富山県ホームページ メニューを飛ばして本文へ

メニュー


検索


本文

ホーム > 組織別案内 > 経営管理部 広報課 > 知事記者会見[平成19年度] > 報道各社共同インタビュー要旨[平成20年1月22日]

知事室へようこそWelcome to the Governor's Office

知事記者会見[平成19年度]

2016年12月2日

知事室 目次

報道各社共同インタビュー要旨[平成20年1月22日]

◆日時 平成20年1月22日(火) 午後1時30分〜50分
◆場所 県庁知事応接室

【内容】

平成20年度当初予算知事査定ヒアリングの開始にあたって

【質疑応答】

共同インタビューで説明する知事○記者
 いよいよヒアリングが始まりますが、ヒアリングに当たって、特に新年度予算に向けて力を入れたいというものがあればお願いします。

○知事
 私は知事就任の時から、富山県をもっともっと元気な県にしたいと、そのために活力・未来・安心ということを言ってきました。
 活力の分野では、産業経済の活性化ということで、今年松下電器が砺波に新工場を造ってくれることにもなりましたが、企業立地ももっと進めたいと思いますし、幸い元々地元の企業で、自動車関連、医薬業、IT関係など大変元気を出している企業がまだまだありますので、こういう企業の皆さんを勇気づけると言いますか、連携しながら新しい産業をつくる、あるいは創業・ベンチャーみたいなものも進めるということをやりたいと思います。
 それから、中心市街地の活性化も、昨年富山市が2月に1号認定、11月に高岡市も国の認定を受けましたけれども、両市の中心市街地の活性化はもちろんですが、そこまで大きな規模でなくても、他の市町村でも商店街や中心市街地の元気がない、という話もありますので、これをしっかりてこ入れする、もちろん商店街の皆さん、市街地の皆さんにもがんばってもらわないといけないのですが、それにも力を入れたいですね。
 それから観光振興・交流人口の拡大、これは昨年、一昨年、国際観光の面ではかなり成果が出てきていると思いますが、これをさらに充実、拡充させていきたいと思っております。これは富山空港の活性化も含めてですね。同時に、昨年は能登半島地震、新潟県中越沖地震ということがあったりして、残念ながら、国内観光、北陸全体ですけれども落ち込みがありましたので、国内観光についても積極的な姿勢でもっと力を入れたいと思います。昨年からご承知のように、山手線で車体広告をやったり、キリンビールさんと提携して、鰤しゃぶと一番搾りのPRもやってきましたが、また色々アイディアを出して取組みたいなと。
 それから農業の関係ですね。品目横断的経営安定対策という国の戦後最大の政策転換があったわけですけれども、担い手、集落営農とか認定法人とかいう面で言うと、39%までいって全国3位ということにはなっていますし、これをさらに進めていこうと思うんですが、国の品目横断的経営安定対策の対象になる農家をもう少し広めてもらいたいと思っておりまして、国もそういう考え方を持ちつつあるようですから、国にも働きかけをして、更に農家の皆さんに意欲を持ってもらえるような農業振興施策、国の政策と相まって努力したいなと思っております。それは林業、水産業も同じことです。
 未来の分野では、子育て支援ですね、県民のご関心も深いですし、昨年、一昨年子育てミーティングでいろいろなお話も直に聞いてきました。それから教育の振興ですね。幸い昨年の全国学力・学習状況調査で富山県の小中学生は全国トップクラスという数字がでましたけれども、これに安心したり、驕ることなく、やはり教育県富山にふさわしい、次代を担うお子さんが、健やかでたくましく育っていただくような施策を充実していきたい。いじめ問題や不登校といったような問題も全国ほどではありませんが、富山県も出ておりますし、しっかり対応していきたいと思います。
 また森づくりは、昨年から実際に森づくり税を導入して1人500円を負担して頂いておりますが、私が事前に予想していた以上に県民の皆さんは前向きで、森づくりに参加してくださる方も非常に多い。昨年は熊によって亡くなる方も出ませんでしたし、また負傷する人も非常に減りました。そういう森づくりの充実というのもやりたいと思います。
 安心の分野では、何と言っても医療、看護の問題も含めて、医師・看護師不足対策、がん対策等も含めて医療の充実を図りたい。それから、どうしても高齢化が進みますから、高齢者福祉にも力を入れたいと思います。それから障害者自立支援法の関係では障害者の方々もいろいろ厳しい局面もありましたが、国もだいぶん政策の見直しをしてくれていますので、これはもちろん我々も働きかけをしているのですが、障害者福祉についても現場の事情もよくお聞きしながらしっかり対応していきたいと思います。
 それから、防災危機管理の問題ですね、昨年先ほど申し上げたように2つの地震がありましたので、早速庁内でプロジェクトチームをつくって、総点検をして、9月補正でも住宅の耐震化、あるいは自主防災組織の支援、あるいは橋梁の耐震化等いろいろなことをやってまいりましたが、12月補正にも追加しましたし、これも引き続き、学校の耐震化も含めてしっかりと対応していきたいと思っております。
 幸い犯罪については、6年連続で減少しておりますが、富山県は割に平和な県だったせいか、鍵をかけないようで、住宅に泥棒に入られるだとか、あるいは車も無施錠だから盗まれるということが多いので、今「カギかけんまいけ運動」もやっていますけれども、こうしたことも防火防災のこととあわせて、安全・安心な富山県をつくるためにがんばっていきたいなと。幸い地域ごとに、地域安全パトロール隊や学校安全パトロール隊とか、県民の皆さんに大変参加していただいておりますので、そうした方々のご尽力に感謝しながら皆さんがもっとそういう面でご協力いただき易いような環境整備もさらに進めていきたいと思っております。

