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知事記者会見[平成17年度]

2016年12月2日

知事室 目次

知事記者発表要旨[平成17年9月16日(2)]

◆日時 平成17年9月16日(金) 午後1時50分〜2時10分
◆場所 県庁特別室

【目次】

1.知事からの説明事項
 (1)富山−上海線就航に係る上海航空の事業計画変更認可について
 (2)上海便就航に向けた観光事業の実施について
※配付資料は関連ファイルをご覧ください。

2.質疑応答

【知事からの説明事項】

記者会見で説明をする知事 それでは、発表させてもらいます。かねて懸案になっておりました富山−上海線の定期就航について、上海航空から事業計画の変更認可申請が国土交通大臣に対してなされておったわけですけれども、本日、「許可する、変更認可を認める」という連絡が国土交通省からございました。

 運航開始日は、お手元資料にありますように17年の10月23日からということでありまして、運航日も火、木、日の週3便ということで、申請どおりであります。運航ダイヤは、ここにありますように上海の浦東空港が7時20分発、これは日本時間でいいますと8時20分でありますが、富山空港が10時30分、実質2時間10分ということですか。それから、富山空港発が11時20分で、上海の浦東空港が13時20分、日本時間で14時20分と、こういうふうになるわけでありまして、本当に予定どおり着々と進んできたなということで、大変感慨ひとしおでございます。

 この件については、先週上京した際に、航空局長にも再度だめ押しをしまして、できるだけ早く認可をするという意向はいただいておったのですが、予定どおり認可をしてもらったということであります。

 一枚おめくりいただきますと、この上海便就航がいよいよ正式に決まりましたので、この上海市の観光、上海便でもちろんビジネスの面もありますし、今後は文化交流とかいろんなことが考えられるわけですが、まずは観光事業のPRをやらなければいけないということで、上海市の旅游事業管理委員会と、また上海航空といろいろ協議を今までしてまいったのですけれども、観光説明会を来週の23日金曜日に、上海市内で夕方からやることにしておりまして、上海市内の業者さん30社、マスコミ10社等々参加していただいてやると。

 それから、就航当初のこの10月23日が初便になるわけですが、その時期に、旅行業の皆さんを富山県にも招待をしまして、富山県のよさを実際に見聞していただいてPRしてもらうということでございます。

 また、その下の2つめの上海航空との連携による事業ということで、上海航空のほうもホームページでPRして、ホームページのトップページに富山県の映像を載せるとか、あるいは上海航空の機内誌でのPRを始めて、特に11月号は、富山県の一種の特集みたいにしていただくと。

 それから、その他として、上海市での新聞広告でありますとか、地下鉄広告なんかもやるということにしております。また資料は付いていませんが、上海便就航前に3回ぐらい雪の大谷とか、非常に紅葉の美しい黒部峡谷とか、いろんな富山のよさをアピールする広告をやることにしております。

 こういうことで、富山から上海に行く人ももちろん多いと思いますが、向こうからも順次来ていただけるように、就航前からどんどん準備していきたいと考えているわけであります。

 また、マスコミの皆さんにも、できるだけ取り上げて県民の皆さんの関心が高まるようにお願いしたいと思います。ありがたいことに、県内どこへ行きましても、県民の皆さんが「上海便よかったですね、私も乗っていきます」と言ってくださる方々が多いので、私も大変うれしいと思っているのですけれども、皆さんにも機会を見てぜひご搭乗いただきたいなと思います。以上です。

【質疑応答】

記者会見で記者と質疑応答する知事●記者
 冒頭で知事が着々と進んできて、感慨もひとしおだという話もありました。今も、いろんな方々から「よかったですね」という声もかけられて非常にうれしいという話がありましたが、改めてここまでの道のり、前中沖知事から築き上げて、そして、ようやく就航にこぎつけた。改めてもうちょっと気持ちを聞かせていただきたいと思います。

●知事
 この上海便の問題は、皆さんご承知のように、3年越しのいろんな経過がありまして、前知事さんも随分ご苦労されて、いったんは東方航空と覚書も、内容はやや抽象的だったかもしれませんが、結ばれたという経緯があるわけですが、いろんな事情で小松のほうに行くということになりまして、途中から上海航空との交渉といいますか、始まって、しばらくしてから私が引き継いだということであります。

