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知事の県政レポート【〜平成17年度】

2016年10月24日

知事室 目次

県政レポート第22号[平成18年3月31日]

(その1)

 こんにちは、富山県知事の石井隆一です。

 サクラのつぼみも随分と膨らんで、待ち望んでいた春本番も間近です。県庁も、新年度の準備で慌しい雰囲気が漂っています。
 さて、さる3月1月に発生した地滑りにより、南砺市(旧上平村)西赤尾町地内で交通止めになっている国道156号ですが、崩壊土砂の除去が進んで崖の土塊も安定したことから、応急復旧工事の目途が立ちました。地区の皆さんには大変ご不便をおかけしてきましたが、遅くとも4月22日には仮設道路による通行が可能となる予定です。本格復旧にはまだ時間を要しますが、観光客などの利用が増えるゴールデンウイーク以前に通行止めが解除できる見通しになったことはうれしいことです。

2月定例県議会本会議で提案理由説明を行う知事 2月27日から3月24日まで、平成18年度の予算案などを審議する2月定例県議会が開かれました。予算案のほか、行政改革に伴う関係条例の改正などを提案しました。会期中、財政健全化の見通し、行政改革に伴う県の公の施設、外郭団体の廃止、縮小等の見直し、県単独補助制度の見直し、三位一体改革や道州制など地方分権の推進、子育て支援や少子化対策、県産品のブランド化や食育対策、PETセンターの設置、中小企業の振興など、多岐にわたる分野の政策について熱心な議論がありました。3月24日には、原案通り全て、可決、承認していただきましたが、県議会のご意見、ご要望の趣旨に留意しつつ、適正かつ効果的な執行に努めてまいります。

 2月27日の夕方には、北日本新聞の政経懇話会合同例会で18年度予算案のうち重点項目などについてお話をさせていただきました。18年度県予算の特徴を一言でいえば、「知恵を出し、汗をかいて努力しチャレンジする県民や企業を応援する予算」だといえます。もとより、医療、福祉など、万一の場合の社会的セイフティ・ネットの整備にも配慮しました。
 また、経済界の方から県財政の状況は民間人からみるとわかりにくい面があるとのご意見も伺いました。そこで民間の資金フローの感覚で説明すると、昨年の今頃は1兆円近い県債残高で、かつ職員の給与を引き下げても県債残高(新規県債発行額−県債元金返済額)は単年度で108億円も増えたが、18年度予算では県債残高の増は4億円にまで抑制でき、もう少しで県債残高が減りはじめるところまできた。従って「財政再建という山頂への道筋は何とか見えてきたように感じる」と申し上げましたら、随分良くわかっていただいたようでした。
 2月28日、総理大臣の諮問機関である第28次地方制度調査会から「道州制のあり方に関する答申」が出されました。この答申に対する私の考えは、知事談話のホームページをご覧いただきたいのですが、地方分権の進め方、国と地方の役割分担などについての検討が進まないなかで、具体的な区域割などの枠組みだけが先行しているきらいがあり、今後の十分な国民的議論を待つ必要があると考えています。(詳細は、知事談話のページをご覧ください。関連リンク「知事談話」内「地方制度調査会の「道州制のあり方に関する答申」(平成18年2月28日)に関する知事コメント[平成18年2月28日]」参照)

 3月3日夜は、昨年11月に旭日大綬章を受章された前知事の中沖豊氏の叙勲祝賀会が盛大に開催され、私も出席してお祝いを申し述べました。

 3月7日、南砺市利賀産のヤマブシタケ、富山湾の海洋深層水、立山町産コシヒカリを使った「生き活きがゆ」のPRのため、NPO「食と福祉と環境」を考えるネットワーク(牛島政信理事長、森田幸夫前理事長)、青山林産(宮崎道正代表)などのご訪問をいただきました。これは富山市内の心身障害者通所作業所「あぐり果愛(くらぶ)」と南砺市利賀地区、県食品研究所などが共同開発した食品です。ヤマブシタケは健康の維持に効果があるといわれるキノコで、県内では利賀だけで栽培されています。試食させていただきましたが、ヤマブシタケの食感がほどよく、なかなか美味しいものでした。老化防止の効果もあるそうで、富山の名物に育ってほしいと感じました。

