県政レポート第63号[平成21年1月31日]
こんにちは、富山県知事の石井隆一です。
1月27日、1月補正予算案の臨時審議のため県議会を開催しました。1月補正を行うのは、38豪雪以来、46年ぶりのことです。
我が国経済は、「100年に1度」と言われる世界的な金融危機にみまわれており、国においては、昨年10月の「生活対策」、12月には「生活防衛のための緊急対策」と相次いで経済対策を打ち出しましたが、それを具体化する第二次補正予算案は、国会で審議中であり、予算執行の具体化までには、まだしばらく時間を要すると考えられます。
しかし、県内の景気・雇用情勢の厳しさは、待ったなしの状況にあります。
県としては、国の取組みを待つことなく、迅速かつ適切に対応したいと考え、(1)緊急雇用対策、(2)中小企業の資金繰り支援、(3)道路・橋りょうや学校の県単独事業、(4)防災対策、新型インフルエンザ体制の整備などを盛り込み、補正予算案を編成することとしたものです。
今後、新年度予算編成の大詰めを迎えますが、引き続き、喫緊の課題となっている景気・雇用対策等の推進に全力を尽くしていく考えです。
それでは、前回レポートしました12月29日以降の主な仕事や出来事について紹介します。
新年祝賀の儀(H21.1.1)宮中正殿松の間
皇居に参内し、他の県知事等とご一緒に天皇・皇后両陛下や皇室の方々に新年のお祝いを申し上げました。
富山市消防出初式(H21.1.4)城址大通り
城址大通りや松川沿いなどで「富山市消防出初め式」が行われました。約1,450人の消防署員や消防団の皆さんが参加され、勇壮なはしご登りや一斉放水などが披露されました。私も出席し、観閲した後、富山国際会議場で開かれた式典で祝辞を申し述べました。
執務始めの式、平成20年度優良職員表彰(H21.1.5)県庁4階大ホール
県庁で「執務始めの式」を行いました。100年に一度といわれる世界同時不況により、景気や雇用情勢が厳しさを増す中での年明けとなりましたが、私から、「厳しいときこそ県庁の真価が問われる。県民のための県庁という初心を忘れず、現状をしっかりと見据え、問題に正面から取組み、未来に向って新たな挑戦をする年としたい」とお話しました。
なお、昨年末の仕事納め後(12月30日まで)も窓口を開設し、(1)労働相談や県営住宅への入居問い合わせなど89件の相談等に対応できたこと、(2)2,408人の方々に県工事や備品等の代金約25億円の支払いを行うことができたこと等に関連して、年末まで業務に携わった職員をねぎらいました。
その後、県議会大会議室で県議会議員の皆さんと新年初顔合わせがあり、午後には、年等の記者会見を行いました。
富山県経営者協会新年互礼会(H21.1.5)富山電気ビル
県経営者協会、県機電工業会、県プラスチック工業会、県情報産業協会、とやま技術交流クラブの5団体合同の新年互礼会に出席しました。井村健輔会長(県経営者協会と県機電工業会の両会長)の開会挨拶に続いて、私からお祝いのご挨拶をした後、笠井千秋県プラスチック工業会長のご発声で乾杯が行われ、各会員企業の経営者など約400人の参加者の皆さんと懇談し、新年をお祝いしました。
宇奈月温泉旅館協同組合・かたかご会新年挨拶(H21.1.6)知事応接室
宇奈月温泉旅館協同組合(延対寺篤理事長)と旅館のおかみさん達でつくる「かたかご会」(中島喜代美会長)の皆さん11人が、県庁を訪問されました。延対寺理事長から、「宇奈月温泉では、昨年4月から11月までの宿泊客が全体で前年より6%増え、中でも東海地方からの宿泊客は、34%増えた。東海北陸自動車道の全線開通をきっかけとし、関西方面も含め、さらに誘客を図りたい」と意気込みを示されました。私からは、「富山県は1回訪れるとその良さがわかり、リピーターが多い。県としても、首都圏や中部圏に加えて、関西方面での新たな観光PRを考えたい」とお伝えし、観光業界をはじめ地域振興に関心を持っていただいている多くの県民の皆さんと力を合わせて頑張っていきたいとお話しました。
建設業協会からの平成21年度予算等に対する要望(H21.1.6)知事室
