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知事記者会見[〜平成16年度]

2016年12月2日

知事室 目次

関連ファイル

知事記者発表要旨 [平成17年2月9日]

◆日時 平成17年2月9日(水) 午後2時30分〜3時5分
◆場所 県庁特別室

【目次】

1. 知事からの説明事項
  (1) 全国知事会長選への対応について
  (2) 富山から世界に発信する芸術文化の振興について
    [配布資料1]−関連ファイル参照
  (3) 石井知事の「元気とやま目安箱」事業について
    [配布資料2]−関連ファイル参照

2. 質疑応答

【知事からの説明事項】

全国知事会長選への対応について

記者会見で説明する知事 皆さんご苦労様です。実は何かいい機会があったら2件ほど発表したいなと思っていた案件があったんですけれども、昨日、一昨日あたりから、にわかに全国知事会の会長についてどう考えるかというご質問が非常に各社から度重なりましたので、そろそろ自分の考えを申し上げておいたほうがいいのかなということで、したがいまして3本発表するということになった次第です。

 最初に全国知事会の会長の件ですけれども、よく皆さんがお聞きになるのは、どういう観点でどういう方が会長に望ましいかという点と、具体的に今の時点でだれかを推薦する考えがあるのかといった点が中心ですので、その点についてお答えしますと。

 まず、次期知事会会長として、どういう役割なり、方を期待するかという点ですが、私は2点あると思っておりまして、1点は、21世紀における日本の国の在り方ということについて一定の見識をちゃんと持っておられて、かつ当面重要課題になっております三位一体改革などの地方分権の推進に熱意を持っている方。2点目は、全国知事会の会長ですから、当然ながら47都道府県のいろんな意見を踏まえて、代表してということはもちろんですけれども、全国知事会の会長は、事実上地方の6団体、市町村も含めたご意見を代表して発言される場合も多いものですから、富山県なども含めて、地方の小さな市町村などの意見、気持ちも十分理解して発言できる人、そういったいろんな意見を調整してやっていける人。この2点を備えた方がいいのではないかと思っています。

 二つ目に、具体的にどういう方がいいかということですが、今いろいろな方のお名前も挙がっておりまして、それぞれ立派な方ばかりだと思っておりますけれども、私は福岡県の麻生知事さんが、今申し上げた二つの観点から言うと大変立派な方なのではないかと思っておりまして、この方をご推薦したいなと。たまたま私が若いころに北九州市に赴任していたこともございまして、20年近く前ですか、そういうこともありますが、その後、地方分権推進委員会、あるいは地方税制、あるいは消防防災の責任者をやりました際に、いろんな機会にお会いすることもございましたし、あまり派手な点はない方ですけれでも、非常に地道にきちんとした、一定の見識を持ってきちんと地道にやっていかれる方であるというふうに思っておりまして、非常に難しい課題の多い全国知事会ですが、次期会長になられるのにふさわしい方ではないかと思っております。

 なお、選挙をして決めるということになるのかなと思いますし、あるいは、よく分かりませんが、仮に選挙になって決まるとしても、今お名前の挙がっている方はいずれも立派な方ばかりですから、私は、なるべくオープンに、県民の皆さんだけではなくて、国民の皆さんに分かりやすいプロセスで、選挙が必要なら選挙をきちんとして、それが終わったら、どなたが会長になられても、その会長さんのもとに一致団結して、私であれば富山県民の皆さんのために、また国民の皆さんの幸せのために一致協力してやっていくことが大切ではないかと。そういう意味では、仮に選挙になるとしてもさわやかな選挙になる、そういうふうに47人の知事の一人として対応していきたいなと思っております。まず第1点がそれであります。

富山から世界に発信する芸術文化の振興について

 それから二つ目が、前々からいい機会があったらお話ししようと思っていたのですが、富山県から世界に発信する芸術文化の振興に取り組みたいとかねてから思っておりまして、なかなか課題山積でこういうお話をじっくりする機会がなかったんですけれども、新しい年度に入りましたらば、当然富山をもっと元気にするための総合振興計画といったもの、元気とやまづくりの創造計画というものをつくらないといけないと思っておりますが、そういったものと並行して、それを横目でにらみながら、新世紀富山文化振興計画といったものをつくりたいと思っております(関連ファイル−配布資料1参照)。

