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知事記者会見[平成17年度]

2016年12月2日

知事室 目次

知事記者会見要旨[平成17年10月4日(2)]

◆日時 平成17年10月4日(火) 午後2時5分〜2時30分
◆場所 県庁特別室

【目次】

1.知事からの説明事項
 (1)安全なまちづくりの推進について
 (2)上海便関係
 (3)個人住宅のアスベストの除去等に要する費用に対する県単融資について
※配付資料は関連ファイルをご覧ください。

2.質疑応答

【知事からの説明事項】

記者会見で説明をする知事 それではご説明いたします。一つは安全なまちづくりの推進関係です。富山県安全なまちづくり条例の規定に基づいて、防犯上の指針というものを作りました。指針の種類としては、住宅、あるいは住宅団地関係、それから道路、学校施設や通学路の安全対策、それから観光施設というように五つの種類がございます。

 二つめは、「市町村安全なまちづくり推進センター」の指定ということです。一次指定は10月1日付で、砺波市、小矢部市、南砺市、大門町の各安全なまちづくり推進センターを指定しております。指定証の交付式は皆さんご承知のように、昨日ここでやらせていただきました。

 なお、他の市町村も17年度中に、魚津市、滑川市、高岡市、氷見市、朝日町、立山町が予定されていますし、18年度以降、富山市等が指定されるという予定になっております。

 それから三つめは、来週の火曜日、11日に富山県安全なまちづくり推進大会というものを開きます。これは第12回全国地域安全運動富山県民大会と一緒にやるということです。場所は富山市の婦中ふれあい館ということになっております。主催、参加者等はここに書いてあるとおりですし、大変ご熱心にいろいろやっていただいてきておりますので、マスコットデザインのようなものも資料がついていますが、こういうものの表彰をしたり、「安全なまちづくり・とやま賞」ということで、現場で一生懸命頑張っていらっしゃる皆さんを表彰させていただくということをやります。あと、基調講演、活動事例報告ということです。

 例えば、皆さん方ご存じでしょうが、伏木では「伏木いやさーパトロール隊」というのがあって、隊員49名で、伏木地区で夜間活動や登下校時に自主的な防犯活動をやっておられます。それから、射水のほうで「NPO法人射水おやじの会」というものがあったり、富山市の天正寺では、「天正寺地域安全パトロール隊」といったようなものもあります。こういったような方々に「安全なまちづくり・とやま賞」というものを贈呈させていただくことにしています。条例に基づく防犯上の指針は配付資料としてありますのでごらんください。

 それから二つめは上海便についてです。一つは私自身の訪中の問題もありますし、副知事の訪中の問題もありますが、時系列で言いますと、10月23日に上海から富山に来る初便で、中国の上海航空、上海市その他の首脳の方がこちらにいらっしゃることになっています。

 それに対して私どものほうは、まず、10月23日に副知事、県議会の代表、それから県内関係者から成る訪問団(10名程度)で、上海航空本社をはじめ、上海市政府、北京の中国民用航空総局等の関係者にお礼にいくということになっております。

 私は10月23日は中国からいらっしゃる方をお迎えしなくてはいけないものですから、そのときは副知事に行ってもらいますが、改めまして11月20日に訪中をしまして、今回6月末から7月初めに中国に参りましたときに、上海市、上海航空はもちろんですが、北京の中国政府の皆さんにも大変お世話になったということで、関係者の皆様にお礼も申し上げたいと思いますし、今後ともさまざまな友好、連携関係が一層深まるように、関係方面に働きかけもしてまいりたいと思っています。

 それから、配付資料の2枚めを見ていただきますと、上海便の最近の動きでございますが、大体皆さんご存じのとおりなので1番は省略します。2番めの9月30日に富山−上海便の運賃の認可も国土交通省から下りております。それで上海航空にとって必要な日本の法令上の手続きはすべて完了しております。それから9月下旬から各旅行会社がチケットの販売を一生懸命やっていただいているわけです。それから4番め、全日空との共同運航等のこともございます。それから5番めですが、今後の予定としては初便が就航します10月23日には、午前中に空港での記念式典、夕方に市内のホテルでの祝賀会といったようなことをいろいろやる。このときに副知事には上海、北京に出向いてもらうということです。

