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越中地域考古資料(早川荘作蒐集品)

早川荘作氏
早川荘作氏

 越中地域考古資料は、富山県の考古学の草分けの一人である早川荘作(はやかわしょうさく)氏が、 明治、大正、昭和の長年にわたり収集された県内外の考古遺物1,699点で、昭和44年に富山県に寄贈されたものです。 これまで当センターが「早川コレクション」として保存、活用してきました。

 その早川コレクションが、平成20年3月21日、「越中地域考古資料(早川荘作蒐集品)」として、 国の登録有形文化財に答申されました。考古資料としては全国でも2例目であり、県内では第1号となります。

越中地域考古資料(早川荘作蒐集品)
蒐集品の数々

 「越中地域考古資料」は、縄文時代草創期から弥生、古墳、古代、中世に至るまでの県内外の貴重な考古遺物が数多くみられ、 その質・量ともに優れており、学術的にも資料価値の高いものです。収集されたものは、ただ土器片や石器を集めただけではなく 遺跡ごとに分類されるなど、研究資料として貴重なことから、あえて「蒐集品」(しゅうしゅうひん)と銘打たれたのです。


早川荘作氏 年譜
明治21年 下新川郡前沢村(現黒部市)で、松井甚作の四男として生まれる。
明治41年 東京大学坪井正五郎教授の講演、天神山遺跡への随行で感銘を受け、考古学に興味をもつ。
明治44年 この頃から県内外の遺跡の散策や遺物採取を盛んに行う。
大正15年 『越中石器時代民族遺跡遺物』を刊行
昭和11年 『越中史前文化』を刊行
昭和23年 富山考古学会を設立し、初代会長となる。
昭和36年 藍綬褒章受賞
昭和37年 『富山県の石器と土器』刊行
昭和43年 所蔵遺物の県への寄贈申し入れ
昭和44年 所蔵遺物の引き渡し、県民会館で早川コレクション公開展示
昭和48年 文化財保護の功績により勲五等瑞宝章を受ける。
昭和52年 県埋蔵文化財センターが開設され、「早川コレクション」を公開
昭和53年 五月没(90歳)