県建設業協会(近藤駿明会長)の代表者の皆さんが県庁を訪問され、新年度に向けた要望書を提出されました。ご要望は、必要な社会資本整備の推進や中小企業の受注機会の確保、切れ目ない公共工事の発注など5項目であり、私からは、「国の公共事業費は減っており、県財政も極めて厳しいが、必要な事業はやらなければならない。要望については、充分検討したい」とお答えしました。
富山県ホテル旅館生活衛生同業組合の新年挨拶(H21.1.7)知事応接室
富山県ホテル旅館生活衛生同業組合(坂井勉理事長)の代表者の皆さんが県庁を訪問され、懇談しました。まず、私から、組合の皆さんが、日頃から観光誘客に積極的に取り組んでおられることに感謝申しあげたうえで、県としても、ホテル旅館などが行うソフト(従業員の語学研修など)、ハード(ユニバーサル デザインに対応した施設改修)両面での観光客の受入態勢整備に支援するほか、県外や海外などでの観光PRを行うなど、事業者の皆さんとも連携しながら、観光客の増加を図っていきたいとお話しました。
平成21年富山県警察年頭視閲式(H21.1.8)県総合運動公園
県警の年頭視閲式が県総合運動公園屋内グラウンドで行われ、出席しました。女性警察官部隊や機動隊、広域緊急援助隊、山岳警備隊など計11部隊約390人が行進し、整列。視閲官の斉藤県警本部長らとともに各部隊を巡閲した後、私から祝辞を申し述べました。
駐瀋陽日本国総領事の知事表敬訪問(H21.1.8)知事室
中国遼寧省・瀋陽総領事館の松本盛雄総領事が県庁を表敬され、懇談しました。富山県と遼寧省は、昭和59年に友好県省を締結して以来、平成10年の大連便就航、さらに平成6年には県大連事務所を設置するなど、交流を積み重ね、本年で25周年を迎えます。
私から、25周年を記念して、5月の連休明け頃に遼寧省を訪問する意向であることをお伝えしたところ、総領事から、「遼寧省での富山県のPRについて協力し、経済をはじめ幅広い分野での交流を応援したい」と心強い発言をいただき、うれしく思いました。
県・経済団体雇用安定推進会議(H21.1.9)県民会館
急激に悪化する県内の雇用情勢を踏まえ、県と労働局、民間からは中小企業団体中央会や経営者協会など4団体が参加して、雇用確保に向けた対応策について話しあいました。
私からは、経済団体に対し、非正規労働者の安易な雇い止め等は行わないようにされたいこと、一部に新規採用予定者の内定取消といった報道もあるが、是非とも確実な採用をお願いしたいことなどを強く要請するとともに、県としても国の補正予算の活用を含め緊急の経済・雇用対策等を全力で推進していく旨をお話しました。
県農業協同組合中央会等からの平成21年度予算に対する要請(H21.1.9)
県農業協同組合中央会(江西甚昇会長)などJAグループ4団体の皆さんから、新年度予算について要望が提出されました。各団体の会長らから、食の富山ブランドの確立や地域営農支援など11項目の要望があり、私からは、担い手の育成や土づくり、耕作放棄地対策などに積極的に取り組み、農業者が意欲を持って取り組めるよう支援していきたいとお答えしました。
高岡市消防出初式(H21.1.10)高岡城東地内
高岡市城東町地内において、「高岡市消防出初式」が行われました。約1,150人の消防署員や消防団、婦人消防隊などの皆さんが参加され、木遣り唄やまとい振りなどが披露されました。私も出席し、観閲した後、高岡文化ホールで開かれた式典で祝辞を申し述べました。
省庁等挨拶回り(H21.1.13)東京
経済産業省を訪れ、二階俊博経済産業相にお会いし、懇談しました。私から、「厳しい経済環境のもとで、我が国の今後の持続的な経済成長を図るには、新産業・新事業の創出が不可欠。富山県でも産学官で取組んでいるが、国において、ベンチャーの育成や、ロボット産業の振興などの地方の取組みを支援していただきたい」とお話しました。
大臣からは、「国において、家事や介護などを行う生活用ロボットの開発を進める懇談会を設立したいと考えており、その際には、石井知事に是非メンバーに入っていただきたい」とのお話がありました。