 ただ、いろいろ前知事時代もご努力、知事さんをはじめ県庁の方もやっていただいたのですが、やっぱり何といっても私は大きいなと思いますのは、県民の皆さん、企業の皆さんが、上海というのは、もちろん遼寧省も今後とも大事なところですけれども、やっぱり中国の経済の核として、今でも中国一といってもいい存在ですし、今後ますますその比重を中国の中、あるいは世界の中で高めていくだろうと。やっぱり何とか上海便を飛ばしたいという県民の皆さん、企業の皆さんの熱意があって、ご承知のとおり昨年もチャーター便を43便飛ばして、平均搭乗率が87%という非常に高い搭乗率だった。こういう実績が一つあった。これは本当に皆さんがたのおかげだと思います。

 また同時に、この6月末から7月の初めにかけて、遼寧省にまず行ったあと、北京の中央政府、それから上海にまいりました際に、特に北京の中央政府、それから上海の皆さんには、富山県というのは、搭乗率の実績を見ても、現に県民の皆さんが非常に熱意を持っているということと、もう一つは、やはり富山県は、今、国と国との関係はいろんなことがあるけれども、かねてから、例えば松村謙三先生を例にとれば、日中国交回復以前から、やはり日本と中国というのは大きな目で友好を結んでいくことが世界の平和につながるのだと。また、日本の発展にもなるのだということで、日中友好を生涯かけてやってこられた方です。そういう方のふるさとでもあるということも強調しまして、もちろんいろんなことがありましたけれども、全体として中国の北京政府が、富山県の熱意をそれなりに正当に評価していただいたのかなと思います。

 また、上海航空のほうも、もちろん事業をやる立場ですから、採算の面とかいろんなことを検討はしていただいたと思いますが、最終的にはやはり富山県が、または県民の皆さんが大変な熱意を持って、いろんな国際情勢がある中で真剣にこの問題に取り組んでいるというところをしっかり受け止めていただいたなと思って、ありがたいと思っております。

 また、7月初めに、上海航空とそういう合意に達したという以降も、本当に県民の皆さんから喜んでいただいて、またマスコミの皆さんにもいろいろ取り上げていただいたことももちろん大きいと思いますけれども、いろんな機会に、経済界を代表するような方々はもちろんですけれども、本当に県民、各界、各層の皆さんが、例えば、タウンミーティングのほかにふれあい対話とか、中小企業の皆さんとの対話とかいろんなことをやっていますけれども、そういう機会に初めてお会いしたような県民の皆さん、男性も女性も含めまして、世代も問わず、私が言うのではなくて、私から別に上海便のことを持ち出したわけではないのだけれども、「上海便がうまくいってよかったですね」といろんな方に言ってもらえる。また、「一度上海に行ってみたいと思ったので、この機会にぜひ乗っていきます」というような声も聞きまして、大変ありがたいなと思っている次第です。

 ただ、7月ぐらいにも申し上げましたように、やっぱり日本と中国は国情が違いますから、うまくいったと思っていても、思わぬ落とし穴があるかもしれないということで、その後も、国土交通省、それから上海航空、また中国の政府の民用航空総局、その他皆さんがたと密接な連携をずっととってきたことが、順調に正式に10月23日から就航する。しかも、当初は30日で、1週間早まったということもありますし、本当にありがたいことだなと思って感謝をいたしております。

 同時に、先ほど申し上げましたように、飛ばすことももちろん大変大きなことなのですが、やっぱりそのことによって、ビジネスの面、観光の面でも、富山県の方、県民の皆さんや企業の皆さんに大いに活用していただく。また、逆に、中国からも富山県に来ていただくということが大事でありますから、この間あまり時間がなかったのですけれども、観光の面とかいろんな面で準備をしてきまして、先ほど申し上げましたように、これまでもほかにもやっていますけれども、来週、観光説明会も上海できちっとやれるようになりました。

 また、向こうのいろんな観光その他の面で、中心的な方々を富山県にお招きすることもできました。また、この間は周暁娥副総裁が来られましたし、そんなことでいろんな諸準備をしてきましたので、この点もこれからも怠りなく、23日からの就航に向けて準備をしていきたい。また、その後もそれなりの搭乗率が確保できるような、また実質的に富山県の活性化等につながったという結果になるように、努力をしていきたいと思います。以上です。

●記者
 もう1点、23日の初便ですが、富山から上海に飛ぶ便には、県の幹部の皆さんの中では、どういった方々がまず上海に行かれる予定に今のところなっているのでしょうか。

