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知事記者会見[平成19年度]

2016年12月2日

知事室 目次

知事記者会見要旨[平成19年7月5日]

◆日時 平成19年7月5日(木) 午後2時30分〜3時05分
◆場所 県庁特別室

【目次】

1.知事からの説明事項
(1)南星海運(株)国際定期コンテナ船の新規就航について
(2)「くらしたい国、富山」推進本部の設置について
(3)入札制度の見直しについて
(4)「ねぎたん」用の県オリジナル品種の育成と命名について
※配付資料は関連ファイルをご覧ください。

2.質疑応答

【知事からの説明事項】

記者会見で説明をする知事 第1点目は、南星海運株式会社の国際定期コンテナ航路の開設でございます。
 これは、本社は韓国ソウルにある会社ですけれども、今回新たに伏木富山港に就航してくださることになりました。これによりまして、釜山に対しては現在週5便なんですが、週6便になる。また、大連や青島の方には週1便から週2便に拡充されるということでありまして、また、伏木富山港全体では国際航路が月29便から月33便になるということで、伏木富山港、一段と機能がアップするということであります。
 環日本海時代と言われている時代ですけれども、昨年から物流の問題を取り上げてきまして、今年の当初予算でも荷主の奨励金や新しい船主の奨励金とかいろいろなことをつくりましたが、早速こうした成果があって大変うれしく思います。
 お手元の資料にありますように南星海運さんが運航船社ですけれども、代理店が南星海運ジャパンということでありまして、ここが今回の新規就航にあわせて富山出張所を高岡市の伏木に置くということになっております。
 航路は、ここに示したとおりでございますので、2隻の交互の配船ということで、伏木富山港には週1回停まるわけでございます。
 釜山港につきましては、ご承知のように国際的なハブ港として発展著しいわけで、また、ここから中国の大連、青島とかといったところに、日・韓・中3カ国でダイレクトに結ぶということになります。大変よかったなと思っているわけでございます。
 これにあわせまして、富山県内あるいは周辺県の企業等に対して、輸出輸入に係るもので港を使った方がコストが安い、また環境にもいいと思われるような荷主さん等については従来以上にポートセールスをやりまして、物流の面で伏木富山港がますます活性化するように努力していきたいと思っております。

 それから、2つ目は、「くらしたい国、富山」の推進本部の設置ということでございます。
 ご承知のように少子高齢化が極まって人口減少時代がくるとか、また一方で、団塊世代の大量退職時期の到来ということもありますし、また、最近では必ずしも熟年の方だけでなくて、比較的若い世代の方でも富山県に来て住みたいというような方も結構いらっしゃいます。全国的に地方への居住とかスローライフ志向といったようなことが見られてきているのではないかと思います。
 そこで、昨年来、富山県出身の方にアンケート調査をしたり、いろいろなことをやってまいりましたが、今年の当初予算でも予算を計上しましたし、いよいよ本格的に定住・半定住を進めるということで、このたび私が本部長で、あと市町村長の代表の方、経済界の代表の方、有識者、中にはNPO法人の代表の方にも入っていただいておりますけれども、こうした方々でやっていきたいと思っております。
 事業の概要としては、資料にありますように、専用のホームページで、「くらしたい国、富山」の定住交流促進サイトというものを今日(7月5日)付で開設いたします。そして住宅、子育て、福祉等の生活情報ですとか、県や市町村の相談窓口、市町村の定住促進事業などの情報を発信する。それから、首都圏等でのセミナーを開催する。全国組織等が首都圏で移住・交流セミナーといったようなこともやっておりますので、それをうまく活用したいと思っております。また、「とやま暮らし体験モデル事業」というのをやっておるわけですが、こうした生活体験プログラムを組み込みまして、市町村、NPOが中心になってやる「とやま暮らし体験モデル事業」を助成して応援し、進めていこうと思っております。それから、都市農山村交流、例えばグリーンツーリズムでありますとか、都市農山漁村の交流活性化支援事業とか、また、U・Iターンの就職の促進をかねてやっておりますが、こうしたものと連携しながら進めてまいりたいと思います。

