富山県ホームページ メニューを飛ばして本文へ

メニュー


検索


本文

ホーム > 組織別案内 > 経営管理部 広報課 > 知事記者会見[平成19年度] > 知事記者会見要旨[平成19年10月2日]

知事室へようこそWelcome to the Governor's Office

知事記者会見[平成19年度]

2016年12月2日

知事室 目次

知事記者会見要旨[平成19年10月2日]

◆日時 平成19年10月2日(火)午前11時〜11時25分
◆場所 県庁特別室

【目次】

1.知事からの説明事項
(1)新観光キャンペーン開始記念イベントの開催について
(2)平成19年度子育てを支える「家族・地域のきずな」フォーラム全国大会富山の開催について
(3)国の学校改善支援促進プランの採択について
(4)人材確保対策とU・Iターンの推進について
※配付資料は関連ファイルをご覧ください。

2 質疑応答

【知事からの説明事項】

記者会見で説明をする知事 皆さん、おはようございます。4点ご説明したいと思います。
 1つは、新観光キャンペーンの開始記念イベントでありまして、10月14日(日)10時半からやることにいたしております。富山国際会議場で、県と(社)富山県観光連盟の共催でございます。各界の代表にもご参加いただき、また、一般の方にも幅広く参加していただければと思っております。
 新しいキャッチフレーズは、皆さんご承知のとおりで、「パノラマ キトキト 富山に来られ」ということなのですけれども、これまで「いい人いい味いきいき富山」というのは長年にわたって使われてきたわけですが、いろいろな県民の方から、なかなかいいキャッチフレーズだったけれども、大分時間も経ったねと。新しい富山県にふさわしいキャッチフレーズをぜひというようなご意見があちらこちらから聞こえてきましたので、皆さんご承知のように、公募し、いろいろな経過をたどりまして、今回の新しい観光キャンペーンのキャッチフレーズとシンボルマークを設定することにしたわけであります。
 今後、中京圏向けとしては、中日本高速道路株式会社、市町村、それから広域観光団体等と連携しました観光物産展を10月27、28日に東名高速道路(上郷SA)で実施することを予定しておりますほか、来年3月頃にもそのようなことを今検討しております。また、マスコミ等の皆さんとも連携したようなPRも12月ごろからできないかなと考えているわけであります。
 また、旅行エージェントと連携した広域旅行商品の開発・PRとして、観光説明会等の実施ですとか、商品開発・PR等について助成するといったようなこともやっていきたいと思います。
 それから、首都圏向けでは、JR山手線を活用した車体広告でありますとか、また、羽田空港、それからJRの主要駅へのポスターの掲出、大体1,000カ所ぐらいを考えております。羽田空港は第2旅客ターミナルで約1ヶ月間の掲出を考えているわけであります。首都圏向けについても、エージェントと連携した広域旅行商品のPRをやっていきたいと思っております。
 これまでも、いろいろな観光キャンペーンをやってきているのですけれども、1つには、東海北陸自動車道が来年3月全線開通するので、この機会にもっともっと富山県をアピールしたいとかねて思っておりましたのと、また、ご承知のとおり、3月に能登半島地震、また7月に中越沖地震がありまして、何となく北陸方面は今年はちょっと遠慮しておこうかなという感じも見受けられますので、いやいや、富山県は元気であるということ、また首都圏や中部圏から来ていただいても大変十分楽しんでいただける、すばらしいものがたくさんあるということをこの機会にしっかりアピールしたいと、こういうふうに思っております。そういうことで、元気とやまづくりの一助にしていきたいということであります。

 それから2つ目は、子育てを支える「家族・地域のきずな」フォーラムの開催でありまして、全国大会を11月18日(日)に、内閣府と富山県の主催でやることにしております。従来から毎月第3日曜日を「とやま県民家庭の日」ということでやってきたのですが、今回、国の方でこの11月18日を「家族の日」ということで、これは内閣府の大臣の制定で、そういうふうにお決めいただいたということでありまして、全国4カ所で大会が開催されます。富山県は、かねて「とやま県民家庭の日」ということでやってまいりましたし、皆さんご承知のとおり、昨年の10月から、とやま子育て応援団事業とか、あるいは子育て家庭支援融資制度とか、子育て問題については割に熱心にやっている県だなというのを評価していただけたのではないかと思っております。
 内容的には、ご覧いただきますように、ボルファートとやまで全体会議をやりまして、日本の小児医療の第一人者の方である小林登さんからご講演いただきます。また、歌手の早見優さんのご講演もありまして、その後、「家族・地域のきずな」というテーマでパネルディスカッションもあるということであります。また、いくつか分科会も予定しており、一部はサンフォルテの会場も使います。
 また、せっかく国がそういうふうに事業をやってくださるのでありますので、県としてもこの機会に、最近力を入れております子育て支援関係、少子化対策に対する県民の皆さんのご関心を盛り上げたいということで、県単事業を今度の9月補正予算で300万円ほどつけまして、親水広場、環水公園、こうした所を使って親子の触れ合いとか家族のきずなを深める、こういった行事をあわせてやることにしているわけでございます。
 何しろ子育て支援を一生懸命富山県が取り組んでいるというのを国にも評価していただいて、ありがたいと思っております。

