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知事記者会見[平成16年度(〜11/8)]

最終更新日:2007年3月28日

知事記者会見要旨[平成16年6月4日]

◆日時 平成16年6月4日(金) 午後1時20分〜1時50分
◆場所 県庁特別室

【目次】

1.知事からの話題
 (1) 市町村合併について
 (2) 三位一体改革「骨太の方針2004」について
 (3) 北陸新幹線の富山以西について 

2.質疑応答

【知事からの話題】

 最初は、市町村合併についてです。お手元に市町村合併に関する動向について資料を添付してありますが、まず砺波市、南砺市の合併につきましては、6月県議会に両市の設置に関する議案を提出することにしておりまして、県議会でその議決が得られれば、速やかに決定を行いますとともに、総務大臣に対しまして届出を行いたいと思っております。今回の砺波市と南砺市の合併につきましては、いわゆる平成の大合併と言われるものでありまして、11月1日の新市の発足に向けまして、県としても全面的に支援協力してまいりたいと思っております。

 2番目が重点支援地域の指定等についてです。高岡市および福岡町からの要望があれば、速やかに指定することにしたいと思っております。なお、他の市町村からもいろいろご要望があれば、私どもは積極的にそれに対応するようにしていかなければならないというふうに思っております。

 3番目は合併特例新法等についての問題ですが、平成17年4月以降の合併に関する合併特例新法が制定されまして、併せて現行合併特例法を1年間、適用を延長する経過措置が設けられています。私どもとしましても、こうした新法の適用を受けまして、さらに努力をしていきたいと思うわけですが、これまでも合併についていろいろ申し上げてきていますが、要するに市町村合併というのは地域の在り方そのものにかかわる重要な問題ですから、何よりも住民の意向を尊重して、市町村等が自主的、主体的に判断すべき問題であるというように思っております。

 先般の会議でもいろいろ申し上げましたが、なるべく知事が積極的な関与をしないで、住民の意思に任せることが一番大事である、ということを申し上げているわけですが、今後ともそうした方向で進んでいきたいと思います。将来に素晴らしい地域を残していきますために、真剣に、市町村合併についても、関係者の皆さん、特に住民の皆さん方のご尽力をお願い申し上げたいというふうに思っております。

 次に、新幹線の問題についてお話しいたします。北陸新幹線につきましては、ご案内のように、これまで長野・富山間の早期完成に全力を挙げて取り組んできました。また、南越までの早期整備も実現するように、いろいろと活動をしてきたところです。

 そうした中で、ご案内かと思いますが、一昨日の自由民主党の整備新幹線建設促進特別委員会におきまして意見が集約されましたが、これは関係されました国会議員の諸先生方のご努力の賜物でありまして、改めてお礼を申し上げたいと思っております。

 富山県としましては、これまでも長野・富山間の県内区間の早期完成に努めてきているところであり、今後とも関係の皆さん方と力を合わせて、その早期完成に努力したいと思います。また、これから富山以西の問題が起こるわけでありまして、富山−石動間、金沢−松任間の早期整備が図られるように関係の皆さん方と取り組んでいきたいと思っております。

 そしてまた、今回は福井駅部の着工が盛り込まれたのでありますが、これは一定の前進があったものと受け止めております。今後とも、関係の皆さんと力を合わせて、北陸新幹線の整備促進に取り組んでいきたいと思っております。

 今後、与党プロジェクトチーム、さらには政府・与党検討委員会で鋭意、検討が進められるものと思っておりまして、財源問題も含めて早急に結論が得られることを強く期待いたしております。こういう非常に財源が厳しいときですので、私どもはやはり北陸新幹線について、他の線区に負けないように、これからも力を入れて頑張っていかなければならないというように思います。

