近代金銀屏風名作選
2003年8月1日(金曜)〜9月28日(日曜)

金や銀は古くからその美しい輝きと細工のしやすさと希少性から、さまざまな装飾品として用いられてきたが、一方では、それぞれのもつ高貴な永遠の輝きは、死者の再生を助けるものとして呪術にも使用されてきた。わが国において、金は弥生時代に大陸から伝来し、六世紀には国産の金製品が製作され、その後仏教の隆盛とともに仏教や仏具や寺院の装飾として、あるいは蒔絵や武具や身飾品などにも用いられてきた。金や銀は、その輝きゆえに、常に時代の人々の不死・再生や平安や財産欲など様々な願望の対象となってきた。
金や銀が本格的に絵画に用いられたのは、鎌倉時代に浄土を具現した曼荼羅においてであるが、室町時代以降は主に屏風や障壁画の箔や金銀泥の絵の具としてである。
本展では、かつての人々が驚愕と畏敬の念で見つめたであろう金と銀の本来の輝きを、近代の金銀屏風で再現することによって、日本特有の気候風土の中で育まれてきた日本文化の特質の一端を見ようとするものである。
 
ずはん「しゅんじゅうかちょうずびょうぶ」
ずはん「しゅんじゅうかちょうずびょうぶ」

「春秋花鳥図屏風」菊池芳文

ずはん「ちくりん」
ずはん「みほのふじ」
「竹林」菱田春草
「三保の富士」冨田渓仙

ずはん「しきかちょうもんまきえさげじゅう」
ずはん「しまずかもんいりぎょうきならべあわせがい」
「四季花蝶紋蒔絵提重」
「島津家紋入行器並合貝」

ずはん「ごんれい」 ずはん「ぞうがんちゅうどうろっかくはないけ」 ずはん「あおいもんちりまきえながふみばこ」
「厳麗」彼谷芳水
「象嵌鋳銅六角花生」金森映井智
「葵紋散蒔絵長文箱」

ずはん「もうこずびょうぶ」
ずはん「もうこずびょうぶ」

「猛虎図屏風」川端玉章
 
会期中に作品の一部を展示替えします(前期:8月1日〜9月7日、後期:9月9日〜28日)
※掲載図版の無断転用・転載を禁じます。
 
 
会期 2003年8月1日(金曜)〜9月28日(日曜)
   
開館時間 午前9時30分から午後5時まで(入室は午後4時30分まで)
   
休館日

月曜日(ただし、8月11日・18日、9月1日・15日・22日は開館)、9月16日(火曜)・24日(水曜)

   
観覧料 一般 700円(団体550円)[前売り]550円
高大生500円(団体380円)
小中生350円(団体250円)
  ※団体料金は20人以上の場合。
※この料金で常設展も観覧できます。
※小学生・中学生・高校生、盲・ろう・養護学校の児童・生徒による土曜・日曜・祝日の観覧や、教育活動としての観覧は無料です。
   
主催

富山県水墨美術館・富山新聞社・北國新聞社・チューリップテレビ

   
後援
NHK富山放送局  
   
問合せ 富山県水墨美術館 〒930-0887 富山市五福777番地
  Tel.076-431-3719 Fax.076-431-3720
   

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