県では、今年度初めて、文化庁の「日本語教育人材養成・研修カリキュラム等開発事業」を受託し、県内の地域日本語教育に携わる日本語ボランティアを養成する取組みを進めています。
今年10月から、全12回のカリキュラムで実施しており、日本語ボランティアとして必要な知識・技能・態度を身につけるため、現在19名の方が受講しています。
第6回目の講座(12/5)では、県内在住外国人の方をお招きし、「やさしい日本語」を使った対話の実践をしました。
◆講座の様子
※日本語ボランティアとは
日本語教師等の日本語教育専門家とともに、日本語学習者に寄り添いながら、対話を通して学習を支援・促進する役割を担います(学習者に直接日本語を指導する日本語教師とは異なります。)。
講座修了後は、地域の日本語教室等において活躍していただくことを想定しています。
※地域日本語教育とは
永住者・定住者等の「生活者としての外国人」が日本語を使って相互理解を図り、社会の一員として地域で生活できるようになることを目的とするものです。
※この養成講座のねらい
(1)地域日本語教室の活動を知り、日本語ボランティアとしての基礎を学びます。
(2)日本語教室内外の人たちと連携・協力して、より良い教室づくりを考え、実践する力を
身につけます。
(3)「withコロナ時代」における日本語支援について考えます。
カリキュラム詳細は、右側の「関連ファイル」から、チラシをご覧ください。
※この養成講座は、来年度以降も引き続き実施する予定です。ご興味のある方は、今後もぜひご検討ください。