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知事記者会見[平成17年度]

2016年12月2日

知事室 目次

知事記者会見要旨[平成17年8月17日]

◆日時 平成17年8月17日(水)午前10時15分〜10時30分
◆場所 県庁4階大会議室

1.知事からの説明事項
 (1)平成17年度富山県総合防災訓練「災害対策本部運営訓練」について
※訓練項目については関連ファイルをご覧ください。

2.質疑応答

【知事からの説明事項】

記者会見で説明をする知事 皆さん朝からご苦労様です。今日朝6時半に抜き打ちで職員の参集訓練も行いました。抜き打ちで参集訓練をやっている県というのは、少しデータは古いんですが、おそらく富山県を入れても全国で6県くらいしかないのではないかと思いますが、あらかじめシナリオが決まってて、というのでは訓練になりませんので、あえて抜き打ちでやったということであります。対象職員は徒歩とか二輪車ですね、自転車、あるいはオートバイとかで、登庁をしてくれたということです。

 発災から30分後の7時現在で、実質対象職員436人のうちの54人ですから、12%。それから1時間後の7時半現在で436人中211人で48%。1時間半後の8時現在で397人で91%。2時間後の8時30分現在で436人で100%だったということです。

 抜き打ちでやったということからいいますと、この参集状況、いろんな見方があると思いますが、なんとか姿形ができたかなという感じでおります。それから、この災害対策本部については、まさに図上演習と言いますか、実際の、実践的な訓練をいたしたわけですけれども、これもあらかじめシナリオが決まってて、その通り報告したり、いいとか悪いとか言っているということでは訓練にならないものですから、みなさんご承知かと思いますが、ロールプレイング方式による図上訓練をしまして、各部局には今どういう災害状況かという情報だけを与えて、例えば、富山大橋が落橋していますとか、どこどこのため池が水がたまって危険な状態になっているとか、そういう状況だけ付与をしまして、それに対してどう対応するかと。あるいは4万人の人が避難している、それに対して毛布とか仮設トイレをどういうふうに対応するかということは、各部局が対応策を考えて、この災害対策本部に来て報告をする。それに対して本部長である知事はじめ各本部員が、それではこういう点が不十分ではないかとか、こういう点をもっと考えてはどうか、といったようなことをやりとりする。それから、関連部局もそれについて併せて意見を言うというようなことで、実践的な訓練をやったということであります。

 昨年から試行的に富山県でこれを始めているんですが、今年はいわば本格実施ということでありまして、今回の特色としては、昨年は県庁だけでやったんですが今回は富山市にも呼びかけをして、市でも災害対策本部を立ち上げていただいて、同時に運営訓練、図上演習をやるということにしたわけです。市町村と一緒にやったのは今回が初めてということであります。また、県庁の内部だけというのは、やはり実際には役に立ちませんので、富山市長さん、それから消防庁、陸上自衛隊の第14普通科連隊との連絡をし合って、実際に緊急出動要請をするといったような、実践的な訓練にいたしました。
 
 それからさっき申し上げましたように、職員が登庁した直後に、今こういう状況だという、ヘリコプターによる情勢とかいろんな報告を渡しまして、それに対して各部がどう対応する、それを災害対策本部の中でいろいろ意見を出し合って、もっとブラッシュアップをして、できるだけ県民の皆さんの生命・身体・財産の確保のために、迅速で、かつ的確な対応をする、そういうことをやれるようにしたというようなことでございます。以上が、今回の職員参集訓練および図上訓練の概要であります。

【質疑応答】

記者会見で記者と質疑応答する知事●記者
 今回震源の想定が呉羽山断層ですぐ近くなんですが、県庁機能は損なわずに災害対策本部の運営がなされるというふうに・・・。

●知事
 今回の想定はそういうふうにしたんですけれども、幸い今も中庭の建物を直していますが、あれは一応震度6強であれば十分対応できる、耐震性のあるものに改造していますから、大丈夫ではないかなと思っているんですがね。

 ただ、いずれにしても震度6強といいますと、皆さんご存じかと思いますが、普通の人は立って歩けない状態になるわけですね。動こうとすると這って歩くしかない。それから、普通の比較的頑丈な家でも、家具はほとんど倒れてしまうと。それから、入り口のドアも大概は壊れてしまって開かなかったりとか、そういう可能性が非常に高い状態で、かつ古い建物は倒壊する、半壊するという状態になるわけですから、そういうことが実際に起こったとしますとね、こんなにスムーズに人が集まってこられるのかとか、そういう問題はあると思います。

 そういう意味では県庁も、さっき申し上げましたように、いざというときには職員の中で436人ほど、歩いてでも、あるいは自転車なりオートバイで来れるというような人を、一種の緊急参集要員的な扱いにして、そして訓練をやっているということなんです。

●記者
 今の説明で対象になる436人なんですけれども、半分ぐらいはすぐ集まっておられますが、それ以外の職員の方が集まらなくても大丈夫ですか。

●知事
 436人の人はいずれにしても、いざというときは歩いてでも来られるようなところにいらっしゃるわけです。それ以外の方ももちろん現実に県内各地に住んでいらっしゃるのですが、とりあえず初動の対応を考えますとね、この436人が、全員でなくともその大部分、3分の2なり4分の3なり集まれば、初動対応は十分やれるという判断をしているわけです。

●記者
 今朝6時半から取材しましたけれども、訓練に参加されている職員の中で、汗をかいて走ってこられた人もあれば、歩いてこられた人もいた、職員の中に意識の温度差があったように見えたが。

●知事
 これは、なるべく早く県庁に来なくてはいけないという意味では、人によっては、ここへ来るのに思ったより時間がかかって走ってきたという人もいるかもしれないし、なかには歩いた方もいるかもしれないけれど、要は、結果として30分以内あるいは1時間以内に揃っていただくということが大事ですから、歩いてきてもそこまでの時間に入れればいいかなと思うんですが。いずれにしても、昨日もね、宮城県でああいう地震も起こったし、やはり今富山県は地震も非常に少ないし、災害も比較的少ない地域なんですけれども、全国的に日本列島がちょっと地震の季節に入ったんではないかというような説もありますから、職員の皆さんには今日の参集訓練を機会に、改めて、気を引き締めて。やはり、災害のときに住民の皆さんの生命・身体・財産を守るというのが、私は、県庁とか市町村、自治体の一番大事な仕事だと思うんです。そういうことをしっかり、改めて皆さん自覚をして、しっかり取り組んでほしいなと思います。

 いろいろご意見はあるでしょうけど、さっき申し上げたように、こういう実践的な図上訓練、職員参集訓練をやっているのは、私の知っている範囲では全国で6県くらいですから、そういう富山県の意欲はぜひ。特に、その中でも今回、県庁だけではなくて、富山市とか自衛隊とか消防庁とか、いろんなところに呼びかけて一緒にやるというふうにしているという、この意気込みは理解をしていただければありがたいなと思います。よろしくお願いします。

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