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知事室へようこそ

みんなで創ろう!人が輝く高志の国

〜「元気とやま」の創造をめざして〜

富山県知事 石井隆一

石井知事写真 去る平成24年10月28日の知事選挙で、多くの県民の皆さんの温かく 力強いご支援とご支持をいただき、引き続き富山県政を担うことになりました。私にお寄せいただきました県民の皆様の信頼と期待にお応えするため、ふるさと富山県の発展と県民の皆様の幸せのために全力を尽くしてまいります。

 現下の我が国を取り巻く諸情勢に目を向けますと、東日本大震災からの復興をはじめ、少子・高齢化、人口減少、長引く円高・デフレ、エネルギー政策、最近の領土問題など、課題が山積し、富山県の土台にある日本という国自体が基礎から崩れつつあるのではないかと懸念されます。

 これらの課題については、何よりも中央政府にグローバル、かつ中長期の視野に立って、しっかりとバランスのとれた政治を展開していただかなければなりませんが、同時に、本県としても、地方の県ではありますが、近年、世界の中で地盤沈下を続けてきたこの日本という国をしっかりと立て直し、その再生を図る上での一翼、一端を担っていかなければならないと考えております。

 幸い、本県の産業は、ものづくりの伝統にも恵まれた世界水準の優れた技術や研究開発を有しており、雇用情勢も、今春の県内高校生、大学生の就職率が全国トップクラスとなっているなど、高い水準にあります。また、社会資本整備の面では、いよいよ2年数ヵ月後に迫った北陸新幹線の開業、伏木富山港の日本海側の総合的拠点港への選定、富山空港の国際路線の充実など、陸海空のインフラ整備が大きく進展し、これにより、経済、観光、文化などの面で、本県が、東京などの大都市圏はもとより、東アジアの国々と直接結び付く基盤が整いつつあります。さらに、豊かで美しい自然、多彩な歴史・文化や、何より、本県が「高志の国」と呼ばれてきた頃から、幾たびもの苦難を克服する中で培われてきた、勤勉で、粘り強く、進取の気性に満ちた「人の力」があり、今後、さらに飛躍し、発展する可能性が大きいと考えています。

 今後とも、こうした本県の貴重な地域資源やこれまでの取組みの成果を基盤として活用しながら、内外の厳しい諸情勢や様々な課題にもしっかりと対処し、富山県の新たな未来を切り拓いてまいります。

 さて、3期目に入るに当たり、今後の県政運営に当たっての私の基本的な考え方を申しあげます。

 知事に就任して以来、私の変わらぬ目標は、県民の皆さんが、男性も女性も、高齢者も若い方も、一人ひとりが輝いて生きられる「元気な富山県」を創ることです。

 このためにも、私は、引き続き行財政改革を真摯に進めつつ、「活力」「未来」「安心」の3つの柱と、これらを支える「人づくり」に関する80項目の政策の着実な推進に努め、富山県の新たな未来を切り拓き、「人が輝く元気とやま」の創造の実現を目指してまいります。

 第一に、「活力とやま」の実現、すなわち、若者の東京などへの流出に歯止めをかけ、若者をはじめ県民誰もが、「希望と誇りを持って働き暮らせる県づくり」をめざします。

 第二に、「未来とやま」の実現、すなわち、ご夫婦が安心して子どもを生み育てられる、「未来に希望の持てる県づくり」をめざします。

 第三に、「安心とやま」の実現、すなわち、高齢化が進行するなか、「健康で安全・安心な県づくり」をめざします。

 加えて、こうした元気な県づくりの基盤である「人づくり」、すなわち、いじめ・不登校対策はもとより、子どもの可能性を伸ばす教育、若者・女性・働き盛りの方々の様々なチャレンジへの支援、元気な高齢者が活躍できるエイジレス社会の実現などに力を尽くします。

 また、こうした政策を実現するため、引き続き、「オープンでわかりやすい」、「スピード重視」、「現場重視」などの基本姿勢に立って、県政運営を行ってまいります。

 知事に就任して以来、県内各地でのタウンミーティング、中小企業との対話、子育てミーティング等を通じて、今日よりは明日、明日よりは明後日をもっと良くしようと真摯に努力されている多くの県民の皆さんに出会うことができ、大変心強く、うれしく思いました。

 私は、今後とも、こうした県民の皆さんの知恵と力を結集して、人が輝く「高志の国」の創造に、誠心誠意、努力してまいります。皆さんのご理解とご協力を心からお願い申しあげます。