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知事の県政レポート【〜平成17年度】

2016年10月24日

知事室 目次

県政レポート第21号[平成18年2月26日]

(その1)

 こんにちは、富山県知事の石井隆一です。

 間もなく3月、平野部の雪もほとんど融けて、空気も春めいてきました。
 昨日、今日と国公立大学の入学試験が行われました。4月には、富山大学と富山県立大学ともに、新しい体制で新入生を受け入れることになっています。富山大学は、昨秋の三大学統合で日本海側でも有数の総合大学となり、教育学部が人間発達科学部に再編されるとともに、芸術文化学部という新しい学部もできました。県立大学でも、18年度に工学部に知能デザイン工学科と生物工学科を開設し、短期大学部は環境システム工学科のみとするなど大幅な改編を行いました。少子化で大学に全員入学の時代が到来(大学の入学定員総数と進学希望者数がほぼ同じ)したといわれており、優秀な学生の確保を目的に大学間の競争が激化しています。また、少子高齢化の進行と人口減少時代の到来、経済活動のグローバル化や情報化の一層の進展、東アジア経済の著しい発展など社会経済が激変し、高等教育機関に求められる役割も大きく変わっています。
 どの大学も、これまで以上に、より魅力的で地域や社会の発展に貢献する研究教育や知の拠点として、今後とも変革の努力を続けていくことが求められています。

就職セミナーで挨拶する知事 さて、2月7日は東京で、「元気とやま!就職セミナー」を開催しました。Uターン就職者増を狙ったもので、呼びかけに応じて本県出身の首都圏大学の3年生約70名が集まってくれました。これまで4年生を対象として毎年8月の旧盆中に就職セミナーを県内で行ってきましたが、最近、新卒者の採用活動が早期化しているため、今回初めて、東京、大阪、名古屋で来春卒業予定者を対象として開催することにしたものです。
 知事自ら就職セミナーに出かけるのは初めて(多分、全国でも初めてでしょう。)ということでしたが、私からはふるさと富山の魅力や県内企業の優れた技術力や発展の可能性などを説明させてもらいました。参加した学生達は、とても熱心に耳を傾けてくれていたように思いました。

二階経済産業大臣に対して要請活動を行う知事 この日夕方、二階経済産業大臣をお訪ねし、かねてより本県が強く提案し、要望してきた中心市街地の活性化や郊外への大型店の出店調整に関する法律の改正案が閣議決定されたことについて、お礼を申し述べました。また、併せて富山が中心市街地活性化の全国モデルとなるよう、経済産業省が18年度に予定している活性化支援策について、是非、富山市の中心市街地を認定の第1号にしてもらいたいと要請しました。大臣からは「富山県の熱意に応えたい。是非、頑張ってもらいたい。」との激励をいただきました。できれば高岡市の中心市街地をその次の認定にと考え、要望もしました。

 2月8日から10日にかけて、総合計画審議会の「活力」、「未来」、「安心」の三部会がそれぞれ開かれました。第2回目の会合になりましたが、24日の総合計画審議会に向けて、新しい総合計画の根幹である総論部分とそれぞれの分野の方向・方針にかかわる骨子案を検討していただきました。

選手団の皆さんを前に激励する知事 2月10日夕方、群馬県で開催される「第61回国体冬季大会スキー競技会」に出場する富山県選手団(河合常則団長)の結団壮行式を行い、選手・役員ら50名を激励しました。

 この日夜には、「県民福祉を守る県民会議」(代表草嶋安治連合富山会長)から、県立流杉老人ホームなどについて「県立としての存続を求める」11万人の署名の提出がありました。今後の社会福祉の方向性や県行政のあり方について、一昨年末からご検討いただいてきた「県立社会福祉施設のあり方懇談会」(宮田会長)の提言などを受けて、県としては県立社会福祉施設の民営化を順次進めることとしています。今回の申入れに対し、私からは、「民営化は時代の流れであり、平成19年4月に民間移管をしたいと考えて、利用者や家族の皆さんの理解が得られるよう努力してきている。しかし、当面ご理解を得られないということであれば、民営化にかかる流杉老人ホーム関連の条例については、2月議会での提案にこだわらない。今後とも関係の皆さんにご理解いただけるよう、引き続き努力し、対処したいので宜しくお願いしたい。」旨を申し述べました。