 6番めですが、県内・県外の新聞各紙への広告、それから空港説明会の開催等、それから公共施設へのポスターの掲示などをやっていこうと思っています。これは先般も県議会の観光議連の皆さんからも、旅行協会のみなさんと一緒に要請がありましたが、今回の上海−富山間の定期航空路の開設が、割に順調にというか、一部の方にとっては思いのほか順調にいったので、旅行商品の設定などに少し時間がない、10月23日に向けて少し時間が足りないといったこともありました。

 したがって、先週末ごろの予約状況ももうひとつということもございました。もちろんこれは基本的には旅行会社の皆さんが自分のビジネスの問題として努力していただかなければいけない面があります。そういった点が基本ですが、県としてもせっかく県民の皆さんの強い期待の下に上海便の開設ができたのですから、立ち上がりの10月、11月というものはできるだけ県民の皆さんにも乗っていただけるように、県としても各方面に広告の掲載、あるいは説明会の開催等で努力をしていきたいというようなことです。特に高山などでもそういう説明会をすることにしています。

 次に、上海市からの誘客事業ですが、上海には先般商工労働部長に行ってもらいました。議会中の週末でございましたが、9月23日に上海で、向こうの上海側の旅行業の方々、上海航空にもはいっていただいて、富山県の観光PR等をさせていただいています。

 それから現在実施中の事業ですが、10月1日から2か月間、地下鉄ホームで富山県の電照広告をやっています。

 それから今後の事業展開ですが、上海便就航前に
機運を盛り上げるために、現地の新聞に広告を掲載することにしています。それから旅行業の方の招聘も10月23〜27日まで、旅行業の方、それから中国側のマスコミの方などに来ていただくことにしています。そのほか上海航空ホームページでのPRや機内誌でのPRといったようなことをやるわけです。

 後ろにそういったPRをした写真なども載っておりますのでごらんいただきたい。また、地元富山県でも「上海便を育て発展させる会」の皆さんとか、「富山空港を発展させる会」の皆さんが、せっかく県民の皆さんの大変なご熱意を受けて開設された定期航空路ですから、ぜひできるだけ利用しましょうといったような運動もしていただいているということでございます。

 次は、「個人住宅のアスベスト除去費用に対する県単独の融資について」という資料がお手元にあると思いますが、皆さんご承知のように、アスベストの問題は大変社会問題化しているわけです。先般県議会でも議論になりましたように、例えば県立の施設、県立学校等も含めまして、また市町村の公の施設のようなものは全部調査をして、問題のある所は除去工事等もやっているわけです。それから、民間のものでも1000m2以上など大きなものは調査をしていただくようにしているわけですが、個人住宅について心配だという声がございます。これについては建築士会などいろいろなところとご相談をして、相談窓口も開設しているわけですが、大変問い合わせが多いということもございます。

 そこで、実際にアスベスト対策として、アスベスト除去費用が要る、それの当面の資金繰りが大変だというような場合もあると思いますので、それに対しては「富山県住みよい家づくり資金融資制度」の融資メニューに「アスベスト除去枠」というものを新設して、拡大することにしたいと考えています。

 このアスベスト除去費用の定義やアスベストの定義というのはごらんいただきたいと思いますが、いちばんのポイントは議会等での説明では、住宅金融公庫融資の対象にもなるかなと。なおかつ、必要があれば県単融資も検討しますと言っていたのですが、住宅金融公庫融資のほうはアスベスト除去に関する基準がないものですから、金利の問題その他もございまして、県民の皆さんから見ますと、どうもあまり利用しやすいものになっていない。そこで、そういった声もあるようですので、私どもとしてはこの際思い切って、住宅金融公庫が融資対象とした場合は、県単融資も必要なら上乗せしますよというやり方ではなくて、住宅金融公庫の融資がなかなか受けられないかもしれないケースでも、県単で融資対象にしますというように思い切った決断をしたということです。

 また、融資限度は400万円、それから融資利率も2.55%ということで、住宅金融公庫融資の3.33%よりも低くしてあります。そういう意味でご心配の向きは、ぜひこれを活用していただきたい。ただ、念のため申しますと、一般の木造用の住宅で実際にアスベストが使われているというケースは非常に例外的なようです。一般の木造住宅に住んでいる方は、これを使いたいというケースはそんなに多くないのではないかなとは思っています。