富山県はロボットの技術開発や活用が盛んであり、今後とも、その振興を図っていきたいと考えています。
全国知事会緊急雇用対策本部会議(H21.1.14)都道府県会館
急速な雇用情勢の悪化に、各都道府県が連携して対処する目的で、全国知事会の緊急雇用対策本部の初会合が東京で開催され、出席しました。
会議では、私から、(1)雇用対策はもちろん、それと並行して雇用を支えるためにも中小企業に対する支援策の強化が必要であること、(2)国の「ふるさと雇用再生特別交付金」や「緊急雇用創出事業交付金」の運用に関して、人件費だけでなく人材育成研修の費用も対象にするなど弾力的に使えるよう見直すこと、などを主張しました。
会議後、非正規労働者の処遇改善に向けた法的整備や、雇用の維持などについて要望書がとりまとめられ、政府や日本経団連などに提出されました。
その後、国土交通省の北村隆志鉄道局長に面会しました。資材高騰に伴う整備新幹線の建設費の増加が新たな地方負担につながることが懸念されたため、急きょ、申し入れを行うこととしたものです。同局長に対し、建設費の増嵩の理由を明確に説明してもらうとともに、仮に増嵩が止むを得ないものであっても、地方の厳しい財政状況を踏まえ、将来JRが負担する貸付料その他の必要な財源を国の責任において十分確保し、極力新たな地方の負担が生じないよう強く求めました。
北村局長からは、「建設費の増加分については、当然地方負担を求めるということではない。貸付料の活用も含め、地方の意見を聴きながら、政府・与党で検討し、年末までに結論を出すこととしている延伸の財源問題とあわせて考えていく」旨の発言がありました。
NHK会長への要望(H21.1.15)NHK東京
長野県の村井知事、小矢部市出身の山田俊男参議院議員、小矢部市の桜井市長などの皆さんと一緒に、東京渋谷区のNHK放送センターを訪れ、福地繁雄NHK会長にお会いして、小矢部市ゆかりの武将木曾義仲と巴御前を大河ドラマに取り上げていただきたいと要望しました。
私から、「木曽義仲と巴御前は、飢饉で地方が疲弊し中央政府が混迷していた時代に、地方から身を起こし、一身一家のためでなく、国家国民を救いたいという大志を持って戦った武将。混迷する今の時代にあらためて光を当てるにふさわしい人物だと思う。」と、富山県として作成した企画書を、職員が頑張って作成してくれた全50話分のシナリオも含めて提示しながらお話しました。
福地会長からは、「自分も義仲について読んだことがあるが、富山県の企画書は、よく調べ、工夫してあり感心した」、日向英実放送総局長からは、「全国から20件ほどの要望があるが、両県の熱意はよくわかったので、有力候補の1つとして検討したい」と発言がありました。私からは、「これは源平時代の男女共同参画の物語として位置づけ、巴御前を主役にする方がよいのではないか」と提案したところ、NHK側から「巴御前のはまり役が見つかればおもしろい」などの発言があり、盛り上がりのある有意義な懇談となりました。
県高等学校PTA連合会からの要望(H21.1.16)知事室
昨年末に県立高校の再編計画が決定したことを踏まえ、県高等学校PTA連合会(大橋聡司会長)から、県立高校再編の着実な推進と学習環境の充実の支援など4項目について要望がありました。私からは、「要望を真摯に受け止め、各高校の特色を活かし新たな時代に相応しい高校の再編整備や、教育環境の充実を積極的に進めていきたい」とお答えしました。
自由民主党富山県議会議員会からの少子化対策・子育て支援条例(仮称)の制定に関する申し入れ(H21.1.16)知事応接室
自由民主党富山県議会議員会(横田安弘会長)から、少子化対策・子育て支援条例(仮称)の制定に関して、(1)基本理念に「子育ては家庭が基盤であること」を加えること、(2)市町村との役割分担や連携・協力を明確にすること、(3)次世代育成支援対策推進法の一般事業主行動計画の策定義務の適用範囲を大幅に拡大することなど6点の要望と、条例制定を急がず、さらに広く意見を聴く機会を設けながら進めるよう申し入れがありました。
