下水道の施設は、処理場やポンプ場以外は、地下に埋められているため、普段目にすることはあまりありません。
そんな中で、マンホールのフタだけは、皆さんが日常よく目にするものです。
さて、「マンホール」ってなんでしょう?マンホールは英語でMan(マン:人)Hole(ホール:穴の意味。ゴルフでホールインワンとか言いますよね。ブラックホールなども同じ。)です。日本語では人孔(じんこう)と言いますが、孔は穴のことなので、英語をそのまま日本語化した上手な訳語ですが、一般的にはマンホールの方が分かりやすいと思います。点検や清掃などのために人が入ることのできる穴のことをマンホールといいます。小さくて人が入れないようなものをハンドホール(手のハンドです)と呼ぶ場合もありますが、下水道では普通「桝」(ます)と呼びます。
マンホールのフタなんかどれも同じと思っていませんか?実はマンホールのフタにはいろんな顔があります。それぞれの町でいろんな工夫や思いがこめられているんです。
以下では、県内の各市町村のマンホールの「フタ」を紹介します。あなたの町のフタはどんな「顔」をしてますか?
ところで、マンホールのフタはなぜ円いのでしょうか。解答はこのページの最後で。
富山県


64艘の舟を2本の鉄の鎖でつなぎ、上に板を渡して橋としたそうです。
市内西部の神通川左岸流域下水道の関連公共下水道で使われているフタです。
右下に見える「お」の字は「汚水(おすい)」の「お」です。

市内中心部の浜黒崎処理区で使われています。
「あざみ」は、昭和48年3月5日に、市の木「けやき」、市の花木「つばき」とともに選ばれました。
「あざみ」は赤紫色の花と深緑のとげのある葉が特徴のどこででも見られる草花ですが、根は薬用になり、「富山のくすり」ともつながることから選ばれたそうです。

市内東部の水橋処理区で使われています。水橋は 県内有数のクスリの街としても有名です。
川は白岩川で、橋は水橋中心部にかかる東西橋です。川岸は桜の名所となっています。
明治2年、白岩川に初めて橋がかかったことを記念して始まった、「水橋橋祭り」では、 夏の夜空を彩る盛大な花火や幻想的なご神灯流しなどで盛り上がります。
高岡市

義経が弁慶らとともに、奥州へ落ち延びていくとき、にわか雨にあい岩の下で雨が晴れるのを待ったという言い伝えがあります。
遠浅で波も静かなため、絶好の海水浴場となっています。

新湊市

「ケイトウ」は夏、秋に、赤または黄の小花を鶏冠状に多数つけます。
花言葉が、「不死」「無窮」「非凡」などで、富山新港と臨海工業地帯により未来に飛躍する街にふさわしいということで、昭和48年8月に選ばれたそうです。
魚津市

「カノコユリ」は日本原産のユリ科の球根植物です。花に鹿の子絞り状の突起があります。魚津市はカノコユリの生産日本一で、「花の里」として有名な長引野地区では、カノコユリ球根の栽培が盛んに行われています。
通常入れているカラーマンホールフタは、左のとおりとなっております。ただ、レアものとして、背景の色が、黒・黄色・白の三色があります。市内一円に、2〜3枚づつ入っております。時間のある方は、一度探してみてください。

氷見市

氷見市は全国的に名高い「越中式定置網」発祥の地です。「越中式定置網」は魚獲量の調整ができることから、環境に優しい資源管理型漁法といわれています。
また、「ブリ」は冬の富山を代表する味覚です。「氷見鰯」は全国にその名が知られています。
滑川市

ホタルイカは体に千個もの発光器を持つ小さなイカで、ふだんは深海に棲んでいますが春になると産卵のために富山湾の岸近くに集まってきます。群をなしたホタルイカが海面に放つ青白い神秘的な光は宝石のように美しく、そのホタルイカがやってくる滑川の海面は国の特別天然記念物にも指定されています。
毎年4月から5月にかけて観光船からホタルイカ定置網漁が観賞できる滑川の「ほたるいか海上観光」は世界的にも珍しく、網いっぱいのホタルイカが一斉に発する光はまさに光のファンタジーであり、素晴らしい感動を与えてくれます。
黒部市