 次が、三位一体改革「骨太の方針」についてです。本日(6月4日)、閣議決定されました「経済財政運営と構造改革に関する基本方針2004」、いわゆる「骨太の方針」についてですが、ご案内のように地方団体関係におきましては、一つは概ね3兆円規模の税源移譲を目指すことや、2番目には国庫補助負担金改革の具体案の取りまとめを地方に要請することなどの方針が示されています。

 私としましては、小泉総理が今回の骨太の方針につきましていろいろ検討されて、特に地方財政に関心の深いところを示されたことにつきましても評価をしたいと思います。また、麻生総務大臣はじめ関係の皆さん方がこの問題についていろいろと努力されましたことに対しましても、感謝を申し上げたいと思います。

 これまで地方分権のための地方財政改革、三位一体の改革につきまして、我々は大変努力をしてきました。つまり、一つは国庫補助金の縮減、2番目には国から地方への税源移譲、3番目には交付税制度の見直しであります。この三つの方針がこれまで示されまして、関係各位が大変努力をしてこられたところです。

 ところで、こうした方針からいいますと、今回の骨太の方針におきましては、やはり地方としていろいろな意見があるということを、私として申し上げなければならないと思います。

 一つは、地方に対する配慮、つまり地方財政への配慮が明確に示されていない、地方に対する配慮が十分でないということです。

 2番目は、地方財政計画において地方の意見が十二分に反映するようにすることが、今回も明確になっていない。地方の意見が明確に地方財政計画に明示されるようにすることが大事であると思います。

 3番目には、国の補助金、特に奨励的補助金についての国の責任が明示されていないということです。こうした点などが、私はやはり大きな問題点であろうというふうに思います。

 それからまた、特に地方交付税の問題につきましては、地方団体の安定的な財政運営に必要な一般財源の総額を確保するということにされましたが、この点が各地方団体の一番心配している点です。今、地方団体で一番心配しているのはこうした点でありまして、今後とも交付税制度の堅持と必要額の確保をきちんとやってもらいたいということを強調したいと思っております。

 そこで、今後、この改革を進めていくにあたりましては、地方の意見を聞くというのは、いわばまさに当然のことでありまして、実はそれに先立って、本来、国としての、つまり現在の内閣としての問題を改善することを忘れてはならない、いろいろと問題がたくさん国としてあると思いますが、やはり国としていろいろ改善することを怠ってはならないということを私どもは強調したい。

 もちろん、その一方で、今度指示がありましたように、地方自身もやはり無駄を排除するということに取り組んでいかなければならない、地方団体におけるいろんな行政改革などに取り組んでいかなければならないと思っております。

 総理が地方財政等に関心を持たれたわけでありまして、このまま意欲を持って来年度予算編成に向かって努力をしていただきたいと思いますし、また、関係省庁もそのように最善の努力を尽くしてもらいたい。これから予算編成にもかかられるわけですが、最善の努力をしてもらいたいというふうに思っております。

 いつも申し上げておりますように、今が実は地方財政にとりまして一番重要な時期です。率直にいいまして、ここ数年の間で今年が一番重要な時を迎えている、まさに正念場の時を迎えているというふうに私は思っております。総理を先頭に、各省庁、そして地方団体みんながそれぞれの努力を積み重ねていくことが大事ではなかろうか、こういう時こそお互いに力を合わせて努力すべきであるというように思っております。

 そしてまた、現在の国、地方を通じた財政運営につきまして、国民の皆さん方によく分かるように、仕組みあるいはやり方などにつきまして、いろいろと理解をしてもらわなければならない。国民の皆さん方に、地方の行財政の問題、特に地方財政の問題につきまして、積極的に改革の内訳を示すべきではないかというように思います。

 地方団体にとりまして大変大事な時期を迎えていますので、ぜひ皆さん方にもいろいろとご理解いただき、そして、地方財政の堅持、地方団体の財政運営の堅持につきまして、さらに努力をしていきたいと思いますし、国も地方も力を合わせて頑張るということが大事だと、地方にだけ言われても困るのであって、国、地方合わせて、みんなが力を合わせて頑張るという方向で進めていくことが非常に重要であると思っております。