私からは、「条例案については、県民、市町村、経済界等の意見を幅広く聴き、これをできるだけ活かしてつくることが重要であり、今後、なお県内数箇所でタウンミーティングや経済団体等との懇談などの実施を検討している。上程時期は二月議会にこだわる考えは、元来ないので、もう少し時間をかけ、議論を尽くしていきたい。」とお答えしました。
県婦人会の「知事と語る会」(H21.1.16)カナルパークホテル富山
県婦人会(岩田繁子会長)主催の「知事と語る会」に、お招きをいただき、出席しました。
県政の重要施策等について講演を行った後、約50人の参加者の皆さんと意見交換を行い、県の審議会等への女性参加率や女性の管理職への登用率の向上や、地域交通問題など熱心な質問をいただきました。
県婦人会の皆さんは、マイバック運動などの環境保全、青少年健全育成、福祉活動などに積極的に取り組まれ、地域活性化に大いに貢献いただいており、心から感謝しています。これからも、力を合わせて、元気な富山県づくりに取り組んでいきたいとお話しました。
富山県林政連盟からの要望(H21.1.16)知事室
富山県森林組合連合会(内藤邦彦会長)など森林関係6団体で構成する県林政連盟から、新年度予算に関して、森づくりの推進や県産材の利用拡大などの要望書の提出がありました。
内藤会長から、国の緊急雇用対策で林道整備などが検討されており、県も国と連動して取り組んで欲しいとの発言があり、私からは、「林業従事者の確保策については、研修などの人材育成策を含め、長期的な人材確保につながるような制度の運用を国に求め、推進していきたい」と、お話しました。
北陸新幹線高岡一歩二歩高架橋工事・高岡江尻高架橋工事安全祈願(H21.1.19)高岡市福岡町大滝地内
北陸新幹線の高岡一歩二歩・高岡江尻両高架橋の安全祈願に出席しました。鉄道建設・運輸施設整備支援機構や県、高岡市、施行会社など約120人が出席し、鉄道・運輸機構の山崎北陸新幹線第二建設局長、橘高岡市長とともに、かま入れを行い、工事の無事を祈りました。
県内区間のうち、富山駅以西では初の高架橋工事であり、平成26年度末までの開業に向け、県西部での工事が本格化します。
若者と語る!!少子化・子育てミーティング(H21.1.19)富山大学
富山市五福の富山大学黒田講堂で、「子育てミーティング」を開催し、県が検討を進めている少子化対策・子育て支援条例(仮称)について、学生の皆さんからご意見を伺いました。
富大や富山国際大、富山歯科総合学院などから約130人の学生に参加いただき、私からは県の少子化対策・子育て支援施策の現状と方向について、また、県子ども政策県民会議条例制定専門委員会座長の神川康子富大教授から条例の内容等について説明した後、意見交換を行いました。
今後も、県民や事業者などから幅広くご意見を伺いながら、条例案の検討を進めていくこととしています。
火災死亡事故緊急対策会議(H21.1.19)県民会館
平成20年の火災による死者数が記録の残る昭和23年以降で最多の29人となり、新年に入ってからも、1日には南砺市(6人死亡)、4日には小矢部市(2人死亡)など火災が相次いでいることから、緊急の対策会議を開催しました。
県内での住宅用警報機普及率は、現在、市町村平均で57%と、住宅での設置が義務づけられた昨年6月の30.2%に比べ、2倍近くに増えていますが、小矢部市のケースでは、警報機は取り付けられていませんでした。
会議では、(1)住宅用火災警報器を設置していた場合の死者数は、設置していない場合の3分の1に減るとの推計の報告を踏まえて、同警報機の普及を一層進めること、(2)婦人防火クラブや女性消防団員の皆さんのさらなるご尽力をいただいて、火災予防対策を一段と強化することなどを申し合わせました。
平成20年度第2回市町村長会議(H21.1.20)高志会館
本年度第2回目の市町村長会議を開催し、首長の皆さんと意見交換を行いました。まず、私から、ご挨拶を行った後、県の緊急経済・雇用対策の取組み状況や、定額給付金、県観光振興戦略プラン(仮称)などについてご説明をしました。
