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知事記者会見[平成17年度]

2016年12月2日

知事室 目次

知事記者発表要旨[平成17年9月5日]

◆日時 平成17年9月5日(月) 午後4時15分〜4時40分
◆場所 県庁特別室

【目次】

1.知事からの説明事項
 (1)平成17年度9月補正予算案について
※配付資料は関連ファイルをご覧ください。

【知事からの説明事項】

記者会見で説明をする知事 今回の9月補正予算は、表紙の1ページ、2ページを見ていただきたいと思いますが、災害被害への対応ということ、それからアスベスト対策、県民の皆さんも気になっていらっしゃいますので、こういうことに緊急に対応する。それからもう一つは、上海便の就航に向けた取り組みに全力を挙げる。そのほか、子育て支援とか、森づくりの話とか、県民ニーズに即した施策で必要なことはなるべく早くやるという考え方で9月補正予算を組んでおります。

 それで、総額は一般会計では84億6800万円ということであります。1番めの災害復旧、アスベスト対策等ですけれども、これは詳しくは申しませんが、8ページの公共事業の下のほうに災害関係の資料がついていますけれども、土木22億円、それから農林が5億円余りということで、合わせて28億2300万円ということであります。それから、土木は道路・河川、農林関係は農地・林道というようなものが中心です。

 それから、二つめがアスベスト関係、これは皆さんも関心が深いと思うので、7ページの下をごらんいただきたいと思います。まず、庁舎維持管理費、学校修繕費、警察施設補修費、合わせて2億9200万円ほど組んでおりまして、内容的にはまず調査を、県有施設105、それから学校が50、それから警察関係が60施設やるということと、そういう調査の結果、緊急に対策を講じなければいけないというものにつきましては、まだどのぐらい必要になるか分かりませんけれども、差し当たり県有施設1億円、学校施設1億円を組むことによって、当面十分対応できるのではないかと考えているわけであります。

 それから、1ページめに戻っていただいて、もう一つ予算としては表れませんけれども、民間の皆さんから中小企業との対話などのときでも、公共施設は県庁なり市町村が汗をかいてもらえばいいのですが、中小企業の皆さん自身が抱えているアスベスト対策は何とかならないかという話があります。これは国もまだそういう制度がないもので、今後検討するというような動きになっていますけれども、県としては当面、「設備投資促進資金」という、金利がたしか1.7%ぐらいのものがありますので、これの対象にするというふうにしております。

 それから、金額は小そうございますが、国民保護関係の、これは全額国費ですけれども、内閣官房や消防庁等が全国4県で図上訓練をやるということを言っておりますので、富山県としては積極的に手を挙げて、こういう平和なときにこそあらかじめ準備しておく必要があるということで、この図上訓練を全国4か所の一つとしてやることにしております。

 それから、二つめは、上海便の就航・利用促進対策等ですけれども、一つは上海便就航関係で、空港調査団も招聘し、あさって7日から来るわけです。これから訪問団の受け入れ、こちらからも派遣をしますし、利用促進のPRということで5700万円計上しております。ちなみにあさっては、周暁娥さんという上海航空の副社長、副総経理ですか、団長になって見えるということになっております。

 それから、その下ですけれども、観光客等の誘致のためのPR経費ということで、上海での観光説明会、それからモニター広告で富山の観光映像を放映するとか、上海市で国際的な旅行博が開かれますので、そこに出展するといったようなことで1975万円ほど計上しているわけであります。これも早くやらないと、ご承知のように10月31日という冬ダイヤスタートのときから上海便が飛ぶという予定でしたが、今日の「上海便を育て発展させる会」でも先ほど説明しましたが、10月23日から上海便が飛ぶという予定になっておりますので、そうしますと、こちらから観光やビジネスで行く人はもちろんですが、上海からもできるだけたくさん富山県に来てほしいわけです。できるだけ早くこの観光説明会も現地に行ってやると。あるいは、さまざまなモニター広告をはじめとして、そういうPRもやろうと、こういうふうにしております。

 それから、3点めが森づくりの推進でありまして、とやまの森づくりサポートセンターというものを作ろうということで、これが335万円ほどであります。それから合わせまして、とやまの森づくり推進方策と財源の具体的な検討をやろうと。これが100万円、合わせて430万円ということになっております。

 これまで「とやま水と緑の森づくり検討会」をやってきたのですけれども、いろいろ議論も煮詰まってきまして、具体的にサポートセンターをぜひ作ってほしいと。あるいは、世論調査などをやりますと、森づくりを支援しよう、ボランティア活動をやろう、お金も出そうというような県民のかたが非常に多いように受け止めておりまして、具体的な検討をしていかなければいけないと思っているわけであります。

 それから、ツキノワグマの奥山放獣関係については、市町村が事業主体ですから、それに補助を出すという考え方でありまして、これは4ページの下のほうに挙がっていますけれども、2分の1補助であります。それから、市町村にVHFの発信器などを貸すといったようなことも考えております。詳しくはまた財政課長に聞いてもらいたいと思います。

