富山県水墨美術館

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北陸の三名刹 永平寺・總持寺祖院・瑞龍寺の名宝

 北陸の地には、名高い曹洞禅の寺院が多くあります。鎌倉時代に道元禅師によって創建された大本山永平寺(福井県永平寺町)は、禅の修行道場として770年もの長い歴史を刻み、今日まで法統を伝え続けています。永平寺創建から80年後、道元四世の法孫である瑩山紹瑾(けいざんじょうきん)禅師によって、大本山總持寺(石川県輪島市門前町)が開かれ、全国に展開して今日の曹洞宗の礎が築かれました。明治44年(1911)、大本山總持寺は火災を機に神奈川県横浜市鶴見に移転再建され、その後、輪島の寺院は總持寺祖院と改称されました。
 そして、富山県高岡市にある瑞龍寺は、江戸時代に、加賀藩二代藩主・前田利長の菩提寺として、三代藩主・前田利常が建立した曹洞宗の名刹です。400年余の歴史を持つ瑞龍寺は、禅様式の粋をこらした豪壮雄大な建築を誇り、平成9年(1997)には仏殿、法堂、山門が国宝に指定されたほか、利常が寄進した禅宗絵画、狩野派三代の絵画、工芸品などが多数伝えられています。
 この展覧会では、瑞龍寺に凝縮された文化財の粋とともに、大本山永平寺と大本山總持寺祖院の寺宝をあわせ、北陸ゆかりの禅宗寺院の名刹に伝わる名品の数々を紹介します。禅のこころに触れる貴重な機会となるでしょう。ぜひご鑑賞ください。

会期

2016年8月12日(金曜)~9月25日(日曜)

休館日

月曜日(ただし、8月15日、9月19日は開館)、9月20日(火曜)

開館時間

午前 9時30分から午後6時まで(入室は午後5時30分まで)

観覧料

[当日]一般1,000(800)円 大学生700(500)円 [前売]一般のみ800円
※( )内は20人以上の団体料金です。
※この料金で常設展も観覧できます。
※小学校・中学校・高校等の児童・生徒及びこれらに準ずる方、各種障害者手帳をお持ちの方は観覧無料です。

主催

北陸の三名刹展実行委員会(富山県水墨美術館・富山テレビ放送)

後援

高岡市、高岡市教育委員会

協力

大本山永平寺、大本山総持寺祖院、高岡山瑞龍寺

特別協賛

北陸銀行、北陸カード

協賛

大阪屋ショップ、大谷製鉄、北日本物産、五万石、三協立山、積水ハウス、トナミ運輸、リードケミカル

講演会「三名刹の絵画について」

講師 原口志津子氏(富山県立大学教授)
日時 8月13日(土曜)午後2時〜
会場 映像ホール
無料

講演会「瑞龍寺宝物から見る前田家の人脈」

講師 四津谷道宏氏(瑞龍寺住職)
日時 9月3日(土曜)午後2時〜
会場 映像ホール
無料

四季花鳥図「四季花鳥図」狩野探幽筆
寛文12年(1672)永平寺蔵
*会期を前後半に分け、2幅ずつ展示します。

花鳥図「花鳥図」伝狩野元信筆
室町時代 總持寺祖院蔵 石川県指定文化財

達磨図「達磨図」雪舟等揚筆
室町時代 瑞龍寺蔵 富山県指定文化財

樫鳥図「樫鳥図」松花堂昭乗筆 玉舟宗璠賛
江戸時代 瑞龍寺蔵 富山県指定文化財

宸翰消息「宸翰消息」後陽成天皇筆
慶長10年(1605)頃 瑞龍寺蔵 国指定重要文化財

消息「消息」豊臣秀吉筆
文禄3〜5年(1594〜96) 瑞龍寺蔵 富山県指定文化財