富山県立近代美術館ウェブサイトへようこそ
企画展へ
welcome

トップ常設展 > 常設V

常設展

常設V

現代ポスターや20世紀のデザイン椅子をご覧いただけます。

椅子−モダンデザインの名作

常設X

当館の「20世紀の椅子コレクション」より、19世紀半ばから20世紀初頭のデザイン史における代表的な椅子のデザインを紹介します。 トーネットの曲げ木の椅子「No.14」は、初めて椅子の大量生産に成功した、モダンデザインの椅子の第1号と呼べる存在です。その簡素な美しさはもとより、効率的な生産と流通のシステムの確立などは、後の量産品のデザインに大きな影響を与えました。 ト―ネットに続き、ホフマンらウィーン工房に参加した建築家たちや、独自の造形理念に基づく建築とインテリアを展開したガウディやマッキントッシュに代表される巨匠たちにより、名作と呼ばれる椅子の数々が誕生しました。その後、1920年代にバウハウスを中心に誕生した金属の椅子は、デザインの更なる革新と多様化を象徴する存在といえるでしょう。

ページの先頭に戻る↑

常設V これまでの記録

以下は、すでに終了した展示の記録です。

デザインの80年代

当館のポスターと椅子のコレクションより、今回は1980年代のデザインに焦点を当 てて紹介します。 ポスターは、1980年代の日本のグラフィックデザイナーの作品を紹介します。豊か な経済状況を背景に多様な個性が花開いたなか、亀倉雄策、田中一光、永井一正、 福田繁雄、勝井三雄らに続く世代の、松永真、浅葉克己、佐藤晃一、サイトウマコ トなどのポスターが注目を集めました。また、グラフィックデザイナーが、コピー ライターや写真家などとの共同作業を通して、優れたポスターを作りだしていった ことも、この時代の大きな特徴です。 椅子のデザインにおいては、大量生産ではなく、少量生産の個性的なデザインが登 場しました。ポストモダンと呼ばれたイタリアのソットサスや日本の倉俣史朗は、 機能性よりも椅子という道具への独自の解釈を形にすることを目指しました。これ らとは別に、新しい素材や技術を洗練されたデザインに活かした川上元美、合板と いう素朴な素材でスマートな椅子を仕上げたモリソンなど、1980年代は、“座る”と いう命題に対して、多彩な椅子の造形が誕生した時代であったといえます。

フェイスtoフェイス:ポスターの顔

「ポスター」には、世界の文化、政治、経済などさまざまな姿が映し出されています。今回は、こうしたポスターの中から人間の「顔」を用いて表現された作品を、当館ポスターコレクションの中から紹介します。 ポスターは、その前を通り過ぎる人を立ち止まらせ、メッセージを伝えるものです。もし、その一枚の紙が「顔」であったなら、更に自然と注目するでしょう。なぜならば、日常的に私たちは、人の顔から人柄や心情を読み取ろうとし、顔に目を奪われるからです。ポスターに登場する「顔」は、多彩です。驚いた顔、笑った顔、悲しげな顔、あらゆる表情が文字通り目鼻や口によって表されるのです。その顔は、特定の人物の場合もあれば、「へのへのもへじ」のような"見立て"によって顔になってみえるものもあります。 ポスターは、こちら(みる者)に向かって何かを伝えようとしている、まさに「顔」です。ここは、みる者とポスターの顔が対面する場です。世界各国で生まれた数々の表情をごらんください。

世界のポスター トヤマ・トリエンナーレ受賞作品を中心に

世界ポスタートリエンナーレ(略称IPT)は、富山県立近代美術館が1985年から、3年に一度開催している日本で唯一の国際公募ポスター展です。世界から最新のポスターを募集し、審査・選抜して展示公開するもので、来年2012年に第10回を迎えます。 いまでは、応募点数、展示作品の水準の高さにおいても、「IPT」は、世界有数のポスターコンペティションとして広く知られるようになりました。 この展示では、第1回から第9回までの受賞作品のなかから、グランプリ・金賞受賞作品をご紹介します。 ポスターは時代を映す鏡といわれますが、まさにその時代の空気を切り取った一枚の紙に、文化、政治、経済のさまざまな姿が映し出されています。 各回のIPTの最高峰に立ったポスターを通して、その優れたデザイン性のみならず、世界の多彩で個性豊かなイメージや独創的なアイデア、そしてポスターに込められた、その時代へのメッセージを感じていただければ幸いです。

木の椅子の森

木は椅子の素材の原点であるとともに、人間に最も親しみのある素材だといえるでしょう。時代や国を問わず、建築家やデザイナーにとって木の椅子は魅力的な存在であり続けています。金属やプラスチックがどれほど可塑性や耐久性に優れていても、温もり、しなやかさ、強さをあわせもつ木の魅力は揺らぐことはありません。アールトやウェグナーなど北欧のデザイナーによる木の椅子は、"普通の人々の日常生活の道具"であることを目指し、素朴な造形のなかに自然が豊かな風土を感じさせるものです。また、日本のデザイナーが手掛けた椅子は、木という素材への愛着とともに、低い座高や簡素なデザインにより、木造住宅と畳の室内での生活を意識したものといえます。