 12日(土)には、射水市小杉文化ホールで開かれた「射水市誕生記念式典」に出席し、祝辞を述べました。射水市は、昨年11月1日に新湊市、小杉町、大門町、大島町、下村の1市3町1村が合併して誕生しました。人口9万5千人の、富山市、高岡市に次ぐ県内第三の都市です。
 この日夜、名鉄トヤマホテルで開かれた「公明党賀詞交歓会」に出席し、ご挨拶を述べました。

子ども政策県民会議で挨拶する知事 13日は、第3回「子ども政策県民会議」が開かれ、次世代育成支援対策推進法に基づく県の新しい行動計画案がまとまりました。(1)「家庭・地域」の子育て支援、(2)「職場」の子育て支援の促進、(3)次世代の親となる「子ども・若者」を育てる、を三本柱としています。平成14年に策定した「新世紀すこやか子どもプラン」を受けて、21年度までを目標とした5カ年計画で、63の具体的目標を掲げるなど、実効性のある計画を目指しています。
 特に、共働きの方が多いという本県の状況から、職場での子育て環境充実に従来よりも重点を置き、男性の子育て参加促進や企業内での男女共同参画の推進などの面で、企業が社会的責任を果たすことも求めています。会議後、金岡純二(県社会福祉協議会長)会長と神川康子(富山大学教授)会長代行から報告書の提出をいただきました。私からは、新年度予算にも極力反映させるなど、できる限り、行動計画の趣旨に沿って必要な施策を推進していきたいとお話しました。

西頭会長から提言書を受け取る知事 14日、「広域まちづくり商業振興懇談会」がまとめた「広域的なまちづくりのあり方に関する提言」を西頭(富山大学長)会長から受け取りました。提言では、北陸新幹線の金沢までの開業と人口減少社会の到来を見据え、地域の顔となる中心市街地の再生とコンパクトなまちづくりが必要であるとし、これ以上の無秩序な郊外における大型店の出店は広域的な観点から調整が必要であるとしています。また、空き店舗が増加し衰退が進む中心商店街については、商業者自らの努力も必要であり、地域活性化を進めるリーダー育成も重要であるとしています。県としては、この提言を受けて、国の施策とタイアップして、中心市街地活性化を積極的に支援することとしています。

 15日、秋篠宮様をお迎えして、「富山市ファミリーパーク自然体験センター開館記念特別シンポジウム」が開かれましたので、その御昼食会及びレセプションに出席致しました。宮様は、日本動物園水族館協会総裁で、家禽の研究で博士号をお取りになるなど、生き物と人との共存に深い関心をお持ちです。私からは、一昨年のツキノワグマ出没をきっかけとした森林の再生に関する富山県の取組みなどをご説明申し上げました。なお、妃殿下の紀子様のご懐妊が明らかになって初めての地方ご訪問であり、沿道各地で多くの県民の皆さんが祝福されていました。

 16日、第2回「食育推進会議」を開き、「県食育推進計画」策定に向けて実施する児童生徒、保護者、一般向けのアンケートの内容などを協議しました。また、引き続き、富山国際会議場で「とやま食育推進フォーラム2006」を開催し、食育の必要性について学ぶとともに、学校、農業、医療、食生活改善のそれぞれの立場から意見を交換するパネルディスカッションも行いました。

辺見じゅんさんに「とやま文化大使」を委嘱状を渡す知事 この日夕方、作家であり歌人でもある辺見じゅん氏に「とやま文化大使」を委嘱させていただきました。辺見さんは富山市ご出身で、今、全国で大ヒット中の映画「男たちの大和」の原作者です。父上の故角川源義氏(角川書店の創設者)とのかかわりから、第二次世界大戦に従軍した人々に取材した数々の著作を手掛けられています。いずれも戦争に巻き込まれた人々の情愛や心の痛みに耳を傾けた渾身の作です。私は「男たちの大和」の原作を読み、映画も拝見させていただき、大変感動するとともに、「何故、このような無謀な戦争に多くの若者達が出征し、死んでいかねばならなかったのか」と、あらためて考えさせられました。この映画は、今後、世界40カ国で公開の予定があるとのことで、「各地でとやま大使の名刺をたくさん配ります」と積極的なPRをお約束いただき、うれしく思いました。

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