いわさきちひろ展ー色のある水墨画ー
2006年10月6日(金曜)〜11月5日(日曜)

 童画家として知られるいわさきちひろ(1918〜1974)は、平和と子どもの幸せを願い、55歳で亡くなるまで、子どもを生涯のテーマとして描きつづけました。
 戦後、画家を志して上京し、精力的に制作に取り組むなか、結婚して母となったちひろは、子どもにたいする愛情と鋭い観察力で、その微妙な表情と純真な心 をとらえた、美しい描線と透明感あふれる色彩による作品を描くようになります。とりわけ水彩画においては、たらしこみやぼかしなど、日本の伝統的な絵画技 法をいかしながら、みずみずしい感覚による独自の画風を確立しました。
 本展は、ちひろ美術館所蔵品のなかから、初期から晩年にいたるまでの代表的な水彩画、スケッチ、素描、油絵、資料に加え、丸木俊やマリー・ローランサン など関連作家の作品を展示し、ちひろの全体像を紹介するとともに、にじみやぼかしなど水墨画に共通する表現に焦点をあて、当館所蔵の美術作品を併陳するこ とで技法の面からもちひろ作品の魅力に迫り、没後32年を経た今日なお多くの人に愛されつづける画家いわさきちひろの人間像を紹介するものです。
 
ずはん「あかいけいとぼうのおんなのこ」
「赤い毛糸帽の女の子」1972年
『ゆきのひのたんじょうび』より
ずはん「みどりのかぜのなかのしょうじょ」
「緑の風のなかの少女」1972年

 

ずはん「あやめとしょうじょ」
「あやめと少女」1967年
ずはん「ゆきのなかをはしるこども」
「雪のなかを走る子ども」1970年

 

ずはん「じゅうごやのつき」
「十五夜の月」1965年
ずはん「このはのせい」
「木の葉の精」1973年

 

ずはん「ほのおのなかのははとこ」
「焔のなかの母と子」1973年
『戦火のなかの子どもたち』より
 
※掲載図版の無断転用・転載を禁じます。
 
 
会期 2006年10月6日(金曜)〜11月5日(日曜)
   
休館日

月曜日(ただし10月9日開館)、10月10日(火曜)※11月4日は開館します。

   
開館時間 午前 9時30分 から 午後 5時 まで(入室は 午後 4時30分 まで)
   
観覧料 〈当日〉
一般 1,000円(団体800円)
大学生700円(団体500円)
〈前売り〉一般800円 ※( )内は20人以上の団体料金
  ※この料金で常設展も観覧できます。
※小学生・中学生・高校生、盲・ろう・養護学校の児童・生徒及びこれらに準ずる方、各種手帳をお持ちの障害者の方の観覧は無料です。
   
主催 「いわさきちひろ展」実行委員会(北日本新聞社、富山県水墨美術館)、ちひろ美術館
   
後援 NHK富山放送局
   
問合せ 富山県水墨美術館 〒930-0887 富山市五福777番地
  Tel.076-431-3719 Fax.076-431-3720
   
講演会

演題 「ちひろの世界」
日時 10月7日(土曜)午後1時から
講師 松本猛氏(安曇野ちひろ美術館館長)
会場 富山県水墨美術館映像ホール
定員 先着約80名(満席になり次第しめきり)
入場無料

   
※会期中は、駐車場の混雑が予想されますので、
 ご来館はなるべく公共交通機関をご利用ください。

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