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知事記者会見[平成17年度]

2016年12月2日

知事室 目次

知事記者発表要旨[平成18年3月7日]

◆日時 平成18年3月7日(火) 午後1時30分〜1時45分
◆場所 県庁特別室

【目次】

1. 知事からの発表事項
  平成17年度2月補正予算案について
※配付資料は関連リンクをご覧ください。
 
2. 質疑応答

【知事からの発表事項】

記者会見で説明をする知事 それでは、17年度の2月補正予算案の概要(ポイント)をお話ししたいと思います。

 お手元の資料にありますように、最大の柱は、安全・防災対策の充実・強化ということです。その中の一つが、国の補正予算を活用した安全防災対策の推進ということでありまして、資料にありますように、富山養護学校の体育館でありますとか特別教室棟の改築、あるいは、富山ろう学校、ふるさと養護学校の耐震補強をするということです。

 それから、民間の保育所とか病院に対するアスベスト対策への支援をします。

 それから、鳥インフルエンザの発生・まん延防止のために、県の養鶏協会が行います消毒の徹底や野鳥の侵入防止などへの支援や、家畜保健衛生所に検査機器を整備します。金額は、それぞれお手元にあるとおりです。

 それから、安全防災対策の二つめの柱が、今後の財政運営に備えた「安全防災基金」の設置ということであります。昨年11月の中期財政見通しのときにも数字としては出ておりますが、おかげさまで、県税収入が当初予算に比べますと60億円ぐらい増え、また、全庁的に行政を効率化し経費節減していこうという気運が盛り上がってきたため、ある程度の財源が確保できましたので、そのうちの20億円を、県立学校等の耐震化、それから、富山西警察署(仮称)の整備、そして、私が知事に就任する以前から話題になっていた防災拠点の整備や消防学校の建て替え、いずれもだいぶお金がかかりますので、そういったことも念頭に置いて、安全なまちづくりや防災に関する施策を計画的に進める、そのための財源確保をするということで基金を設けることにしております。

 この財源としては、例えば9月補正で、急を要するということでアスベスト対策を一般財源で行ったのですが、その後、国の補助金をもらったり、交付税措置付きの県債を発行して、一般財源を4億円ぐらい節減できたとか、それから、先ほど申し上げた、全庁的な行政経費の節減、あるいは、公共事業でも少し補助金の採択の見直し等もありまして、9億円出てきた。そういったものをできるだけかき集めて20億円、防災安全基金に積んで、今申し上げたような学校の耐震化等に使おうということです。

 二つめは、その他、歳入の更正等ということです。県税の伸びは、昨年11月の中期見通しにあったとおりですが、当初予算に比べますと60億円近く伸びております。その他、全庁的な行政の効率化・節減ということもありますけれども、そういったものを今後の財政運営に備えるために、県債管理基金を今度の当初予算でだいぶん取崩すことにしております。17年度も取崩すことにしていたのですが、この取崩しを55億円ほどとりやめようということです。こちらは、どちらかというと県税収入の伸びを財源にしているともいえるかもしれません。

 その下に、県債の発行の抑制、NTT債の繰上償還により県債残高を33億円圧縮とあります。一般の県債発行の抑制は公共事業等の事業費が確定したことに伴うもので、13億7000万円ほどマイナスになるわけです。一方で、NTT債というのは、いうなれば、もともと国が手元にお金がないため、それで、地方に借金で仕事をしてもらって、返すときには国が補助金を出して全額国が持つという約束になっていたものでありまして、国が今回の補正予算でNTT債の繰上償還に当たるお金をくれたので、国からもらったものを即また国に返すというものが19億円ほどあります。 

 資料だけ先に説明しますと、主要事業の一覧表というのが3ページにありますが、今ほど申し上げた特殊学校等の耐震の話は、下から二つめの教育委員会の欄の5億7300万円というのを見ていただければありがたいと思います。

 それから、先ほどアスベスト対策の話をしましたが、これは3ページ中ほどの「保育所整備費」という欄を見ていただくと、アスベスト対策として605万7000円とありますが、これで保育所や病院を対象とした助成をするわけです。

