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知事記者会見[平成16年度(〜11/8)]

最終更新日:2007年3月28日

知事記者会見要旨[平成16年4月27日]

◆日時 平成16年4月27日(火) 午後2時30分〜3時20分
◆場所 県庁特別室

【目次】

1.知事からの話題
 (1) 平成16年度の県政運営について
 (2) 県育成新品種チューリップの紹介

2.質疑応答

【知事からの話題】

●知事
 このたびの私の入院・療養に際しましては、皆様方に大変ご心配をおかけしましたが、お陰をもちましてこのように元気になりました。ご覧のとおり、若干肥えてきたような感じもするわけです。

 このたびのことを通じ、まず、健康であることの大切さを身をもって体験しました。これからは、健康管理に一層留意してまいりたいと思っています。また、県政につきましては、何よりも県民の健康・幸せのために、そして県民の健康づくりに全力を尽くしてまいりたいと思っています。

 まだまだ厳しい時代が続くと思っていますが、県民みんなで力を合わせて、富山県がさらに飛躍・発展するように頑張っていきたいと思っています。

 以上、はじめに当たりまして、まずあいさつを申し上げたところです。

 次に、平成16年度の県政運営の基本方針について申し上げます。平成16年度の県政運営の基本方針としては、県民新世紀計画のもとに、「水と緑といのちが輝く 元気とやま」を基本目標にして、本県の特色を活かしたオンリーワンの県づくりを推進してまいります。また、ご案内のように、人材・生活・環境・産業・国際の五つの立県構想を着実に進めることにしており、県民の皆さんと力を合わせて、元気で幸せな県づくりに邁進してまいりたいと思っています。

 次に、平成16年度の富山県予算と行政改革について申し上げます。平成16年度の県の予算編成に当たりましては、これまでにない大変厳しい財政環境にありましたが、富山県全体が元気に明るくなり、県民が夢と希望を持てるように全力を尽くしたところです。

 具体的に申し上げますと、まず第一は、県民の健康づくりなど、元気で豊かな人づくりを総合的に推進することとしています。第二は、北陸新幹線など、本県の発展の基盤づくりや環日本海の中央拠点づくりを計画的に進めることです。そして第三は、景気・雇用対策や県民の安全・安心な暮らしの確保など、当面の緊急課題に的確に取り組むこととしています。

 以上の3点が今年度予算の大きな柱ですが、こうした施策を進めるに当たりましては、新たな時代にふさわしい行政システムを確立し、住民と地方が主役の地方集権を推進することとしました。特に、事務事業の見直しや職員数の抑制、外郭団体の見直しなど、行政改革を積極的に進めてまいります。

 次に、地方財政・地域づくりについての考え方を申し上げます。本格的な地方分権の時代を迎えて、これからは、個性豊かで魅力ある地域づくりに一層積極的に取り組んでいかなければなりません。そのためには、地方税財源の充実、市町村合併の推進、人づくり、この三つが極めて重要であると考えています。

 まず、地方税財源の充実について申し上げます。国と地方の財源配分は、仕事量に応じた配分とすることが基本です。地方が自主性を発揮し、自立していけるような、きちんとした地方税財政制度が確立される必要があると思っています。

 昨日開催されました経済財政諮問会議において、総務省の方から、3兆円の税源移譲を先行し、補助金削減はそれに合わせて行う案も示されているところですが、三位一体改革2年目の今年度は、まさに地方にとって勝負の年、正念場の年になるものと思っています。

 地方の自主性が十分発揮できる、安定した税財政制度が確立されるよう、全国の地方団体等とともに、国に対して強力に働きかけてまいりたいと思っています。これから地方行財政にとって、本当に大事な時期を迎えると思っていますので、地方が安定した税財政制度になるように、一層努力したいと思います。

 2番目は、市町村合併についてです。本年の11月には、県内に二つの新しい市が誕生する運びとなっていますが、今後とも、個性豊かで魅力あふれる素晴らしい地域づくりに努力していただきたいと思っています。

 また、先般、二つの地域において、合併協議会からの離脱表明、合併協議会の解散決定という事態が起こりましたが、これまで積極的に支援してきた県としては、大変残念なことであると思っています。

 市町村合併は、市町村のあり方そのものに関わる大変重要な課題であり、住民の意見を尊重することが根本であると思います。県としては、これまでそうした姿勢を強く堅持してきたわけですが、これからも、地域全体の将来について真剣に議論し、住民の意見を踏まえて努力していただきたいと思っています。