●知事
 これはまだ正式に決めたわけではありませんが、普通に考えますと、上海側からも上海航空の首脳や上海市政府や上海市人民代表大会からもいろんな方が見えると思いますから、知事である私はお迎えする立場になると思います。普通に考えますと、1便は、他にいろんな事情がなければ、いずれにしても三役クラスが行くということになると思っております。いろんな県内の各界の中心的な方々にも乗っていただいたらなと思っていますけれども。

●記者
 今、知事からもお話しがありましたが、やっぱり就航してからの搭乗率確保というのが、やはり大きな課題というか、継続的な課題になるのだろうなと思います。以前からの関係でも、週3便運航するということで、まず小松便との競合の関係もあると思います。当然、その就航後の搭乗率確保の部分でこういう継続的なものを検討したいという何かご所見があれば。

●知事
 小松便は今のところ2便ですけれど、北陸5便ということですから、大体観光業の方とか、あるいはビジネス関係の経済界の方のご意見を聞いても、週3便あれば、観光で行くのであれ、ビジネスで行くのであれば、1泊2日で帰ってくるということはあまりないので、週3便あるとちょうどいいなと言っていただいてはおるのですけれども、しかしいろんな事情もあるでしょうから、週3便以外の日に行きたい、帰ってきたいということもあるわけで、私はそういう意味では北陸5便という考え方で、お互いに補完し合う面もある。もちろん競合する面もあると思いますけれども、大きな面では一つのグループとして補完し合っていける面もあるのではないかなと思っております。

 ただ同時に、やっぱり富山県の場合でいうと、例えば、岐阜の高山とか飛騨とか、ああいったところの皆さんは、今でも東京へ行くのに富山空港を使っていらっしゃる方がけっこう多いわけで、先般も岐阜の知事さんが富山県庁にお訪ねいただいたときにも、いろんな高山線の問題とかもありましたけれども、ぜひ富山空港をお使いいただきたいというお話をしたら、岐阜県は今こういう空港がないものですから、従来ですと、セントレアを使うか、小松空港。そういう意味では、ぜひ岐阜県民の特に北部の皆さんは、それは喜ぶのではないかと言っておられました。

 また、新潟とか長野の皆さんも、成田に出るより、かえってこっちのほうが便利だという方も多いと思いますので、できるだけ広域的に、また石川県の皆さんも、小松便ももちろんお使いになるでしょうが、ケースによっては、例えば、行きは富山空港で行って、帰りは小松に帰るとか、その逆もあるでしょうし、それは富山県民でもそういうことがありうると思うので、お互いにうまく補完し合って、利便性を高めていけばいいのではないかと思っています。

●記者
 既に就航している大連便から上海便のほうに乗客が流れていくのではないかという懸念をする声もありますが。

●知事
 これは、例えば、中国への立地企業を見ましても、大体上海も今たしか22社の27事業所ですか。ほぼ大体同じような数で遼寧省にも進出しているのです。中国を日本列島の常識で考えてはだめなので、何しろ上海周辺で江蘇省と浙江省を合わせただけで日本の人口に匹敵する1億3700万人の国ですから、それから、遼寧省1省で4700万人の人口があるという国でありますので、私は、それぞれ長い目で見れば、本当に両方あって本当によかったなということになるのだと思うのです。当面の問題としては、例えば、観光のお客さんが、上海便がなければ大連に行っていたかもしれないという人が流れるということは、ありえないことはないと思いますけれども、これはやはり長い目で見て、両方それぞれちゃんと成り立つようにしたいと。

 今言った意味でいうと、非常に遼寧省とは友好省県になってから21年の歴史がありますから、いろんな遼寧省の政府、あるいは大連、あるいは瀋陽市の市当局、あるいは経済界にも、富山県に随分親近感を持っていらっしゃる人はたくさんいらっしゃるのです。研修で農業を勉強して帰ったとか、いろんな方がおられますから、ですから、そういうものに匹敵するようなものを、上海との関係でも順次作っていかなければならないと思うのです。

 世界都市ともいえる上海から見ると、まだまだ富山県の存在は必ずしも大きくないと思いますから、上海あるいはその周辺の皆さんに、富山県というものをできるだけアピールして、今の遼寧省と富山県の関係に近いものにしていく。また、遼寧省との関係も引き続き。この間も、私が北京、上海に行く前に遼寧省に行ったというのを、遼寧省の書記とか省長さんがすごく喜んでくれました。やっぱり中国というのは、そういうことをすごく大事にする国ですので、やっぱり長いこれまでの友好関係というのを大切にしながら、さらにそれを発展させていくというふうにやっていきたいと思っております。どうもありがとうございました。

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