富山県ホームページ メニューを飛ばして本文へ

メニュー


検索


本文

ホーム > 組織別案内 > 経営管理部 広報課 > 知事記者会見[平成19年度] > 知事記者会見要旨[平成19年4月27日]

知事室へようこそWelcome to the Governor's Office

知事記者会見[平成19年度]

2016年12月2日

知事室 目次

知事記者会見要旨[平成19年4月27日]

◆日時 平成19年4月27日(金)午後3時〜3時30分
◆場所 県庁特別室

【目次】

1 知事からの説明事項
(1)第36回全国高等学校総合文化祭富山県誘致について
(2)ツキノワグマ出没情報地図「クマっぷ」の作成・公表について
(3)県立美術館・博物館のPRの充実について
(4)日中韓三カ国環境大臣会合の富山県開催に係る環境大臣への要望結果について
※配付資料は関連ファイルをご覧ください。

2 質疑応答

【知事からの説明事項】

記者会見で説明をする知事 第1点は、第36回全国高等学校総合文化祭の富山県への誘致の件です。
 これは、全国持ち回りで進めてきているのですが、平成24年に北信越地区で開催が予定されております全国高等学校総合文化祭を本県にぜひ誘致したいということにいたしました。
 昭和52年から行われているわけですけれども、今回、平成24年にやるということになりますと、富山県では初めての開催ということになります。
 高校教育の一環としまして、生徒の皆さんに芸術文化活動を全国的な規模で発表する場を提供する。また、そのことで芸術文化活動への参加意欲を高める。また、単なる学科の勉強だけではなくて、創造的な人間形成を図るということであります。
 もしやるとしますと、主催者は文化庁、全国高等学校文化連盟、県教育委員会、市町村、市町村の教育委員会、県の高等学校文化連盟というふうになり、平成24年の8月上旬、5日間程度を予定するということになります。
 内容的には、全国高等学校文化連盟に加盟しております18の部門、演劇とか合唱とか吹奏楽とかといったようなことから、書道、写真、放送、囲碁、将棋といったかなり幅広い分野まであります。
 それから、大会の規模をご参考に見ていただきますと、昨年は京都府で行われまして、参加校数が3,176校、2万5,000人で、また、ご覧になった方々も12万5,000人ということであります。京都は随分力を入れられたようですけれども、それ以前の県でも3,000までいきませんが、2,800前後の学校が参加され、高等学校の生徒さんの参加数も1万6,000、1万7,000、1万9,000人といったようなことであります。
 効果としては、本県の高校生の皆さんが全国の高校生の皆さんと交流の輪を広げる。また、富山の文化、魅力を取り入れた文化祭をともにつくり上げることで、創造力豊かな、芸術的な感性の豊かな高校生の活動を高める効果があると思っております。
 今度の総合計画でも芸術文化の振興というのを重要項目にしておりますし、また、昨年、新しい文化振興計画というのも富山県はつくったばかりでありますから、そういったものの実践活動の一環として、積極的に取り組んでいきたいと思います。
 なお、これをやるということになりますと、開催前年と開催年に、国内だけではなくて、例えば中国とか韓国といったようなアジア地域からの高等学校の方に参加してもらうといったようなことがございます。めでたく開催県ということになりましたら、やる以上はできるだけ、中身のあるいい大会にしたいものだと思っている次第であります。

