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知事記者会見[平成18年度]

2016年12月2日

知事室 目次

知事記者会見要旨[平成19年2月23日]

◆日時 平成19年2月23日(金) 午後3時40分〜4時15分
◆場所 県庁特別室

【目次】

1.AIU保険会社の富山市での業務拡張について
 (1) 知事からの挨拶
 (2) AIU保険会社からの説明
 (3) 富山市長からの挨拶

2.質疑応答

【知事からの挨拶】

記者会見で挨拶する知事 今日は、AIU保険会社が、今度本社の機能の一部、管理審査部門を富山県富山市に移していただけるということになりましたので、その進出にあたりまして、寺田代表はじめ役員の皆さんをお招きして、共同記者会見をさせていただきたいと思います。

 AIGグループについては皆さんご承知と思いますが、世界的な金融保険会社でいらして、130以上の国や地域をネットワークされ、世界最大と言っていいようなグループです。日本には戦後すぐ、1946年に進出されたのですけれども、この富山県には2年半前、2004年8月に進出されまして、今ではAIU保険会社、日本保険損害査定株式会社及びアメリカンホーム保険会社の3社、グループ会社全体で、340人雇用されています。執務環境も大変すばらしくて、大変業績も立派だと聞いておりましてありがたく思っております。

 今回は、新たに、詳しくは寺田代表者からお話があるとは思いますが、管理審査部門を富山県に移していただいて、そして新たに120人の方を雇用していただける。また30人の方が東京から指導を兼ねていらして、とりあえずはこの1年以内に150人体制で管理審査業務を展開されるというふうに伺っております。

 お伺いしますと、これまで雇用していただいた皆さんも女性がたくさんいらっしゃって、離職率が非常に低い。世界的に見ても珍しいくらい皆さん一生懸命になっていただいており、喜んでいただいています。今お聞きしましたら、半年でお辞めになったのは2人いたけども、それは配偶者の方がどうしても転勤されるということで、やむを得ずお辞めになったということでございます。やっぱり富山県には働き者が多いということもありますし、同時にAIU保険会社が非常に立派なオフィス環境、執務環境を整えていらっしゃるということの賜だと思っております。

 また、本社機能の一部を移していただくということは、富山県にとっても富山市にとっても非常にありがたいことであります。4月から事業者促進法が施行されますが、県としても富山市や民間の皆さんと協力しながら、AIGグループの皆さんがますますこの富山で大いに発展していただくように、お手伝いをしたいと思います。本社機能ということですから、男女を問わず、有能な人をどんどん採用していただけたら、うれしいことでございます。

【AIU保険会社からの説明】

記者会見で説明するAIU保険会社寺田代表 AIU保険会社代表を務めております寺田耕治と申します。どうぞよろしくお願いいたします。

 このたび、AIUコンタクトセンターの業務拡張に伴う発表に際しまして、お忙しいところを多数の皆様にお集まりいただきまして、本当にありがとうございます。

 また今般の業務拡張に伴いまして、石井県知事、森市長をはじめとしまして、富山県民の皆様、富山市民の皆様のご協力に対しまして本当に心から感謝を申し上げたいと思います。ありがとうございます。

 さてAIUでは、石井知事からも一部ご紹介いただきましたが、この4月からこれまで行っておりました本社関連業務の一部を、この富山のコンタクトセンターで行うことといたしました。

 現在、すでに採用活動は始めさせていただいております。最終的には、富山県民、市民の皆様から120名ほど採用させていただきまして、当初本社から来ますサポートスタッフ合わせまして、総勢で150名体制の業務拡張を計っていきたいと思っております。

 当初の主な業務内容は、お客様と当社の保険代理店が交わしました保険申込書の内容の確認や、検証といった業務を行っていこうと思っております。ご存じのように、保険業界は昨年来、保険金の不払い・未払いの問題等、大変お客様の信頼を損なってしまいました。そういう意味では、その信頼を早期に回復する必要がありますので、その中で当社では、お客様の保険契約内容の検証を、より拡充補強していきたいというふうに思っております。その拡充強化のところを含みまして、これまで主に本社の関連部署複数で行っていたものを、その一部についてこの富山に統合して行っていきたいというようなことを考えており、本日の発表に至りました。