【質疑応答】

●記者
 県政記者クラブを代表しまして、3問質問させていただきます。

 まず1点目は、中沖知事の国民年金保険料をはじめとする公的年金の納付状況について、知事就任以前の期間を含めてご回答をお願いします。

 2点目です。5月23日に投・開票された高岡市長選についてお尋ねします。市長選では、県内9市で最年少となる43歳で民間企業の社長経験のある橘慶一郎さんが当選されました。市民が若さと経営感覚を併せ持った新しい時代のリーダーを求めた結果だと受け止めていますが、中沖知事は選挙結果をどのように受け止めておられるのか、橘市長へのご期待、高岡市から要請されている助役派遣の見通しを含めてご回答をお願いします。

 次に3点目です。今年秋に予定されている知事選への対応についてお尋ねします。知事選告示まで4か月余りとなっていますが、中沖知事は次期知事選に立候補して、引き続き県政を担当するご意思がおありなのかどうか、お聞かせ願います。今、この場で意思表示するのが難しいというふうにお考えであれば、いつ、どのような場所で、県民に対して具体的な出処進退について明かすつもりなのか、6月定例県議会も6月7日から始まるわけですが、そのへんも含んで、可能であればお答えをいただきたいと思っております。
 以上です。よろしくお願いします。

●知事
 3点のご質問がありましたが、まず一つは公的年金保険料の納付状況についてです。大体お聞きかもしれませんが、私の公的年金の加入状況につきましては、地方職員共済組合富山県支部、これは人事課の中にありますが、その支部と富山社会保険事務所に確認したところです。

 1番目に申し上げたい点は、地方自治省に入庁した昭和25年4月1日から自治省退職の昭和51年11月1日までの間は、中央と地方を行ったり来たりしているものですから、国家公務員共済組合又は地方公務員共済組合に所属しておりますし、また、知事に就任しました昭和55年11月11日以降、現在までは、地方公務員共済組合に加入しまして、所定の保険料、掛金を納めております。したがいまして、地方公務員としても、あるいは国家公務員としても、私はこれまで保険料については全額をきちっと納めてきているということを、この機会に申し上げておきます。

 ただ、(危険物保安技術協会及び日本船舶振興協会に勤務していた昭和51年11月10日から昭和55年10月1日までの間は厚生年金保険に加入しており、)昭和55年10月の1か月間におきまして、日本船舶振興会を退職して知事に就任するまでの間ですが、この間の取り扱いにつきましては、国民年金の加入は任意でありまして、加入しなかったものですが、この任意性につきましては、改正前の国民年金法第7条第2項第3号、同法附則第6条の規定によって明確になっています。

 ですから、国家公務員として当然、前々から保険料、掛金は納付しておりますし、問題はないわけです。それとは別に、知事になる前の1か月間のことはあったと思いますが、それは別に問題ない。それは県のほうにも社会保険事務所のほうにも聞いてもらえばいいのですが、全然、問題ありません。知事になる前のものは、きちんと全部納めておりますので、全く問題ないということを改めて申し上げておきます。

 今、国会におきましても、年金の問題がいろいろ議論されているわけですが、やはりなるべく早くいろんな問題を解決してもらって、安定した運営になるような仕組みが非常に大事ではないか。国会における年金の問題を早く解決すること、そして国民のための安定した社会保障制度が確立されるように努力してもらうことが重要ではないかというように思っております。

 また、今後、やはり国民が将来にわたって安心した生活ができるような仕組みを考えてもらうことも非常に大事ではないかというように思っております。なるべく早く、将来にわたって安心した生活が送れるような制度にしてもらいたいと思います。

 次は、高岡市長選挙の結果等についてです。今回の高岡市長選挙で橘慶一郎さんが初当選されまして、新市長に就任されたわけですが、心からお祝い申し上げたいと思っております。