 現在、県民文化条例というのがございまして、富山県民文化計画というものがあるんですが、これ策定してから7年たっておりまして、この間の日本の国の変化というのは本当に著しいものがあって、国際化、IT化、少子高齢化、またかねてから申しておりますように、いよいよ人口が減るという時代になっておりますので、また一方、市町村合併とか地域経済、地域文化にもいろんな影響があります。そこで県民の皆さんにどうしたら富山県の文化振興をもっと図れるかという点でのアンケート調査をやったり、また富山県の文化審議会というのもありますから、そういった場で議論いただいたり、場合によってはこの文化審議会にとらわれずに、いろいろな文化振興にご造詣の深い方々のご意見を自由に議論してもらうような場を作るとか、いろんなことを今後考えて取り組んでいきたいと思っております。

 そのときに、ここに、優れた文化を創造する人材の育成、拠点づくり、富山ならではの文化を世界に発信、という三本挙げてありますけれども、こういう切り口もありますし、もう一つはやはり文化振興というのは二つあると思うんですね。一つは、非常に質の高い、グレードの高い芸術文化の振興を図って、それを世界に発信していくというような道と、それから併せて、なるべく文化・芸術の振興といっても、やはり112万の県民の皆さんがそういうものを身近に思って、それにできるだけ参加する。鑑賞するのもいいんですが、自ら演ずる、プレーするということも大事でしょうし、なるべく芸術・文化を県民の皆さんの身近なものにすそ野を広げていくと、こういう大きく二つの問題があると思うんですが、そういう両方の面をにらみながら進めていきたいと思っております。

 その下にありますが、2にありますのは、今申し上げた世界に発信するグレードの高い芸術・文化のほうを挙げてあるんですけれども、一つは、今年は日本とEUの市民交流年という年に当たりまして、チェコの国立劇場で、これは私は非常に誇りに思ってもいいと思うんですが、今までのいろんな交流があって、「富山の日」というのを作っていただくことになっておりまして、これはアマチュアが主体なんですけれども、今年の4月26日から5月6日に、スタヴォフスケ劇場等で、可西舞踊研究所とか、谷井さんのところとか、そういったところの皆さんが100名ぐらいそれぞれ行かれまして、太鼓とか、民族舞踊とか、邦楽、洋舞、日舞、いろいろな発表をしていただけるということです。このスタヴォフスケ劇場というのはたしか国立だったと思うんですが、「富山の日」というのを設けていただくというのは大変名誉なことであると思いますし、これまでのいろんな交流の成果であると思ってありがたいと思っております。

 二つ目は、「舞台芸術特区TOGA構想」と書いてありますが、私は利賀での芸術演劇振興については、実は知事になる前から、霞ヶ関、静岡県とかいろんなところにおりましたときから交流はあるんですけれども、この機会に利賀芸術公園、今でもかなり国際的には知られた場所なんですが、新たに合併して南砺市となられましたので、南砺市と連携協力のうえで、この利賀芸術公園を含む周辺地区一帯を構造改革特区に位置づけをして国の認定をぜひもらって、国際的な舞台芸術の人材を育成するための事業、それから後ほどご説明しますいろんな規制がまだまだ厳しいので、こういうものの規制の特例を作って、世界的な演劇の聖地にふさわしい空間を利賀の芸術公園一帯に作りたいと。

 また、併せまして、今年、平成17年には国際舞台芸術人材育成の大きな契機となります日露文化フォーラムの関連事業をやることにしておりまして、内容はこの下にありますが、8月に世界演劇祭の利賀フェスティバルをあらためて復活させまして、また、それに併せてまず今年は手始めに日本とロシアの俳優をスズキ・メソッドの訓練を中心とした人材育成をやって、ロシアの国立モスクワ芸術座との舞台芸術の交流をやると。これはロシアの俳優がここの訓練を受けた人たちが中心になって「リア王」の公演をやるというような考えで今予定をしております。