 次がツキノワグマ関係でありますが、このたび、ツキノワグマの出没情報地図「クマっぷ」というものをつくりまして、公表いたします。
 一昨年ぐらいからクマの異常出没ということで、その対策について検討会をやったり、また、根本的には富山の森の復元を図ろうといったこともあわせてやっているわけですけれども、今年も春先のクマが出没しやすい時期に入ってまいりましたので、今日4月27日付で「クマっぷ」というものを公表しまして、県民の皆さんの注意を喚起しようということであります。
 次のページは現在の県ホームページでのクマ出没情報でありますが、昨日までの県のホームページでは、出没の月日と時刻と場所が表形式で表わされていたわけですが、今日からは出没情報を地図で表わします。
 赤の◎としたところが平成18年の出没位置であり、また、黄色のところは平成17年の出没位置、白の◎は平成16年の出没位置というようなことで、これをご覧になりますと、県民の皆さん、どこが特に注意しなければいけないか、少なくともクマが出没しやすい場所はどこかということが非常にわかりやすくなりますので、県民の皆さんの安全・安心に寄与できるのではないか、そういうふうに考えております。
 これは、今回、環境省の協力を得まして、GIS(地図情報システム)を用いてつくったものでございます。
 あわせまして、資料の3ページ目を見ていただきますと、「春先のツキノワグマによる人身被害の防止について」ということで、県民の皆様にこういう通知を徹底するようにしたいと思っております。
 特に、皆さんのご記憶のように、この3年間の春先に発生した人身被害、いずれも山菜採りに伴うものであります。特に、今年は暖冬で、林道の残雪が少ないものですから、例年に比べますと奥地まで車で乗り入れることができる、そうすると、クマと遭遇する危険度が増すということになるわけです。
 平成16年4月も立山町でありましたけれども、私が知事に就任しました後も、平成17年5月、平成18年4月、5月というふうに、連休のときに出ておりまして、現場にも私も視察等を当時したわけですが、事故が起きてから焦るのではなくて、くれぐれも事故に遭わないように、今回は先手を打ってPRに努めている、こういうことであります。
 なお、3ページ目の下の2番目のところに、クマの出没状況を確認して、安易に山に入らないとか、ラジオ、鈴、笛を携行してほしいとかといったようなことは従来どおりでありますが、特に今年は、車で山中に入る場合、どうも雪が少なかったものですから、奥山までお入りになるケースが増えるおそれがありますので、車から降りるときはクラクションを長目に鳴らすとか、従来以上に丁寧に、クマに遭遇しないように、県民の皆さんに注意を喚起しているわけであります。また、子連れのクマは大変危険でありますので、そういった点についても、なお念のためご注意を申し上げているということであります。
 県政記者クラブの皆さんも、報道を通じて県民の皆さんに注意喚起していただくとともに、皆さん方ご自身もお気をつけていただくようにお願いしたいと思います。

 それから、3点目が県立美術館・博物館のPRの充実ということでありまして、大分この一、二年、こういった文化的なことも含めて、富山県も熱心にPRに取り組むようになっていると思いますが、まだまだ、もっと積極的にやってはどうかという声もありますので、富山空港で新たにポスターコーナーを設置する。また、ポスターの掲示板を設置するということで、ここにありますように、今日4月27日から富山空港の国内線インフォメーションの隣でありますとか、あるいは到着手荷物受取所等におきまして、こうしたものを置いてPRをしたいと。せっかくいい催し物を近代美術館とか水墨美術館とか立山博物館でやっていても、どうもアピール力が足りないというお話もありますので、こういったことにさせていただきます。
 また、富山駅前も、富山駅構内もいろいろ議論はあるのですけれども、当面CiCビルの東側の壁面に4月30日から懸垂幕を出していくというふうにしております。
 こうしたものがあるということを、皆さんも報道を通じて県民の皆さんにお知らせいただくとありがたいと思います。