 それから、第3点目が入札制度の見直しであります。
 先日6月8日に、県の入札契約適正化検討委員会(委員長、西頭富山大学学長)からご報告をいただいて、入札制度をこのように改革してはどうかというご提案をいただいたのですけれども、この提案どおり実施したいと考えていまして、3カ月の周知期間を置きまして、10月1日から始めることにしたいと思います。
 1つは、一般競争入札の対象範囲の拡大でございまして、公共工事の入札契約の公正性、透明性、競争性を一層高めるということで、18年度までは、一般競争入札は10億円以上としていたのを、この4月から、5,000万円以上は対象工事のすべて、2,000万円から5,000万円未満は対象工事の4割というふうにしていたのですが、この10月からは、2,000万円以上の工事はすべて条件付きの一般競争入札ということにしたいと考えております。
 それから、1,000万円から2,000万円未満の工事につきましては、19年度の実施状況等を検証しながら、20年度以降、順次拡大する方向で引き続き検討してまいりたいと思っております。
 なお、一般競争入札といっても、やはり災害時とかいろいろなことを考えますと、地元企業をできるだけ健全な形で育成してほしいという要請が別途ございますので、地域要件をできるだけ設けることといたしました。
 まず、24億1,000万円以上のものにつきましては、これはWTOの国際的な取り決めがありまして、入札参加条件を満たす人はすべて入っていただくということですが、24億1,000万円から10億円までは、これまでは原則、県内企業と県外企業によるJVというふうにしておりましたが、今回からは24億円から10億円も含めまして、24億円から3億円まで、同じように原則は県内企業によるJVで、特殊な工事、高度な技術を要するとか特殊な場合だけ、県内企業と県外企業によるJVというふうにいたしました。
 今回制度の見直しをするに当たりまして、よその県の状況とかいろいろ調べてみましたけれども、ほとんどどこの県でも24億1,000万円以下は県内企業によるJVを優先するというふうにやっているところが非常に多いということがわかりましたので、そういうふうにさせていただこうと思っております。
 以下は、資料に書いてあるとおりでございます。
 それから、1枚おめくりいただきまして、著しい低入札に対する対策ということで、これは随分議論がございましたが、検討委員会のご報告どおり、失格基準を新たに設けることにする。その基準は、ここにありますように、入札価格が調査基準価格を下回る価格での入札者全員の平均入札価格のさらに9割を下回る額ということでございます。飛び離れて極端に低いものについて失格ということにする。ただ、その場合でも、他の入札をされる方の状況によってはイレギュラーな場合もありますから、ただし書きで、入札価格が直接工事費の75%、共通仮設費の7割、現場管理費の6割、一般管理費の3割、これを足し込んだものよりも以上であるという場合は、これは失格にならない、こういうふうにしているわけでございます。
 これにあわせまして、施工体制の点検強化、これまで以上に充実してまいりたいと思います。
 なお、この失格基準を設けましても、近県と比較しますと、例えば石川県とか福井県では今でも最低制限価格というのを残していらっしゃって、対予定価格74.5%とか、新潟県ですと80.3%で最低制限価格となっておりますが、富山県の場合、こういうふうにいたしますと、失格基準というのが、過去の経験値ですけれども、多分65から70%くらいだと思いますから、十分競争促進的だと言えると思っております。
 一般競争入札の対象範囲につきましても、近県と比較しますと、石川県が今年10月から3,000万円以上を一般競争入札にする。福井県は今のところ7,000万円以上、新潟県は今年7月から1億2,000万円以上を一般競争入札にするというふうにされておりますので、富山県はそういう意味では先進的にやっているというふうに私は考えております。

