六大浮世絵師名品展
 
2000年10月28日(土曜)〜11月26日(日曜)

 浮世絵は、江戸の生活全般を題材に、流行の風俗、人気役者、評判の美人、名高い名所風景などを描き、庶民に喜ばれました。版画という大量制作が可能な表現形式による身近な芸術として、今なお多くの人々を魅了し続けています。また、日本文化の一つとして海外でも広く知られ、印象派の画家たちに大きな影響を与えるなど、その芸術性は国際的に高い評価を得ています。
 本展では、日本有数の浮世絵コレクションで知られる平木浮世絵美術館の所蔵品から、錦絵の創始により一躍人気絵師となった鈴木春信をはじめ、堅実な写生に基づき健康的でさわやかな香気を放つ鳥居清長、女性の微妙な心理描写まで描き込んだ喜多川歌麿、徹底した写実を基礎に役者の内面をも描こうとした東洲斎写楽、風景描写のなかに自然の造型美を追求した葛飾北斎、自然現象を巧みに取り入れ詩情豊かな風景を描いた歌川広重らの作品120点(重要美術品42点)を展示し、彼らが活躍した浮世絵の黄金期をたどります。
 
図版 とりいきよなが作「ひがさをさすげいしゃ」

鳥居清長
「日傘をさす芸者」
図版 うたがわひろしげ作「とうかいどうごじゅうさんつぎのうち はこね こすいえん」 

歌川広重「東海道五拾三次之内 箱根 湖水圖」
  図版 かつしかほくさい作「ふがくさんじゅうろっけい かいふうかいせい」

葛飾北斎「冨嶽三十六景 凱風快晴」
 
図版 とうしゅうさいしゃらく作「たにむらとらぞうのわしづかやへいじ」 

東洲斎写楽
「谷村虎蔵の鷲塚八平次」
  図版 すずきはるのぶ作「ゆうじょにたまずさ」

鈴木春信 「遊女に玉づさ」
  図版 きたがわうたまろ作「けいぜつろう ひなづる ろうかのふぜい」

喜多川歌麿
「鶏舌樓 雛鶴 廊下の風情」
 
※掲載図版の無断転用・転載を禁じます。
 
会期 2000年10月28日(土曜)〜11月26日(日曜)
   
開館時間 午前9時30分から午後5時まで(入室は午後4時30分まで)
   
休館日 毎週月曜日(祝日を除く)・祝日の翌日11月24日(金曜)
[臨時開館 10月30日(月曜)・11月4日(土曜)]
   
観覧料 一般900円(団体700円) 高大生650円(団体500円) 小中生450円(団体320円)
  ※団体料金は20名以上。
   
主催

富山県水墨美術館 読売新聞北陸支社 北日本放送

   
後援 NHK富山放送局
   
協力 平木浮世絵美術館
   
問合せ 富山県水墨美術館 〒930-0887 富山市五福777番地
  Tel.076-431-3719 Fax.076-431-3720
   
講演会 「六大浮世絵師の魅力」
  講師/佐藤光信氏(平木浮世絵美術館館長)
  日時/平成12年10月28日(土曜)午後2時〜
  会場/富山県水墨美術館「映像ホール」(入場無料)
   
実演会 「歌麿の浮世絵版画ができるまで」
  講師/指導=高木省治氏(高木蟹泡堂)
   彫師=石井寅男氏 
   摺師=松崎啓三郎氏 
 
日時/平成12年11月3日(金曜・祝日)午後1時〜3時
 
4日(土曜)午前10時〜午後3時
  会場/富山県水墨美術館「エントランスホール」(入場無料)
  ※参加されるかたは実際に摺りを体験できます。また、木版画についての質問なども随時受け付けます。

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