 今回の高岡市長選は保守系新人二人の間で争われましたが、一つにはやはり高岡市の駅周辺整備や中心市街地の活性化、あるいは市町村合併など、それぞれ大変努力をしてこられた方々でありますし、また、お二人とも地元高岡市の発展のためにいろんな面で大変力を発揮されたというふうに思っております。したがいまして、今回の選挙の結果につきましては、皆さんご案内のように、これはやはり選挙民であります高岡市民自らの判断によると思っております。

 そこで、これからの高岡市を取り巻くいろいろな問題があるわけですが、今、地方を取り巻く環境というのは非常に厳しいものがあります。橘新市長は行政経験も豊富ですし、特に先ほど話がありましたが、若々しい感性と優れた経営感覚を生かして、市民との対話もされるということも聞いております。市民と一体となって、「光り輝くまち高岡」の実現を目指して、大いに奮闘してもらいたいと思っております。

 県としましては、高岡市との連携を密にいたしまして、できるかぎりの応援もしてまいりたいと思いますし、また、高岡市と県の発展に互いに力を合わせて、ともに頑張ってまいりたいと思います。いずれにいたしましても、たくさんの課題があると思いますけれども、大いにその力を発揮して、これからの地域の発展のためにご尽力をお願いしたいと思うわけです。

 なお、先ほど助役の派遣要請の話がございました。これにつきまして、私どもは積極的な協力をしていきたいというふうに思っておりますが、県の現役あるいはOBを含めまして、鋭意、人選を進めて、ふさわしい人材を確保するようにしなければならないと思います。これまでも高岡市の発展のために、県としてできるだけ素晴らしい人材を派遣するように大変努力をしてきたわけでありまして、今後とも、関係の皆さん方のご意見もあろうと思いますが、鋭意、人選を進めてまいりたいと思っております。

 最後は、今後、予定されています知事選への対応の問題についてです。大変、関心をお持ちの方が多いと思いますが、私から申し上げておきます。

 私はこれまで、自分の出処進退というのは決して誤ってはならない、県民の皆さん方に対して常に正しい態度で臨んでいくということで、誤ってはならないという信念を持ってまいりました。また、知事は県民によって選ばれるわけですので、私自身の進退の問題は、やはり県民の皆様が決められることであると思います。これは非常に大事なことですが、県民の皆様が決められることであると思いますので、県民の皆さん方の意見もよく聞いたうえで、私なりに十分考え、決断したいと思っているわけです。こうした基本的な姿勢で、これまで県政についても積極的に取り組んできたということを申し上げておきます。

 ただ、現在の私の状況を率直に申し上げますと、まず一つには、これまでのまさに24年間、大変長いという説もあるかと思いますが、私なりに大変努力をしました。心血を注いで富山県の発展などに努力をしてまいりましたし、特に先ほど申し上げましたが北陸新幹線の問題につきましても、まさに正念場にあると思います。

 2番目には、今、皆さん方もいろいろご疑念をお持ちかと思いますが、上海便の開設の問題もあるわけです。これにつきましては、前回副知事からも答弁申し上げたと思いますが、今後とも北陸地域の発展や空港の発展を目指して、お互いに力を合わせて頑張っていかなければならないと思っております。

 それから、これからやはり地方財政を中心にした県政の取り組みは極めて重要でありまして、新年度の県政運営の在り方につきましても、しっかりしていかなければならないというふうに思っているわけです。率直に申しまして、毎日、全力を尽くして努力をしてきているつもりですが、県政の最重要課題にこれからも全力を尽くしていきたいと思います。

 いつ、どうするのかというようなご質問もあったかと思いますけれども、私の進退につきましては、月曜日から県議会も開かれるわけですし、そこでもいろいろな意見があるかもしれませんが、私なりに県民の意向というものを十分に考え、また私自身としての在り方も十分踏まえながら、この問題に取り組んでいきたいと思いますので、そういう点でご了承いただきますと大変ありがたいと思っております。

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