 それから、3点目が学校改善支援促進プランの採択でありまして、富山県は今年5月に、富山県検証改善委員会というのを県教委の方で設けてもらいまして、今後発表される予定の学力・学習状況調査の結果を分析、活用する、そして、資料の2にありますような学校改善支援プランをつくるということを予定しておったわけですけれども、文部科学省からこの内容を評価いただきまして、国の委託事業という位置付けをしてもらうことになりました。
 この提案プランの内容をごらんいただきますと、「とやま型学力向上プログラム」を核として、2つのことが柱になります。1つは、「学び合い」を通して、「人間関係づくり」と「学力向上」を一体的に進める授業改善をしようと。詳しくは、資料を見ていただきたいのですが、「授業改善のためのかくし味」(学び合い編)というようなものや、「美しいことばで伝え合おう」といったような指導教材をつくる。
 また、2つ目は、「体験」を通じて「活用する力」を伸ばすという学習サイクルの工夫改善といったようなことも評価をしていただいたわけであります。
 全国で14件の1つとして採択されたということであります。
 詳しい内容は、資料をご覧いただきたいと思います。
 教育県富山ということですので、こういうことで国からもご評価いただいたのは大変うれしく思います。

 それから4つ目は、人材確保対策とU・Iターンの推進であります。
 この8月の有効求人倍率が1.16倍ということになりまして、39カ月連続1倍台が続いていると。それから、新規の学卒予定者の求人倍率も大変高い数字に、高校生で9月末求人倍率が1.7倍ということで過去最高であります。大学は、ちょっと今取りまとめ中です。また、中小企業の皆さんの人材不足感が、不足感を感じるという中小企業が36%台になっておりまして、これもなかなか高い数字かと思います。
 そこで、これまでのUターン就職、いろいろなことをやってきたのですけれども、一昨年から、東京、大阪、名古屋に出向いて就職説明会をするとか、父母向けの就職説明会をするとかといったようなこともやってまいりましたし、資料の2の3つ目の「首都圏等企業人材確保事業の実施」を見ていただきますと、首都圏等に県の出身者が1学年10人以上いる大学というのは全国で71校ありまして、こちらから大学に出向いて、県内の求人情報とか富山県の魅力といったようなものをアピールしてきたわけですが、もう既に69校を回って、残り2校というふうに今なっております。
 また、30人以上の従業員の県内企業2,100社に対して、「当社の魅力・実力一言PR」を募集しましたら、201社からご返事が今のところありまして、大体、毎年定例的に新規採用を行う会社は県内には250社ございまして、今の段階でその大部分からいただいておるわけでありまして、企業の方も随分関心を高めてもらったなと思っております。
 今後のスケジュールとして、まず就職する際にもご両親との相談というようなことも多いと思いますので、父母向け就職セミナーというのを昨年もやったのですが、今年は富山だけではなくて、高岡でもやろうと。昨年、100人ちょっと集まっていただけるかなと思ったら、確か220人以上みえたということがございまして、大変盛況でした。今回、富山会場には私も出席させていただこうと思っております。
 それから、「元気とやま!就職セミナー」ということで、今年から東京、大阪、名古屋に加えて、金沢でもセミナーをやることにしておりまして、東京会場で2回あるのですが、二度目のところを私も出席しようかと思っております。
 それから、Iターン企業の見学バスツアーというのもやりまして、これはIターン希望者向けに県内の企業、ご希望のところを見学してもらうツアーでありまして、今の時点でも30人ぐらいは参加していただけるかなと思っております。
 また、「Uターンフェア・イン・とやま」、これはお正月に帰省された大学生さんを中心に念頭に置いているのですけれども、昨年はちょっと会場が狭いぐらいの感じになってしまいましたので、今年は県民会館でやるということにしております。ちなみに、昨年は確か200人ぐらいいらっしゃるかなと思ったら、実に750人いらしたということになりましたので、今回は県民会館でやれば、もっとたくさんの方に来ていただいてもご不便をおかけしないということでこんなことにしたわけであります。
 富山県は大体、毎年1万人ぐらいが高校を出るのですが、約3,000人が毎年大都市圏等に流出すると。そして、お金のかかる時は富山県で教育し、実際に社会で就職して活動されるときは大都市圏でと、この構造を変えないと、いつまでも富山県は自立できない、東京と地方の格差も直らないということでありますので、幸い企業誘致も随分進んできております。この機会に、富山県の暮らしの面、働く面、様々な面の魅力を県内出身の学生さん、また、県外の学生さんにもアピールをして、できるだけ多くの人が富山県で張り合いを持って暮らし、働くと、こういう地域社会にしたいと思っている次第でありますので、皆様にもよろしくご理解、また、ご支援を賜ればありがたいと思います。