中央の花は、市の花「ユリ」です。
砺波市

毎年4月下旬から開かれる、「となみチューリップフェア」には県内外から約30万人の人が、350品種約100万本のチューリップ観賞に訪れます。
小矢部市

市木「宮島杉」、市花木「紅梅」、市花「花菖蒲」をデザイン化したものとなっています。
「火牛」は、小矢部市と石川県津幡町の県境にある「倶利伽羅峠」において、1183年に行われた源義仲と平維盛との戦い「源平倶利伽羅合戦」で源義仲が「火牛の計」という牛500頭にたいまつをつけ平家軍にけしかけたという戦術を用い、平家軍に勝利したという故事をモチーフにしています。
大沢野町

大山町

舟橋村・上市町・立山町(中新川広域行政事務組合)

上市町

マンホール中央は上市町の町章を、周囲には4つの町の花「リンドウ」を表現しています。花の間は町のシンボル「剱岳」をイメージしています。
宇奈月町

入善町

チューリップは、昭和58年に町の花として制定、春には色とりどりの花が畑一面に咲きそろい、残雪の北アルプスと合わせて、大変美しい景観をつくっています。
チューリップの球根の出荷は年間約1,300万球で、全国を代表する産地となっています。
朝日町

八尾町

婦中町

山田村

細入村

村章は、細入(ホソイリ)のホをはばたく鳥に似せて中央に配し、ソイリを図案化し、色どり美しい自然に囲まれた細入村がさらに飛躍することを願ったものです。
小杉町

また、適切な維持管理のため、汚水管には「こすぎ」、雨水管には「うすい」と表示し、判別が容易にできるように工夫しています。
毎年秋に開催する「菊花展」では、みごとな大輪が町民に潤いを与えています。
大門町

そこで揚げられる「だるま凧」をデザインしたマンホールフタです。
町内の公共下水道、特定環境保全公共下水道区域で使用されています。

秋に庄川やその支川で地域を流れる鴨川をさかのぼるサケをデザインしています。サケの腹が赤いのは、婚姻色をあらわしています。

農業集落排水事業大門南部地区では同じデザインですが、下の文字の部分が「大門南部」となっています。
米どころをあらわす、米俵とわら束がデザインされています。

中央には大門町の町章が配されています。

宮新田地区では同じデザインで、文字の部分が「宮新田集落排水」になっています
下村

大島町

大島町鳥取は古事記に「鳥取の里」と記され、歴史書にあらわれた県下最古の地名です。垂仁天皇の皇子(誉津別命:ほむちわけのみこと)が成人しても口が利けなかったんですが、ある日空を飛んで行く白鳥の声を聞いて初めてものを言いました。そこで天皇はその鳥を捕らえるよう命じ、白鳥を追い求めて諸国を廻った末、遂に「越の国和那美の水門」で捕らえたという白鳥伝説のゆかりの地として町の史跡になっています。
城端町

平村

上平村
(画像取り寄せ中)
利賀村

細長い葉がささに似ているのが名前の由来です。利賀村はこのささゆりがいたるところに自生しており、きれいに反り返った美しい形、いやみがなく品のよい香りから村の花としました。
庄川町

春になると、庄川右岸の山々に薄紅色の江戸彼岸桜が花を咲かせ、人々の心を和ませます。
井波町

井波町の下水道が整備されることにより、川がきれいになり波の中に元気よく5匹の鯉が泳ぐ姿をイメージしています。
井口村

「ツバキ」は、昭和53年に村の花木として村の草花「福寿草」、村の樹木「ブナ」とともに選ばれました。
「ツバキ」は、身近な庭木で、和字「椿」があるように春の代表的な花木です。毎年3月下旬には、「いのくち椿まつり」が開催されます。
福野町


福野町

福野町


福光町

福岡町


【解答】マンホールのフタはなぜまるい?
マンホールのフタがまるい理由はいろいろあるようですが、一般的で誰もが納得できるのは、「まるいフタは中に落ちない。」という理由です。四角いフタですと斜めにすると中に落ちてしまいます。中の穴はフタより小さくなっていますから、まるいフタはどうやっても中に落とすことはできません。
もっとも、最近のフタは「ちょうつがい」がついていたりして簡単には落ちないようになっていますので、四角でも良いのですが、マンホール自体がまるいものが多いため、今でもまるいフタが一般的です。他にもガタツキが少ないとか、重さに耐える能力に方向性がないとか、まるが正方形(真四角)より面積が小さい(材料費が安い)とかちょっとむつかしい話がいっぱいあります。