記者会見で記者と質疑応答する知事 次に、「ねぎたん」用の県のオリジナル品種の育成でございます。
 これまで富山県では長ねぎが多かったんですけれども、今回「ねぎたん」といいまして、もう少し短くてコンパクトなオリジナルネギの品種の育成と命名を行いました。
 大和百貨店とか幾つかのところで販売してみますと、非常にコンパクトで持ち運びにいい。それから、もちろん味もいいものですから、大変評判がいいので、ぜひこれを売り出して、県内はもちろんですけれども、東海北陸自動車道が来年3月全線開通しますので、中京圏とか、もちろん首都圏でもいろいろなところで売っていきたいな、こういうふうに思っております。
 詳細は、資料を見ていただきますと、県の農業技術センターと、それから、(独)農業・食品産業技術総合研究機構野菜茶業研究所の共同研究として、短葉性に着目したネギの育種に平成9年から取り組んできました。そして、それを県の農業技術センターが優良系統として2系統選抜育成した経過がございまして、品種の特徴は、ここにあるとおり、葉が短くて、軟白部の太りが早い。それから、食味は辛味が少なくておいしい。食感は柔らかくて食べやすいというようなことであります。
 それから、名称は、7月上旬から8月頃に出るのを「越中なつ小町」としまして、それから、10月から12月ごろに出るものを「越中ふゆ小町」というふうに命名することにしております。皆さんもお食べいただいて、なかなかおいしゅうございますので、ぜひまた味わっていただきたいと思います。

 以上で、予定していた説明事項はこれで終わりなんですが、つい先ほど新しいニュースが入ってきましたので一言申し添えたいと思います。
 本日、「第88豊進丸」に関する情報といいますか、新しい動きが外務省の方からご連絡がございました。今回のだ捕事件について、日本国政府として、国際海洋法裁判所に提訴をすることを今真剣に検討されておりまして、近く提訴したいというお考えと伺いました。
 先ほども、谷内事務次官と電話でいろいろお話ししていたのですけれども、外務省がこの国際海洋法裁判所に訴えるというのは初めてだと思いますので、やはりかねて人道的見地から早く解放してほしい、17人の船員の皆さんと船体を早く解放してほしいとお願いに外務大臣にもお会いしましたし、そういうことをしっかり受けとめていただいて、もちろんこれまでも大変粘り強く交渉していただいているんですけれども、なかなかロシア側が解放してくださらないので、この際はやはりきちんとした国際的なルールがありますから、早く解放してほしいという趣旨で提訴されるというのは、この問題の早期解決を目指した日本国政府、また外務省等々のご姿勢のあらわれということで、私としてはこれをありがたく受けとめております。
 過去、例えば私が聞いております範囲では、似た例は、多分2002年ごろ、ロシアの船がオーストラリアの経済水域でだ捕されたというような事例があったそうでありまして、そのときはロシアの方が国際海洋法裁判所に提訴して解放してもらったという国際的な先例があるようでございます。そういったことを、今のところはもう少し詳しく調べてみないといけませんが、そうしたいろいろな国際間の事例も十分研究された上で外務省がそういう方針を固められたということでありまして、非常にこの問題に真摯に取り組んでいただいている、そのことについて富山県知事としてしっかり受けとめて、政府に引き続き筋を通して頑張っていただきたい、こんなふうに思っている次第であります。

【質疑応答】

記者会見で記者と質疑応答する知事●記者
 来週公示になります参院選のことでお伺いしたいんですけれども、2点お伺いします。1点は、参議院議員に知事が望む政策、資質をお伺いします。もう1点は、具体的にお三方、代表的なお名前が出ておりますけれども、知事はどなたを支持するか。その2点をお願いいたします。

●知事 
 参議院選挙は、たしか7月12日公示だったかと思うんですけれども、私は、もともと知事選に出たときに4党3団体の推薦で出たと思いますし、皆さんご承知のとおり、常日ごろ公平無私に県民党的立場で仕事をしてきたつもりであります。
 まだ公示前ですから、新聞報道やテレビの報道は私も拝見はしておりますけれども、最終的にどなたが出られるかというのはまだ固まっておりませんので、今の段階で私がどうするというのを今申し上げるのは差し控えた方がいいんじゃないかと思っております。