 これまで当社では、先ほどご紹介いただきましたように、2004年の8月にインテックビルにAIUコンタクトセンターというものを開設させていただきました。ここでは、当社の保険代理店や当社のお客様からのお電話での各種の問い合わせに対して、対応していく業務を実施しておりまして、そのオペレーションは本当に今まで大変順調に推移してきております。おかげさまで当初の計画通りに進んでおりまして、スタッフの数も現在は当社のみで160名数えております。そのうち、ここ富山で採用させていただいた方は、現在で136名。今回の業務拡張によるスタッフも合わせますと総勢300名以上の体制になりますので、当社にとって、富山は東京本社に次ぐ一大拠点ということになります。

 こちらに紹介しますパネル、これは現在のAIUのコンタクトセンターのオフィスでございます。新しい業務を行う部門も基本的には、この写真と同じようなオフィス環境を提供する予定でございます。一人当たりの就労スペースを広めに確保し、また落ち着いたデザインの内装で社員が皆心地よく働けるということを、第一に考えたオフィスになる予定でございます。

 続きまして、なぜ私どもがこの業務拡張に際してもこの富山に決定させていただいたかということについて、お話しさせていただきます。

 2004年の進出の際に、私たちが期待しておりましたとおり、富山の皆様は大変学習意欲が高く、勤勉で粘り強く極めて優秀なことがこれまでにも実証されてきております。複雑な保険専門知識や業務知識に関しましても、皆様積極的に習得されていますし、社員の定着率も本当に予想より高い水準を維持しております。これは私ども保険会社が、高いレベルのサービスを安定して提供していくという上では、非常に重要なことなのです。いまやAIUにおいて、この富山コンタクトセンターは無くてはならない大事な拠点となっております。このように優秀な人材が確保できるということが実証されたことが、今回の決定においても最大の要因となりました。

 またさらにうれしいことには、AIUコンタクトセンター設立後2年半の間で、この富山で採用させていただきました136名のスタッフの中に、すでに23名の方がキャリアパスを通じて、チームリーダーもしくはトレーナーといった管理職、もしくは専門職に昇格しておられます。このこともやはり新しい業務におきましても、当初は何人かのサポートスタッフが東京から入ってまいりますけれども、私ども本当に思っておりますのは、将来的には富山のスタッフの方だけで、運営できていくような体制とすることを目標としております。

 また県、市との総合信頼関係が構築できております。助成金制度のサポートなどでも、親身になってご対応いただいていることも、大きな要因でございます。またさらに、当社の拠点としておりますインテックビルのインテック社におかれましても、各種要望や富山における様々なご相談ごとにも、大変迅速親身にご対応いただいておりまして、業務に十分対応できる施設もご準備いただいて、本当に皆々様にこの場を借りて御礼を申し上げたいと思っております。

 最後になりましたが、今後ともさらに富山の皆様とともに成長していく会社でありたいと願っておりますとともに、安心と信頼を提供し、お客様から選ばれ続ける保険会社を目指してまいりますので、ぜひともよろしくお願いいたします。本日はどうもありがとうございました。

【富山市長からの挨拶】

記者会見で挨拶する富山市長 どうも皆さんご苦労様でございます。何よりもAIU保険会社におかれましては、2004年の8月にコンタクトセンターを開設していただきまして以来、旺盛なご意欲で社業の発展を遂げていらっしゃるわけですが、先ほどお話がありましたように、今回、保険の審査契約管理など本社機能の一部を、この富山市に移転するということを決定していただきまして、誠に喜びに堪えない次第でございます。ありがとうございます。

 先ほど知事さんからもお話があり、また今ご紹介いただきましたように、そういう決定をしていただきました背景として大変大きな要素は、富山市民、富山県民が極めて良質な人材として、勤勉で、かつ旺盛な意欲で仕事をしていくことを評価していただいたということにつきまして、大変うれしく思っている次第でございます。当初2004年に進出していただきました際には、そのほかにも災害も少ない極めて安全な地域である、自然災害の少ない都市であるというようなことなどにつきましても、ご評価をいただいたわけでありますが、やはり住んでいる人、その人の質を評価していただいたということは、大変ありがたいし、県民にとりましても大きな励みにもなると、このように思っております。

