更新日:2021年3月17日

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平成29年度立山博物館運営委員会概要

  1. 日時:平成29年9月7日(木曜日) 午後2時から3時35分まで
  2. 場所:立山博物館 教算坊
  3. 出席者
    • (1)委員
      吉田委員長、木村委員、久保田委員、佐伯(元信)委員、佐伯(行彦)委員、寺西委員、水野委員、宮本委員(太田富山市科学博物館副館長が代理出席)、吉澤委員、渡委員
    • (2)博物館
      1. 立山博物館 高岡館長、島田副館長、岡田学芸課長 ほか
      2. 文化振興課 渡辺主事
      3. 富山県文化振興財団 冨岡施設管理課長、岩崎副主幹
  4. 報告・審議事項
    • 博物館の運営・活動状況について
    • 今後の博物館の運営について
  5. 主な発言概要
    • (委員)この博物館は「通りすがり」に入る人が一位というのは前からの伝統。その上で広報活動を積極的に行われ、入館者数はここ15年間で見れば昨年が一番多い。16年前は確か8万人、
    • (委員)立山信仰のイメージから加賀藩との繋がりが大きいと石川県、福井県の人も思っている。そのような関係のツアーを組む、逆に、こちらから石川、福井に行くことも良いのでないか。
    • (委員)「地獄」をやると入る。今年、地獄絵ワンダーランド展が東京の三井記念美術館(7月15日-9月3日)で開催され、9月23日からは龍谷ミュージアムで開催される。地獄絵ワンダーランド展などで立博のパンフを見かけると「こういったところに博物館があるのか」となるので、パンフを置かせてもらってアピールするのも良いのではないか。
      通りすがりの人にもっと入ってもらうために、駅での広告設置、電車内のアナウンスも考えてはどうか。
      出前講義を大学とかでも出来ないか。
      HPでネットミュージアムのようなものをいろんな博物館がやっている。「実際に見るよりも良く見える」と言うのもかなりあるが、検討に値するのはないか。
    • (委員)日経の(地獄の)第二位と言う記事は中々良い。地獄の好きな人、博物館の好きな人に「こういうのが在るのだ」と全国的に分かっていただけた。格好の、しかも宣伝費が要らないPRである。
    • (委員)富山駅には大学とかの看板はあるが、大きなものだし結構、お金はかかっているか。先ほど出前展示で高校の話はされたが、大学はどうか。大学には学生以外にも両親とか一般の方も来られる。
    • (委員)小学校で立山に行っているので中学校として行くのは少なくなる。個人で行くことになるが、ここまで来るのは大変なのでどうしても親と一緒になる。そういうことから親にPRできれば、生徒の親にチラシが渡ればよいと考えている。
    • (委員)お子さん、お孫さんの両親、祖父母にPRするのが良い。
    • (委員)新聞に「今日もこういうイベントをやっています」とあると、行ってみよう感じるので、新聞(沢山出ているが)に目立つようにニュースにして貰うと良い。
    • (委員)ほら貝の記事は非常にすごい発見で興味深いが立博で展示されるというのが弱い。立博でやっているのが良く分かるように議事を書いてもらうべき。
    • (委員)県外から来られる方が「通りすぎて」いるのでもっと全体のPRを。案内板が出ているが厳かな感じ。
    • (委員)学校サイドで言うと富山県は立山登山は圧倒的に小学校。
      立山のことは最低知って欲しい「ふるさと教育」の一環。高校での企画展では展示だけでは皆あまり関心がないが学芸員が説明していただくと子供たちは非常に関心を持つ。
      遥望館昔見て非常に感動した。岸田今日子のナレーションは、うば堂に居るような錯覚を覚えた。小学生や高校生の時に体験しておくことは、いつまでも記憶に留められるような大切なことではないか。
    • (委員)小学校は、今年から三年間で新しい教育課程への移行の期間になっているので、一つのチャンスではあるかもしれない。
      遥望館は、言われたように忘れられない。また来たいという気持ちにさせてくれた。あのスクリーンが上がる時の感動を忘れられないので、それも一つの人を呼ぶとき、心を動かすというのも大切なことかと思う。
      県外の宿では近くの観光地、施設のパンフが置いてある。富山は新幹線が出来ていろんな県外、外国の方が来られるので、どうやったら、ここに行き着くかということをアピールしていくことも大切。
    • (委員)誘致のターゲットをどこにするか。団体誘致が良いのか。全部をターゲットにするのは大変では。
    • (館)学校に関しては5月は高校の遠足、7,8月は小学校ですが、遠足自体を止めてしまう高校が幾つか出てきている。
    • (委員)授業時数の関係か。小学生の立山登山も日帰りの弾丸登山が増えている。国少立山などで一泊して体を慣らしてから登山すべきだが。小中高と行事が段々と厳選されている。
    • (委員)称名滝への車は、土日で1000台、平日の雨の日で200台、平日の晴れの日で500台ほど。滝を見て1時間から1時間半で帰ってくる人が立山博物館に来るようなPRの仕方があれば良い。愛知県や石川県の車が多く、神奈川、大阪、東京の車もいる。現状、展示館にはマイカーはあまり入らない。(バスは入るが)
    • (委員)帰りに寄るような喫茶店があれば入るのだろうが。昔はやっていたが今はやっていない。それだけのお客さんが来れば良いのだろうが
    • (委員)息子が立山博物館のできた頃に中学校で事前学習した上で来館したが、立山信仰のこととか布橋灌頂会こととかその時に学んだことを覚えていて、「親になったら子を連れて行って説明する」と言っている。気の長い10年、20年の話だが、「学校で立山信仰を学んで、やがて親になって子を連れてくる」という流れになるが出来たら素敵なんだろうなと思う。
    • (委員)何が子供にとって一番良いかというのは難しい。「あれをやったからこういう効果が絶対でる」とは必ずしもならないが、やってみて初めて分かる、ということもある。富山地区の小学生が全員登るというのは偉いことで非常に素晴らしと思うが、それで全員が立博に来ればもっと良いのだろうが。
    • (委員)地元以外の人に来てもらうのが大切だが、出前講義とかを立山曼荼羅が見つかったところとか縁のあるところで行って繋がりを強めていくことが良いのではないか。

お問い合わせ

所属課室:生活環境文化部立山博物館 

〒930-1406 中新川郡立山町芦峅寺93-1 

電話番号:076-481-1216

ファックス番号:076-481-1144

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