その後の意見交換では、市町村長の皆さんから、国の2次補正予算で期限付きとされている妊産婦健診や消費者施策を恒常的な制度に見直すべきとの意見や、豪雨対策としての河川整備における県と市町村の連携、並行在来線の運行形態等の協議促進、地域の観光振興への支援などについてのご意見、ご要望をいただきました。
第2回ロシア・欧米・環日本海 物流・観光懇話会(H21.1.21)虎の門パストラル(東京)
環日本海のゲートウェイとしての富山県の地勢的な優位性を活かし、ロシア・欧米・環日本海地域に対する物流・観光戦略を検討する第2回目の懇談会(座長:谷内正太郎政府代表大使)を東京で開催しました。
まず、私から、「中国、ロシア、さらには広い欧米なども含めグローバルな視点で成長エネルギーを取り込み、富山県の発展につなげていきたい。」とご挨拶を申しあげました。
懇談会では、(1)昨年12月に設置した分野別の2研究会(「ロシア・環日本海物流研究会」(会長:藤野文晤(財)富山県新世紀産業機構環日本海経済交流センター長)、「国際観光研究会」(会長:渡辺康洋富山大学芸術文化学部教授)の第1回研究会の概要、(2)昨年11月に県が実施した「ロシア極東訪問団」の調査結果の報告が行われました。
さらに、福川伸次アドバイザー((財)機械産業記念事業財団会長)から氏の幅広いご見識、ご経験に基づく貴重な話題を提供いただいた後、意見交換を行いました。
今後、懇話会及び研究会での議論を深め、今秋頃を目途に中間提言のとりまとめを行いたいと考えています。
富山県自治会連合会との懇談会(H21.1.22)県民会館
富山県自治会連合会(窪田菊次郎会長)との懇談会を開催しました。懇談に際して、私から、自治会連合会の皆さんには、日頃から地域住民の先頭に立って献身的なご尽力をいただいていることに心から感謝申しあげ、県の施策等についてご説明した後、窪田会長から要望書を提出いただきました。
今年の重点要望事項として、(1)安全で安心なまちづくり、(2)北陸新幹線建設に伴う交通体系の整備促進の2点が示され、私からは、「地区安全なまちづくり推進センター」に対する補助金の支給期間の延長を検討することや、関係市町村と連携した北陸新幹線新駅へのアクセス等の整備を計画的に進めていくことなどをお答えしました。
富山県PTA連合会からの要望書提出(H21.1.23)知事室
県PTA連合会(林久嗣会長)の役員の皆さんから、新年度予算編成にあたっての要望書を提出いただきました。林会長から、平成21年度からの中学校1年生の35人学級(選択性)の導入について感謝の意が示されるとともに、スクールカウンセラーの小学校への配置拡充、「中1学級支援講師」や「小学校専科教員」の継続など7項目の要望事項を説明していただきました。
私からは、財政状況は厳しいが、各要望について充分に検討し、教育の更なる充実に向け努力していきたいとお話しました。
(株)ウーケ富山入善工場竣工祝賀会(H21.1.23)ANAクラウンプラザホテル富山
(株)ウーケ富山入善工場の竣工祝賀会が開かれ、宮腰衆議院議員、米澤入善町長らとともに、私も、お招きいただき、出席しました。
同社が、本県の美味しい富山米、良質で豊富な天然水に恵まれた立地環境に着目され、入善海岸深層水企業団地に工場を新設し、無菌包装米飯の製造を行うこととされたのは誠に喜ばしいことです。(1)富山県産の無洗米を使用、(2)深層水を利用した冷却システムの導入(これにより生じた温水は入善漁協が取組むアワビの養殖に利用されます)など、まさに本県ならではの資源を十分に活用いただくものです。
祝賀会では、私から、「昨年4月の起工以来、完成を心待ちにしていたが、この日を迎えることができ、本当にうれしく思う。このたびの竣工は、本県の産業振興、雇用創出、とやま米のブランド化の推進等に大きく寄与するものと期待している」とお祝いのご挨拶を申し述べました。
新川経済倶楽部30周年記念式典(H21.1.24)ホテルグランミラージュ
魚津市のホテルグランミラージュで、新川経済倶楽部の創立30周年記念式典が開催され、私も出席し、感謝状(「あすの富山県を創る協議会」会長名(会長:知事))の贈呈を行いました。