 3番目は、人づくりについてです。いつも申し上げていますが、地域づくりの根本は人づくりです。未来を拓き、地域をつくるのは人であり、人づくりこそ、「富山県百年の大計であり、未来の富山県を拓く鍵」であると思っています。これからも、創造性豊かでたくましい行動力をもった人材の育成に全力を挙げてまいりたいと思っています。

 以上、いろいろ申し上げましたが、今は大変厳しい時代です。こうした厳しい時こそ、みんなが力を合わせ努力することが大切であると思っています。今後とも、ふるさと富山県の限りない発展と県民の皆さんの幸せのために、誠心誠意全力を尽くしてまいります。皆さん方の一層のご支援も重ねてお願い申し上げる次第です。

 以上、大変堅いあいさつを申し上げましたが、後ほど皆さん方からのご質問もあると思いますので、今のところ地方税財政制度などを含めた当面の課題などについて申し上げたところです。今後ともよろしくお願いいたします。

●広報課長
 それでは、チューリップの新品種を紹介申し上げます。まず、食料政策課の園芸特産係長から説明します。

●園芸特産係長
 県育成品種についてご説明させていただきます。県育成品種として今まで24品種育成されていますが、今回ご紹介するのは最新の5品種です。

 まず、皆様方から向かいまして右のものよりご紹介させていただきます。これは「夢の紫(ゆめのむらさき)」といいます。平成7年の登録です。特徴を申し上げますと、花びらがとがっています。ユリのように咲くということで「ユリ咲き」という言い方をしていますが、このユリ咲きの品種は非常に人気が高く、その中でも特にこの紫色をしたユリ咲きの品種は今少ないということで、希少価値の高い品種です。

 この左隣は「恋茜(こいあかね)」です。平成9年の登録になります。これは普通の一重咲きなのですが、花の色にご注目いただきたいと思います。もう少し咲き進みますと、濃い赤色に鮮やかな黄色で縁取りされてきて、私どもは覆輪咲きや二色咲きといいますが、今のこの時期にこのような一つの花で二つの色合いを持つ花というのはほかにほとんどないということで、その意味でも注目される品種です。

 それから真ん中です。これは「春乙女(はるおとめ)」といい、平成11年に登録されています。この品種はやはり一重の赤紫ということで、若干小ぶりですが、非常に茎と葉がしっかりしており、いちばんの特徴は、花が咲き進んでも花弁が乱れない、しっかりとしたまま、そのままの形で花が長持ちするということで、非常に観賞期間が長く、球根の生産性、収量性も高いというようなところが特徴の品種です。

 少し向こうの方にまいりまして、「ありさ」といいます。これは平成14年に命名登録されています。ご覧のとおり、非常にボリューム感のある花で、非常に茎と葉がしっかりしている品種です。特に、この品種の一番の特徴は、チューリップはいろいろな病気に悩まされるわけですが、病気に非常に強いということが特徴ですし、年末とクリスマスに向けた切り花生産も可能であるというような特徴があります。

 最後になりますが、いちばん奥の「ウェディングベール」です。これも「ありさ」同様、平成14年に命名登録されています。今ほどご紹介しました「夢の紫」と同じようにユリ咲きの品種です。ユリ咲きの品種にも白っぽい品種はあるわけですが、大概緑が入ったり、クリームっぽい色になるのですけれども、この「ウェディングベール」はいわゆる純白ということで、ユリ咲きの中でも、やはり数少ない白の品種ということで、これもこれから期待している品種です。

 現在、生産できる品種ということで5品種、最近のものをご紹介申し上げました。

●知事
 ご存じかもしれませんが、チューリップは今盛りになっていますけれども、「永遠の愛情」という名前(花言葉)がついています。また、いろいろ色によって違う面もありますが、「思いやり」という名前がついているものもありますし、また、「博愛(愛する)」という言葉もついています。ぜひ、富山県のチューリップが全国に向けてさらに宣伝されますように、ひとつよろしくお願いします。富山県は全国トップのチューリップの生産団地になっており、いろいろな施設を持っていますから、ぜひひとつご愛用いただければ大変ありがたいと思います。
 僕ではなく、あなたがもっと宣伝しなければいけない(笑)。

【質疑応答】

●記者
 三つほど質問させていただきます。
 まず、公務に復帰されて4週間ほど経たれるのですが、現在の体調や、公務等に出られてだいぶ慣れられたかどうか、そのあたりをお聞きしたいと思います。

 二つめは、北陸新幹線、今日も東京で会合が行われていますが、まずは金沢までの先行開業という方向で今検討されているのですけれども、これについて知事のお考えをお聞きしたいと思います。

