切に」と題して講演をしていただきました。その後、「森林を育てるために、今私たちは何をすべきか」をテーマとするパネルディスカッション行われ、長井真隆さん(県森林審議会長)、稲垣晴彦さん(北陸コカコーラボトリング社長)、山岸浩美さん(五箇山森林組合作業班員)とともに私も参加し、コーディネーターには草刈り十字軍初代隊長の岡田隆史さんに務めていただきました。
 パネリストの皆さんからは、「理想とする森について県民が共通認識を持つことが必要だ」、「森づくりの担い手を確保するため林業従事者の地位向上を図るべきだ」などの意見が出されました。私からは、「森づくり条例制定の経緯」や「県の森づくりの指針やプラン」、「とやまサポートセンターの活動状況」、「とやまの森が当面している課題を解決して次の世代にすばらしい森を残していくための県民参加の必要性」などについて、お話しました。このようなフォーラムをきっかけとして、県民全体で支える森づくりの気運が一層盛り上がるように願っています。

吉田会長らと懇談する知事 9月11日(月)午後、「県文化審議会」の吉田忠裕会長(YKK会長)、池上惇会長代行(京都大学名誉教授)から「新世紀とやま文化振興計画(案)」の答申をいただきました。県では、今後10年間の新しい文化振興計画を策定するため、昨年7月に県文化審議会に諮問し、それ以降審議が進められ、この日開かれた5回目の審議会でこの計画案がとりまとめられました。
 計画案は、「富山から世界に、人と文化の輝く『元気とやま』の創造」をキャッチフレーズに、施策の柱として (1)文化活動への幅広い県民の参加、(2)質の高い文化の創造と世界への発信、(3)文化と他分野の連携、を掲げており、各重点施策についても具体的で県民にわかりやすく、アクションプランも兼ねた計画となるよう配慮されています。また、審議会における議論でも小さい頃から本物の芸術文化に触れることが重要であるとの意見が多かったことから、子供たちの文化活動の充実に関する施策が重視されています。
 今後、この計画案を踏まえて新しい文化振興計画を策定し、文化の振興を通して「元気とやま」の創造に努めたいと考えています。

9月定例県議会本会議で提案理由説明を行う知事 9月12日(火)から9月29日(金)まで、9月定例県議会が開催されました。9月補正予算案や少年自然の家条例の一部改正など追加提案を含め、31件の議案を提案しました。
 会期中、地方分権や地方財政改革の推進、格差社会への対応、子育て支援や少子化対策、看護職員の養成・確保対策、中小企業支援や地場産業の振興、高校再編などの教育問題、県単医療費助成制度の見直し問題、公の施設の見直し、県営スキー場の移管や公営企業のあり方、上海便等の国際線への支援など多岐にわたる分野の政策について熱心な議論がありました。9月29日には、原案どおり全て、可決、承認していただきました。今後、県議会のご意見、ご要望の趣旨に留意しつつ、適正かつ効果的な執行に努めてまいります。

布橋灌頂会の橋渡り儀式の様子 9月17日(日)午前、立山町芦峅寺地区で「布橋灌頂会(ぬのばしかんじょうえ)」が行われました。立山は、日本三大霊山の一つですが他の霊山が女人禁制とされた中で、唯一、布橋灌頂会への参加による女性の救済を掲げました。明治初期の排仏毀釈により廃れていましたが、昨年、約140年振りに地元の芦峅寺地区が主催し立山町や県が支援して、いわば現代の癒しの行事として復活させたものです。今年も県内はもとより、東京や京都など全国各地から65人の方々が女人衆として参加され、作家、歌人で本県出身の辺見じゅんさんも特別参加されました。私も「開会式」と「橋渡り儀式」に出席し、祝辞を申し述べました。

とやま子育て家庭応援優待制度の愛称・シンボルマークの表彰を行う知事、記者会見の様子、関係の皆さんとの記念撮影 9月22日(金)午前、県庁で「とやま子育て家庭応援優待制度」の愛称・シンボルマークの表彰式と発表を行いました。
 10月15日から子ども連れの家族に対して県内の協賛店舗が割引サービスなどを行う優待制度が始まりますが、全国公募で、愛称は秋田県の吉田慶嗣さん、大阪府の池永一広さんの作品で「とやま子育て応援団」、シンボルマークは高岡市の山崎大輔さんの「メガホンの中に子どもの安心した笑顔」を描いた作品が採用され、この日出席していただいた吉田さんや入賞者の皆さんに表彰状や賞品をお渡ししました。
 この後、「とやま子育て家庭応援企業・団体連絡会」の宮正紹会長(県生活衛生同業組合連合会長)と記者会見を開き、愛称・シンボルマークを発表しました。また、飲食店や理容業、クリーニング、ホテル・旅館、公衆浴場、ガソリンスタンド、写真、小売業など関係団体の方々にも参加いただいて、愛称・シンボルマークを用いたステッカーや表示板の贈呈式を行いました。この取組みには、応援団として県内の1,500を超える店舗・企業に協賛していただく予定であり、協賛店舗数としては、全国トップクラスとなっていますが、さらなる拡大も図れるのではないかと感じています。