○記者
 見通しとして今年度予算が増えるのかどうか。またオータムレビューの成果について。

○知事
 予算が増えるかどうかは、これから知事査定なのですが、ただ1つの基盤としてこの4年間、地方交付税交付金が全国ベースで6.1兆円も減らされてきて、富山県でいうと、約580億円減らされてしまったんですね。ですから、毎年一生懸命、職員の皆さんにも申し訳ないのだけれども、給与引き下げをやったり、知事部局で言えば5年で人を1割減らすというようなこと、また県民の皆さんのご理解を得て行革をやっても、国がまた蛇口を閉めるという悪循環だったのですけれども、幸い昨年は、一昨年からいろいろ努力してようやく地方の声を国に届けたといいますか、ご承知のように法人事業税が東京都さんのような大都市にいささか集中し過ぎという面もありますので、約4,000億、地方法人特別税という仕組みをつくって、富山県を含めた地方の財政力の弱い道府県や市町村に地方交付税を通じてお配りするということになりました。お陰で、地方再生対策ということで、富山県も市町村を合わせ平年度ベースで40億ぐらい確保できました。県だけで言うと、地方法人特別譲与税による増収等も合わせれば、初年度10億、2年目20億、3年目20億で3カ年で50億ぐらいですけれども、ともあれ今まで毎年減らされていたものの歯止めをかけて、ささやかながら増額というふうにできましたので、そうした財政基盤が曲がりなりにも固まった中で私も任期最後でありますから、財政が許せばこういうこともやりたい、ああいうこともやりたいと思っていたことも色々ありますので、かといって後年度にまたつけを残すことはなるべく避けたいと思いますが、この機会にできるだけ県民の皆さんの期待、信頼に応えられるようなまさに攻めの姿勢で予算編成をしたいと思っております。
 オータムレビューは、最初思ったほどなかなか時間が取れない部分がありましたが、それでもやって良かったと思います。幅広に各部局もいろいろ知恵を出して検討していましたし、私も色々注文、もっとこういうところを踏み込んで勉強してほしい、こういった点をさらに視野を広げてあるいはアンテナを高く、あるいはこの部とこの部の政策はもっと連携するように、といろいろ各部に研鑽をお願いしましたので、そういう意味では今度の予算は例年以上にプロセスを経ておりますから、やって良かったなと思いますし、きっと20年度予算に生きてくる、また生かさなくてはいけない、こういうふうに思っております。

各部局からヒアリングする知事

【 情報発信元 】
経営管理部 広報課 電話:076-444-8909  [ お問い合わせフォーム