現代のスイスポスター

スイスのポスターは、一世紀にわたり、様々な文化の影響のもと、個性あふれる作品が数多く生み出されました。19世紀末にスイス近代ポスターの歴史は、アール・ヌーボーや構成主義とバウハウスの影響などが、スイスのグラフィック芸術に深く浸透し常に質の高いポスターが作られました。第二次大戦後は、モダンで明快な表現を目指したノイエ・グラフィーク運動が、世界のデザインに大きな影響を与えました。1970年代に入り、グラフィックデザイナーたちは、よりイラスト的な要素や新たな分野の表現手法を取り入れて、さらなる展開をみせ、今日、歴史あるスイスのポスターアート界は、その後もバイタリティーに溢れる発展をみせています。
このたびの展示では、当館が昨年開催した「第9回世界ポスタートリエンナーレトヤマ」でグランプリを受賞したラルフ・シュライフォゲルの作品をはじめ、過去の入選作品のなかから、現代スイスのポスターをご紹介します。そのバラエティに富み洗練された表現をお楽しみ下さい。

第65回県展 会員作品展[洋画部門]

「県展会員」の作品及び、前年の「県展大賞」受賞作品を展示。

ポスターと椅子−遊びの心

私たちの心をくすぐり、わくわくさせる"遊びの心"は、私たちの生活のなかで欠かせないものです。デザインは、その"遊びの心"に形を与える一つの手段なのかもしれません。ポスター・コレクションでは、視覚の遊びをテーマとしました。ポスターのなかで、錯覚のマジックをかけられた人や身近なモノたちは、あっと驚く別の表情を見せます。その姿からは、どんなメッセ−ジが伝わってくるのでしょうか。椅子コレクションでは、日常的に親しんでいる椅子の形や素材にこだわらない、楽しい表情のデザインを紹介します。意外な座り方や、素材の未知の表情を見せる数々の椅子には、新しいデザインへの挑戦の心もこめられているようです。

建築家の椅子

「一脚の椅子をつくることは、摩天楼をつくることより難しい」とは、1920年代に鉄とガラスの摩天楼を予見し、第二次世界大戦後のシカゴで近代的な高層建築を手掛けたミース・ファン・デル・ローエが、椅子をデザインすることについて語った言葉です。
20世紀の名作椅子のデザインには、設計した建築空間にふさわしい椅子を求めて、建築家自身が手掛けたものが数多く存在します。椅子は、大きな建築の小さな一要素ですが、等身に近いサイズで完結するその造形を、見つめ、座ることを通して、デザインした建築家が抱く建築や造形の理念だけでなく、建築家の人となりも時代を超えて伝わってくるようです。ミースが椅子をデザインする難しさを語った理由は、そこにあるのかもしれません。

オマージュ・福田繁雄のポスター

常設V オマージュ・福田繁雄のポスター

福田繁雄先生が本年1月11日に急逝されました。ここに哀悼の意を表すとともに生前のご功績を讃え、主要作品を紹介いたします。先生は、講演や審査、個展の開催と国内外をとび回り、デザインは文化、遊びも文化と唱えた「遊びデザインの伝道師」でした。視覚トリックや遊びの精神に満ちた作品と機知に富むユーモアセンスと、温かいその人柄を愛する世界中の福田ファンにとって、突然の悲報でした。「見えないものを見えるように、見えるものを見えないように」と、常に逆転の発想をし、常識を見直し、日常の退屈な時間、無愛想な空間に、面白いことを仕掛けるバイタリティ溢れるデザイナーでした。今年は第9回世界ポスタートリエンナーレトヤマの開催年です。先生は富山での国際公募ポスター展の開催を熱心に説かれた一人でした。ユーモアデザイン、ビジュアル・コミュニケーションによって、世界と日本、そして富山に大いなる架け橋を築いていただいたことに、あらためてその功績の大きさを讃え、心よりご冥福をお祈りいたします。

第64回県展 会員作品展[洋画部門]

「県展会員」の作品及び、前年の「県展大賞」受賞作品を展示。

椅子―北欧のデザイン

当館の「20世紀の椅子コレクション」より、今回は北欧のデザイナーによる椅子を紹介します。北欧のデザインは、木を中心とした温もりのある素材の使用や、厳しくも美しい北欧の自然に触発された造形が大きな特徴となっています。また、贅沢品ではなく"普通の人々の日常生活の道具"であることを目指したデザインには、モダンでシンプルな造形のなかに、古くから親しまれた素朴な道具の形や、それらを生み出してきた手仕事の技術が活かされています。

