高村光太郎と智恵子の世界
2003年10月3日(金曜)〜11月3日(月曜・祝日)

高村光太郎(1883−1956)は、日本近代木彫界の重鎮、高村光雲の長男として東京に生まれ、東京美術学校を卒業後、欧米に留学しロダンに傾倒します。 帰国後は、彫刻を制作するとともに文学界とも関わり、「緑色の太陽」に代表される美術評論や、詩集『道程』『智恵子抄』を発表し、近代日本の芸術思潮に大きな影響を与えました。
一方、その妻で画家でもあった智恵子(1886−1938)は、日本女子大学を卒業後、女性解放運動雑誌『青鞜』の表紙絵を描くなど、時代の先端にいた女性として知られていますが、昭和6年頃から次第に精神が不安定になり病状は悪化していきます。そして、晩年の一年あまりの間、病床で光太郎に捧げるために制作した千点を超える「紙絵」にその生を昇華させました。
本展では、高村光太郎の生誕120年を記念して、光太郎の彫刻(木彫、ブロンズ)、絵画、書、文学資料と、智恵子の紙絵などを紹介し、今なお多くの人々の心を魅了してやまない二人の芸術と愛の軌跡をたどります。
 
ずはん「かみえ」
ずはん「かみえ」
「紙絵」高村智恵子
「紙絵」高村智恵子

ずはん「しろぶんちょう(しゆう)」
ずはん「とわだらふぞうのためのちゅうがたしさく」
「白文鳥(雌雄)」昭和6年頃
高村光太郎
「十和田裸婦像のための中型試作」昭和28年頃
高村光太郎

ずはん「ざくろ」
ずはん「かみえ」
ずはん「かみえ」
「柘榴」大正13年
高村光太郎
「紙絵」高村智恵子
「紙絵」高村智恵子
 
※掲載図版の無断転用・転載を禁じます。
 
 
会期 2003年10月3日(金曜)〜11月3日(月曜・祝日)
   
開館時間 午前9時30分から午後5時まで(入室は午後4時30分まで)
   
休館日

月曜日(ただし、10月13日、11月3日は開館)、10月14日(火曜)

   
観覧料 一般 1,000円(団体800円)[前売り]800円
高大生700円(団体500円)
小中生300円
  ※団体料金は20人以上の場合。
※この料金で常設展も観覧できます。
※小学生・中学生・高校生、盲・ろう・養護学校の児童・生徒による土曜・日曜・祝日の観覧や、教育活動としての観覧は無料です。
   
主催

北日本放送・富山県水墨美術館(「高村光太郎と智恵子の世界」実行委員会)・北日本新聞社

   
後援
NHK富山放送局  
   
問合せ 富山県水墨美術館 〒930-0887 富山市五福777番地
  Tel.076-431-3719 Fax.076-431-3720
   
関連行事

講演会「高村光太郎・智恵子、人と芸術」
日時 平成15年10月4日(土曜)午後2時から 《入場無料》
講師
高村規氏(社団法人日本広告写真家協会顧問、高村光太郎記念会理事長、金沢美術工芸大学非常勤講師)
会場 富山県水墨美術館 映像ホール

   
学芸員による解説会 日時 平成15年10月12日(日曜)・26日(日曜)・11月3日(月曜・祝日) いずれも午後2時から
   

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