新川経済倶楽部は、新川地域の経営者からなる団体で、昭和54年の設立以来、経済、教育、文化、スポーツ等の地域に密着した活動により、ふるさとの魅力向上に取り組まれてきています。
式典では、私から、「30年にわたる歴史と伝統を礎にさらに大きく発展されることを祈念するとともに、今後とも、新川地域、そして富山県の発展に一層のご尽力をいただきたい」と祝辞を申し述べました。
カターレ富山“キックオフパーティー2009”(H21.1.25)富山第一ホテル
カターレ富山のJ2での活躍を応援するキックオフパーティー2009が開催され、来賓として出席しました。
選手スタッフ入場後、中尾社長の開催挨拶、長勢衆議院議員((社)富山県サッカー協会名誉会長)の祝辞につづき、私から、「監督、選手の皆さんには、元気とやまを象徴する闘志あふれるプレーで頑張っていただきたい。近い将来、J1のステージに昇られることを心から期待しています」と激励のご挨拶をしました。
2009文化人新年懇親会(H21.1.26)ANAクラウンプラザホテル富山
2009文化人新年懇親会が開かれ、私も出席し、本県の芸術文化、経済界などを代表する約340名の皆さんとともに新年を祝い、富山県のさらなる発展に向けて思いを新たにしました。
当日の26日の取締役会で新社長となられた河合隆北日本新聞社長の開会挨拶の後、私から、「百年に一度といわれる経済危機の中だからこそ元気なとやま県をつくる上で、経済の活力はもとより、心の元気、精神の活力が一層大切で、そのためにも芸術文化の振興が重要だと考えている。幸い富山県は、美しく豊かな自然やものづくりの伝統、多彩な歴史文化などに恵まれており、何よりも、それらを磨き、活かそうと、ひたむきに取り組む多くの県民の皆さんがいる。主催の北日本新聞社も今日から新しいスタートを切られたが、県としても、県民の皆さんが未来に夢や希望を持ち、前向きに働き暮らせるよう、緊急経済、雇用対策に取組むことはもとより、富山県がもっともっと元気になるよう、文化の振興などにも積極的に取り組んでいきたい」とお祝いのご挨拶をしました。
1月臨時議会(H21.1.27)議会本会議場
46年ぶりに1月臨時議会を開催し、一般会計で50億7,893万円、企業会計で623万円の補正予算案の2議案などを上程しました。
補正予算の具体的な内容は、中小企業への金融支援として、緊急融資と借換資金の2種類で融資枠を144億円拡大するとともに、道路や橋りょう、学校などの耐震設計の前倒し、雇用分野では、富山労働局などと連携した相談会や専門家による労働相談の拡充、技術専門学院での離職者を対象とした緊急短期訓練の実施などです。
提案理由説明に引き続き、質疑、採決が行われ、昭和38年度以来、46年ぶりとなる1月補正予算が成立しました。
映画「劒岳 点の記」感謝の夕べ(H21.1.27)名鉄トヤマホテル
映画「劒岳 点の記」の完成記念特別試写会が、ファボーレ東宝で開催され、ファンやロケに協力された関係者の皆さんと一緒に、私も鑑賞しました。
原作は、新田次郎氏の同名の小説であり、明治時代、三角点設置のため、未到峰とされた剱岳山頂を目指した男たちの姿を描いたものです。日本映画会を代表する名カメラマンとして知られる木村大作監督の初監督作品であり、平成19年4月から20年7月までの間、県内を中心に約200日にわたるロケが行われました。
特に、監督、俳優、スタッフが自ら荷物を担ぎ、剱岳に登り、ストーリーの流れに合わせてシーンを撮影していく「順撮り」による映像は、雄大で美しく、かつ厳しい自然の姿はもちろん、同時にその極めて厳しい自然に対し、ひたむきにチャレンジする人間の姿、心を鮮やかに写し出しており、本当に感動しました。
