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知事記者会見[平成18年度]

2016年12月2日

知事室 目次

知事記者会見要旨[平成19年1月4日]

◆日時 平成19年1月4日(木) 午後1時〜1時30分
◆場所 県庁特別室

【目次】

1.知事からの説明事項
 <年頭のあいさつ>
 <発表事項>
  (1) 伏木富山港(伏木地区)臨港道路外港1号線橋りょうの名称について
  (2) 水稲新品種「富山67号」の育成と品種名の募集について
  (3) チューリップ新品種「春天使」の開発について
※配付資料は関連ファイルをご覧ください。

2.質疑応答

【知事からの説明事項】

記者会見で説明をする知事 皆さん、新年おめでとうございます。今年の正月は去年に比べますとお天気もよく、皆さんも英気を養われたのではないかと思います。滑り出しは上々ということで、今年も頑張っていきたいと思います。

 昨年は安倍晋三政権が発足しまして、新しいカラーを人事に出しておられますが、それに伴って長勢甚遠先生が法務大臣に就任されるなど、いろいろといいことがございました。北朝鮮の核実験問題などいろいろなことがありますが、これからも緊張感を持ってしっかり県政の推進に当たらなければならないと思っております。

 昨年を振り返りますと、北陸新幹線なども随分進展してきたと思いますし、企業立地など、いろいろな面で前進があったと思います。有効求人倍率も30か月連続1倍以上ですし、また、失業率が2.6%で、低いほうから全国で2番目になったということも大変うれしいことであります。こうしたことを足場にして、しっかり頑張っていきたいと思います。

 私が知事に就任以来2年2か月たちましたが、財政再建と元気とやまの創造、あえて二兎を追うということでやってきております。財政再建のほうは400億円の実質赤字が190億円まで減ってまいりましたし、その後の中央財政対策や県内経済の状況を見ますと、さらにこれを圧縮できるのではないかと考えております。これまで財政再建のために様々な外科的手術もやってきましたが、これからは少し漢方的手法も入れて、体力を温存しながら、従来以上に元気とやまの創造のほうに軸足を置いて仕事を進めたいと思っております。今年は県民の皆さんの意見を引き続きしっかり聞きながら、しかし財政再建や行政改革といったことにとどまらずに「攻めの行政」をしっかりやっていきたい、そういう意味で「対話と創造の年」にしたいと思っております。

 今日は3点ご説明したいと思います。一つめは、伏木富山港の臨港道路外港1号線橋りょうの名称についてです。今回、これを「伏木万葉大橋」と命名することにさせていただきました。この10月から県のホームページや高岡市の広報誌などで名称の公募をしましたところ、応募総数は239件、そのうち6名の方がこの名前を推奨されていまして、検討委員会でいろいろ論議いただいて、この「伏木万葉大橋」がいちばんいいのではないかということで、この名前にさせていただいています。現在、橋りょうを工場で製作しておりまして、平成19年の春から架設工事を始め、21年に完了することになっています。これができますと、交通の面でも地域活性化の面でも大きな効果があると思っています。

 二つめは、水稲新品種「富山67号」の育成と、新しい品種名の募集についてです。このたび、県の農業技術センターで、県オリジナルの水稲品種「富山67号」というものを育成しました。米は早生(わせ)・中生(なかて)・晩生(おくて)とありますが、今までは「コシヒカリ」が何といっても代表的なもので、これは中生の代表選手です。それから、平成16年に早生の「てんたかく」というものを出しています。今度は、成熟期が「コシヒカリ」より遅くなり、高品質でおいしく、直播(じかまき)栽培にも適しているという晩生の品種の育成に取り組んできたわけですが、この「富山67号」は、成熟期が「コシヒカリ」より7日程度遅く、収量は「コシヒカリ」より高く、直播栽培にも適し、また、品質も「コシヒカリ」より安定してよく、食べると「コシヒカリ」と同様においしいと、大変いいことづくしのものが開発できました。この品種名を1月5日から3週間ほど県のホームページなどで公募し、県で設置する命名検討委員会で決定したいと思っています。

 どんなに栽培に努力していても、気象条件その他でやはり大きな打撃を受けることもあるわけで、中生の「コシヒカリ」だけでなく、早生の「てんたかく」、また、晩生の「富山67号」ができたことは大変うれしく、現状は早生が14、中生が80、晩生が6という構成になっており、中生の「コシヒカリ」が圧倒的ですが、できればこの構成を当面は20、70、10ぐらいにしたいと思っています。この春に命名して19年度中に県内各地で栽培実証をし、20年度から県の奨励品種に採用して本格的な栽培を進めてまいりたいと考えています。

 3つめは、チューリップ新品種「春天使(はるてんし)」の開発です。切り花として12月から1月頃の出荷に適した白系品種が従来少ないということで、ボリューム感のある促成栽培に適した品種開発を目指しました。チューリップの品種育成は、農林水産省から委託を受け実施しておりまして、本県の育成品種は「春天使」で28品種になります。