 富山市は、公共交通を軸としたコンパクトなまちづくりを、ひとつの柱としているところではございますが、ご進出いただきます場所はインテックビルでございます。まさに駅周辺のにぎわい創出という意味からも、大変ありがたいことだと思っております。雇用の創出をはじめ中心市街地の活性化に大いにご寄与いただけるものでありまして、重ねてお礼を申し上げる次第です。

 ぜひAIU保険会社様におかれましては、またAIGグループの皆様方には今回のご進出を一つの大きな契機としていただきまして、さらに大きくご発展をいただきますことを、心からご祈念申し上げまして、歓迎のご挨拶とさせていただく次第でございます。どうか今後ともよろしくお願いいたします。

【質疑応答】

記者会見で記者と質疑応答する知事●記者
 今回、移される業務についてもう少し具体的にお教えください。

●寺田代表
 いわゆる商品を限定してということではございません。基本的には、保険申込書というものが私どもで言えば、お客様からご契約の意思を表明いただく書類でございますが、その書類を私ども保険代理店がそれぞれ1件1件お客様から頂戴してまいります。頂戴した内容が、本当に正しく契約されているかどうか。もしくはそこで計算されている掛け金、保険料が正しく計算されているかどうか。ほとんどの部分が機械でやっておりますので、間違いは少ないとは思うのですが、もし間違いがあるといけませんので、そこをやはり検証する。もしくは、その契約の内容についても検証していくということを、こちらでやろうと思っております。ただここでは、全国の分を全てここに集めるということではなくて、一部の地域の分がここに集約されてくるということを、今検討しております。

●記者
 2点伺います。雇用を含めて、県および市の助成支援措置がどれだけあるかということと、それから全国の自治体がそういう助成措置をやっておりますけども、これらと見比べた中で富山の措置がどれくらいの評価を得られるのかということを伺いたいのですが。

●知事
 今回のAIU保険会社の本社機能を移していただくということにつきましては、新規雇用120名ということでありますので、一定の前提をおいてですが、平成19年度から24年度までの間に、今のところ2億4750万円くらいの助成をさせていただきます。これは、県分でそういう予定になっております。

●記者
 1人当たりはいくらというふうに考えているのですか。

●知事
 この計算の基礎は1人当たり幾らというのが中心となりますが、コンピューター関係の回線使用料とかいろいろな計算の基礎がありますから、その辺の詳しいことはまた実務的に対応したいと思います。

●寺田代表
 雇用の助成については、1人当たりということでは50万円ということで、現在の富山コンタクトセンターで頂いております助成とほぼ同様の内容という形となっております。もちろん補助金を頂くということが、私どもが進出先を決める要素の一つではあります。しかしながら、他の自治体といろいろ比較を2004年当時もさせていただきましたが、その当時でいいますと、その補助金の額そのものの単純な比較ではなくて、やはり立地条件であるとか、そこで人材の確保がどの程度できるのかなど、様々な要素を加味して決定をしています。ですから、今回もいわゆる補助金そのものというよりは、私どもにとりましては、こちらにコンタクトセンターがあるということもありここに審査機能を持ってくると、その相乗効果が大変大きな決め手になっていると思っております。

●知事
 ちょっと付け加えますと、自治体によっては、例えば工場事業所などは助成金対象にするけれども、本社機能までは対象にしてないというところは多いのです。ただ私どもは、もちろん工場事業所に来てもらえるのもうれしいのだけれども、同時にやはり本社機能を担うような、ある意味でグレードの高い業務を富山に移してもらえれば、そういうところに勤務したい、そういう仕事がしたいという新たな層が富山で勤務してもらえる。場合によっては、よそから来てもらえる。これが今の人口減少時代に非常に大事だと思っておりますし、それからそういう中枢的なところが富山県に立地していただくことが、富山県全体をまた工場事業所とはまた違った角度からの活性化とかにぎわいとか、そのようなことに役立つのではないかと考えているわけです。

