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知事の県政レポート【〜平成17年度】

2016年10月24日

知事室 目次

県政レポート第15号[平成17年9月30日]

県議会予算特別委員会で答弁する知事 秋風がさわやかです。立山の室堂や天狗平では紅葉真っ盛り、時間を作って錦秋を楽しみたいですね。

 さて、9月13日から30日まで9月定例県議会が開催されました。
 今議会では、行財政改革、上海便就航、北陸新幹線整備、医療問題、子育て支援、高齢者福祉、雇用対策、安全なまちづくり、アスベスト対策、災害対策、農業振興、環境問題など、数多くの課題について議論させていただきました。
 変化が大きく激しい時代であり、将来を的確に見通すことが大変難しくなっています。また、各地で様々な事件や災害が頻発し、私たちの日常的な不安も払拭できません。そういう時代背景のなかで、いかに県民の皆さんの暮らしを充実させ、元気な富山を創っていくか、議員各位から各般にわたる貴重なご意見やご提言をいただきました。今後の県政運営にあたって十分に参考とさせていただき、「元気とやまの創造」のため、誠心誠意努力して参りたいと考えております。

 また、議会会期中もいろいろなことがありました。
 9月15日夕方、前日の14日に東京で河合文化庁長官から重要無形文化財保持者(いわゆる人間国宝)の認定書の交付を受けられた鋳金家の大澤光民さんが、そのご報告のため県庁知事室を訪問されました。伝統工芸部門の人間国宝は、陶芸、染織、漆芸、金工、木竹工、人形、諸工芸の7分野から選ばれますが、今年度は大澤さんを含む5人の方々が認定されました。大澤さんが人間国宝として認定されたことについては、本当にうれしいことで、県民の皆様とともに喜びを分かち合いたいと思います。

どでカボチャにびっくりする知事 16日午前には、「富山一どでカボチャ大会実行委員会」の皆さんが表敬訪問されました。入善町の愛好家の皆さんが全国大会出場を目指して昨年から県大会を始められたとのことですが、今年の県代表に選ばれたカボチャは242.2キロ。小型トラックの荷台に一杯の大きさで、大きすぎて知事室に持ち込めず、やむなく正面駐車場で拝見しました。大きさを競うために改良された品種で食用には向かないとのことですが、とにかくびっくりする大きさです。入善町はジャンボスイカも特産であり、どでカボチャ踊りも地元で考案して皆さんで踊りを楽しんでいるとのことで、元気な入善町民有志の皆さんに大いに感心しました。

 午後には、このほど富山市にコミュニケーションサービスセンターの進出を決めた(株)ニッセンの片山社長が知事室を訪問されました。ニッセンは衣料品や生活雑貨などのカタログ通信販売の大手企業です。日本のほぼ中央部に位置し、自然災害が少なく、交通の便利がよい立地条件、勤勉で優秀な人材を雇用できること、さらには富山県と富山市の進出企業への支援が充実していることなどが富山への進出の決め手となったそうです。来年2月には150名体制になり、将来はさらなる雇用拡大もありうるとのことで、楽しみです。また、勤勉で優秀な県民性を評価していただいたことは、大変うれしく有難く思いました。
 なお、片山社長との共同記者会見については、関連リンク「知事記者発表要旨[平成17年9月16日(1)]」をご覧ください。

 また、この日、富山−上海便の定期就航について、上海航空から出されていた事業計画の変更認可申請に対し、国土交通大臣の変更認可がなされました。これにより、正式に10月23日から週3便(火、木、日)の定期航空便が就航することになりました。県では、県議会中ではありますが、早速、9月23日に商工労働部長を派遣し上海で富山の観光PR活動などを行い、上海からの観光客誘致活動を具体的に開始しました。県民や企業の皆さんにも、是非この便を利用していただき、富山と上海の交流を大きく育てていただきたいと思います。