それから、4番目は、日本、中国、韓国の三カ国の環境大臣会合の富山での開催ということでございます。
 昨日、環境大臣に要望いたしましたところ、正直、私の方は、前向きに検討しましょうというぐらいのお話はぜひもらいたいなと思っておったのですが、その前からいろいろ実務的にお願いしていたこともございまして、第9回の日中韓三カ国環境大臣会合を富山県で開催することに決定しましたということで、すっきりしたご返事をいただいて、大変感謝をしております。
 なお、開催時期は、まだ若干中国並びに韓国政府と調整中でありまして、12月にはやるのですが、12月のいつというところまでは、まだ細かいところまで決まっていないというようなことで、今、調整中でございます。
 また、参考資料をご覧いただきますと、三カ国環境大臣会合というのは、第1回目がソウル、2回目が北京、3回目は東京というふうに、これまで、全て首都で開催しているわけです。私どもは、こういう会合をなるべく、昨年の日露文化フォーラムもそうでしたが、地方分権の時代でもありますし、東京だけが日本ではないと、やはり、地方で、特に富山県のように文化とか環境に熱心に取り組んでいるところでやってほしいと、いろいろ働きかけもしておりまして、昨年の日露文化フォーラムに引き続いて、今年は環境問題で三カ国環境大臣会合を開催していただけるというのは大変ありがたいと思います。
 特に、ご承知のように、この環日本海地域は、北東アジアの発展に伴いまして、いい面も多々あるのですけれども、黄砂の問題とか、あるいは漂流ごみの問題とか日本海の水質汚濁の問題とか、いろいろと環境については懸念される点が出ておるわけでありまして、富山県は、環境問題についてはこれまでも自治体レベルでいろいろな努力もしておりますが、国レベルの三カ国会合を行えるのは大変うれしいことであります。
 なお、その次の資料を見ていただきますと、三カ国環境大臣会合にあわせまして、北東アジア環境パートナーズフォーラムというものをやることにしておりまして、日本・中国・韓国・ロシアの自治体、経済界、学界を代表する皆さんにお集まりいただいて、ここに討議セッションとありますが、いろいろなご議論をしていただくと同時に、地方自治体レベルでの環境教育とか人材育成とか普及啓発関係、それから特に大学関係の皆さんを中心に海洋環境調査、リモートセンシングとか、それから黄砂、漂着ごみの問題、それから、持続可能な経済社会の実現ということで、廃棄物、リサイクル、地球温暖化対策、省エネ対策といったものはむしろ企業の皆さんにもお集まりいただいて、やっていこうと。
 そして、できれば自治体レベルでも、北東アジア環境パートナーシップとやま宣言といったようなものを、今、準備を始めております。
 次のページを見ていただきますと、ご承知のとおり、富山県には釜山とともにNOWPAPの地域調整部運営事務局というものも置いておりますし、また、全国レベルでの財団である環日本海環境協力センターもありますので、これまでいろんな地道な活動をしてきたことが、今度の三カ国環境大臣会合の開催地に選んでもらったということにつながったのだと思っております。
 中ほどにありますように、北東アジア地域自治体連合環境分科委員会というのは富山県が今、座長になっておりまして、4カ国21の自治体で取り組んでいるわけであります。
 こうしたものの積み重ねがありますので、今回、環日本海地域の環境問題、環境対策を前進させる、意義の深い三カ国環境大臣会合、また、このフォーラムが行われるのではないか、ぜひまたそうしなければいかんと、こういうふうに思っておりますので、どうか皆さん、よろしくお願いをいたします。

【質疑応答】

記者会見で記者と質疑応答する知事●記者 
 先月2日に発売された週刊朝日さんが編集された「いい病院2007」という雑誌に富山大学附属病院の内視鏡による手術数が記載されているのですが、それが一部実際よりも多く申告されていたのではないかという疑惑が持たれておりまして、病院長に尋ねたところ、こういうデータはいいかげんに書いているのだろう、適当に書いているのだというご発言があったのですが、我々メディアに携わる人間として、非常にこういうデータの信頼や信憑性が問われている中で遺憾に思っております。また、富山大学附属病院というのはがんの拠点病院にも指定されております。そのあたりで、非常に遺憾に思っているのですが、このような事態に対して、知事はどのように思っていらっしゃるか、少しご所見をお伺いしたいのですが。

●知事 
 その件については、正直、今初めてお聞きしましたので、また、事の真偽を確認した上で、県として何かコメントすべきであれば、させていただきたいと思います。
 ただ、一般的に申し上げれば、富山大学附属病院、国立三大学が統合して国立大学法人になったとはいえ、もちろん公的な病院でありますので、真偽のことは分かりませんが、発表されるデータ等はなるべく正確を期してもらった方がいいのではないかと思います。

●記者 
 先日、名古屋市の方で耐震偽装の問題が明らかになりました。それについて、田村水落設計事務所がかかわったということなのですけれども、先日も新潟の方で耐震偽装が明らかになっておりますし、県の方はまだ調査中の物件がいくつか残っているようですが、県の方の事務所の処分等を含めて、どういうふうに現段階で考えていらっしゃるか、お聞きしたいと思います。

●知事 
 最近まで私が聞いている範囲では、富山県内で(株)田村水落設計一級建築士事務所が設計にかかわった物件の中には、特に偽装とかいったような問題はなかったと。
 それから、建築士事務所の処分については、事務所の役員に対する国土交通大臣の処分が一級建築士免許の取り消しということになりますと、通常は建築士事務所の閉鎖又は登録の取り消しか、いずれかということになります。
いずれにしても、今、まだその手続中で、近く方針を出そうと思いますので、いましばらくお時間をいただきたいと思います。

●記者 
 知事会長選についてお伺いしたいのですけれども、2点ということで、1点目は、石井さんが出るおつもりがあるのかないかということ。
 2点目は、それと関連するのですけれども、今のところは福岡県知事さんでほぼ決まりではないかというお話が出ているのですけれども、そのことについて、それで妥当と思われるのかどうかをお聞かせください。

