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美術館概要

富山県水墨美術館は、日本の近代以降の水墨画を中心に紹介する美術館として、平成11年に開館しました。館の名称に用いられる「水墨」という言葉は、単に水墨画を指すだけでなく、広く日本の美を表す意味がこめられています。建物は和風の平屋造りとし、庭園や茶室を配して、豊かな自然を感じながら心静かにすごしていただける環境を整えました。常設展示室では、竹内栖鳳や横山大観、菱田春草などの近代を代表する画家や、下保昭、篁牛人、岩﨑巴人などの富山県に縁のある画家の作品を見ることができます。そして展示室1・2では、日本画や工芸など幅広い分野の企画展を開催しています。

名称

富山県水墨美術館

設置目的

日本特有の風土と永い伝統の中ではぐくまれた水墨画などの特色のある日本文化の美を広く紹介し、県民の教養の向上と文化の発展に寄与する。

基本的理念・性格

(1)日本文化の美を具現化する美術館
水墨画などを鑑賞する「場」とされてきた床の間など日本家屋の特徴的な生活空間を整備し、作品をその空間の中に展示することより、失われつつある日本文化の美を再認識するのにふさわしい美術館とする。
(2)美術文化交流の場としての美術館
県民と芸術家の美術文化交流の場としてまた、富山県と国内外の地域との交流の場として活用することができる美術館とする。
(3)自然と一体化した和風の美術館
静かな自然に囲まれた環境のもと、県民をはじめ、国内外の人がくつろぎとやすらぎを得られ、日本文化の精髄を感じ取ることができる和風の美術館とする。
(4)県民に愛され親しまれる美術館
県民がいつでも、積極的に利用し、鑑賞できる場とし、県民の自発的な文化活動にインパクトを与えることにより、県民の生活や文化の向上を図る美術館とする。
(5)日本文化の特質を世界に発信する美術館
屏風、襖絵、軸、巻物など長い伝統の中で育まれてきた日本文化の美を有する作品の展示・調査研究活動を行うことにより、日本文化の特質を国内外に広く発信し、美術文化交流のネットワーク化を図る、世界に開かれた美術館とする。

展示活動

(1)常設展示
「近代水墨画の系譜」
竹内栖鳳、横山大観、川合玉堂など近代の優れた水墨画を系統的に展示する。また、本県ゆかりの篁牛人、豊秋半ニなど優れた水墨作家の作品を展示し、富山県と水墨画のつながりを紹介する。
「下保昭作品室」
本県出身の作家下保昭の初期から現在に至る代表作品を紹介し、富山の風土に裏打ちされた個性豊かな画業を展望する。
(2)企画展示
水墨画に代表される日本文化の特色がよく表現された美術作品を展示。

教育普及活動

(1)映像ホール
3面の白壁を利用した大型画面によるオリジナルハイビジョン映像等の上映。
(2)情報コーナー、図書室
美術解説ビデオ等の視聴、美術関係図書等の閲覧
(3)茶室「墨光庵」の活用
来館者に抹茶の提供を行う(有料)ほか、茶道愛好者の利用に供するため、茶室の貸出しを行う。
(4)友の会活動
美術館の事業活動を支援するとともに、美術の鑑賞、学習、ボランティア活動等を通じて、美術に対する関心と理解を深める。

館内案内図

富山県美術館・博物館魅力発見ブック

富山県水墨美術館(pdf準備中)