高岡商業高校野球部の選手を激励する知事 また、「第78回選抜高等学校野球大会」に出場する高岡商業高等学校野球部の皆さんが県庁を訪問されましたので、知事室で「これまでの厳しい練習の成果を活かし、全力を尽くして、県民に誇りと勇気を与えてほしい」と激励しました。

 この日午後、2月補正予算(案)について、記者会見を行いました。国の補正予算を活用し、養護学校等の改築、耐震化等を推進するとともに、景気回復による税収増と行政経費の削減などにより確保できた財源を活用して、新たに20億円の安全防災基金を設立すること、17年度当初予算で計上していた県債管理基金の取り崩し予定額70億円のうち55億円の取り崩しを取り止め、基金に戻すこととしました。安全防災基金は、県立学校の耐震化、富山西警察署(仮称)の整備、防災拠点施設の整備・老朽化した消防学校の建替えなどの財源に活用することにしています。なお詳細は、知事記者会見のページをご覧ください。関連リンク「知事記者会見[平成17年度]内「知事記者発表要旨[平成18年3月7日]」参照)

 3月9日、伏木で通学途中の小学生が切り付けられるという事件が発生したということで、全県に緊張が走りました。後日、「そのような事実はなかった」という県警の捜査結果の発表がありましたが、同日、他県でも子供が襲われる事件が起こっており、家庭や地域での子供の安全確保のための見守り活動が強化されたところです。

 3月11日土曜日には、「富山新聞復刊60周年記念の会」と「富山新聞文化賞・芸能賞・スポーツ賞贈呈式」が行われ、県洋舞協会長 和田朝子氏、北経連会長新木富士雄氏、高岡御車山保存会など、7氏3団体に各賞の贈呈がなされました。各界で大変ご活躍の方々であり、私も出席しお祝いを述べました。

 3月12日の日曜日、県営らいちょうバレースキー場は営業最終日を迎えました。らいちょうバレーはピーク時の昭和60年度には年間25万人もの来場者がありましたが、他のスキー場との競争の激化、スキー人口の減少、近年の少雪傾向などマイナス要因が続き、最近の来場者は10万人を割り、利用者も主として富山市及び周辺地域の方々に限られています。全国で県営スキー場を運営しているのは、富山県だけということもあり、県では行政改革推進会議の提言を受けて、今シーズン限りで運営を打ち切ることにしました。30年間、このスキー場をご愛顧いただきました皆様には本当に有難うございました。県営スキー場としては廃止しますが、今後、一定の条件が満たされれば、富山市が引き継ぎ営業してもよいとの考えとお聴きしており、その方向で、具体的な条件等について協議を続けているところです。

モンゴル医師研修団と懇談する知事 3月16日朝、モンゴル国前保健省副大臣のエンフバット氏を団長とする医師研修団の表敬訪問を受けました。モンゴルは我が国の4倍という広大な国土に250万人が住み、その人口の3分の一が家畜を追って移動生活をする遊牧民です。この人々の保健医療の充実に富山の先用後利の配置薬システムが貢献しているということで、医療関係者が県内での研修のために訪日されました。モンゴルは貴重な生薬の産地でもあります。今後、医学の他、経済面でも交流を深めたいとお話しました。

 3月18日土曜日、「平成17年富山県消防定例表彰式」に出席し、消防や防災に貢献のあった1,215人、114団体を表彰しました、富山県は、15年連続で日本一出火率が低いという素晴らしい実績を上げています。これも住民の生命、財産を守りたいという崇高な使命に燃えた消防関係者の皆さんの日夜を分かたぬご尽力のお陰であり、心から感謝申し上げます。
 同日夕方、富山シティロータリー創立10周年記念式典に出席し、祝辞を述べました。

伏木外港多目的国際ターミナル供用開始記念式典で挨拶する知事 19日日曜日、「伏木外港多目的国際ターミナル供用開始記念式典」に出席しました。このターミナルの係留施設(万葉3号埠頭)の規模は、長さ280m、水深12mで、3万トン級の貨物船が着岸できます。将来、水深を14mとし、5万トン級にも対応できるようになります。
 従来の伏木港は小矢部川、庄川の河口にあり、浚渫による維持を余儀なくされていました。近年、船舶が大型化し、また輸送コスト削減のニーズが高まっていることなどから、国土交通省と県では平成元年から伏木外港の整備を進めてきました。来年度には東海北陸自動車道が全線開通して、東海地方からの時間距離がぐっと短縮することから、今後、環日本海地域のゲートウエーとしての機能を大いに発揮することが期待されています。