県民芸術文化祭のオープニングで挨拶する知事、ステージ上の公演の様子、生活文化展の様子 9月23日(土)午後、新川文化ホールで「富山県民芸術文化祭2006」のオープニングフェスティバルが開かれ、私も出席し、挨拶を申し述べました。「富山県民芸術文化祭」は県民の方々が幅広く参加される文化の祭典として平成9年から毎年開催されてきています。
 今年は、魚津市を中心に開催され、この日行われたオープニングフェスティバルでは日舞や洋舞、民謡、合唱などが華やかに繰り広げられました。また、昨年10月23日からの富山‐上海便を記念しての国際交流公演として中国から上海戯劇学院舞踏学院の皆さんも出演し、地元の民族舞踊を披露されました。同時開催されている生活文化展では、いけばなや美術作品の展示、お茶会などが行われ、多くの愛好者の方々でにぎわっていました。県民の皆さんの芸術文化に対する関心がますます高まっていると感じ、今後とも文化の力で県民の心の元気を取り戻したいと思った次第です。

 なお、その他のものを含め、この間の仕事や出来事を一覧表にしてまとめましたので、ご覧ください。

<8月26日から9月28日までの概況>
8月26日(土) ・自民党北陸・信越ブロック大会
8月28日(月) ・県単医療費助成制度のあり方懇談会の中間(一次)報告手交
・富山県弁護士会館竣工祝賀会
8月29日(火) ・県日中友好団体連合会総会
・カレーライスの会
・仕事と子育て両立支援セミナー2006
・県行政改革推進会議「第二次提言」手交
8月30日(水) ・県単医療費助成制度に係る対応方針についての記者会見
・中小企業との対話(射水市新湊地区)
・ふれあい対話(射水市新湊地区)
8月31日(木) ・関西電力黒部ルート等の行政視察(黒部市)
9月1日(金) ・とやまの未来を拓く科学技術交流会
・県水と緑の森づくり会議
9月5日(火) ・県交通安全県民会議
・物流勉強会
9月6日(水) ・「NEAR2006inとやま」開会式
・こしのくに音楽祭関係者(ニコラス・キッチン氏ほか)の表敬
・定例記者会見
・「NEAR2006inとやま」企業交流会
9月7日(木) ・「北朝鮮に拉致された横田めぐみさん達を救出するための写真展」オープニングセレモニー
・ハンガリー大使の表敬
・県総合計画審議会
・小泉博氏のハンガリー共和国文化功労章受賞記念感謝の夕べ
9月8日(金) ・食育推進交流シンポジウム
・東亜薬品(株)中井社長の表敬
・こしのくに音楽祭歓迎レセプション
9月9日(土) ・県総合防災訓練(小矢部市、南砺市)
・魚津大火復興50周年記念式典・魚津名誉市民推戴式
9月10日(日) ・とやまの森づくり推進フォーラム
9月11日(月) ・こしのくに音楽祭教室コンサート(富山市草島小学校)
・県文化審議会
・新世紀とやま文化振興計画(案)の答申
9月12日(火) ・県議会9月定例会開会
・県薬業連合会スイス視察団の帰朝報告
9月14日(木) ・県議会本会議(代表質問)
9月17日(日) ・布橋灌頂会開会式及び橋渡り儀式に出席(立山町)
9月18日(月) ・有峰森林文化村視察
9月19日(火) ・県議会本会議(一般質問)
9月20日(水) ・兵庫国民体育大会富山県選手団結団壮行会
9月21日(木) ・県議会本会議(一般質問)
9月22日(金) ・「とやま子育て家庭応援優待制度」愛称・シンボルマーク表彰式、発表
9月23日(土) ・ (株)廣貫堂創業130周年記念生活習慣病予防セミナー
・県民芸術文化祭2006オープニングフェスティバル開会式典(魚津市)
9月25日(月) ・県議会予算特別委員会
9月26日(火) ・県警柔道部の全国警察柔道大会優勝報告
9月27日(水) ・県議会予算特別委員会
9月29日(金) ・県議会本会議(討論・採決)

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