 写真を見ていただくと、確かに名前が「春天使」で、純白の羽を持つかわいいチューリップですので、人気が出るのではないかと期待しています。なお、この名前のほうは、国の委託を受けて開発しましたので公募というわけにはいかず、国のほうで従来のいろいろなものとのバランスを考えて「春天使」と命名していただきましたが、名前のとおり、なかなかいいものになったのではないかと思っています。これは現在、育成者の権利保護のために、種苗法に基づく品種登録を出願しています。いろいろ手続きが多いようで、2〜3年後に登録される見込みになっています。品種登録をした後に、県内のチューリップ球根・切り花生産農家への普及を進めていきたいと思っています。以上です。

【質疑応答】

記者会見で記者と質疑応答する知事

●記者
 先ほどの年頭の挨拶で「攻めの姿勢」とおっしゃいましたが、具体的にどういう分野において特に「攻めの姿勢」を発揮されたいと思われますか。

●知事
 まず、新幹線について、「平成26年度末」とされている事業をできるだけ早く進むように、更に、敦賀、大阪までつなげていく運動をしっかりやりたい。 それから、企業立地、新産業の育成・進出についてもしっかりやりたいと思っています。昨年も日本ゼオン、サンリッツ、富士ゼロックス、AIGグループなどいろいろな企業の進出がありましたが、現在も進めている案件がありますので、これを確実に誘致できるように努力したいと思っております。

 同時に、人の確保が大事だと思っており、若者にもう少し地元に帰ってきてもらうよう、明日5日に、帰省中の大学3年生をターゲットにしたUターン説明会を行う予定です。

 そのほか、子育て支援、安全・安心の問題、森づくり、富山のブランド化、越中料理、国際観光などしっかりやっていきたいと思います。

 最近非常に心強く思っているのは、子育て応援団に1700社が参加していただき、また、とやま検定では、イベントやスタンプラリーと組み合わせて、3300人もの県民の皆さんが参加していただきました。また、終末期医療では、県が調査し、公的病院協議会にお願いしたら、皆さん、快く、富山県独自のガイドラインを一生懸命作ってくださいました。これが国にインパクトを与えて、18年度中に国のガイドラインを作ってくれることとなりました。県民の皆さんは県政の主役であると同時に県政のパートナーと思っています。それを「対話と創造」という言葉に託しています。これまでも一生懸命やってきましたが、さらにエンジンを吹かして頑張りたいと思っています。

●記者
 「攻めの県政」のバックボーンとして、財政見通しがある程度ついたということですが、どう見通しがついたかもう少し具体的に教えてください。

●知事
 19年度の政府予算、地方財政対策が決定されるまでは、もっと地方にとって厳しい内容になる可能性があると思っていましたが、厳しい中でも、それなりの配慮が出てきています。また、全般的にかなり企業立地も進み、地場の企業もご尽力されて、ひところに比べると税収も少しよくなってきています。財政再建のためには、行革の効果とともに、企業を元気にすることによって税源を涵養し、財政基盤をよくすることが必要ですが、行革のほうも大体思ったとおり進んできておりますし、もう一つ、元気な企業が増え、新しい企業が入ってきた、これが私にとって非常に力強い支えになっています。

 20年度以降はどうかというと、国全体のいろいろな動きがありますから一概に言えませんが、ひところに比べると、行革もやるべきことはやってきましたし、税収のほうも企業の皆さんも意欲を持っておられるし、また、新しい企業にも来ていただきました。これらがそれなりの成果を上げつつあります。この2つの理由で申し上げています。

●記者
 来週、東海北陸自動車道の飛騨トンネルの貫通式があります。開通まで1年を切って、さらに県として力を入れたいことは何ですか。

●知事
 一つは、物流の問題に力を入れたいと思っています。東海北陸自動車道や新幹線開通に伴い、人の流れだけでなく、モノの流れも考えようということで、検討を進めてきており、例えば、もっと伏木富山港を使ってもらうというような戦略を考えていかなければいけないと思います。

 それから、開通を契機として、観光、ビジネスの面も含めて、富山県の魅力をアピールしたいと考えており、平成20年の春には、高岡市で全国街道交流会議というものを行うことにしています。

●記者
 地方自治法の改正により平成19年4月以降、出納長制度が廃止になりますが、基本的な方針を知事はどうされるのでしょうか。また、廃止するのであれば、例えば、副知事二人制、出納関係で管理職を置くとか、そういう点についてはどのようにお考えでしょうか。

●知事
 人事のことですから、具体的なことは言いにくいのですが、基本的には経過措置もあるはずですが、この3月で出納長制度が廃止ということになれば、その法律の趣旨に沿った対応をしたいと思っています。

 また、副知事二人制等については、19年度以降、富山県政をできるだけ計画的に、効率的に、戦略的に進めていくにはどういう体制がいいかということですので、全体の中で粛々と検討し、この3月に発表させていただきたいと思います。

【 情報発信元 】
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