 併せまして、ゆくゆくは利賀をロシアだけではなくて、世界の一流を目指す演劇人とか俳優とかそういう人たちの研修・訓練の場にしたい。これは日本には全然ありませんので、世界でも数少ないということになると思うんですが、そういうふうにしたいなと思っております。ちなみに日露文化フォーラムそのものは、来年度、利賀芸術公園で開催する予定で準備をしております。

 一枚めくって頂きますと、まず、日本・EUの市民交流の話はここに書いたとおりでありまして、可西さんのところのほか、谷井よう子さんのところ、生田流の皆さんといったようなことでございます。内容は説明しておりますと長くなりますので、ご覧いただきたいと思います。

 もう一枚めくって頂きますと、舞台芸術特区のTOGA構想ですけれども、かねて日本には演劇の拠点としてこの人材を育成する場がないということが日本全体の問題だったんですね。私は以前から文部科学省の皆さんにそういうことをやったらどうかと言ったり、いっそ自治体でやろうかともいろいろ考えてきたんですが、なかなかそこまで来なかったんですけれども、幸い機運が盛り上がってまいりましたので、日本で初めて舞台芸術創造のための人材育成事業をやってはどうかと。これは国の財団法人地域創造からもお金を出してもらって、同時に県と南砺市が協力してある程度支える、というふうにしたいと思っております。

 この教授陣は鈴木忠志さんのほかに、アメリカのエレン・ローレンさんとか、ギリシャのデオドロス・テルゾプロスさんとか、そういったような世界的に知られた方々で、3か月間ぐらいそういう訓練・研修の場を設けてはどうかと。本格的にやるのは18年度からですけれども、今年はプレイベント的な位置づけで、まずロシアの俳優と日本の俳優との人材育成事業をやる。あとさっき言ったモスクワ芸術座との舞台芸術交流、「リア王」の公演などもやる。モスクワ芸術座もまさにロシアを代表する舞台芸術の集団でありますので、それを富山県でやれるというのは大変意義のあることだと思っております。また、今後、従来からの県内の高校生を対象にするいろんな舞台芸術の研修もやってますけれども、これも拡充するというふうにしていきたいと思っております。

 なお、規制改革特区で具体的にどんなことをやるんだということですけれども、合掌づくりの演劇、劇場ということで、これはヨーロッパでも皆さんが思っている以上に利賀村というのは有名なんですよね。利賀村でやったというのは、それなりにあの世界の皆さんには一つのキャリアになるわけで、そういう場所にしては、いろいろ運用で努力はしているんですが、例えば合掌づくりの劇場における演出・鑑賞の妨げになる誘導灯などの設置義務の緩和・解除とか。それから利賀山房などの一月当たりの公演回数が制限されている、これは興行場法の規制なんですが、こういったものとか。それから特区を訪れる外国人の舞台芸術家の入国手続きが、非常に今の入国管理法のもとでは、観光ビザでは比較的あれなんですが、もう少し具体的にこういう舞台芸術の勉強とか、あるいはそこで実際に国民の皆さんに舞台を見せるということになると、観光ビザではだめだということになって時間がかかりますので、そういった点を緩和する。あるいは野外劇場でも花火を使った場合にはいろんな規制が強いだとか、いろんな問題があります。消防法なんかは、実は私がすでに以前緩和したこともありますけれども、もう少しやったらどうかということであります。

 それから日露文化フォーラムというのは初めて聞かれた方もあるかもしれませんが、メンバーとしてはここにありまして、綿貫先生が衆議院議長のころに確か就任されたのではないかと思いますが、あと河合隼雄文化庁長官とか、外務省の次官をやった斉藤邦彦さんとか、いろんな方が入っておられるのと、知事としては石川県、それから兵庫県、あと建築家で磯崎さんとか、ロシアに詳しい袴田さんも入っておられます。このたび私もメンバーに、委員として入れていただくというふうになっております。