【質疑応答】

記者会見で記者と質疑応答する知事●記者 
 今ほどの就職の話の中で、若者は地元で育ち、活動は都会で行うという構造を変えないといけないという話でしたが、この資料にもあるとおり、有効求人倍率というのは、正社員となると絶対値として低い、そのために、就業というものに魅力を感じない、一時期にミスマッチということも言われましたけれども、そのあたりの施策としては何かお考えですか。

●知事 
 正社員の有効求人倍率はもちろん100%以上ではないのですけれども、ただ、これでも現状、全国平均よりはこれで高いというのはご承知と思います。さらに私どもとしては、やっぱり今、人手不足感も出ている時代で、ちょうどいい機会ですから、県内の企業の皆さんには、当面の人件費をなるべく抑えることを考えると、短期雇用とか契約社員とか、そういう方がフレキシブルでいいという判断もあるかと思いますが、長い目で会社や産業の発展ということを考えると、やっぱり中長期的に人材をしっかり養成していくということが大切ではないかと思いますので、企業の皆さんにもなるべく正規の雇用をしていただけるように、また、その人件費等を見たときに、人件費というのは単なるコストではなくて、ある意味では優秀な人材、意欲のある人材をたくさん採って、頑張ってもらうということが、会社にとってはむしろ非常に生産活動の質を高める、業績アップにもつながる話ですから、人件費や単なるコストではないということをまた経営者の皆さんにも、もちろんわかっていただいていると思いますが、この機会にご認識していただくような努力をしてまいりたいと思います。

●記者
 今の話と絡むのですが、企業の人手を確保するということは、もちろんこれはもう大事なのですが、一方で、最近見ておりますと、県職員の採用試験の受験者は、ここしばらく過去最低が続いていると思います。要するに、分権を進めていく中で、やっぱり県職員の人材の確保も極めて大事なことだと思っているのですが、今のこの現状を知事はどんなふうに見ておられて、何らかの対策はあるのでしょうか。

●知事 
 これは、ご承知のとおり、国も地方も今、一生懸命行革を一方でやっている時代でありますから、なかなかつらい点もあるのですけれども、ご承知のとおりで、私はむしろ国以上に地方が定員削減等で努力していると思うのですけれども、行政改革をやって総定数を減らしていくとなりますと、どうしても今、現に勤めている人に定年より早くやめていただくというのはなかなか困難だし、また、それはせっかく一生懸命やってこられた方々のことを考えるとなかなかできないことですから、そこでやはり欠員の不補充だとか、定数を見直して新規採用を通常の年より抑え目にするとかということにならざるを得ないのですけれども、その場合でも、なるべく年度によって極端に新規の採用の方が減らないように、後になって非常に困りますから、そういう配慮は今でもしているつもりです。
 今でも、例えば一般職は途中採用ということもあり得ないことはないわけで、一方で定数管理とか行革をやれという県民の皆さんの声も活かしながら、一方では組織体としての県庁の活性化といいますか、やっぱりいろんな人材が各世代にいていただくというのが必要ですから、そういう配慮をこれから、今までもある程度やっているつもりですが、努力していきたいと思います。

●記者
 Jリーグ入りを目指すチームが発足するということで、県も支援をされるということですが、例えば長崎県でありますと、経済的な観点から見まして、知事部局の中にスポーツ振興の部局などもございますが、今後、富山県にもしJチームができたとしたら、他県からもたくさんの観光客が来ると思うのですが、そういった観点から、知事部局の中にスポーツ振興を考える部署を設けるお考えはおありでしょうか。

●知事 
 これは、いろんな考え方が言えると思うのですね。これまでは、スポーツは特に小・中・高、学校スポーツが中心だった、特に富山県のような普通の地方の県はですね。ですから、大体、教育委員会にスポーツ所管の課を置くのが一般で、そこにプロリーグ的なものができても、それも一緒に総合的にやりましょうというケースの方が数としては多いのではないかと思います。
 けれども、おっしゃるように、そういうJリーグ入りが実現できたとか、他にも今、県内にプロスポーツチームもできてきておりますから、そういう機会に、一般の学校スポーツと違って、やや違った観点、おっしゃるように地域の活性化も必要なので、所管も知事部局でという考え方も議論としてはあると思います。だけど、これはいろいろな考え方があり、それぞれメリット・デメリットということも考えられますので、今後の県内のサッカーだけではなくて、いろんなプロスポーツが今芽生えて、それぞれ頑張っていらっしゃいますから、そうしたものを富山県の元気な富山県づくりにいかに生かしていくかということも含めてよく考えまして、今後の組織改正その他のときに、考慮の一つの材料にさせていただこうと思います。
 念のためですが、今は別につくるということを申し上げているのではなくて、そういうことも大事な視点ですから、今後、そういった観点も念頭に置きながら、しかし、様々な行政課題がありますから、そのときに考えていきたいと思います。

【 情報発信元 】
経営管理部 広報課 電話:076-444-8909  [ お問い合わせフォーム