布橋灌頂会橋渡り儀式の様子 

 18日日曜日、「布橋灌頂会(ぬのばしかんじょうえ)開会式」と「橋渡り儀式」に出席しました。立山は日本三大霊山の一つですが、かつて地獄極楽を体験する霊山として、全国各地からたくさんの修験者や巡礼の人々を集めていました。また、他の霊山はすべて女人禁制で、女性の入山は一切認められていなかった中で、立山だけは年に一度、秋の彼岸に、女人救済のため、立山山麓の芦峅寺で「布橋灌頂会」が催されていました。
 芦峅寺の集落から姥堂(おんばどう)までの道の途中には深い谷があり、その谷に掛かるのが布橋です。女性たちは閻魔堂(えんまどう)でざんげをした後、白装束に目隠しをして橋に敷かれた白い布の上をわたり、姥堂に導かれます。かつては罪深い者は谷底にまっ逆さまに落ちるのだと教えられ、死の覚悟をして渡ったとのことです。真っ暗な姥堂には閻魔大王や姥様の不気味な像が並び、長い読経が行われます。やがて窓が大きく開け放たれ、目隠しを取った女性たちの目に、光り輝く神々しい立山の峰々が飛び込みます。
 明治初頭の廃仏毀釈などの影響で、布橋灌頂会も廃れてしまいましたが、この日、約140年ぶりにこれを現代的に復活させたところ、全国各地から約80人の参加がありました。(平成8年に国民文化祭とやまの行事として一度「布橋灌頂会」が行われましたが、今回のものは140年ぶりに芦峅寺地区が主催し立山町や県が支援して復活させたものです。)

布橋灌頂会で橋を渡る知事 橋渡り儀式の際、地元テレビ局のアレンジで立山博物館の米原館長とお話をすることとなり、館長からは布橋灌頂会の由来やそれを現代に復活させる意義についてのご説明やお考えをうかがいました。私からは、県知事として、また参加者の一人として、(1)ストレスが増え、閉塞感もある現代社会の中で、あらためて心の豊かさや癒しなどを求める国民のニーズが高まっているように感じること、(2)他の霊山と異なり早くから女性救済の道も開いていた立山の布橋灌頂会を現代に再生させることに大きな意義を感じること、(3)人口減少時代の到来の中で、交流人口の拡大を図っていくためにも自然の美しさ豊かさに加えて、人のこころの安息につながる歴史的、文化的な要素を大切にしていくべきではないかと考えていることなどを述べさせていただきました。
 白装束の女性達が橋渡り儀式を終えた後、私も一般参加の男女の方々と一緒に布橋を渡りましたが、渡り終えて、往時を想い、感慨深いものがありました。

くろべHANAミーティングで国際観光振興機構の後藤事業開発部長、YKKの吉田社長と意見交換する知事 19日月曜(敬老の日)には、「くろべHANAミーティング2005」に参加しました。来年3月31日に予定される黒部市と宇奈月町の合併を控えて、黒部まちづくり協議会と宇奈月まちづくり協議会が合同で開催しました。HANAとは、「華・花・英」を合言葉に、賑わいがあり、美しく、知恵を出し合うまちづくりをしようという意味です。
 まず、後藤靖子国際観光振興機構事業開発部長と私から、それぞれ我が国及び富山県を巡る国際観光情勢や今後の方向についてプレゼンテーションを行い、その後、黒部まちづくり協議会長でYKK社長の吉田忠弘氏との3人で観光をキーワードに「世界に羽ばたく元気なまちづくり」について、意見交換、議論をしました。来春誕生する新黒部市には、宇奈月温泉、黒部峡谷、黒部川扇状地湧水群、深層水を活用した産業振興、グリーン・ツーリズムなどの他、産業観光の拠点たり得る世界企業YKKの中核工場などがあります。北陸自動車道黒部インターチェンジ付近には、北陸新幹線の新黒部駅も整備されます。この地域は、世界に誇る立山・黒部アルペンルートを擁するとともに、由緒ある温泉、美味しい水や食、産業観光など、多彩な魅力に富むポテンシャルの高い重要なエリアといえます。県としても、黒部らしいHANAのある観光を核としたまちづくりに向けての地元の盛上がりに大いに期待しますとともに、必要な支援も行っていきたいと考えています。

開会式でご挨拶される高円宮久子様 21日には「日本スポーツマスターズ2005富山大会」にご出席の高円宮妃久子さまが来県されました。スポーツマスターズ関連行事にご参加のほか、県中央植物園、立山カルデラ砂防博物館を視察いただきましたが、草花や山岳写真などいろいろな事に積極的な関心をお寄せになり、また大変博識で、ご案内する職員達も随分励みになったそうです。

県西部体育センターで行われたバスケットボール競技の様子 大会は22日から26日まで行われ、県内11市町村で、テニス、サッカー、ゴルフ、バトミントン、バレーボール、バスケットボール、ソフトボール、軟式野球、ボウリング、自転車、水泳、空手道の12競技が行われ、全国から35歳以上の約1万人のアスリートが参加しました。

