とみおかてっさい展
 

2000年7月8日(土曜)〜8月20日(日曜)

 富岡鉄斎は、天保7年(1836年)京都に生まれ、幕末から大正末にいたる約90年の生涯に1万点を優に越える作品を残したといわれています。その画業については、鉄斎の生存中より、すでに欧米の識者から絶賛され、第2次世界大戦後は、東洋絵画の神髄を会得した孤高の画家として、広く海外にも紹介されています。
 鉄斎の作品には、詩(書)と絵が呼応して描かれています。一見古典的な手法ですが、背景には、鉄斎の和漢を通した幅広い豊かな知識と、水墨画を基盤にした精神性の高い独自の表現がうかがわれ、これらが作品の大きな魅力となっています。
 今回の展覧会では、数少ない貴重な屏風をはじめ、軸、扇子等、初期から晩年までの水墨画と彩色画の代表的作品、計51点を展示します。
 セザンヌや、ゴッホ、ルオーとも比較され、近代絵画の中でもひときわ異彩を放ち、今なお多くの人々を魅了し続ける鉄斎芸術を紹介します。

※会期中に、作品の一部を展示替えします。
前期/7月8日から30日 後期/8月1日から20日

 
図版「みょうぎさんず・どろはっちょうず」(部分)

「妙義山図・瀞八丁図」(部分)
(明治39年) 布施美術館蔵
 

図版「いっきゅうぎぎゃくず」

「一休戯謔図」
(大正13年)
布施美術館蔵

  図版「ふじえんぼうず・かんかけいず」(部分)

「富士遠望図・寒霞渓図」(部分)
(明治38年)
京都国立近代美術館蔵
 

図版「すいりはくぞう」

「酔李白像」
布施美術館蔵

   
     

図版「おうしゅくばいず」

「鶯宿梅図」
(大正13年) 布施美術館蔵

 
※掲載図版の無断転用・転載を禁じます。
 
会期 2000年7月8日(土曜)〜8月20日(日曜)
   
開館時間 午前9時30分から午後5時まで(入室は午後4時30分まで)
   
休館日 毎週月曜日(祝日を除く)・祝日の翌日・[臨時開館 8月14日(月曜)]
   
観覧料 一般700円(団体550円) 高大生500円(団体380円) 小中生350円(団体250円)
  ※団体料金は20名以上。
   
主催

富山県水墨美術館 富山新聞社 北國新聞社 チューリップテレビ

   
後援 NHK富山放送局
   
問合せ 富山県水墨美術館 〒930-0887 富山市五福777番地
  Tel.076-431-3719 Fax.076-431-3720
   
講演会 「富岡鉄斎の芸術」
  講師/野中浩俊氏(新潟大学教授)
  日時/平成12年7月16日(日曜)午後2時〜
  会場/富山県水墨美術館「映像ホール」(入場無料)
 

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