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ご好評をいただきました企画展「可能性への挑戦 池田満寿夫の版画」は、6月27日(日曜)で無事に終了いたしました。会期中、多数のお客様にご覧いただくことができ、心より感謝申しあげます。 次回企画展「名画パレード展 岐阜県美術館コレクション」は、7月10日(土曜)から一般公開です。この展覧会は富山・岐阜両県所蔵の代表的な美術品の交換展示として、岐阜県美術館の優れた所蔵品から19世紀フランス象徴主義の巨匠ルドンとその周辺の作家をはじめ、岐阜県出身で近代日本の画壇を代表する川合玉堂、前田青邨、山本芳翠、熊谷守一らの名品113点を紹介するものです。どうぞ、お楽しみに
企画展の終了に伴い、下記のとおり各所を更新しました。
常設Vで開催中の「現代のスイスポスター」での作品紹介にあわせて、世界ポスタートリエンナーレトヤマ2009のグランプリ受賞者であり、現代スイスを代表するグラフィックデザイナーの特別講演会を開催します。またとない機会ですので、ぜひご来館下さい。
1960年スイス、ルツェルンに生まれる。1982年チューリッヒデザインスクールで学んだのち、チューリッヒにスタジオを設立。1992年〜2001年チューリッヒデザインスクールで教鞭をとる。ブルノ、ショーモン、大阪、パリ、テヘラン、チューリッヒで個展を開催。1994年ワルシャワポスタービエンナーレ金メダルをはじめ、ニューヨークADCで金賞など、数々の栄誉を受けている。また、ポスターはニューヨーク近代美術館をはじめ、さまざまにパーマネントコレクションとなっている。AGIのメンバー。
身近な自然からあなただけのオリジナルデザインを見つけ出してみませんか?今回は少し趣向を変え、Tシャツにそのデザインを定着してみます。1日目は公園などでの自然のスケッチをもとに原案づくり。2日目はそれを本物のTシャツをキャンバスにして仕上げます。ポスターと同じビジュアルコミュニケーションですが自分がそれを着ることを想像すると、よりワクワク度もUP!さあ、この夏の楽しい思い出づくりに、ぜひふるってご参加ください!!
次回企画展「名画パレード展」会期中に、ショパン生誕200年のメモリアル・イヤーということで、「オール・ショパン・プログラム」によるロビー・コンサートを開催します。ぜひお出かけください。
プログラム(プログラムは予定です。都合により変更となる場合があります。)
主催:財団法人富山県文化振興財団/富山県立近代美術館
Irina Mejoueva プロフィール
ロシアのゴーリキー(現ニジニー・ノヴゴロド)生まれ。
5歳よりピアノを始め、モスクワのグネーシン特別音楽学校とグネーシン音楽大学でウラジーミル・トロップに師事。1992年ロッテルダムで開催された第4回エドゥアルド・フリプセ国際コンクールでの優勝をきっかけに、オランダ、ドイツ、フランスなどで公演を行う。1997年からは日本を本拠地として活動を始め、東京文化会館小ホール(1997年)、 紀尾井ホール(1999年&2005年)、トッパンホール(2000年)、ハクジュホール(2005年&2009年)などでリサイタルを開催。
富山県立近代美術館が日本を代表する作家に委嘱して制作された昭和の富山101景と平成の富山20景から、今年と来年の2回にわたり、約60点ずつ展示します。
「ふるさとの群星」シリーズ第8回、造形作家・加賀谷武氏の今日までの代表作を展観する個展が、太閤山ランドふるさとギャラリーで、いよいよ開会しました。
1960年代から今日に至る作品群が、全体としてギャラリーの「空間」を意識させるための装置として緊密な関係性で配置された展示には心地よい緊張感があり、長いキャリアを通じて、一貫して「空間」というテーマに取り組んできた加賀谷氏の鋭い感性を体感させてくれます。
オープニングでは、自作の考え方についてはっきりとした口調で語りつつ、「だが、観た人が判断してくれてよい」と解説しておられたのが大変印象的でした。
