越中の刀工と赤羽刀
2004年11月12日(金曜)〜12月19日(日曜)

世界に比類のない高度な技術をもった日本刀は、約一千年に及ぶ長い歴史と伝統にはぐくまれ、今日、日本独自の優れた美術工芸品として高い評価を得ています。
本展は、富山県水墨美術館の開館5周年を記念して文化庁から譲渡された刀剣類「赤羽刀」の公開にあわせ、越中の優れた刀工達の作品を一堂に紹介します。
赤羽刀は、第二次世界大戦後、米軍が武装解除のために接収した刀剣類が、東京都北区赤羽の兵器補給厰に一括して集められたことから、「赤羽刀」と呼ばれています。平成11年、これらの展示公開等の活用を目的に、計91口の刀剣類が富山県に(富山県水墨美術館に46口、富山市郷土博物館に45口)譲渡されました。本展ではこれらのうち当館で研磨した刀剣を中心に公開します。
また、併設する越中の刀工達の紹介では、正宗十哲として名高い巨匠則重、郷義弘、さらには国光をはじめとする国房、国宗、国久らの宇多派など、重要美術品、特別重要刀剣、重要刀剣約25口を展示するほか、参考展示として明治時代に富山県上市町白萩地内で発見された隕石によって造られた「流星刀」や小道具等をあわせて展示し、名工が作り上げた気品高く清らかな日本刀の技と美の世界を広く紹介します。
 
ずはん「じゅうようびじゅつひん たんとう めい うだくにふさ おうえいじゅうにねんはちがつひ」
ずはん「とくべつじゅうようとうけん かたな むめい でんえ」
ずはん「とくべつじゅうようとうけん かたな むめい でんのりしげ」 ずはん「とくべつじゅうようとうけん かたな むめい でんえ」
重要美術品
短刀 銘 宇多国房
応永十二年八月日
特別重要刀剣
刀 無銘 伝江
特別重要刀剣
刀 無銘 伝則重
特別重要刀剣
刀 無銘 伝江

 

ずはん「ばしょうずつば めい えっちゅうこうがくじゅう やすかわかんせい」
ずはん「かもん・からくさすかしつば めい えっちゅうこくじゅう じょうじゅひろゆき」
芭蕉図鐔 銘 越中高岳住 安川乾清
家紋・唐草透鐔 銘 越中国住 成就造之
 
※掲載図版の無断転用・転載を禁じます。
 
 
 
 
会期 2004年11月12日(金曜)〜12月19日(日曜)
   
開館時間 午前9時30分から午後5時まで(入室は午後4時30分まで)
   
休館日

月曜日(ただし11月22日は開館)、11月24日(水曜)

   
観覧料 [当日]
一般 500円(団体400円)
高大生400円(団体300円)
小中生250円(団体180円)
[前売り]
一般400円 ※前売券の販売は会期前日までです。
  ※団体料金は20人以上の場合。
※この料金で常設展も観覧できます。
※小学生・中学生・高校生、盲・ろう・養護学校の児童・生徒による土曜・日曜・祝日の観覧や、教育活動としての観覧は無料です。
   
主催 富山県水墨美術館・財団法人 日本美術刀剣保存協会富山県支部・富山新聞社北國新聞社・富山テレビ放送
   
後援 財団法人 日本美術刀剣保存協会
   
問合せ 富山県水墨美術館 〒930-0887 富山市五福777番地
  Tel.076-431-3719 Fax.076-431-3720
   
講演会

演題 「越中の刀工と赤羽刀」
日時 11月13日(火曜)午後2時から
講師 森政雄氏(日本美術刀剣保存協会富山支部長)
会場 富山県水墨美術館 映像ホール

   
刀剣研磨実演会 研師 吉田佐平氏(日本美術刀剣保存協会研磨無鑑査)
日時 毎週土曜・日曜日・祝日(ただし11月13日を除く) 午前10時、午後2時から
会場 富山県水墨美術館 エントランスホール
   

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