 三つめですが、今、富山と石川の間で上海便誘致に向けて活動が展開されているのですけれども、いろいろ報道などで出ていますが、今後どのように富山に上海便を実現させるお考えなのか、聞かせてください。

●知事
 まず、皆さん方にも大変ご迷惑をおかけしましたが、おかげさまでこのように元気になってまいりました。先般も秘書課長に、どうもズボンがダバダバするので、どこか悪いのではないかと聞いたら、「いや、あなたの体が締まったのです」と言われ、やはりだいぶいろいろなものを食べていたということではないかと思ったりしています。

 徐々に公務もこなしてきており、いろいろな大事な会合には出るようにしていますが、いずれにしても、血圧も今安定してきていますし、不整脈もないということで、医者からも「あなたは奇跡的によくなったのだ」という話を聞いており、やはり日ごろの行いもよかったのかなと(笑)、改めて思っているような次第です。いずれにしても、これから県政運営に全力を挙げてまいりたいと思います。

 ただ、この機会に申し上げておきたいのは、やはり主治医の皆さん方と話をしますと、「あなたはこれまでも仕事量は激しかったと思うが、これからも健康に留意しなければいけない。そのためには、やはりまず仕事量を減らすことが大事だ」ということを言われ、皆さん方は若いからあまり関係ないかもしれませんが、やはり仕事量をある程度減らしながらやることが大事だということを言われており、今後あまり秘書課のほうで無理な仕事をさせていただかないようにしてもらいたいと思っています。今後体調にも十分留意していかなければならないと思います。

 やはり今度入院して感じたのは、東京の病院に入っていて、病院からいろいろ都内の近いところなどをいろいろ見て回りましたが、東京はやはり大変発展していると、確かに日本の首都たるにふさわしい発展の仕方をしていると思いましたが、しかし同時に、もっと都民、国民のためのいろいろな施策が整備されていいのではないかと思いました。

 つまり、東京でいつ何時どういう災害が起こって問題が起こるか分かりませんので、やはり日本の首都として十分整備される必要があるのではないかということも感じています。

 もう一つは、特に若い人を含めてですが、やはり東京にいていろいろ若い人を見ていますと、若さというか、あまり元気がないような感じもするわけです。つまり、日本の国情というのは、だんだん青少年を中心として悪くなってきているということも言われていますが、もっと日本の政策が発展するような仕組みを考える必要があると思ったりもしました。

 そのようなことを痛感しており、先般来市町村長会議でも、地域の発展や、あるいは青少年の健全育成など、そういうことを考えなければいけないので、そういう面からいうと、富山県というのは大変素晴らしい内容を持っているし、これからも県民の皆さんと力を合わせて頑張らなければいけないのではないかということも感じたわけです。

 いずれにしても、いろいろなことを感じました。例えば私を診ていた先生の一人で、大変優秀な方ですが、いろいろ患者を診ていて、「あなたは患者を後ろから見ていない、前からだけ見ているのではないか」というような、大変厳しい意見ももらったと言っていました。つまり、体全身でそういう病気の人たちの世話をするという努力も必要なのだという話も聞いたりしました。やはり、私自身も県民のためにいろいろ努力をしてきたつもりでいますが、これからさらに富山県民がいろいろな面で発展するような努力もする必要があるということも痛感したわけです。そうしたことも若干申し上げておきます。
 
 次は、北陸新幹線の富山以西への問題についてです。北陸新幹線につきましては、ご案内のように、政府・与党の方で、今後、早期見直しを含めて鋭意検討が進められるものと思っています。現在、北陸新幹線は大変大きな資産となっており、整備新幹線の中でいちばん優れた線路であると私も思っていますが、今後富山県内の整備はもちろんですけれども、全体としてその整備をこれからも積極的に進めていかなければならないということを痛感しています。

 これからも、沿線の国会議員などのご尽力を頂きながら、関係省庁の皆さん方とも一体となり、北陸新幹線の優位性、特に長野から富山までの早期完成を急ぎたい。また、福井県の南越までの早期整備についても、これから強く働きかけてまいりたいと思っています。

 先般、自民党の大会があり、いろいろな意見もあったかと思いますが、そうした問題については、やはりみんなが力を合わせてこれからも努力していくことが大事ではないかと。県民の皆さん方が、やはり北陸新幹線の早期建設を目指して、これからも長期に渡って努力をしていくということが必要ではないか。いろいろ意見はあると思いますが、長期的な視点に立っていろいろ考える必要があるというようにも思っています。
 
