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知事記者会見[平成19年度]

2016年12月2日

知事室 目次

知事記者会見要旨[平成19年11月28日]

◆日時 平成19年11月28日(水)午後1時〜1時40分
◆場所 県庁特別室

1 知事からの説明事項
(1)平成19年12月補正予算(案)について
(2)伏木富山港多目的ターミナルにおける荷役機械の増設について
(3)環水公園スイート・クリスマス2007
※配付資料は、関連ファイルをご覧ください。

2 質疑応答

【知事からの説明事項】

記者会見で説明をする知事 それでは、発表させていただきます。
 第1点は12月補正予算でございます。
 今回、大きく言えば3点くらい特色があるのですけれども、歳出の点でいいますと人事委員会の勧告に伴います給与費の補正を行いました。給与費を増額補正しますのは平成10年度以来9年ぶりであります。主な内容としては給与改定率0.13%とありますけれども、内容としては民間と相当な差が生じております初任給を中心に給与表を部分改定する。また、扶養手当、これは子供さんに係る支給月額を500円引き上げるということであります。また期末勤勉手当も0.05月引き上げるということであります。いずれも人事委員会の勧告に従ったものでありますけれども、若年層とか子育て支援の世帯に配慮した内容になっているわけであります。
 なお、もちろんこれとは別に、財政事情が非常に困難でありますので、職員の皆さんの給与の臨時的引き下げというのを20年度から改めて3年間お願いして提案しているというのは、皆さんご承知のとおりであります。
 それから、2つ目は、社会資本等の基盤整備の推進でありまして、まず、公共事業につきましては道路事業の予算を6,000万円ほど計上しております。また、道路の維持補修等についてのゼロ県債、これは冬場に道路の補修等が要るということで例年やっておりますが、債務負担行為11億円ということであります。それから、12月補正としてはちょっと異例なんですけれども、伏木富山港のガントリークレーンの増設のための実施設計費を1,000万円組んでおります。これはまた内容を後ほど申し上げたいと思います。それから、氷見漁港の製氷・貯氷施設整備に対する助成1億4,900万円ほど計上しております。これは老朽化ということで故障してしまいましたので、改めて整備するというものであります。
 それから、第3点目は、県民の皆さんの安全・安心にかかわる施策でありますが、両隣の県で地震があったということで、9月にも補正を組んだのですけれども、木造住宅の耐震診断助成経費、その後も大変要望が多くございますので300戸分を増額する、それに約1,500万円計上しております。それから、認知症の地域支援体制の構築等推進事業でありますが、これは国費をいただきまして、富山市と小矢部市2カ所でモデル地区ということで推進するものであります。
 歳入につきましては、法人関係税も昨年に比べますと決算見込みではある程度伸びると考えているんですけれども、当初予算で見込んだほどには伸びないということが大体はっきりいたしましたので、今の段階で20億円ほど減額補正する。それから、一方で、普通交付税は当初見積もりよりも確保できましたので、今回の財源に充てるということで24億円計上している次第であります。
 なお、税につきましては、実は当初予算で国も法人税を18年度に比べて19年度は実に25.3%という大変大きな伸びをみており、それを受けて国がつくります地方財政計画でも法人2税については17.8%の増と見込んでおりました。私どもはそれに比べると若干安全を見て、予算ベースで12.5%増くらいの伸びで見ていたわけでありますが、国全体、少し見積もりがやや楽観的過ぎたといいますか、今政府の方でも国の税収の減額補正をせざるを得ないのではないかという議論はされているようですけれども、法人税は、富山県でいうと伸びてはいるんですけれども、当初の中央政府の見通しに準じて計上したのですが、それほどは伸びなかった、こういうことでございます。
 資料2枚目はその補正予算の整理をしたものでありますが、一般会計で今回の補正額は12億3,623万6,000円、補正後でいいますと5,353億3,940万9,000円、こういうふうになるわけであります。
 なお、ガントリークレーンは港湾施設特別会計で計上いたしております。
 また、後ほど話しますが、電気事業会計でも一般会計に1億円繰り出しというふうにしていただいているわけであります。
 もう1枚おめくりいただきまして、主要事業一覧という表がありますけれども、まず、給与費については先ほど申し上げたとおりでございます。
 それから、基盤整備の推進ということで、公共事業、主要県単が上がっておりますけれども、まず道路はさっき申し上げたようなことですが、国の内示増で具体的には砺波大橋について6,000万円ほど補正をさせていただくということであります。また、新幹線整備負担金が2億6,600万円ほど増えておりますが、これは呉西方面の用地取得費が大分順調に進みつつありますので、負担金もしたがって増える。もちろんこれに見合って、国費もこの2倍増えてくるということになるわけであります。
 それから、道路補修についてのゼロ県債はさっき申し上げたとおりですが、冬期間に損傷した舗装の補修等々について切れ目なく発注をしていくために、例年この時期にゼロ県債の計上をいたしております。
 それから、その下がガントリークレーンですが、これは後ほどお話ししたいと思います。
 それから、その下の沿岸漁業構造改善事業費とあるのは、さっき申し上げた氷見漁港の製氷貯氷施設整備に対する助成でありまして、2つ持っていらっしゃるうち1つが故障して、今新湊漁港とか石川県の業者の方から氷を購入して対応されているそうでありますが、至急に直す必要がある。これはちなみに国の補助率が3分の1、県が10分の1、こういう補助体制になっております。
 それから、安全・安心の方は、木造住宅の耐震診断助成経費の増額であり、さっき申し上げたとおりでありますが、もう少し細かくいいますと、当初で120戸分計上しておりました。9月補正で追加をして、9月補正後で260戸分になったのですが、現在いろいろ要望が出ておりますので、今回300戸分を増額しまして、トータルでは本年度560戸分できるように確保したということになります。
 その下の認知症の地域支援体制構築等推進事業ですけれども、認知症というのは皆さんご承知のように、なるべく初期の段階で発見をして、そして認知症の専門医といいますか、サポート医でありますとか、あるいは認知症に詳しい介護指導者の方々などと家族、本人がネットワークを組んで対応した方が余りひどくならないといいますか、そういうことでありますので、モデル地域を県内に2つつくって、国費をいただいてやるということであります。
 それから、以下交通安全関係は、この間呉西地区の出張車検協力会から寄附金をいただきました。交通弱者等への支援、交通安全に使ってほしいという大変ありがたいお話でありますので、今回計上をいたして、とりあえずは地域振興基金に積み立てるということにしておりますが、来年度からそういったようなものに使いたいと思います。
 それから、県立大学関係は、大学院生の環境に調和した高度なものづくり能力を有する人材育成のための教育プログラムとありますけれども、具体的にはこういった趣旨の教育のために必要なインターンシップとか、あるいは大学院生ですから学会での発表の奨励とか、フォーラムとか講演会の開催とか、もちろんパソコンとかそういったものの購入費にも充てられる、こういうことであります。
 それから、その下の子育て支援につきましては、北陸銀行さんから寄附金をいただきまして少子化対策、子育て支援に活用していただきたいということですので、700万円計上しております。
 その下の350万円は、富山県法人会連合会からの寄附金ということで、趣旨は資料にありますような県産材を活用したベンチの増設ということにしております。
 それから、電気会計につきましては、この1億円、これは今回初めてでありますが、長年電気事業をやってきまして、大分内部留保といいますか、安定した経営体制になっておりますので、今年度から経済産業省ともご相談しまして、企業会計の地域振興積立金から一般会計に1億円出すことを認めていただいた。これは水資源涵養とか環境保全などの一般会計の事業を支援する、そして地域貢献をしよう、こういうことであります。こういうものに充てるように来年度当初予算でこれから検討してまいりたいと思います。
 それから、次のページは、公共事業の内訳でありまして、今申し上げた道路橋梁、新幹線等が載っておる次第であります。

