特別展 正宗 日本刀の天才とその系譜
2002年2月9日(土曜)〜3月10日(日曜)

わが国において、世界に比類のない高度な技術で完成した日本刀は、約一千年に及ぶ長い歴史と伝統にはぐくまれ、今日、日本独自の優れた美術工芸作品として高い評価を得ています。なかでも、鎌倉時代末期に相模国鎌倉で活躍した日本刀の名匠、岡崎五郎入道正宗の刀は、多くの刀工が理想とし、諸大名が競って蒐集を 行うなど名刀の代名詞として伝えられてきました。正宗の刀には、従来の京都や備前の製作方法とは異なる新しい方法が取り入れられており、地肌の美しい伸びやかな曲線の姿のなかに躍動感と創造力を秘め、雲にたとえられるふくよかで輝くような刃紋が施されています。まさしく、武士が自らの魂の鑑とし、一国の護りとするにふさわしい品格を備えたものです。本展は、正宗の師匠とされる国光から、正宗とその弟子たち、さらには名刀正宗を復元しようとした江戸の時代の刀工たちの名品まで、国宝・重要文化財を含む五十点を一堂に展示し、正宗の存在とその真価を顕彰するものです。
 

こくほう たんとう むめい まさむね(めいぶつほうちょうまさむね) とくがわびじゅつかん
国宝 短刀 無銘
正宗(名物庖丁正宗)
徳川美術館

こくほう かたな きんぞうがんめい じょうわいずみのかみしょじ/まさむねみがきあげ ほんあ(かおう) とうきょうこくりつはくぶつかん
国宝 刀 金象嵌銘
城和泉守所持/正宗磨上
本阿(花押)東京国立博物館

こだち しゅめい まさむね/ほんあ(かおう)
小太刀 朱銘
正宗/本阿(花押)
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じゅうぶん たんとう めい まさむね(めいぶつふどうまさむね) とくがわびじゅつかん
重文 短刀 銘
正宗(名物不動正宗)
徳川美術館
じゅうぶん たんとう めい まさむね(めいぶつふどうまさむね) 〈ぶぶん〉 とくがわびじゅつかん
重文 短刀 銘
正宗(名物不動正宗)
〈部分〉徳川美術館
 
※掲載図版の無断転用・転載を禁じます。
 
会期 2002年2月9日(土曜)〜3月10日(日曜)
   
開館時間 午前9時30分から午後5時まで(入室は午後4時30分まで)
   
休館日 月曜日、2月12日(火曜) ただし、2月11日(月曜)は開館
   
観覧料 一般 700円(団体550円)
高大生500円(団体380円)
小中生350円(団体250円)
  ※団体料金は20人以上の場合。
※この料金で常設展も観覧できます。
   
主催

富山県水墨美術館、日本経済新聞社、富山新聞社、北國新聞社、富山テレビ放送

   
共催 佐野美術館、徳川美術館、根津美術館
   
後援 NHK富山放送局
   
協力 日本美術刀剣保存協会富山支部
   
問合せ 富山県水墨美術館 〒930-0887 富山市五福777番地
  Tel.076-431-3719 Fax.076-431-3720
   
関連行事 講演会「正宗の虚像と実像」
日時 2月9日(土曜)午後1時から
講師 渡邉妙子(佐野美術館館長)
会場 富山県水墨美術館 映像ホール
   

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