●記者 
 だ捕の件ですが、外務省あるいは国の取り組みを知事は評価されていましたが、それでもだ捕から1カ月たっています。随分長いなというのが率直な感想でありますが、この長期化については、知事、どうお考えですか。

●知事 
 私はロシア側が早期に解放してくださらないのは大変残念で、極めて遺憾なことだと思っております。
 再三申し上げておりますように、実際の漁場に行って漁を始めてから1週間かそこらでだ捕されたわけですから、2カ月余りの漁期で割り当てられた漁獲量をその時点で超えていたとは到底考えられないので、普通に考えられるのは不実記載とか、そんなことではないかと思いますけれども、そうした事柄、過去そういうのは仮にあったとしても罰金程度ですぐ釈放されていたのがほとんどの例のはずですから、これだけ長期間解放されないという対応は非常に遺憾に思っております。
 その間、外務省も随分粘り強く折衝していただいたのだと思います。私が要請に行ってすぐウラジオストクから領事館の職員を派遣してくださって、船員の安否等も確認していただいたり、ロシア側と折衝もしていただいているわけで、また詳しくは外務省ご当局にご取材いただいたらと思いますが、できれば、こういう国際海洋法裁判所に提訴するということではなくて、できるだけ政府間の折衝で早く解放していただこうというのが外務省を初め中央政府のお考えだったと思うんですけれども、随分時間がたってきましたので、もうかれこれ一月ということですので、やはりそれならば、国際法のルールに従って筋を通してきちんと提訴しようではないかというふうに、そこまで本腰を入れて何とか早く解決したいというご熱意でやっておられるということについては、そういう政府の努力は私どもとしてはしっかり受けとめなくてはいけないのではないか、こういうふうに思っております。
 これからも関係者とともに、もちろん外務省を初め中央政府にはしっかり取り組んでいただいて、いずれにしても結果として早期解放につながらないと困るので、ぜひそういうふうになるように、また私どももできるだけ働きかけもし、お願いもしてまいりたいと思っております。

●記者 
 健康の方は特に問題はないのでしょうか。

●知事 
 ええ、けさも確認しましたが、健康状態は17人の皆さん、いずれも問題はないというふうに聞いております。

●記者 
 世界遺産登録運動について、2点お伺いします。
 まず、1点は、石見銀山が諮問機関からだめだと言われておきながら、一転、登録されるというニュースがありまして、これは歴史的町並みの景観を有する高岡、それから産業事項としての登録も考えている立山・黒部には大きい好材料だと思うんですが、これについてまずどのように思われているかということで1点。
 それから、民間の立山・黒部を愛する会の中で布橋灌頂会の話題が出ました。この中で毎年の開催を求める声もあったのですが、地元の自治体からは財政難を理由に、毎年開催ができないというような趣旨の説明もありました。改めて、登録運動をやっている布橋灌頂会の位置づけ、それから、県の今後支援についてどのようなお考えをお持ちなのか、お聞かせください。