夜には、市内ホテルで「劒岳 点の記」感謝の夕べが開催され、私も出席しました。木村監督、俳優の浅野忠信さん(柴崎芳太郎役)、香川照之さん(宇治長次郎役)、蟹江一平さん(山口久右衛門役)らのご挨拶の後、私から、「この映画には、剱岳をはじめとする立山連峰の大自然の美しさや厳しさのみならず、お金や名誉でなく、自らの仕事への誇りをかけて、苦難に立ち向かう人々の姿が見事に映しだされていて感動しました。特に、山を良く知り、必要なことをきちんと献身的に行い、謙虚に周りの人々に心配りしながら、柴崎や仲間を支え、勇気づける案内人の宇治長次郎に、良き越中人、ひいては良き日本人の典型を見る思いがする。世界経済も中央政治も人の心も、残念ながら混迷の状況にある今、美しくも厳しい自然の姿とともに、懸命に生きることによって磨かれた本物の人間の心、生きざまを撮って下さった木村大作監督、出演者、スタッフの皆さんに心から感謝したい」とご挨拶とお祝いを申し上げました。また、関係の皆様とともに映画の完成をお祝いするとともに、6月公開予定の本作品の成功をお祈りしました。
第7回明日のとやま教育創造懇話会(H21.1.28)県民会館
「明日のとやま教育創造懇話会」(座長:西頭徳三富山大学長)の最終会合が開かれ、事務局からこれまでの意見を盛り込んだ報告書案をお示しし、最終とりまとめの議論をしていただきました。
私は他の公務のため、途中で退席しましたが、この日は、お茶の水大学大学院の耳塚寛明教授に臨時委員としてご出席いただき、最近の教育を取り巻く流れや最新の課題、懇話会報告案に対するアドバイスなど貴重なご意見をいただきました。
中尾哲雄氏旭日中綬章受章を祝う会(H21.1.28)
中尾哲雄氏(株式会社インテックホールディングス代表取締役会長)の旭日中綬章受賞を祝う会が開催され、県政財界をはじめ、大学、芸術・文化関係などから錚々たる方々(約330人)が集まり、中尾氏の受賞をお祝いしました。私から、「中尾氏は、卓越した経営手腕で優れた国際感覚によりインテックを我が国を代表する総合IT企業に育てあげられた。また、教育や安全など幅広い分野でご尽力をいただくなど、本県はもとより日本の経済界を代表されるリーダーである。今後ともご壮健で、富山県や我が国の発展のため、一層のご尽力をお願いしたい」と祝辞を申し述べました。
「明日のとやま教育創造懇話会 提言報告」の知事への提出(H21.1.30)知事室
「明日のとやま教育創造懇話会」の西頭徳三座長(富山大学長)、同委員の田中一郎氏(田中精密工業会長)、大橋聡司氏(県高等学校PTA連合会会長)の皆さんが知事室を訪問され、懇話会の提言報告書をご提出いただきました。
一昨年11月に懇話会を設置して以来、7回にわたり議論を重ね、提言とりまとめにご精励いただきました。基本理念として「富山から世界へ羽ばたき、未来を切り拓く人間の育成」〜県民みんなが創る「富山の新しい教育」〜を掲げるとともに、チャレンジ精神や郷土への誇り、思いやりの心といった子どもたちに育んでいきたい「5つの力」を提起していただきました。また、その実現を図るための富山ならではの特色ある取組みや環境整備が「富山スタンダード」として盛り込まれており、骨太でかつ各分野に目配りしたご提言となっています。
今後、この懇話会のご提言の趣旨にそって、市町村とも連携し、幅広い県民の皆さんのお力をいただきながら、本県教育の振興を図り、次代を担う若い人の育成に努めてまいります。
少子化・子育てミーティング(H21.1.31)ホテルアクア黒部
黒部市で少子化・子育てミーティングを開催し、出席しました。雨模様にもかかわらず、約280人の参加者で会場は満員。私から、数年来の本県の保育サービス等の拡充、民間の協賛をいただいての子育て応援団事業、仕事と子育ての両立支援の取組みや、昨年10月からスタートさせた子育て応援券配布事業の主な目的、内容、乳幼児医療制度、学校、家庭、地域における教育振興等など、主な少子化対策・子育て支援施策について、お話するとともに、条例制定専門委員会の神川康子座長(富山大学教授)から、現在、策定に向け検討中の「少子化対策・子育て支援に関する条例(仮称)の主な内容(案)について説明を行いました。その後、参加者の皆さんから、「作業としてではなく、我が子のように保育していただける保育施設や保育士を増やしてほしい」、「中小企業に勤務している人が多いが、条例制定を機に子育て支援等の面で事業規模による格差が是正されるようにしてほしい」、「条例の中に、若い母親の望ましい体力づくりのために、食育について盛り込んで欲しい」など熱心な意見交換が行われました。これらのご意見を十分参考にしながら、条例案の検討を進めてまいります。