 次に、伏木富山港のガントリークレーンの説明をしたいと思います。
 今、伏木富山港は、ここにありますようにこの10年間で年平均伸び率12%、全国平均が4.7%でありますので、大変順調に、特に外貿コンテナ貨物が伸びております。また、この3月に「とやま物流戦略」を発表しましたが、いろいろとポートセールスをしまして、昨年に比べますと週2便新しい航路ができました。また、そのうち1便は釜山から中国まで行くということになって、今4航路、月33便となって、ほぼ毎日コンテナ船が入港するというふうに活況を呈しております
 ただ、ガントリークレーンが1基だということでありまして、いざ万一故障した場合に備えがない。それから、いずれかの航路が遅れた場合に他の航路のスケジュールにも影響があるということでありまして、かねてこれをどうするかというのでいろいろ議論してまいったのですが、関係業界その他のご要望も受けまして、ガントリークレーンを1基増設して迅速な荷役体制を構築したい。大体ここにありますように3万トン級ですね、20フィートコンテナで約2,000個積めるということですが、これに対応できるようにしたい。スケジュールとしましては、12月に補正予算で今実施設計に着手しまして、20〜21年度で製作、据付をいたしたい。
 資料を1枚おめくりいただきますと、左側にマイナス10メートル、185メートルの岸壁、それから、中ほどにマイナス14メートル、280メートルの岸壁がありまして、現在のガントリークレーンというのは黄色い点線で丸く囲ったオレンジ色のものであります。もう1基、ガントリークレーンを赤い点線で囲ったところに置きたい。現在右側の方に赤く点線でありますが、水深12メートルの岸壁、250メートルをつくって、新しい2つ目のヤードもつくりたいということで、これは直轄でやっていただくように要望しているところであります。それから、後背地のコンテナヤードについては既に2.1ヘクタール、この3月に拡張いたしております。
 ということで、今1ガントリークレーン、1バースというのを、2ガントリークレーン、2バース体制にしたいということを「とやま物流戦略」でも立てていたのですが、岸壁の方は直轄事業としてお願いして、ガントリークレーンの2基目を県が中心になってやる、こういうことであります。本当だと、当初予算になじむような政策経費ですけれども、今度決まった新湊大橋の工事で橋が連結する前にガントリークレーンを早く据え付けた方が作業が順調に、またコストも安価にできるということでありますので、12月補正でやらせていただきます。
 これは私もこの7月でしたか、ポートセールスということで東京でもいろいろ会議をやりましたが、やはり荷主あるいは船主の皆さんから、ガントリークレーンは2基目をぜひ欲しいという要望が大変出ましてニーズの強さを感じたわけでありまして、伏木富山港、せっかく今フォローの風が吹いていますが、大いに新たな飛躍を目指すにはどうしても2基目のガントリークレーンが要るだろうということで踏み切ったわけであります。ここにありますが、ざっと10億円くらいお金がこれからかかると思いますけれども、荷物がまたそれ以上に伸びてくれれば、計算の仕方ですが、大体10年以内に、場合によってはもっと早く回収できるというふうに考えております。
 ガントリークレーンは以上であります。