親善ボウリング大会で妃殿下、森会長、シンボルメンバーの皆さんと記念撮影する知事 開会に先立ち、22日には親善ボウリング大会が行われ、高円宮妃久子さまや森喜朗日本体育協会長、さらにボウリングの中山律子さん、バレーボールの大林素子さんなど大会のシンボルメンバーの皆さんと一緒に、私も多分約30年ぶりに(もっとも、1週間ほど前にこの日のため1度練習しましたが)ボールを投げました。故高円宮さまは大変なスポーツマンで、このスポーツマスターズにも初回から参加されていました。久子さまもそのご遺志を継いで、スポーツマスターズにご臨席の際に、親善ボウリングにも参加されているのだそうです。

衣笠祥雄さんの野球教室の様子 競技には富山県からは464人が参加し、水泳など24種目で見事に優勝したほか沢山の種目で入賞するなど実りのある大会となりました。
 また、同時に各地で開催された競技別のスポーツ教室では、参加した小中学生(ボウリングやゴルフなどは熟年の人が多かったとのことですが)など延べ2,026人に、シンボルメンバーが一流の技を自ら懇切に教え、指導してくださり、大変好評でした。教えを受けた子ども達の中から、将来、国体やオリンピックなど国際大会で活躍する選手が育ってくれたら、うれしいですね。

陣内貴美子さんのバトミントン教室の様子 27日には大会の運営にあたった各競技団体の役員の皆さんが報告のために来庁されました。スポーツマスターズが4年前に発足して以来、最も円滑な大会運営がなされたと、日本体育協会をはじめ関係方面から高い評価を受けたとのことでしたが、そうした評価を受け、また、各競技の成績面でも「元気なとやま」を全国に大いにアピールできたのも、本県の関係者の方々をはじめ、応援や協力をいただいた多くの県民の皆さんのおかげだと感謝しています。

県民芸術文化祭でのステージ公演の様子 23日(秋分の日)には砺波市文化会館で行われた「県民芸術文化祭2005」のオープニングフェスティバルに出席しました。開会式の後、日頃、皆さんが研鑚を積んでこられた日舞、洋舞、民謡、音楽など、華やかで楽しいステージ公演が行われました。また、中国遼寧バレエ団や瀋陽民族芸術学校、韓国江原道立芸術団、ハンガリーSONUSパーカッション・アンサンブルの公演もあり、国際的な文化交流も進められました。

福岡つくりもん祭りの様子 この日夕方、石澤福岡町長のお招きをいただき、「福岡つくりもん祭り」を拝見しました。田や畑の作物を材料にして様々な像や情景を作って飾るもので、時の話題を題材にしたつくりもんが町のあちこちに置かれていました。豆や芋、野菜、果物など色とりどりの作物で見事に人物や動物などがユーモアいっぱいに表現されており、その知恵や苦心を思い、すっかり感心いたしました。全国的にも珍しい祭りだそうで、もっとPRして、是非、県内外のもっと多くの皆さんに楽しんでいただきたいものです。

テクノホールでのとやまテクノフェアの様子 28日夕方は、「富山県機電工業会発足記念祝賀会」に出席し、お祝いの言葉を述べさせていただきました。機電工業会(会長:井村健輔不二越社長)とは、7月に機械工業会と電子電気工業会が合併して誕生した組織です。機械工業も電子電気工業も本県産業の基幹ともいえる重要な産業分野です。合併によって会員企業の一層の連携が図られ、技術や製品の開発に大きな成果が生み出され、富山県の活力と発展を支える大きな力になっていただくことを期待しています。
 なお、29日には機電工業会などが主催する「とやまテクノフェア2005」がテクノホールで開幕し、開会式に出席いたしました。県内の機械、電子・電気関係の企業を中心に富山大学、県立大学、福井大学なども加わって、68の企業・団体が新製品や新技術を出展、また様々な交流事業や産学官連携の研究開発成果の発表などが行われました。

 また、この日、全国スポーツレクリエーション大会に出場する富山県選手団の壮行式と第60回国民体育大会夏季大会等全国大会で優勝・上位入賞を果たした選手の報告会に出席しました。各々、選手の皆さんのこれまでのご精進に敬意を表するとともに、一層のご活躍を期待している旨をお話したところです。

 本日30日、県議会において提出いたしました予算案、条例案等を全て可決していただきました。明日から10月です。各地で運動会やウオ−キングの集いなど、様々なスポーツイベントが計画されています。皆さんもお近くの催しに参加され、健康増進やストレス解消を図っていただき、また今後一層スポーツに親しむきっかけとしてくだされば幸いです。

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