 次は上海便の問題です。石川県といろいろと意見の違いがあるわけですが、富山県としては、チャーター便の運航をぜひ成功させたいと思っていますし、また、富山空港の施設調査の調整など、具体的な行動についても、さらに中国と強く折衝していきたいと思っています。上海便の開設というのは、やはり県民の皆さん方がみんな強く希望しているところです。そういうこともありますので、早期開設の実現に向けて努力していきたいと思います。

 ただ、その場合に、やはりそれぞれの空港の特色を出すということが非常に大事ですし、その努力はしなければならないと思いますが、やはりこの北陸地域全体の発展を考えるということも極めて重要であると。この北陸地域は、まさに世界に誇る大変素晴らしい地域であると思いますので、北陸地域全体の発展も併せて考える必要があるのではないかと思っています。

 また、富山県としましては、今後やはりいろいろと知恵も出さなければいけない。この上海便の開設については、やはりいろいろな知恵を出して努力をしていきたいと思っていますし、これから県内各界の皆さん方と力を合わせて頑張りたい。特に、ここには副知事をはじめ優秀な職員もたくさんいますし、皆さんと力を合わせて上海便の開設に今後一層全力を出して頑張っていきたいという気持ちでおります。
 大体私から申し上げる事項は以上です。

●記者
 先般、富山港線を路面電車化する富山ライトレール株式会社が発足しました。出資団体の一つとして、県知事の評価。それと、県では16年度予算に1億円を計上されましたが、資本金への出資は8000万円ということで、残りの2000万円はどうされるのか、今後の基金への積立の方針はどうされるのか、この点について伺いたいと思います。

●知事
 ご案内のように、全国初の取り組みになる富山駅北地区の新しい都市計画の問題について、県としても積極的に取り組んでまいりました。具体的な内容を申し上げますと、富山駅北地区の新しい都市装置として、この富山港線をぜひ発展させなければならないという気持ちでいます。また、「元気とやま」にふさわしい新しい交通システムにもなると思っており、富山港線の発展のためにも、この施設を大いに活用したいと思っています。

 それから、特に申し上げなければいけないのは、やはり全国であまり例を見ないような施設であるということで、特に富山地方鉄道の市内電車との接続など、今後の交通政策の面でも、この施策は大変重要であると考えます。ですから、ある意味では大変夢のある、県民・市民が取り組むべき本当に大事な施策であると思っています。

 こうしたことから、実は、ご案内かと思いますが、富山ライトレール株式会社に対し、富山市の出資額のほぼ2分の1に当たる8000万円を先般出資しました。そういう努力もしたところですが、また、今後設備の更新・改良の問題も出てくるわけです。そのようなことから、富山市におきましては、新たに1億3500万円を支出するということになりました。県にも、その基金の性格を考慮して、県として配慮していただきたいというお話がありましたので、ご案内かと思いますが、県議会のほうともいろいろ話をし、県としては7000万円を補助したいと考えています。

 これにより、先般の8000万円、そして今回の7000万円とを加えますと、県は合計1億5000万円まで支援を行うということになりました。県としては、高岡の万葉線に相当するいろいろな施策を講じたということです。

 私どもは、今申し上げましたように、やはりこの地元の経済界、あるいは市民の皆さんの支援協力により、今後積極的に活性化していかなければならないと思いますが、今後国のいろいろな支援制度も大いに活用したいと思っています。非常に大事な路線であると思いますので、今後とも一層努力してまいりますので、また皆さんがたのご支援もお願い申し上げます。

●記者
 昨日の麻生大臣が出したアイデアですが、3兆円の税源移譲の考え、そのあたりについて具体的にどう思われているのかということと、あと財務省や文科省といったところがかなり強い勢いで反発をしていますが、この議論の行方をどのように見ていらっしゃるのか、どのような形で働きかけているのかということを、知事のご見解をお伺いしたいと思います。

●知事
 昨日、総務省の方で、特に麻生大臣から税源移譲の先行についての提言があり、またそれに関連した財源の要望についてもご提案があったところですが、私どもとしては、やはりこの提案というのは、率直にいって、高く評価していいのではないかという気持ちでいます。

 私は、前々から、地方財政を考える場合には、国と地方の財源負担を考えていろいろ配慮すべきだと思っていましたので、このように国の税財政制度、それから地方の税財政制度を含めて取り扱われるということは、非常に大事なことであると思っています。

 その面からいいますと、まず、総務省の税源移譲先行という意見は、まず国の税体系の中で、地方に対して財源を多く付与しようという発想にもなるわけですから、私としては、ぜひ頑張って地方にいい財源がたくさん来るように努力すべきではないかと思います。