 それから、環水公園のスイート・クリスマス2007という資料が入っていると思いますが、最近でも夜、環水公園の付近を通られますとお気づきと思いますけれども、今度天門橋の上に高さ10メートルのクリスマスツリーを設置いたしまして、11月30日から12月25日までイルミネーションを毎日日没から22時まで点灯する。点灯式を11月30日に近くの保育園の皆さんと一緒にやろうというふうにいたしておりまして、サンタ役は確か都市計画課長と聞いていますが、彼は非常にふくよかな体をしていますので、人気を博すのではないかと思いますが、子供にプレゼントもさせていただくということにしております。
 それから、あわせて12月23日にスイート・クリスマスの花火をやらせていただく。これは夏に、花火を消防法の許可もとりましてやってみましたが、県民の皆さんに非常に評判がよかったので、冬もやって、これを富岩運河公園、富山県の名物にしたいと思っていますので、ぜひ皆様、ご夫婦ご同伴でいらしていただいてもいいですし、これからの方はカップルで来ていただいてもありがたいと思っております。
 この図にも出ていますし、2枚目にも関係の図が入っていますのでご覧いただきたいと思います。できれば、いろいろ若い人とか世論調査もしますと、富山県は自然は豊か、歴史文化も多才でいいんだけれども、にぎわいが足りないという声が結構多いものですから、富山の顔と言える場所でもありますので、こういうことでできるだけいろいろなにぎわいの機会をつくっていきたい、こういう趣旨でありますので、また皆さんにもご報道等の面でご協力いただくとありがたいと思います。
 以上であります。