石井知事の「元気とやま目安箱」事業について

 それから3点目の説明をいたしますと、「元気とやま目安箱」事業という名前でありますけれども、タウンミーティングとか、中小企業の皆さんとの緊急対話をやってまいりましたが、大変その場でいい意見をいただくというだけではなくて、それをきっかけにいろんなメールをいただいたり、ファックスをいただいたり、電話をいただいたりして、広報課等も大変そういう意味で大忙しなんですが、せっかくそういう県民の皆さんがいろいろと県なり知事にものを言いたいというお気持ちがあるというのが非常によく分かりましたので、この際寄せられたものに受身にお答えするというんではなくて、どんどん出してください、ご意見があれば、という前向きの姿勢でいきたいということで、「元気とやま目安箱」を4月からつくりたいと思います(関連ファイル−配布資料2参照)。特徴としては、ご意見はすべて知事が目を通すと、長いものは全部見られませんから、要旨になるんではないかと思いますけれども。また、政策提言などについては、必要なものは知事が回答すると。あとどんな意見が出たかというのは、データベースを作りまして公表する、もちろんプライバシーにかかわるようなものは公表できないと思いますけれども。

 ちなみにこの「参考」というところを見ていただきますと、私が11月9日に就任いたしましてから、タウンミーティングとか中小企業の皆さんとの緊急対話などもやってきたせいだとは思いますが、例えば15年度の11月、12月と比較していただくと、相当県民の皆さんからいただいているご意見の数が増えております。そういうニーズがやはりあるんだなということで、受身で対応するんではなくて、一層前向きに対応しようと、こういうふうにしたということであります。以上で私からの説明を終わらせていただきます。

【質疑応答】

●記者
 6日の「森のゆめ市民大学」に、増田岩手県知事が来県され、知事もお会いになっているんですが、今回の全国知事会の会長選について、向こうから要望とかはあったんでしょうか。

●知事
 それは一切ありません。

●記者
 知事会選挙の関係で、次だれがなるかはまだ分かりませんが、次期会長に一番望む政策というのは。

●知事
 さっきどういう人が知事に望ましいかと二つ申し上げましたが、当面やはり何といっても重要課題なのは、例の地方分権のための三位一体改革がいわば打ちかけになっているわけです。17年度でかなり進んだという面と、それにしても重要課題がみんな18年度に先送りされたという面とがありますので、これをきちっとやり遂げる。しかも47都道府県、あるいは全国の、合併もしていますけれど、3000にも及ぶ市町村、こういったことのいろんなご意見にも目配りしながらしっかりやっていける人、そういうことですね、それをやってほしい。もちろん私も知事の一員ですから、いろんな面でサポートしなければいけないと思っております。

●記者
 先ほど麻生知事を推薦したいというふうに言われたんですが、麻生知事が立候補を届けられた際の推薦人にはなられているんですか。

●知事
 正式には明日の午後、全国知事会のほうで発表するようなんですが、せっかくこういう場ですから。私は先ほど申し上げたような理由で、ほかの方もそれぞれ名前が挙がっている方は立派な方々ですけれども、なかなか麻生さんも立派な方だと思いますので、私としては推薦人になろうと思っております。

●記者
 推薦するにあたって強い要請があったというふうに聞いているんですけれども、だれからどのようなことがあったのでしょうか。

●知事
 これは要請があったというとあれですが、正直言いまして、私は、推薦は5人以上ということになっているので、普通に考えるともう少し当選回数の多い知事さん方が推薦人になられたらいいんではないかと一般的には思うんですけれども、ぜひ石井にも推薦人になってほしいというような声もありますので、ということです。

●記者
 だれからという。

●知事
 それはお答えする必要はないんじゃないかと思いますがね。

●記者
 会長選について、2つの観点から麻生知事を推薦されたということですが、この2つの点については、岩手の増田知事にもあてはまるのではないかと思うんですけれども、にもかかわらず、麻生知事の推薦人になられて、逆に増田知事ではないという違いをもう少し明確にお願いします。

