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知事室へようこそ

人が輝く「元気とやま」の創造をめざして

富山県知事 石井隆一

石井知事写真 去る平成20年10月19日の知事選挙で、多くの県民の皆さんのご支援とご支持をいただき、富山県知事として2期目を迎えました。私にお寄せいただきました県民の皆様の信頼と期待にお応えすべく、ふるさと富山県の発展と県民の皆様の幸せのために全力を尽くしてまいります。

 わが国は今、中長期的には少子・高齢化の進行と人口減少時代の到来、当面の緊急課題としては、グローバル化の進展の中での米国発の金融危機とわが国の実体経済への深刻な影響など、厳しい経済社会情勢のもとにあります。

 私は、去る10月23日、再選後のご挨拶もあって麻生総理大臣にお会いし、選挙戦の最中や前後にいただいた県民の皆さんの声を踏まえて、中小企業対策、雇用・人材確保対策、小中学校・高校や橋りょうの耐震化など安全・安心な社会資本整備、高速道路料金の大幅引き下げ、これまで以上の住宅ローン減税の実施、東京などと地方の格差是正対策等を強く要請しました。その後、政府において、これまでに比べれば相当に思い切った総合経済・雇用対策を打ち出していただいたことは、色々議論もありますが、富山県の要請もかなり活かしていただき、有難く思っています。

 富山県としては、政府の経済・雇用対策を踏まえて、従来からの県単独施策の充実も含め、予算面、実施面での速やかで的確な対応に努めることとしています。

 さて、2期目に入るに当たり、今後の県政運営に当たっての私の基本的な考え方を申し上げたいと思います。

 4年前に初めて知事に就任して以来、私の変わらぬ目標は、県民の皆さんが、男性も女性も、高齢者も若い方も、一人ひとりが輝いて生きられる「元気な富山県」を創ることです。

 このためにも、私は、引き続き行財政改革に真摯に取り組むとともに、「活力」「未来」「安心」の3つを柱とする60項目の重要政策の着実な推進に努め、富山県の新たな未来を切り拓き、「人が輝く元気とやま」の創造の実現を目指してまいります。

 第一に、「活力とやま」の実現、すなわち、毎年3千人余の若者が東京などに流出している状況に歯止めをかけ、若者をはじめ県民の皆さんが「夢や誇りを持って富山県で生き生きと働き暮らせる経済社会づくり」をめざします。

 その際、最近、世界で最も発展しつつある中国やロシアなど環日本海地域のエネルギーを富山県に取り込むよう努めます。

 第二に、「未来とやま」の実現、すなわち、現在、1.34と低迷している本県の合計特殊出生率の向上を図るため、若いご夫婦が希望を持ち、安心して子どもを生み育てられる、「未来に希望の持てる社会づくり」をめざします。

 第三に、「安心とやま」の実現、すなわち、高齢化が進行する中で、高齢者・障害者を含め県民の皆さんが各々、健康で生きがいをもち安心して暮らせる「健康で安全・安心な地域社会づくり」をめざします。

 また、こうした政策を実現するため、引き続き、「オープンでわかりやすい」、「県民の自立と幸せの重視」、「スピード重視」、「現場重視」、「とやまから日本を変える」の5つの基本姿勢に立って、県政運営を行ってまいります。

 この4年間、県内各地でのタウンミーティング、中小企業との対話、子育てミーティング等を通じて、富山県の様々な分野でひたむきにチャレンジしている多くの県民の皆さんに出会うことができ、大変心強く、うれしく思いました。

 私は、今後とも、こうした県民の皆さんの知恵と力を結集して、人が輝く「元気とやま」の創造に、誠心誠意、努力してまいります。皆さんのご理解とご協力を心からお願い申しあげます。