 実際に考えられるのは、例えば鉄骨や鉄筋コンクリート構造の住宅で、断熱材や結露防止剤として天井裏などに使っているようなケースとか、それから別棟の鉄骨の車庫や倉庫で、屋根の裏などに結露防止剤として使っているようなケースなど、かなり限定的な場合が多いのではないかと思っております。

 また、そういう場合でも飛散して空中にいろいろ飛び散ることになるとあれですが、現実にきちんと閉じこめられている場合は、今すぐ何かやらないと大変なことになるというような問題はございません。ここまで県単融資制度を用意しましても、どんどん使いたいという話になるか、除去工事をどうしてもやらなくてはいけないというケースは意外と少ないのかなと思いますが、県としては万全を期して、そういうニーズがあれば対応するというように決めたということです。
 大体、以上で説明を終わらせていただきます。

【質疑応答】

記者会見で記者と質疑応答する知事●記者
 まず、1点め、知事就任からほぼ1年ということになりますが、今のところ、思い出に残る仕事、これから力を入れたいことを教えていただきたいと思います。

 2点めは、先ほどありましたけれども、上海便の件で予約状況、それが安定してくるまでどのような対策をお考えか改めてお聞きしたいのですが。

●知事
 最初のまもなく就任1年という点ですが、昨年11月9日に就任しましてから、ちょうど11か月ほどたったわけですが、特に思い出に残ることと言われますと、いろいろなことがございましたが、あえて3点挙げるとすれば、一つはやはり就任して、点検をしてみましたら、想像していた以上に率直に言って県の財政が厳しいと。

 そこで財政再建、行政改革を「元気とやま」づくりのためにもやらなければいかんということで取り組んだわけですが、そのために皆さんもご記憶のように、2月ごろ職員の皆さんに提案をして、人事委員会の勧告に基づかずに3年間職員の給与を引き下げるという措置を講じたという点です。就任間際でしたし、私としては大変つらい決断でしたが、職員の皆さんには県財政の厳しさもよく理解していただいて、やむをえない措置であるということで理解をしていただき、またその後仕事でもいろいろな面で、県民のために一生懸命共に働こうという私の考え方をよく理解していただいて、県職員に頑張っていただいていることを大変感謝しています。

 二つめは北陸新幹線の問題です。これは長い長い40年近い経過があるわけですが、本当にこれまで多くの皆さん方のご尽力のおかげで、ご承知のように、遅くとも金沢まで10年後には開業する。場合によっては1〜2年早くなる余地も残してもらったということです。これは日本の国の中における富山県の拠点性を高めるという意味で、また住民の利便を高めるという意味で、住民の皆さんにとっても、企業の皆さんにとっても大変よかったのではないかと思います。

 3点めはやはり上海便の問題です。これは3年越しぐらいのちょっと重い課題でありまして、ご承知のように国、中央政府にも働きかけて、1月と6月と日中航空交渉もやってもらいました。もちろん富山県のためにだけやってもらったわけではありませんが、物別れになりましたので、これはなかなか厳しい状況になったなと思いました。しかし、幸いにして、国と国とはいろいろ大きな問題があっても、また急には片付かない課題があっても、地域と地域、また住民、そこに住む富山県民と例えば上海市民という関係は、やはりお互いに友好交流、経済交流を積極的に進めたほうが長い目で見て、両国のためにいいのではないかといったことについて、中国政府にも理解をいただき、また上海航空にも理解をいただいて、この10月23日から開設されることになったと。この点もそういう意味では大変印象深いことです。

 今後、どんなことに力を入れるかという点ですが、私はご承知のように知事選挙に出ますときに、富山県を世界に羽ばたく元気な県にしたいということで、活力・未来・安心の三つを柱にした35の政策をマニフェストという形で発表して、県民の皆さんにお約束しています。一口で言えば、このマニフェストでお約束したことはしっかり実現したいということです。当座を言いますと、県政の羅針盤のような長期計画はご承知のように、「元気とやまの創造計画」ということで、仮称ですがこの9月1日から総合地域計画審議会をスタートさせました。それはそれとして大事なことですが、遅くとも10年後に新幹線が来る、あるいは2年後には東海北陸自動車道が開通するというようなことをいろいろ考えますと、私はこの富山県がそういうものをうまくばねにして一段と飛躍するには、また一部で懸念されている新幹線によるストロー効果といったようなことを起こさないようにするには、やはりこの3年、5年という期間に富山県が私ども行政当局、また産業界、あるいは富山大学のようなところも含めて、県民を挙げて、いかに富山県を多彩な魅力のある地域にできるかということが勝負どころだと思っています。