 20日、富山県土地改良事業団連合会の河合常則会長をはじめ皆さんが知事室を訪問され、農林水産省が選定した全国「疎水百選」に4用水が認定されたとのご報告をいただきました。認定されたのは、十二貫野用水(荻野幸和理事長)、常西合口用水(力示健蔵理事長)、鷹栖口用水(柴田豊明理事長)、舟倉用水(小川行雄理事長)で、それぞれ開発や維持管理に長い歴史があり、関係者の血のにじむようなご労苦があります。農業用水は、富山県の豊かな水のネットワークを支える重要な施設です。今後、現地を訪問し、利活用の可能性について関係の皆さんのご意見を伺いたいと思います。

バイオ賢人会議で挨拶する知事 22日、「富山県バイオ賢人会議」(石坂誠一座長)に出席しました。会議には「とやま医薬バイオクラスター」の関係者や県ゆかりのバイオ研究の第一人者の方々が参加され、事業の進捗状況や今後の推進方策について活発な意見交換がなされました。バイオクラスター事業は文部科学省の指定を受けて平成15年度から19年度まで5ヵ年で取組んでいる産学官連携のプロジェクトです。これまでの3年間で「細胞チップ」の開発やそれを用いた診断システムの開発のための調査研究など重要な成果が上がりつつあります。

 また、「平成17年度下期学習活動等全国大会成績優秀者報告会」があり、芸術文化、科学などの分野で全国規模の大会等で優秀な成績を上げた小、中、高校、養護学校の皆さん(50人の個人と5団体)においでいただきました。皆さんから、それぞれの活動や将来の夢などについて説明を受けましたが、本当に様々な分野で頑張っている若い人たちに会うことができ、うれしく思いました。これからも、全国、世界を目指してチャレンジしてほしいですね。

バレリー・シャドリン氏らと懇談する知事 この日、今夏に本県等で開催される「第4回日露文化フォーラム委員会」のロシア側執行委員の表敬を受けました。訪問されたのは、チェーホフ演劇祭の芸術監督バレリー・シャドリン氏他で、県内で開催される「シベリア・ステー ト・バレーの公演」(富山市オーバードホール)、「ロシア現代美術展」(県立近代美術館)、「モスクワ絵画展」(南砺市福野文化創造センター)の会場を視察されました。県内では他に、演劇公演(県立高岡文化ホール)、俳優訓練法等指導及び演劇公演(県利賀芸術公園)が行われます。

 23日「国際協力機構青年海外協力隊平成17年度3次隊」に県内から派遣される6人が知事室を表敬訪問されました。お話を伺いましたが、皆さんは21歳から33歳と若く、看護や自動車修理などの専門的技能を活かして開発途上国の発展に尽くしたいとの熱い思いを抱いておられました。今月末にフィジーやべネゼエラなどに派遣され、2年間活動するとのことですが、健康に十分気をつけられ、現地の人々を支援、指導するという使命を果たしていただきたいと思います。

救急救命士2名が決意表明している様子 この日、医師の指導のもとに強心剤エピネフリンの投与ができる救急救命士が県内で初めて認定されました。富山消防署の相澤救急隊長と高岡消防署の山田主査です。この認定には、専門の研修所で170時限の講習を受けた後、専門の病院での実習を修了することが必要です。4月から救急救命士による強心剤投与の処置が可能となります。
 私が消防庁の責任者を務めさせていただいた際に、一人でも多くの命を救いたいと、一般人によるAED(自動体外式除細動器)の使用を認めることなどと併せて取組んだ制度改正の一つが救急救命士によるエピネフリンの投与でした。認定を受けて、この処置が可能な救急救命士が誕生したことは大変うれしく感慨深いものがありました。18年度には県内で合わせて13人の救命士がこの講習に参加するとのことで、大変うれしいことです。

 24日午前は、「平成17年度県立大学学位記授与式」に出席し、お祝いを述べました。工学部、大学院、短期大学部、短期大学部専攻科を卒業又は修了した合わせて320人には、学長から学位記(卒業証書)が渡されました。また、夕方、町村会の総会に出席し、ご挨拶いたしました。

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