●知事
 これはどなたがどうと通信簿をつけるようなことは私は避けたいんで、いろいろ総合判断したということでご理解いただきたいんですがね。同時に麻生知事さんについてそういうふうに私が割合自信を持って、これは知事会の問題とはいえやはり私も富山県知事という立場ですので、さっきちょっと申し上げましたように、知事になってからのおつきあいは三月ぐらいですけれども、地方分権推進委員会の次長とか、税務局長とか消防庁長官とかをやっておりましたときに、全国のいろんな知事さんとのおつきあいもありましたが、麻生知事さんともいろいろお話しする機会が多くて、大変着実にきちんとした仕事をされる方だなという印象を私は受けてますので。そういう意味で、お三方それぞれ立派な方なんだけれども、麻生知事は比較的よく存じ上げている人というのもあると思います。それから、以前北九州市に勤務してたことがありまして、そういう意味でも割合古くから存じ上げていたから安心できるといいますか、お人なり、ご見識について、推薦するにはそれなりに自信がないと推薦できませんので、ということです。

 ただ、さっき冒頭に説明しましたように、私はどなたが会長に選ばれましても、きちんと公正透明な選挙になった場合の話ですが、どなたがなられてもその方のもとで、今非常に、地方分権とかいうことももちろんですが、全国の都道府県あるいは市町村でもいろんな重要課題を抱えておりますので、どなたが会長になられても、その方のもとでできるだけ一致団結して地方分権の問題をはじめ、重要課題に対処していかなければならないと思っております。

●記者
 全国知事会の会長が選挙で選ばれるというのは多分今回初めてだと思うんです。これからも選挙ということになっていくんだと思いますが、知事会の会長を選挙で選ぶということがこれからの地方行政になにかいろんな影響が出てくるとお考えですか。

●知事
 具体的に今までとすごく変わったということになるかどうか分かりませんが、一般的に申し上げれば、それぞれ立派な方々が候補でいらっしゃるんですけれども、特に今回大変国民の皆さんの関心も高いようですし、なるべく公正、透明にオープンに選ばれるという意味では、選挙というのはそれはそれで大変意義のあることではないでしょうか、そう思いますけどね。そういう意味では、全国知事会なりの運営が別に今までオープンでなかったということではないと思いますが、開かれた全国知事会といいますかね、そういう意味ではいいことではないでしょうか、そういうふうに思っております。

●記者
 今、芸術・文化の振興ということをなさる、その理由ですね。計画を作られるというのは分かるんですが、人材育成とかその辺にウエイトを置くことにしたきっかけといいますか、その理由について。

●知事
 私はやはり富山県をもっともっと元気にしたいということで、ご承知のように、活力・未来・安心という三つをキーワードにしたマニフェストを掲げて当選させていただいたんですけれども、その中でも特に全般に通じて言えることですが、特に未来づくりということになりますと、やはり人づくりというのは非常に、基本的に重要だと思うんですね。活力、安心でも、やはりそれを担うのは県民の皆さんだということがもちろんあるわけですけれども。

 特に今、社会全体が非常に成熟社会になってきて、これからももちろん社会資本整備とかハードの整備も大事ですけれども、だいぶ以前から、やはりソフトが大事、もっと言えば、私は生きがいとか精神的な喜びとか、そういうものが非常に重要になる、そういう時代に今来ていると思うんです。そうしますと芸術文化の振興というのは、そういう中でも従来以上に、人の心とか生き方とかそういうことにかかわる分野でありますので。

 私は地域振興というのは突き詰めるとそこに生きている県民の皆さん、一人一人の皆さんの自己実現をどう図るかということなので、突き詰めると地域振興というのは人間の振興じゃないかと。人間の振興というのは、実は芸術とか文化の振興と非常に深いかかわりがあって、私はやはり自分の県政を今後進めていくときの重要なテーマとして、やはり文化の振興というのは大切だとかねてから思っておりまして。ちょうど今、富山県民文化計画というのもつくって7年、随分この間、富山県を取り巻く環境も大きく激変していますし、それからまた、元気とやま創造計画というのを今度総合計画としてつくるにしても、芸術文化の振興みたいなことも、非常に重要な活力・未来・安心のこの三つとも非常にかかわってくる重要なテーマなので、そういう意味では、総合計画がどうなるか、その中の芸術文化の振興をどう図っていくかというのを、同時並行してお互いに眺めながらやっていくということが非常に必要なんではないか、そういうふうに思っているんです。

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