 それから、鳥インフルエンザ対策の話ですが、3ページの農林水産部にある三つの項目のうちの下二つを足したものが683万2000円となります。

 それから安全防災基金の話は、この3ページではいちばん上の知事政策室のところで、ここに20億円積むことになります。

 それから、その他歳入の更正の中でいちばん大きな県債管理基金の取崩し戻しは、経営管理部の中の下の段落にあるとおり、55億円の取崩しをとりやめます。

 以下、4ページ、5ページは公共事業の内訳、県単独事業の内訳ですが、公共事業等は、例年今の時期に公共事業の箇所付けの確定があるものですから、大体予算はある程度余裕を見て、これもつけてほしいというふうに受けますので、どうしても毎年、普通は減額が大きいのですけれども、そういった数字になっているわけです。

 それから、今回の18年度当初予算でも、構造的な財源不足が180億円あるということで、職員給与の引き下げを引続き行うとともに、基金の取崩し等も行って、だいぶん財政調整基金とか県債管理基金が寂しくなって、そういう意味では懸念されたところですが、それを少しでも17年度、県税収入あるいは行政改革等の効果で戻すことができた。こういった点が今回の特色ではないかと思います。

 なお、この結果、18年度の2月補正後の財政調整基金と県債管理基金の残高ですが、1ページの下から二つめの表をごらんいただきますと、中ほどの「補正前」18年度予算発表時は、18年度末残高が財政調整基金と県債管理基金を合わせますと90億5100万円となっていました。100億円をいよいよ切って、俵に両足がかかった状態だなと思っていたのですが、今回55億円ほど戻せますので、2月補正後のところのいちばん右端を見ていただくと、18年度末残高で145億5000万円ほどまで戻すことができました。財政運営の基本からいいますと、収支が均衡していて、なおかつ財政調整基金が100億〜150億円ぐらいあるのが少なくとも望ましいのですが、財政構造赤字の180億円はともかくとして、基金はある程度、そういう数字になってきたのですが、しかしまだまだ厳しい。ちなみに、この数字は全国的に見ても富山県はあまり大きくありません。むしろ少ないほうです。隣の石川県は、この数字が17年度末で379億円、福井県は306億円ですから、両県に比べると半分以下だということです。まだまだ財政は厳しいのですが、私としては、当初予算の説明でも、財政再建、行政改革の山頂に向けて道筋が見えてきたというふうに申し上げましたが、今回の補正で、ともあれ、まず今後に備えて安全防災基金を設けることができた、それから、わずかでありますが、県債管理基金を戻すことができたということで、その点はよかったなと思っております。以上です。

【質疑応答】

記者会見で記者と質疑応答する知事●記者
 厳しい財政状況の中で、知事の公約の一つとされています安全なまちづくりの一環として、安全防災対策というのを、改めて行った意義を強調していただきたいのですが。

●知事
 今度の県議会でも、そういう議論が少し出ておりますけれども、財政が非常に厳しい中でも、やはり人の生命とか財産、安全を守るというのは非常に大切ですので、特に私は、学校の耐震化の問題とか、あるいは、それ以外の中央病院なども含めて県の公共施設の耐震化、あるいは富山西警察署みたいなもの、それから防災拠点の問題といったものはぜひやりたいのだけれども、何しろやはり先立つ財源がないということで苦慮していたのですが、昨年来の行革、あるいは経済活性化で工場誘致とかいろんなことをやってきたこともあって、県税収入が増えてきた。そのため、安全・防災の問題について、しっかりした橋頭堡を築くことができ、また、県債管理基金も少しではあるが、ある程度戻すことができた。私は当初予算のときにちょっと申し上げましたが、非常な財政危機で、まずそれを打開する、とにかく山の上を歩いてかなければいかんということだったのですけれども、私は、そういう意味で、今回の安全防災基金の設置等につきましては、県の財政運営が守りから攻めに転換する一つの象徴かなと思います。これからも、もちろん、工場誘致とか県内経済の活性化にも努めまして、何とか県税収入、財政構造をよくする。もちろん、行革もやらなければいけませんが、「元気とやま」づくり、その中でも当面大切な安全防災、こういったことについて、しっかりとした橋頭堡を築けたのではないかなと思っております。

 また、今回の補正予算は、安全防災という点のほか、財政再建という点でも橋頭堡というような面があると思います。

【 情報発信元 】
経営管理部 広報課 電話:076-444-8909  [ お問い合わせフォーム