●記者
 人材の採用の計画について、150名を全て4月の段階でスタートさせられるのか、それとも順次増やしていかれるのか。

●寺田代表
 大事なのは、やはり教育体制でございますので、いまの計画では4月スタート時点では、約70名程度の方をご採用させていただいて教育をスタートしたいというふうに考えております。もちろんですが、年内には目標達成ということを前提とした計画にしております。

●記者
 すでにその人材の募集はしておられると思いますが。

●寺田代表
 はい。ご案内させていただきました。

●金子本部長
 非常によろしい状態でございまして、今月末までくらいにはまず内定を順次出させていただくような状況でございます。

●記者
 先ほどおっしゃった、コンタクトセンターがあるところに、また進出するメリットというのは、具体的にどういったことがあるのですか。

●寺田代表
 そうですね。現在のコンタクトセンターというのがやっている仕事は、先ほどご説明しましたとおり、いわゆる保険代理店という我々の募集のチャンネルからの問い合わせ、それとお客様からの直接のお問い合わせ、いわゆるお問い合わせ業務をやっております。これはご覧いただければ分かりますように、大変機械化された環境の中で仕事を行っておりまして、その一部に関しまして言えば、当然ご契約の申込書を扱っている代理店からの問い合わせも来ておりますし、今来ている申込書に関してお客様からお問い合わせが来ているということも、もちろん入っております。そういう意味では、ここにハブとして問い合わせとかだけではなく、そのいわゆる審査の業務も一緒に、同じ拠点におけるというのが大変業務効率がよくなるというふうに考えております。

●記者
 石井知事も非常にオフィス環境がすばらしいとおっしゃっておられますが、具体的にどのような環境で仕事をしてもらうのか、セールスポイントをご説明いただけたらと思います。

●寺田代表
 セールスポイントといいますか、例えば、ここでのコンタクトセンターの業務に関していいますと、大変集中力を必要としております。お客様、代理店の方々、それぞれ何かお困りごとがあって電話をしてこられるわけですから、本当に親身に集中して応対に当たらなければいけません。そういう意味では、例えばこのイスも、これは実は若干お高い、高機能なイスとなっておりまして、普通ではあまり使わないいすなのですけれども、ただこれは大変体にとっていいイスになっております。ですから、ここに座って作業をしてもらうときには、本当に体は疲れにくくなります。

 それともう一つ、私どものセールスポイントを申し上げますと、このイスは普通に買いますと、ひじ掛が付いているのですが、これは全部ひじ掛を取っております。ひじ掛を取りますと、当然こういう姿勢(前傾姿勢)で電話を見て、電話をしながら画面を見るのですけれども、どうしてもひじ掛がありますと、人間はこういう感じ(後傾姿勢)になってくるのです。やはりこういうふうになると、言葉もだんだん横柄になってくるらしいのです。ですから、そういう意味では、良いイスで疲れにくく、やはり前向きにお客様に向かっていただくような工夫をさせていただいたりしております。

 それからあと、あえて事務机を直線的なものにせず、ちょっと曲がったところを入れて、いわゆる見た感じも、堅苦しさを取りまして、それから色合いについてもいろいろな色の中から、どれがいちばん働く環境を良くするかというところで選らばさせていただいております。このようなものと類似のものを、今回の新しく拡張する契約管理業務の方にも導入していきたいと思っております。

●記者
 契約管理業務というのは強化の一環であると思いますが、その強化部門と、富山と東京の本社関係は。

●寺田代表
 強化部門に関しては富山で、まずここ1か所で強化をしようと思っております。今管理業務というものはもちろんやっておるのですけれども、その管理のレベルを、強化、拡張しようと思っておりますので、そこについては、ここに集中しようと思っております。

●記者
 採用される社員の方というのは、契約社員ですか。

●金子本部長
 はい、契約社員でございます。ただ、労働基準監督署の方には、社会保険等全て正社員と同様に対応させていただいております。

握手する知事、AIU保険会社寺田代表、富山市長

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