【質疑応答】

記者会見で記者と質疑応答する知事○記者
 約1カ月前に、イタイイタイ病につきまして、国の不服審査会が県の認定審査会に対してもう一度認定審査をやり直すように結論を出しましたけれども、患者団体からはかなり時間がかかっているという指摘もありまして、一般的に見てもかなり時間がかかっているのではないかと思うんですが、県の認定審査の時間が非常にかかっているという点について知事はいかがお感じでしょうか。

○知事 
 これは経過を非常に詳しく知っているわけではありませんが、県としては所定のといいますか、認定に必要ないろいろな資料を出したり説明をしたり、誠意を持ってやってきていると思うんですが、いずれにしてもあまり長く時間がかかることはよくないと思いますので、これからもできるだけ審査会のご意向も承って精いっぱい努力はいたしたいと思います。
 いずれにしても、適正な結論を出していただくということが大事でありますけれども、余りにも時間がかかるというのも、おっしゃるようにできれば早いに越したことはないわけですから、そういった観点からの協力といいますか、努力は審査会とご相談しながらやっていきたいと思います。

○記者
 職員の給与カットについて3件伺います。
 1つ目は、組合との交渉の状況についてどのようになっているのかというのが1つ。
 それから、2点目は、知事は地域手当というものをどのようにとらえていて、組合側から逆提案もされているわけですけれども、組合側からの逆提案をどんなふうに今対応しているのかということが2つ目。
 3つ目は、特別職の給与について、ただいまのところどのように対応するのか、どう考えているのか。以上、3点お願いします。

○知事 
 まず、1点目のその後の交渉の状況ということのようですけれども、これは事柄の性格上進行中でありますので、ここで具体的なことを申し上げるのは差し控えたいと思いますが、いずれにしても、前回私としては職員組合の代表の皆様に、あれは300名くらいおられたと思いますが、ご説明をさせていただいて、また、組合サイドのお考えもお聞きしたわけであります。職員の皆さんにもいろいろな思いはあると思いますが、県が置かれた客観的な諸情勢、極めて厳しい財政環境、その中で県民の皆様の幸せ、富山県政の発展ということを考えると避けて通れない道であるということについては、私は多くの職員の皆さんは理解をしてくれている、あるいは理解しつつある、ご理解が得られつつあるのではないかと思っております。
 いずれにしても、いろいろな議論が今後もあると思います。私自身も知事として引き続き襟を正して頑張っていきたいと思いますが、職員は何といっても県民に奉仕する立場でありますから、そうした県職員としての立場も理解していただいて、できるだけ円満にこの問題が解決するようにいたしたいと思っております。
 それから、地域手当については、そもそも論はご承知のとおりでありますが、国の公務員給与のあり方についての見直しということもありまして、そうしたものを踏まえて、人事委員会からも地域手当というものを来年からだと本来ならば3%というような勧告もいただいているところであります。
 いろいろな議論がありますし、制度的にはそういう仕組みですけれども、前回、(職員組合の)委員長さんの方から地域手当についてのご提案もいただきまして、これは少し勉強させてもらいたいと言ったのはご存じのとおりでありまして、私の方も県としての提案をして、組合の方でもいろいろ議論していただいていると思っていますので、現在進行形ということでご理解賜りたいと思います。
 それから、特別職の問題ですけれども、いずれにしても今度の給与改定につきましては特別職等については除外するというふうにいたしております。特別職等というと知事、副知事、公営企業管理者、教育長、県立大の学長さんまで入りますが、そういうことでやっております。

○記者 
 それだけですか。

○知事 
 おっしゃる意味は、例えば今度の職員の給与の削減の場合にどうするかということでしょうか。

○記者 
 職員の給与削減に合わせた対応として聞きたい。

○知事 
 それは今、熟慮しておりまして、いずれしかるべき時期に私の考えを申し上げたいと思っております。


○記者
 給与費の関係で、人事委員会の勧告では給与費をここに示されたように改定すべきだという意見を出すのと同時に、臨時な引き下げという状態は余りよくないというような意見を出していたと思うんですけれども、今回、県の示された改定内容というのは、人事委員会の発表された形で応じられて、給与費の臨時の引き下げというのは来年度以降も継続されるということで意見に対する対応がそれぞれ従ったのと、従わないのと分かれていると感じますけれども。