 そのために今後も全力を尽くしたい。未来とやま戦略会議なども作りましたし、またその中で観光交流とか、まちづくり活性化部会など作っています。私は富山県民の皆さんは、非常に勤勉で前向きでねばり強い気持ちの温かい方が非常に多いと思います。これが富山県のいちばんの財産だと思っていますから、美しい豊かな自然やものづくりの伝統などいい点がたくさんあるが、そういった県民の皆さんが意欲を持てる、あしたに希望を持って前向きにチャレンジできるという環境をいかに整備していくか。そして、共に手を携えてやっていこうという雰囲気をいかに作っていくかというのが大事だと思っています。例えば「とやま起業未来塾」を作ったのもそういうねらいです。あそこに集まる塾生の39人の方が頑張ってほしいのですが、そういった方々にそういうチャンスを提供する、それで大いに研鑽をされる人たちの姿を見て、また多くの県民が前向きにいろいろな持てるポテンシャルを発揮してもらうという効果を期待しているというわけです。そういうことで、頑張っていきたいなと思います。

 タウンミーティングや中小企業の皆さんとの対話とか、オープンで分かりやすい県政であるとか、スピード重視、現場重視で考えようとか、それから富山県の現実を踏まえて、富山から日本を変えていこうといった気持ちは今でも変わらないわけで、また県民の皆さんの自立と幸せを目指していくといった点も変わりません。そういう姿勢で頑張っていきたいと思っています。

 最後に、上海便の就航率の向上についてのご質問がありましたが、先ほどもちょっとご説明しましたが、確かに先週の木曜日でしたか、ちょっと見せていただいた数字では、予約率は確かに低いのですが、皆さんもご存じのように、やはり上海便の定期開設というのは、当然県民の皆さん、企業の皆さんの期待を担って県がやらなければいけない。それから上海や中国からそれを利用してどんどん富山県に来てほしい、たくさんいろいろな人に来てもらったら、富山県で買い物をしたり、ホテルに泊まったりといろいろなことで経済を活性化することですから、まず優先的にやらなければいけない。富山県の人達が開設された上海便を使って上海に行くというのは、私は官から民への時代ですから、旅行業界の方に基本的にしっかり頑張ってほしいわけです。

 今回は先ほども申し上げましたように、一部心配をされた方も以前はありましたが、ある人たちにとっては想像以上に順調に進みましたので、今になってみるとちょっと準備期間が足りなかったのかなと思いますが、旅行業の皆さんも旅行商品をパンフレットにして、一般の県民の方に実際にPRをされたりしているのは、早いところで9月中旬です。遅いところはまだ作っていない、今から作るというところもあって、20日とか26日にやっと旅行商品ができたという会社もあるわけで、まだ今作成中というところもあります。率直に言って、先週末金曜日時点で予約率があまり上がっていないのは当然だと思います。しかし、せっかく県民の皆さんの熱い期待もあってできた定期便ですから、二月たち、三月たてば当然就航率は上がるでしょうが、やはり立ち上がりですね。せっかくできたんですから、もっと県民の皆さん、企業の皆さんにも乗ってもらって、「ああ、やっぱり上海っていうのは行ってみると勉強になるな」とか「楽しかったな」といった体験をしてもらえるように、県としても応援したいと思います。

 先ほどもご紹介しましたが、「上海便を育て発展させる会」、それから「富山空港を発展させる会」の皆さんと連名で、私どもの知事政策室長の名前で各方面に要請をしましたり、県民の皆さんにできるだけ行っていただくように努力はしたいと思っています。

●記者
 上海便に関係してですが、再度の訪中ということで、今後さまざまな面で友好、連携関係を深めるようにやりたいという話があったのですが、友好提携について具体的に何かアプローチするお考えはありますか。

●知事
 中国のほうは国情がちょっと違うものですから、例えば一つのところがあちらにもこちらにも友好提携をするというのはなかなか難しいようです。そういうことでなくてもいろいろな面で、友好交流、それから経済交流を深めるのは当然ですから、今回も例えば遼寧省も21年の友好県省のいろいろな積み重ねがあるのですが、上海市、また上海に限らず、中国の各方面と信頼関係ができるように努力をしていきたいと思います。

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