天皇陛下御即位20年奉祝富山県民大会(H21.1.31)富山国際会議場
「天皇陛下御即位20年奉祝富山県民大会」が挙行され、県内各界の代表の方々とともに出席しました。来賓として奉祝のご挨拶を行い、ご即位20年の佳節を県民の皆様とともにお祝いしました。
なお、その他のものを含め、この間の仕事や出来事を一覧表にしてまとめましたので、ご覧ください。
| 1月1日(木) | ・新年祝賀の儀 |
| 1月2日(金) | ・公務なし |
| 1月3日(土) | ・公務なし |
| 1月4日(日) | ・富山市消防出初式 |
| 1月5日(月) | ・執務始めの式、平成20年度優良職員表彰式 ・庁議 ・新春を寿ぐ初会合 ・知事定例記者会見 ・富山県経営者協会新年互礼会 |
| 1月6日(火) | ・宇奈月温泉旅館協同組合・かたかご会新年挨拶 ・建設業協会からの平成21年度予算等に対する要望 ・富山商工会議新年祝賀会 |
| 1月7日(水) | ・富山県ホテル旅館生活衛生同業組合の新年挨拶 ・JFグループ新春交歓会 ・富山県議会山村振興議員連盟からの平成21年度予算に係る要望 ・富山県議会スポーツ振興議員連盟からの平成21年度予算に係る要望 |
| 1月8日(木) | ・平成21年富山県警察年視閲式 ・駐瀋陽日本国総領事の知事表敬訪問 ・警察署長会議 ・共産党からの平成21年度県予算に対する要望 ・富山県商工会連合会新春懇談会 |
| 1月9日(金) | ・県・経済団体雇用安定推進会議 ・富山経済同友会新年昼食会 ・(社)日本旅行業協会(JATA)富山地区会新年賀詞交歓会 ・農業協同組合中央会等からの平成21年度予算に対する要請 |
| 1月10日(土) | ・高岡市消防出初式 ・(社)富山青年会議所新年祝賀会 |
| 1月11日(日) | ・公務なし |
| 1月12日(月) | ・公務なし |
| 1月13日(火) | ・県外出張(省庁等挨拶回り) |
| 1月14日(水) | ・全国知事会緊急雇用対策本部会議(都道府県会館) ・国土交通省鉄道局など要請 |
| 1月15日(木) | ・NHK会長への要望(NHK東京) ・平成21年新春高岡経済懇談会(高岡商工ビル) |
| 1月16日(金) | ・県高等学校PTA連合会からの要望 ・公明党からの平成21年度予算に対する要望 ・民主・県民クラブからの平成21年度予算に対する要望 ・自由民主党富山県議会議員会からの少子化対策・子育て支援条例(仮称)の制定に関する申し入れ ・県婦人会の「知事と語る会」 ・富山県林政連盟からの要望 |
| 1月17日(土) | ・事務打合せ |
| 1月18日(日) | ・事務打合せ |
| 1月19日(月) | ・北陸新幹線高岡一歩二歩高架橋工事・高岡江尻高架橋工事安全祈願 ・若者と語る!!少子化・子育てミーティング ・火災死亡事故緊急対策会議 |
| 1月20日(火) | ・平成20年度第2回市町村長会議 |
| 1月21日(水) | ・第2回ロシア・欧米・環日本海 物流・観光懇話会 |
| 1月22日(木) | ・富山県自治会連合会との懇談会 ・平成21年度予算知事査定ヒアリング |
| 1月23日(金) | ・富山県PTA連合会からの要望書提出 ・知事定例記者会見 ・(株)ウーケ富山入善工場竣工祝賀会 ・富山県中小企業団体中央会新春懇親会 |
| 1月24日(土) | ・新川経済倶楽部30周年記念式典 |
| 1月25日(日) | ・カターレ富山“キックオフパーティ2009” |
| 1月26日(月) | ・2009文化人新年懇親会 |
| 1月27日(火) | ・議会本会議 ・映画「劔岳 点の記」感謝の夕べ |
| 1月28日(水) | ・第7回明日のとやま教育創造懇話会 ・中尾哲雄氏旭日中綬章受賞を祝う会 |
| 1月29日(木) | ・庁内執務 |
| 1月30日(金) | ・「明日のとやま教育創造懇話会 提言報告」の知事への提出 |
| 1月31日(土) | ・少子化・子育てミーティング(黒部市) ・天皇陛下御即位20年奉祝富山県民大会 |