太閤山ランドでは、約2万株のあじさいが咲き競う「あじさい祭り」が開催中です(6月27日まで)。入り口広場からランド内を巡回している便利なトレーンのご利用が、おススメです。
また7月3日には、ロープを用いた大規模なインスタレーション作品を屋外で公開展示する予定です。
当館の収蔵作品について、様々な角度からの理解を深める講座「気軽にアートレクチャー」が今年度もスタートしました。本年度第1回目の講座は、当館の雪山顧問の「ザ・ヌード―裸体芸術の行方」と題して、6月19日に開かれました。
人間の裸体は、美術の世界では洋の東西を問わず扱われてきた普遍的なテーマ。それが、時代の変遷のなかでどのように解釈され表現されてきたかを、ミロのビーナスから始まり、常設展のデルヴォー、デュビュッフェ、現代の写真家の作品までじつに多様なスライドを通して論じていただくという、たいへん刺激的かつ興味深い内容でした。
レクチャー会場は、開催中の「池田満寿夫展」リピーターや常設展ファンのお客様でほぼ満席。今回の講座の充実した内容に、次回8月29日のアートレクチャーへのお問い合わせも数多くいただきました。みなさま、またどうぞ"気軽に"お越しください!
二階の常設II、中二階の常設III、IV、Vの展示替を行いました。常設IIの会期は10月24日まで、常設III〜Vの会期は10月17日までです。
今期、常設IIでは、富山ゆかりの日本画家の作品に着目しています。海辺で戯れる童の様子を生き生きと描いた郷倉千靱。彼は晩年、独自の仏教絵画の世界を表現しました。そして自然の霊気を墨で表現しようとした豊秋半二、初夏の小牧ダムを素朴な表現で描いた小坂勝人、花鳥画を得意とし自然を深く見つめる郷倉和子、花の生命感を細やかに描いた石崎光瑤、イメージを重ね合わせ詩情豊かに表現する下田義寛たちの作品を紹介します。
「ポップアート」とは、大衆的な芸術を意味する英語(Popular art)の略語です。第二次世界大戦後の大量生産、大量消費の時代にあって、これまで芸術とは見なされていなかったもの ― 身のまわりにあふれる日常品や、映画・コミックなどの大衆文化を取り入れ、1950年代半ばにロンドンで始まり、1960年代にはニューヨークを中心に華やかに展開しました。またマス・メディアやコマーシャルの世界とも密接に関わり、版画を主要な表現方法として積極的に制作し、オリジナリティと複製技術についての重要な視点を提供したのもポップアートの作家たちでした。今回の展覧会では、現在の美術に大きく影響を与え、世界中の人々に愛されているポップアートとその版画作品に焦点をあてます。
読売アンデパンダン展は、読売新聞社が主催し東京都美術館を会場として、1949年(昭和24年) から1963年(昭和38年)までの全15回にわたって出品作品を無鑑査で展示した展覧会です。戦後復興さなかの日本の美術界では、様々な展覧会が開かれるようになっていましたが、無名の若手作家が公募展や美術団体展以外で作品発表の機会を持つのは難しいことでした。その状況のなかで、誰でも自由に出品することができるうえ無鑑査というアンデパンダン形式の展覧会は、新鮮な発表の場として作家たちに迎えられていきました。
瀧口は、この展覧会の批評執筆の依頼を受けたことを契機に、先鋭的な表現が誕生する場を見つめていくこととなります。また、同じ時期に瀧口は、無償で作家選定にあたったタケミヤ画廊の活動 (1951〜57年)にも携わっています。これら二つの新しい形式の作品発表の場を通して、瀧口は既成の枠にとらわれない新人作家たちと出会い、交流を深めていきました。
読売アンデパンダン展が始まった1950年代初頭は、美術団体を超えた作品発表の場のようであったといいますが、やがて利根山光人、河原温、池田龍雄など特定の団体に属さない新人作家が参加するようになります。1950年代後半頃からは、後にネオ・ダダイズム・オルガナイザーズ(赤瀬川原平、荒川修作、篠原有司男、吉村益信など)や、ハイレッド・センター(赤瀬川、高松次郎、中西夏之) といった先鋭的なムーブメントをおこす作家たちの登場や、地方での先鋭的な芸術表現に目が向けられる契機ともなりました。
