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この展覧会は、下保昭氏の画業を紹介するもので、開館記念シリーズ展から数えて3回目の開催となります。
下保氏は、昭和2年富山県砺波市に生まれ、昭和24年に西山翠嶂の青甲社に入門します。翌年の第6回日展に初入選し、同展で菊華賞や文部大臣賞などの受
賞を重ね、昭和60年には芸術選奨文部大臣賞を受賞しています。昭和63年に日展を脱会して以後水墨画に専心し、「水墨黄山(こうざん)」などの〈中国シ
リーズ〉によって独自の水墨画の世界を確立しました。また、近年は〈日本の山水シリーズ〉に見られるように、日本の風土特有のたおやかなやさしさと霊的な
ものの表現に力を注いでいます。
本展では、近作を含め本格的に水墨画に取り組んで以降の制作を物語る作品36点を展示し、その独自の画業を紹介します。
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