○知事 
 給与の臨時的引き下げの方は、あくまで制度的に見ますと原則の極めて例外的な措置でありまして、これは背景に極めて深刻な財政事情というのがある。それから、その中で県民の皆さんの幸せ、県政発展を考えたら、やはりまずは自分の身を削るべきだというふうに3年前に考えて3年間引き下げ措置をやったんですけれども、先般も今後の財政見通しをご説明したことでご理解いただけますように、残念ながら、今の時点で給与の臨時的引き下げを3年間で終えられるという状況ではないということで、いろいろと熟慮に熟慮を重ねましたし、本来ならばもちろん人事委員会の勧告に沿って対応すべきものですけれども、断腸の思いで先般のような提案をさせていただいたわけであります。
 ただ、それはそれとして、今回の改定については本来のあるべき論として改定するものはして、議会でご理解いただければ条例も改正するのですが、別途給与の臨時的引き下げという部分は、職員の皆さんのご理解を得た形でできれば改めて2月に条例を出す。本則はこうだけれども、附則でこうなるというやり方になるということであります。そういうことでご理解いただきたいと思います。

○記者
 氷見市民病院の指定管理者についてお聞きします。名称などをめぐって市民の方から大変不安の声も上がっております。また、金沢医科大がつくことで金沢医科大との関係、それから、今後の医師供給、そういったことについてもいろいろ不安の声が上がっています。県全体の医療を整備していく立場の知事として、今回の氷見市民病院の一連の動きについてどのように見ておられるのか。また、今後他の自治体で動きがあった場合、どういうふうにお考えになっていくのかというあたりを少しお聞かせいただきたいと思います。

○知事 
 氷見市民病院の問題は、もちろん県全体の医療ネットワークの一つでありますけれども、まずは氷見市として氷見市当局と氷見市民の皆さんがどう考えるか、大変ないろいろな課題を長年抱えてきておられて、市長が大きな方向を示されて、今取りまとめの大変な難しい、いろいろなプロセスをやっていらっしゃるところだと思うんですが、私としては最終的にやはり氷見地域といいますか、氷見市民も県民でいらっしゃるので、適切な医療が受けられる体制が維持されることがもちろん望ましいわけですけれども、そのことについては恐らく氷見市長さんも、また、それに賛成されている方、抵抗感を感じている方、反対の方、いろいろいらっしゃると伺っていますが、最終的には氷見市における適切な医療体制ネットワークというものはもちろん維持したいというのは、いろいろなご意見の方もそこは皆さん違いはないと思いますので、一番根幹のところがきちっと守られるようにという大前提のもとに今いろいろな関係の方々が議論されていますので、やはり地方分権の時代ですから、まずは氷見市の関係の皆さんで議論していただくということではないかと思います。
 今後の推移を見ながら、もし私どもとして何かご相談があったり、あるいはケースによって何かご助言申し上げるということがあるかもしれませんが、私はだんだん何らかの解決に向かって進みつつあるんではないかなと期待しているといいますか、そういう状態にあります。

○記者 
 今の時点では県として何か指導助言するというような状況にはないということですか。

○知事 
 そうですね、今関係の皆さんが非常に真剣にいろいろご論議されている最中ですし、また、まずは自分たちでとことん議論して解決していきたいという気構えでやっていらっしゃると私は受けとめておりますので、今の段階で県としてどうこう申し上げる、そういう状況にはないのではないかと思っています。

○記者
 レジ袋の削減なんですが、恐らく全国で初めて全県での有料化という形でスタートするわけですね。一部首長さんの方から有料化については時期尚早ではないかという意見もあるようなんですけれども、知事は有料化に向けてどうお考えでしょうか。

