富山県水墨美術館 しむらの色 神話の誕生 染織家 志村ふくみ・洋子展
 志村ふくみ(大正13年 滋賀県生まれ)は、植物染料による紬織で、1990年(平成2年)、重要無形文化財(人間国宝)「紬織」の保持者に認定されま した。17歳の頃、母から初めて機織りを習ったことがきっかけで織物の道に進み、野山の植物から採取した天然の色で豊かな紬織意匠を創出しています。
 志村洋子(昭和24年 東京都生まれ)もまた、30代の頃から母ふくみと同じ染織の世界に入り、芸術、教育、宗教などの文化の全体像を、織物を通して総 合的に学ぶ「都機工房」を創設し、今日に至っています。
 人は、衣食住すべてに自然の恩恵を受け、特に私たち日本人は、四季の変化を繊細に感受し、それを文化へと昇華することに秀でています。植物による染料も また自然の中から取り出され、装飾のためだけでなく、疫病を防ぐなどの知恵や呪術的な意味合いをあわせ持ち、古代から生活に欠かせないものでした。
 本展覧会では、自然の中にある無数の色を抽出し、紡いだ糸を染め織るという、人と自然が共生する営みに一生を捧げる志村ふくみ・洋子の世界を「神話の誕 生」をテーマに紹介します。また今回は、美しい染織作品のみならず、染から布へと至る一連の工程を、工房の再現をとおして体験的に見る機会となります。
 
ずはん「かるのみこ」
志村ふくみ「軽ノ王子」2011年
 
ずはん「つくよみ」
志村洋子「月読」2010年

 

ずはん「そとおりひめ」
志村ふくみ「衣通姫」2010年
 
ずはん「かぐや」
志村洋子「香具弥」2010年

 

ずはん「たまゆら」
志村ふくみ「たまゆら」2001年
 
ずはん「かいのひ」
志村洋子「貝の火」2008年

 

ずはん「みずのうえ」
志村ふくみ「水の上」2000年
 
ずはん「しきしま」
志村洋子「敷島」2003年

 
※掲載図版の無断転用・転載を禁じます。
 
 
会期 2011年7月29日(金曜)〜9月4日(日曜)
   
休館日 月曜日(ただし、8月15日は開館)
   
開館時間 午前 9時30分 から 午後 5時 まで(入室は 午後 4時30分 まで)
   
観覧料 〈当日〉一般 900円(700円)、大学生 650円(500 円)
〈前売〉一般のみ 700円
※( )内は20人以上の団体料金
  ※この料金で常設展も観覧できます。
※小学校・中学校・高校等の児童・生徒及びこれらに準ずる方、各種障害者手帳をお持ちの方は観覧無料です。
   
主催 富山県水墨美術館、北日本新聞社、富山テレビ放送
   
企画 株式会社オフィスイーヨー
   
協力 株式会社エイトコラムス、株式会社浅井エージェンシー、梓丁室、グローバリー ローカル メ ディア
   
お問合せ 富山県水墨美術館 〒930-0887 富山市五福777番地
  Tel.076-431-3719 Fax.076-431- 3720
   
染織ワークショップ 日時 7月27日(水曜)午後2時から ※要事前申込み
講師 志村ふくみ氏・志村洋子氏・都機工房スタッフ
会場 呉羽青少年自然の家 富山市西金屋字長尾8194
定員 30人(小学校高学年〜一般)
参加費 無料
共催 (財)富山県文化振興財団
お問合せ お申込みは水墨美術館まで(電話 076-431-3719)
   
対談〈心の色〉志村ふくみ氏・志村洋子氏によ る 日時 7月29日(金曜)午後2時から ※入場無料
会場 当館 映像ホールにて
   
機織り体験 会期中、展示室で機織りの体験ができます。
日時 毎週土曜日、日曜日 午後1時から4時
   

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