やがて、既存の美術の枠組みに異を唱える反芸術の傾向のなかで、廃物を用いた作品や身体をつかったイベントが作品として登場したことが出品規制の引き金となり、1963年の第15回展で読売アンデパンダン展は終了します。反芸術の集団的な熱気のなか、瀧口は、芸術表現が個としての強さを持つべきという思いを抱き、最終回を待たずに、第14回展をもって展覧会への批評を終えました。
しかし、この展覧会の開催形態や、従来の絵画・彫刻の枠組みでは捉えられない表現の登場などは、その後の日本の現代美術の展開に様々な問題を提起することとなったのです。
今回の展示では、「瀧口修造コレクション」より、読売アンデパンダン展に作品を寄せた作家たちによる、1950、60年代の作品を中心に紹介します。
スイスのポスターは、一世紀にわたり、様々な文化の影響のもと、個性あふれる作品が数多く生み出されました。19世紀末にスイス近代ポスターの歴史は、アール・ヌーボーや構成主義とバウハウスの影響などが、スイスのグラフィック芸術に深く浸透し常に質の高いポスターが作られました。第二次大戦後は、モダンで明快な表現を目指したノイエ・グラフィーク運動が、世界のデザインに大きな影響を与えました。1970年代に入り、グラフィックデザイナーたちは、よりイラスト的な要素や新たな分野の表現手法を取り入れて、さらなる展開をみせ、今日、歴史あるスイスのポスターアート界は、その後もバイタリティーに溢れる発展をみせています。
このたびの展示では、当館が昨年開催した「第9回世界ポスタートリエンナーレトヤマ」でグランプリを受賞したラルフ・シュライフォゲルの作品をはじめ、過去の入選作品のなかから、現代スイスのポスターをご紹介します。そのバラエティに富み洗練された表現をお楽しみ下さい。
富山県を代表するアーティストを紹介するシリーズ「ふるさとの群星」の第8回として、造形作家・加賀谷武氏の今日までの代表作を展観します。1932年、小矢部市に生まれた加賀谷氏は、高岡工芸高校を経て、1951年金沢美術工芸大学金工科で彫金を学びますが、自身の方向性に疑問を感じ始めた中で、鋳金家・高村豊周の薫陶を受け、新たな表現を探求する指針を得ます。1954年には鉄の彫刻作品を二科展に出品、翌年には岡本太郎に認められ、二科九室(いわゆる「太郎部屋」)に作品が展示されました。1962年からは東京に転居し、団体展ではなく個展を中心に作品を発表。1965年ごろから独自の造形思考を軸に、「空間」の可能性を探り続けています。近年では、ロープを使った大規模なインスタレーションを展開、2007年にはクロスランド小矢部の118メートルのタワーからロープを吊り下げる作品を発表。2008年に郷里の小矢部に戻ってからも、イタリア・サンセビリーノマルケでのグループ展や、メタルアートミュージアム光の谷、砺波市美術館での個展など、広大な空間でのインスタレーションを次々と発表し、活躍の場を広げています。本展では、ロープを使った意欲的な新作インスタレーションと、1960年代以来今日までの代表作をあわせ、約20点を展示します。豊かな木々に囲まれた太閤山ランドの自然の中、新しい「空間」へのまなざしをご体験ください。
「気軽にアート・レクチャー」は、近代美術館の常設I「20世紀美術の流れ」の展示作品を詳しく紹介する公開講座です。今まで知らなかった意外な事実や作品の見方がわかると大好評!約1時間のレクチャーに、どうぞお気軽にご参加ください。
平成22年度は5回開催予定しています。第1回目は当館の顧問で、西欧(スペイン)美術の研究者の雪山行二氏です。
6月になりました。ミュージアムカレンダーと美術館ニュースの自動転送設定を6月のカレンダー、6月の美術館ニュースに更新しました。