●知事 
 まず、石見銀山が世界文化遺産に登録されたというのは大変うれしいことでありまして、途中でちょっと心配した時期もございましたけれども、私は、やはり非常に古くからの銀山だし、かつ一部に、すっかり緑、森に覆われて余りはっきりしないというような議論もあったりしたようですけれども、逆に、そういう早い時期からの鉱山なのに、自然に配慮して、ああいうものをつくって、しかもなるべく自然で覆われるように工夫したということだと考えられるわけで、やはり石見銀山、その地域の皆さんのこれまでのご努力とか、また、文化遺産登録に向けての熱意が実ったということで、今お話に出ましたように高岡の近世の文化遺産群、それから、立山・黒部地域の文化遺産登録を目指す立場からいいますと大変うれしいことだと思っております。
 立山・黒部地域の文化遺産、まだ登録可能性調査をやっている最中でありますけれども、今ご質問の布橋灌頂会は、私はやはり立山の魅力は大きく言えば3つあって、立山信仰以来のいろいろな歴史文化的なもの、同時に、立山の自然の美しさとか神々しさということと裏腹ですけれども、大変厳しい自然で、それを克服して、砂防事業が行われ、その技術が世界で国際語になるくらい進んだ。あわせて、厳しい自然なんだけれども、急流のエネルギーを活かして自然の惠みを利用した、こういう美しくも厳しい自然と人間との営み、1300年の歴史、これが立山・黒部地域の魅力のポイントだと思っております。
 その中で、立山信仰についていえば、日本の他の霊山と違って、立山は古くから女人禁制ということではやはり女性の魂の救済が図れない、それはいかがなものかという考え方で布橋灌頂会というのを始めて、女性も魂の救済が得られるというふうにしたというのは、日本の他の霊山と比較しても大変先駆的で、かつ女性の魂の解放ということですから、非常に普遍性を持ったすばらしい歴史のある行事だと思っております。
 したがって、それを国民文化祭のときに1回復活させて、また、昨年、一昨年と2回復活して行われたというのは、地元のご熱意、大変立派だなと今でも高く評価しております。
 今後どうするかについては、今年はたしか布橋灌頂会のシンポジウムをやって、布橋を渡る儀式そのものは今年は予定されてないように聞いておりますけれども、かつても毎年毎年やっていたのではなくて、時々、1年か2年か知りませんが、途切れたりした時期もあったようですから、毎年毎年やるべきかどうかはともかくとして、せっかくああいうふうに地元のご熱意で復活されたのですから、何らかの形で、毎年やるのか、1年おきにやるのか、3年おきになるのか、いろいろそれは地元のお考えもあると思いますけれども、続けられたらそれはそれで非常に高く評価されるのではないかと思います。
 ただ、いずれにしても、こうした行事はやはりそれを担う皆さんのご熱意というものがあって、まず続けるというのが大前提だと思うんですね。何か役所がお金を出すからやるとか、そういうようなものではないので。
 しかし、ご承知かと思いますが、布橋灌頂会復活のときも、あの白い布をかける橋は県がお金を出して整備したんですね。それから、毎年ささやかながら補助金も出したりしております。ですから、今後地元が、やはり是非やりたい、ついては県もそれなりに支援してくれないかということであれば、私は十分お話を聞いて皆さんとご相談していきたいなと。しかし、まずは地元の皆さんのご熱意ということがないとこういうものはできませんので、ことしはシンポジウムとかいろいろやるようですから、もう少し地元の皆さんのお考えがある程度まとまるのを見守りたいな、こういうふうに思っております。

●記者
 イタイイタイ病のことですけれども、富山市長が資料館について、要望をされたということなんですが、病気の風化であるとか、継承について、今後の施策として知事のお考えをお聞かせいただければと思います。

●知事 
 イタイイタイ病については、ご承知のとおりの経過があるんですけれども、最近は土壌汚染防止法に基づいていろいろまだ事業は続いておりますけれども、平成23年または24年くらいまでに大体一通り終わります。
 そうしたことも段々見えてきましたので、そうなると今ご質問にあるように、イタイイタイ病、しかし、非常に大きな問題だったわけですから、こうした資料が散逸しないようにしっかりしていきたいというのはよくわかりますので、そうした点はこれまでも県も協力というか、努力をしてきたのではないかと思いますが、実際に資料館というものをどういう形でつくるのか、あるいは今あるいろいろなものを活用するのかとか、いろいろな考え方がもちろんあると思いますし、それから、他県の例を見ましても、新しい建物をおつくりになった地域もあれば、既存のいろいろな施設を活用してやっていらっしゃる例もあれば、また、地元の市が中心になってやった例もあれば、確かに県がやや中心的になった例もあると聞いております。もちろんそれで企業の負担とかいろいろあるのだと思いますね。
 ですから、この点についてはまたいろいろな地元の関係の皆さんのお考えもお聞きしながら、幅広い見地でどうあったらいいのか、大体、平成23〜24年ごろに土壌復元事業も一応の事業終了ということになるように聞いていますので、そういった点も念頭に置きながら、考えていくべきことかなと思っております。