 それから、最近、県の西部中心にカシノナガキクイムシの被害がだいぶ拡大しているという問題があるものですから、この防除について、これも2分の1補助ですけれども、助成をするということにしております。

 それから4点めが、食と健康の推進ということでありまして、食育基本法というものが、6月10日に成立しました。この7月15日から施行されたわけでありますが、これを受けて、この9月議会に条例を出すことにしております。そして、ここに「富山県食育推進会議」とございますが、会長が条例上一応知事ということで、私がなります。そして、従来からやっていました地産地消のような問題も含めて、この食育の問題を現在の県民の皆さん、また次代を担うお子さんたちも含めて、健康に留意した食、それから、小さいころからそういう食についての理解を深めてもらうというようなことをやっていこうということであります。

 それから、その下は、富山のブランド推進ということを本年度からスタートさせておりますが、その一環として、食のブランドを開発するということで「とやま名物」というものを、これは三つのテーマでアイデアコンテストをやりまして、優秀作品は1件100万円ぐらい出して商品化を図るというふうにしております。

 それから、県立中央病院で電子カルテ等の新しい病院システムの開発、これは債務負担行為でありますが、21億9500万円ということであります。

 それから、女性のガン対策等で、マンモグラフィーの整備に対する助成、これは国が2分の1。例えば、済生会の富山病院等で導入してもらうということであります。

 それから、中国との経済交流という面もあるのですが、原料生薬の調査団等を中国へ派遣します。これは遼寧省方面と上海・北京方面とありますけれども、こういうものに助成をするということであります。

 それから2枚めですけれども、子育て支援関係は補正予算としてはかなりきめ細かく四つぐらい挙げておりまして、一つは子育て支援関係は意外と公にこんな対策をやっていますとか、市町村でもこうやっています、県としてはこうやっていますとか、あるいは民間のNPOとか、いろいろなことをやっているわけですが、そういうことについてよく知らないというかたも多いものですから、今回この支援情報のリーフレットを大量に作りまして、0歳から7歳児の保護者、それから今度新たに結婚したり出産したりするようなご夫婦に配るということをやっております。

 それから、これは当初予算にもあったのですけれども、ニーズが多いものですから、NPOのこういう子育て支援の事業を推奨しようということで、さらに補正で2分の1の補助金を5件ぐらい追加するということであります。

 それから、仕事と子育ての両立についてアイデア募集をしたり、優秀作品を取り上げてやろうというようなことで、180万円を入れています。

 そのほか、ちょっときめ細かいですが、一人親の家庭に大学生のようなかたをボランティアで派遣して相談に乗るとかいうこともしておりますし、学校安全パトロール隊も随分整備され、この10月末ぐらいまでに県内8割近くこのパトロール隊ができる見込みになっています。何とか年度内に全小学校でこういうものができるように積極的に進めていきたいと思っております。

 それから、産業関係、物流関係ですけれども、木材試験場で今年の春、たしか1月ごろでしたか、木造住宅用の新制御技術、新しい地震防止技術ができたというので皆さんにPRしましたが、それをさらに本格的に実験する施設を国の補助金ももらいまして、整備のスピードを加速するというふうにしております。当初にものっていましたが、これはまた新しい部分の、本当は18年度にやるつもりだったのをさらにスピードアップするということであります。

 それからもう一つ、350万円ほどですからあれですけれども、東海北陸自動車道が2年後に開通しますので、この機会に改めて広域的な物流戦略を練ろうと。あまりやっていなかったのですけれども、この道路、陸上交通、航空交通、海上交通、いろいろなことをこの機会に改めて勉強して、日本列島における富山県、あるいは環日本海圏域における富山県の物流の在り方をきちんと勉強しておきたいということであります。

 それから、県単事業についてはここにありますように、財政事情が厳しいおりですけれども、道路、橋梁、河川、砂防、治山という関係でいろいろな要望が上がってきておりますので、精いっぱい対応するということであります。

 それから、行革関係では、最後にありますが、共通事務効率化のためのシステム開発ということで1900万円ほど組み、債務負担行為も5億2000万円ほど組んでおります。これは各部各課共通で行われています庶務事務を見直して、一元化するといいますか、効率化するということで、これでちょっとお金もかかる反面、29人の職員を減らすことができるということで、数年で元が取れる計算になりますかね。行政改革としてやりたいと思います。

 それから最後の、県営林事業に対する低利資金への借り換えですけれども、これは過去の県営林事業をやりますときに、いろいろお金を借りているわけですが、今の時代になりますとちょっと金利が高いので、低利資金に借り換えをするということであります。

 以上が今回の9月補正の概要でありまして、当初予算のときにもご説明しましたが、大変厳しい財政事情の中で精いっぱい県民の皆さんのニーズ等をよくよく考えまして、大切なこと、災害とかアスベストのようなこと、それからまた上海便、森づくり、食と健康とか、子育て、物流。いろいろなことを苦しい中でも将来の富山県のためにどうしてもやらなければいけないことは精いっぱい対応したと、こういう補正予算であります。以上です。

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