富山が生んだ−水墨画の鬼才 篁牛人展
2005年2月3日(金曜)〜3月12日(日曜)

篁牛人(1901〜1984)は、富山県富山市にある善照寺の次男に生まれました。図案家として出発しますが、昭和15年頃から画作に専念し、ピカソや小杉放庵の影響を強く受けたといいます。復員後の昭和22年頃からは、かすれの出る渇筆描法を用い始め、弾力のある線によるふくよかな人物表現など、力強い独自の画風を確立しました。
幼い頃から培われた東洋の思想を基盤とした、故事や仏教説話に関する作品を展開した牛人は、特定の師につくことなく、自由奔放な生き方で生涯を貫き通しました。それゆえ評価は遅れましたが、たぐいまれなるその画才は、近年、再評価されてきています。
本展は、富山市内の博物館・美術館を無料巡回する「富山ミュージアムバス」の運行を記念し、その経由先にあたる当館と富山市篁牛人記念美術館が同時に開催する共同企画です。当館では、館所蔵の大作を中心に、未発表の作品を加え、篁牛人の美の世界とその足跡を紹介いたします。
 

ずはん「かんだいふじょゆうらく(もくれんのしたで)」
漢代婦女遊楽(木蓮の下で) 昭和42年 富山市篁牛人記念美術館蔵


ずはん「なんせんず」
南泉図 昭和43年頃 富山県水墨美術館蔵
ずはん「しすいのず」
四睡の図 昭和43年 富山県水墨美術館蔵


ずはん「せいおうぼとことり」
西王母と小鳥 昭和44年 富山県水墨美術館蔵


ずはん「ろうししゅっかんのず(ぶぶん)」
老子出関の図(部分) 昭和44年 富山県水墨美術館蔵


ずはん「ありていぼ」
訶梨諦母 昭和45年 富山県水墨美術館蔵


ずはん「こうりゅう」
蛟龍 昭和42年 富山市篁牛人記念美術館蔵

 
※掲載図版の無断転用・転載を禁じます。
 
 
同時開催 富山県水墨美術館連携展 館蔵品展67「篁牛人の渇筆」
会場:富山市篁牛人記念美術館
   
会期 2005年2月3日(金曜)〜3月12日(日曜)
   
開館時間 午前9時30分から午後5時まで(入室は午後4時30分まで)
   
休館日

月曜日

   
観覧料 [当日]
一般 300円(団体230円)
大学生200円(団体150円)
  ※団体料金は20人以上の場合。
※この料金で常設展も観覧できます。
※小学生・中学生・高校生、盲・ろう・養護学校の児童・生徒及びこれらに準ずる方、各種手帳をお持ちの障害者の方の観覧は無料です。
   
主催 富山県水墨美術館、富山新聞社、北國新聞社、チューリップテレビ
   
後援 富山市、富山市教育委員会、富山市内博物館・美術館巡回バス事業実行委員会
   
協力 富山県水墨美術館友の会、リードケミカル株式会社、日本エレクトロニクスサービス株式会社、五万石
   
問合せ 富山県水墨美術館 〒930-0887 富山市五福777番地
  Tel.076-431-3719 Fax.076-431-3720
   
学芸員による作品解説会

2月4日(土曜)
午後1時50分〜 富山県水墨美術館
午後2時50分〜 富山市篁牛人記念美術館

   

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