●知事 
 まず、前段の私が出る意思があるかどうかは、全くございません。
 それから、後段の今の会長である麻生・福岡県知事さんについては、大変一生懸命やっていらっしゃると思います。今、地方分権、第二次分権改革を進めなければいけない非常に重要な時期にあります。昨年暮れに法律も通ったわけで、今年は地方分権改革推進委員会もスタートして審議を始めております。したがって、全国知事会としても、実効性のある実のある地方分権、スローガンだけではなくて分権を進めるということにしなければならない。そして、もちろん今以上に、国民なり県民の皆さんの暮らしとか生活とか、こういったものが今までより分権によってプラスになったというふうにしたいわけであります。
 したがって、知事会のリーダーも、そういう観点から選ばれる必要があると思いますが、私は今、具体的にまだ、麻生さんもぜひ続投したいとかおっしゃっているように聞いておりませんし、それから他に手を挙げられる方がいらっしゃるのかどうか、まだ承知しておりませんので、今の時点でどなたを支持するとかいうことは、コメントは差し控えたいと思います。ただ、大変厳しい客観情勢の中で、今の麻生会長さんも一生懸命やっていらっしゃるのではないかと考えております。

●記者 
 北陸電力の志賀原発の臨界事故隠しの社内処分が出たわけですけれども、率直にこれに対する知事の、処分の内容についてどのようにお考えでしょうか。
●知事 
 これは、やはり国の、北電さんを含めて9電力に対する行政処分を受けてご判断をされたわけで、その内容についてあれこれ私がコメントするのはどうかと思いますけれども、当時の社長であった方が相談役を辞職されるとか、また、今の社長さん、会長さんを含めて減給処分されるとかいろいろ、それからもちろん当時の原発の現地におられて判断された方が辞職されるとか、それなりに北電さんはいろいろとこれまでの企業風土を改革して、石川県の立地周辺の住民の皆さんはもとよりですが、富山県も含めて、多くの県民の皆さんの信頼感を回復する、安全・安心な地域にしていくと。そのためにも、こうした事故は二度と起こさないような企業風土をつくる。また、万一そういう問題が生じた場合も、隠さずに、しっかり情報を共有して対応する。また、直接権限のある国や私どもにも速やかに情報を公開して、情報を共有していくといったようなことは打ち出しておられますので、私は、そういうことをしっかり実行していただくということが一番大切なことだと思っております。

●記者 
 山田さんと新木さんについては、県の絡む公的な職務にもついておられるわけですけれども、この辺について、県、知事として今後の対応についてはいかがお考えですか。
●知事 
 新木会長さんについて言いますと、公安委員長を辞したいということで、先般、公安委員3人の方の互選で新しい方がなられたというようなことであります。
 また、山田さんからも、県の公的なものというと、総合計画審議会の会長というのがあるのですけれども、これも引かせてほしいというお話が内々ありましたが、ご承知のように、実質3月末で審議は終わっておりまして、任期は確か8月末ですか。ですから、あえて辞職というような形をとることもないのではないかと思っております。いずれにしても、そういうふうに今回の事故に鑑みて、そういった対応されていらっしゃるということについては理解ができるといいますか、そういう判断をされているのだなと受けとめているわけであります。
●記者 
 総合計画審議会の会長は辞意があったわけですけれども、それは翻意してもらったという形ですか。
●知事 
 あえて、実際にはもう開く予定がないので、特段手続はとっていないと、こういうことです。
●記者 
 今の内々で話があったというのは、いつごろの話でしょうか。
●知事 
 (今)週明け早々ではなかったでしょうか。
●記者 
 本人から直接お話があったのですか。
●知事 
 確か、知事政策室長からだったと思います。

●記者 
 海外へ視察に行っていられる首長さんもいらっしゃるようですが、このゴールデンウイークの知事のご予定などをお伺いしたいと思います。
●知事 
 私は、この連休は大体富山にいるつもりです。公的な行事もいくつかありますし、それからふだん仕事に追われているものですから、少しこういう時は、もし自宅にいられる時間、公的でない時間がそれなりにあれば、できるだけ英気を養うことにしたいと。あるいは、県内へ出向いて、いろいろ勉強する機会にしたいなと、こういうふうに思っております。

【 情報発信元 】
経営管理部 広報課 電話:076-444-8909  [ お問い合わせフォーム