○知事 
 今言われた首長さんというのは市町村長さんのことのようですが、何か違った意見があるというふうに私は承知していませんけれども、いずれにしても、協議会でスーパーマーケットの経営側の方、また消費者団体、あるいは幅広い県民の皆さんが真剣な議論をして一つの方向を出されたことなので、大方の県民の皆さんには理解が得られるのではないかと思いますけれども、地球温暖化問題、これは真剣に考えなければいけない時期にきていると思うんです。ずっと前からそうなのかもしれませんが、特にそろそろそういう時期にきている。そういうことで、消費者団体や県民各界の皆さんがぜひそうしようではないかという熱意でいろいろお話をされ、また、スーパーマーケット側の方もそれに誠意を持って対応しようとされている、この一連の動きというのは、本当に皆さん真剣に地球温暖化対策にそれぞれの立場でしっかり取り組んでいこうではないかという姿勢、お気持ちのあらわれですから、私は皆さんのご努力に敬意を表したい。
 そしてまたせっかくやるなら、混乱なく、できるだけ多くの大方の県民の皆さんに、見ようによってはちょっと不便な面もあるけれども、これは本当にいいことだ、富山県でこれが円満に施行されるということが大切でありますから、今回の趣旨をできるだけ幅広い県民の皆さん、市町村長さんも含めてよくご理解いただけるようにしたい。実は補正予算も組んで普及啓発経費も計上しようかと思ったんですが、幸い当初予算でもある程度組んであるのと、いろいろな既存予算をかき集めて努力しますと大体何とかなりそうだと、実務的にはそういう返事でありますので、あえて補正予算までは組みませんでしたが、精いっぱいいろいろな方にご理解いただけるようにまず努力していくというのが大事ではないでしょうか。

○記者 
 普及啓発で、とりあえず何をされるのでしょうか。

○知事 
 いや、ですから、これから来年4月からやるということで合意が一応できたわけでしょうけれども、これをもう少ししっかりしたものにしつつ、なぜレジ袋を今有料化しなくてはいけないのか。それだけ今地球温暖化問題が深刻になっており、一人一人の県民がそれぞれの立場でできることをやらなければいかん。幸い富山県は、例の「とやまエコライフ・アクト10」でも、今たしか7万人の方が参加してくださっていて、日本国政府全体の(「チームマイナス6%」の)達成率に比べてはるかに高いわけですね。私は富山県民の皆さんは環境問題に対するご認識、意欲が非常に高い県民だと思うんですね。この上、さらにレジ袋でこういうことになってくるというのは、県民の皆さんのそういう環境問題に対する高い意識の反映ですし、それが本当にレジ袋削減ということで、有料化で定着しますと日本や世界で注目されるすばらしい県民だということになると思うんですね。そのことの意義を一人でも多くの県民の皆さん、市町村長さんはもちろんですけれども、理解していただけるように努力していくということではないでしょうか。

○記者
 イタイイタイ病で国の不服審査会が認定審査会の議事録をきちっとつけるようにという、そういう裁決を出したんですけれども、議事録をつくるかどうかという点と、つくるとすればどの程度詳細なものが必要かという、その点についてお尋ねします。

○知事 
 これは認定審査会の運営のあり方だから、私が知事として具体的にどうこうというのはいかがなものでしょうか、差し控えたいと思いますが、一般的に申し上げれば、富山県だといろいろな審議会等は原則公開にしていますよね。ただ、ケースによって、委員の皆さん等から自由闊達な議論をしたいので、原則公開はもちろんなんだけれども、これは非公開にしてほしいということもレアケースとしてあるので、そういう時は委員の皆さんのご意見がそうだということで、その会議の会長なり委員長が判断されてそういうふうにされる場合もあるということで、この審査会の場もちょっとどういうプロセスでそうなっているのか、詳しいことは知りませんが、一般的には、情報公開とかそういう時代ですから、なるべくオープンにしてもらった方がいいと思いますけれども、ただ、確かに認定審査という事柄の性格から、そうは言ってもおのずから一つの限界とかあっていいんじゃないかというご意見も、確かにそういう理屈もあると思いますから、これはやはりいろいろな考え方がある中で審査会がどう判断されるかということではないでしょうか。

○記者
 先日、後期高齢者医療制度につきまして広域連合で保険料率が決まりました。これを読みますと、全国的に見ますと若干低い方、安い方だというふうに報道されていますけれども、料金の設定について、決めたのは広域連合ですけれども、県知事としてどのような考えでしょうか。

○知事 
 これは私は詳しくは伺っていませんけれども、随分いろいろな議論があって、十分議論を闘わされた上で出された結論だとお聞きしていますし、また、言われたように、何か富山県は結果として出てきた料金が全国の中でとんでもなく高いとかというようなことなら別ですが、大体平均的なところか、少し安いぐらいですね、確か。ですから、いろいろな議論はあったんでしょうけれども、論議を尽くされて出された広域連合としての結論、ご方針ですから、これはこれで私としては受けとめていきたいと思っております。

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