 そして、2番目には、この地方への税源移譲の問題につきましては、国の地方財政の面からいいますと、若干国の地方に対する態度は冷たいように思いますが、やはりもっと積極的に地方に財源を付与すべきではないか。新しい税財源をやはり地方に付与するように、国の各省がもっと努力をする必要がある。そういう国の地方に対する配慮が非常に大事だということを、この機会にやはり申し上げておかなければならないと思っています。

 最後に、地方交付税の問題になるわけですが、地方交付税の問題は、そうした税財政制度あるいは地方に対する財源制度、そういうものを含めて全体として措置すべき問題であり、その中で、地方の金が足りなければ地方に対して財源付与を考えていったらいいのではないかと思いますので、そうしたいろいろなことを考えながら、今年度は一つの山であると思いますので、ぜひ地方団体の税財政制度が確立されるような努力をすべきであると思います。

 もちろん関係省庁あるいは財務省の方などもいろいろ意見があると思いますが、今地方は非常に大変なときですし、総理自らが、地方にできるものは地方へということをおっしゃっているわけですから、ぜひ地方団体の税財源が豊かになるように頑張らなければならないと思っています。

 国の税財政制度の中で、地方に対する財源付与は非常に少ないというのが私の実感です。地方自体が財源措置ができるような、そういう財源措置の仕方が十分でないように思いますので、この問題については、ぜひ、今年決着がつくように我々一同頑張らなければならないと、地方団体一同が力を合わせて頑張る必要があると思っていますので、この問題については特に声を大にして申し上げたいと思います。

●記者
 いつもこの質問が出ていまして、多選について長野や埼玉で自粛するという動きがあります。ご高齢についても一般論として批判があるところです。もちろん一般論ではなかなか言えないと思うのですが、高齢と多選ということについて、知事のご意見を伺いたいと思います。

●知事
 その問題は、県内においてもいろいろ意見が分かれているところです。私は、知事の立場としては、やはり住民の意見を聞きながら決めていくということがまず根本ではないかと思っています。

 地方では多選論について、いろいろ意見があると思いますが、率直に言って、これからは若い皆さん方が頑張ってもらえるような仕組みを考えていくべきだと思っています。ですから、そのような方向でいろいろとこれからも詰めていけばいいのではないかと思います。

 私自身の問題からいえば、それはまたいろいろな意見があると思いますが、いずれにしても、若い皆さん方をはじめ、県民の皆さん方がいろいろ意見を出すというのがまず基本でなければならない。基本はまずそこにあるのだということは、やはり強調しなければならないと思っています。

●広報課長
 すみません、時間が来ていますので、知事の会見はこれで終らせていただきたいと思います。
 上海便についての関連質問については、副知事に残っていただきます。
 
●知事
 それでは、また皆さん、よろしくお願いします。今日はどうもありがとうございました。

●広報課長
 それでは上海便についての関連質問をどうぞ。

●記者
 知事の発言の中で、北陸地区全体の発展を考えなければいけないということをかなり強調されました。それからもう一つ、知恵を出すということ。石川、富山で綱引きをしているわけですが、一説によると、富山、小松両方にということもありえるのではないかという部分で、何か石川さんとある程度そういう話をしようかという意図なのかどうか、その辺が分からなかったもので、北陸全体の発展を大切にしなければならないという部分の意図をちょっと探りかねたもので、質問しようと思ったのです。お答えできなければ結構です(笑)。

●副知事
 知事はどういう腹づもりがあって言われたのか知りませんが、今のところ、お互いにチャーター便を飛ばして需要に対するアピールをしているわけですけれども、このあいだ、2月の17日からチャーターの初便で行ったときに、東方航空の葉総裁が三つの条件を示されました。

 一つは運送力、もう一つは輸送枠、そして航空需要、この三つがすべて満足したら飛ばすという条件を示されたのですが、その運送力というのは東方航空の問題です。それは東方航空としては十分に力はある。それから輸送枠、これは実は東方航空はまだ枠がないのだそうです。それで、多分この7月になるのではないかと思いますが、日中航空協議があり、そこで枠が増えるだろうと。そうすればその枠はできるわけです。最後に残るのは航空需要です。需要はまさに、これはこちらの問題なのです。それで、今チャーター便を飛ばして航空需要があるということを実証しているわけで、石川、富山とも、石川のほうがチャーター便をよけい飛ばしているようですが、富山県も、県民の皆さん、それからいろいろな団体の皆さんの協力のもと、2〜3月までに5便飛ばしました。4〜7月までに今のところ22便予定しています。それで、向こうに十分航空需要があるということを示したいと思っています。それであと東方航空がどう判断するかです。

 知事が言われる北陸全体の発展という考えと、向こうがどう考えてくれるかですけどね。これからいろいろ要望していきたいと思います。

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