ポスターが語るメッセージ−平和と環境

戦後日本の経済復興が軌道に乗りだした1950年代、社会のなかや人々の生活のなかにわたしたちの身の周りの問題は同時に世界共通の問題につながっています。地球規模で、戦争、環境破壊、地球温暖化、民族紛争、人権問題、エイズ、麻薬汚染、エネルギー問題、食糧危機など、かつてないほど急激に加速度を増し大規模で噴出しています。こうした危機的状況にたいして多くのデザイナーがポスター制作に真摯に取組み、救いの思いを込めて今日の社会にアピールしています。平和を希求し、自然保護や共生を考え、身の回りの生活から、地球全体の環境問題について取り組んだポスターを当館所蔵品のなかから紹介します。

戦後日本のデザイン−ポスターと椅子

戦後日本の経済復興が軌道に乗りだした1950年代、社会のなかや人々の生活のなかに美しいモノを送り出そうとする気運がおこります。独立したデザイン事務所の誕生、1951年の日本宣伝美術会や1952年のインダストリアル・デザイナー協会といった団体の結成、デザイン雑誌の創刊、美術館でのデザイン展開催など、日本のデザイン界が大きく動きだします。そのなかで、ジャンルとしての"デザイン"や、職名としての"デザイナー"が社会に浸透しはじめました。やがて、高度経済成長の時代を迎え、日本から発信されたデザインは国際的な舞台でも注目を集めるようになるのです。
今回の展示では、この1950年代から1970年代を中心とした戦後日本のデザインの様相、その一端を、当館コレクションのポスターと椅子のデザインを通して紹介します。

第63回県展 会員作品展[洋画・写真部門]

「県展会員」の作品及び、前年の「県展大賞」受賞作品を展示。

椅子―モダンデザインの名作

当館の「20世紀の椅子コレクション」より、19世紀半ばから20世紀初頭のデザイン史における代表的な椅子のデザインを紹介します。トーネットの曲げ木の椅子「No.14」は、初めて椅子の大量生産に成功した、モダンデザインの椅子の第1号と呼べる存在です。簡素な美しさはもとより、効率的な生産と流通のシステムの確立など、後の量産品のデザインに大きな影響を与えました。トーネットに続くように、ホフマンらウィーン工房に参加した建築家たち、独自の造形理念に基づく建築とインテリアを展開したガウディやマッキントッシュに代表される巨匠たちにより、こんにち名作と呼ばれる椅子が誕生します。その後、1920年代にバウハウスを中心に誕生した金属の椅子は、デザインの更なる革新と多様化を象徴する存在といえるでしょう。

ポスターと文字

今回このコーナーでは、当館の現代日本のポスターコレクションから、タイポグラフィすなわち文字のデザインに焦点をあてて紹介します。ポスターには、さまざまな情報を伝えるために、文字はかかせない要素となっています。日本で使われる文字は多様で、漢字、カタカナ、ひらがな、そしてアルファベットもあります。古今東西、表意、表音を問わずあらゆるスタイルが混在しています。これらの多彩な文字からポスターデザイナーは、文字本来の性質や姿かたち本質を考え、同時代の新たなコミュニケーションを感じさせるメッセージを発信すべく、個性あふれるイメージの世界を繰りひろげています。

おくりもの・ポスターと椅子より

視覚的なメディアとして、私たちに何かを伝え続けるポスター。量産されて私たちの生活空間に届く椅子。大きな社会から小さな生活まで、私たちをとりまく世界を彩り、メッセージを発し続けるポスターや椅子のデザインは、気持ちを贈る一つのカタチと呼ぶことができます。そのなかで今回は、「特別な誰かに捧げたデザイン」を紹介します。ポスター・コレクションでは、デザイナーたちが尊敬する相手に捧げた作品を紹介します。ポスターのなかで、大切な存在へと向けた気持ちはどのように表現されるのでしょう。また、椅子コレクションからは、誰かの住まいのためや、その椅子に座る誰かを想い描いてデザインされた椅子を紹介します。

第62回県展 会員作品展[洋画・写真部門]

「県展会員」の作品及び、前年の「県展大賞」受賞作品を展示。

ポスター植物園

植物は身近にあって、その姿かたちや色はわたしたちの心を和ませてくれるものです。日本では古くから、草木の花や葉などの形を取り入れた紋章、また、生け花のような日本固有の伝統芸術に特徴づけられます。このように植物は、形態そのものが造形として扱われ、時には流麗な姿が優雅に、またある時にはモダンに抽象化され、その姿かたちが文字通り昇華しているといえましょう。今回このコーナーでは、日本のデザイナーが花や葉をモチーフにして制作した作品の数々を「ポスター植物園」と題して紹介します。

ページの先頭に戻る↑