●記者 
 福岡便について、4月、5月での運航状況で非常に厳しい状況です。率直に今、知事はどういうふうに考えておられますか。

●知事 
 やはりもともと70%の搭乗率というのはちょっと高いなと思っておったのですけれども、予算措置もしたりして、随分福岡方面でもPRしているのですけれども、なかなか大きく上がるということにならないのはちょっと残念に思いますが、今の時点で、まだ時間がありますので先走ったことは言いにくいので、残された期間、これは民間の何より観光業の皆さんとかいろいろな方もいらっしゃるわけですので、精いっぱい努力をしてみるということではないのでしょうか。

●記者 
 富山市にある八尾ケーブルテレビですが、民営化するということで、富山市はプロポーザル方式ということで売却先を決めたいという意向を示しておりますが、そもそもケーブルテレビの成り立ちは地域に密着した情報を提供するという側面があるわけですが、現実的に売却先等を見てみますと、結果如何によっては偏重することも危惧されるということです。
 ケーブルテレビについては、防災情報であるとか、暮らし、生活情報を地元の人に提供するという番組も実際流されておるわけですので、このあたりの局の配置といいますか、それは県としてはどのように考えておられるのか、お考えを聞きたいと思います。

●知事 
 今言われた八尾のケーブルテレビというのは、確か富山市さんが合併に伴って今経営主体になっておられるのでしょうか。ですから、やはりそれはまずは富山市さんが中心によくお考えになっていただければと思います。
 一般的には、確かに地域にいろいろな情報をなるべく早く、また、一般のテレビや何かとは違った形で時間をかけてじっくり聞けるとか、いろいろないい点がある媒体ですから、いずれにしても、県内でいろいろな形で存続したらいいかと思いますが、何か民営化される方針だと聞いていますけれども、それをどこに引き継いで、どこにされるか、プロポーザル方式だとか何かそういうようなことも聞いておりますが、詳しく承知していませんけれども、基本的には富山市さんの方で今経営主体でいらっしゃるので、諸般の情勢といいますか、いろいろな各方面のご意見を聞かれて、適正に判断されたらいいのではないかと思っております。

●記者 
 配置としては適正に、地域ごとにあった方がいいと。
●知事 
 それはちょっと私も詳しい事情はわかりませんけれども、幾つかの民間のケーブルテレビさんが手を挙げられるとか、挙げられる準備をされているとかというふうに聞きますけれども、その辺を踏まえて富山市さんがどういう判断をされるかということではないでしょうか。

●記者 
 同じ旧婦負郡にケーブルテレビがもう一つある、富山市というのは、山田・上婦負・八尾とそれと富山と分かれていたんですが、これが合併によって1つの市の中にこれだけのものが違った経営主体で存在するという、ちょっと特殊な事情を持つようになったわけですので、これの再編というふうにとらえれば、地域的に偏りがないように、適正な情報が適正な地域にサービスとして流れるようにあるのが最終的には県民には利益ではないかなと思っております。

●知事 
 ですから、ちょっと詳しい事情がわかりませんけれども、そういう、今はとにかく富山市さんが直営でたしかやっていらっしゃる事業で、これを民営化されるという場合に、市の市長さんを初めご当局の皆さんがいろいろな今言われたようなことも含めてまずどう判断されるかということではないのでしょうか。当然、民営化するということですから、それなりの基本的に考えなければいかんいろいろな要素があると思いますから、そういうふうなことで適切に判断していただければいいなと思いますね。

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