更新日:2021年2月24日

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くらしの安心情報第141号

くらしの安心情報第141号
くらしの安心ネットとやま
平成30年6月11日

目次

  • 悪質商法に関する情報(PDFファイルで添付等)
    • 『ネット通販の広告を見てお試しの化粧品を購入した。最近再び同じ商品が届き定期購入だとわかった。解約できますか…。』
      (情報ファイルNo.191)情報ファイルNo.191(PDF:194KB)
  • 製品等の安全・安心情報
    • 新緑の季節、自転車に乗る機会も多くなってきました~油断や慣れが大きな事故につながることも~

製品等の安全・安心情報

新緑の季節、自転車に乗る機会も多くなってきました~油断や慣れが大きな事故につながることも~

新緑が茂るこの時期は自転車に乗る機会も多くなります。5月は自転車月間であり、地球環境にやさしく、健康増進にも一役買う自転車の使用を推進する期間です。安全に自転車を使用するには点検や整備など使用上留意すべきポイントがあるため、自転車の使用に関わる注意喚起を行います。なお、5月21日から5月27日までの一週間は子どもの事故防止週間です。自転車事故における子どもの事故も併せて注意喚起を行います。
平成24年度から平成28年度の5年間にNITE(ナイト)に通知された製品事故情報(※1)では、自転車(※2)の事故は348件(※3)ありました。自転車の事故は人的被害(重傷、軽傷)に至る場合が多く、348件中268件(77%)を占めています。
本資料では、子ども(0~9歳)、10歳代(10~19歳)及び成人(20歳以上)の3区分に分けて事故の事象や事例について記述します。年代毎の事故発生件数では10歳代において自転車事故が多く発生しています。
自転車は手軽で便利な乗り物ですが、誤った使い方は大きな事故につながります。乗車前の点検や購入してから1カ月での初期点検など、自転車の状況を常に確認し、使い方に注意して事故を未然に防ぎましょう。特に子どもの場合、自転車の点検や整備などを保護者が行ったり、子どもの成長に応じて、保護者が製品使用時の危険性をきちんと教えたりするなどの配慮が必要です。
リコール製品による事故も発生しているため、リコール情報を確認してください。

事故事例

  • 製造時、キャリヤステーの取り付けに不具合があったことにより、荷台(リヤキャリヤ)が破損し、荷台に取り付けた幼児座席が後方に倒れ、子どもが打撲を負った。【平成28(2016)年5月、東京都、男児】
  • 自転車で走行中、前輪に異物が巻き込まれて回転を阻害したため、前輪が横向きとなり転倒し、打撲を負った。【平成28(2016)年5月、青森県】
  • 使用者が車輪の固定を適切に行っていなかったため、走行中に前輪が外れて転倒した。【平成27(2015)年4月、大阪府、男性】

事故を防ぐためのポイント

  • 自転車事故の危険性を保護者が認識し、子どもが自転車事故に遭わないよう注意する
  • 定期的に自転車整備士(自転車技士、自転車安全整備士)のいる店舗で点検を受ける
  • 自転車に乗車する前に、チェーンのたるみ、車輪やペダルの取り付けなどを確認する
  • ハンドルに買い物袋や傘などをぶら下げない
  • 電信柱や塀などに衝突するなど外から大きな衝撃を受けた場合は、そのまま乗車せず、自転車を購入した販売店などで異常がないか点検を受ける
  • お手持ちの製品がリコール対象かどうか確認する

(※1)消費生活用製品安全法に基づき報告された重大製品事故に加え、事故情報収集制度により収集された非重大製品事故やヒヤリハット情報(被害なし)を含む。
(※2)自転車には自転車用幼児座席を含む。
(※3)重複、対象外情報を除いた事故発生件数。

《問合せ先》
製品安全センター
担当者:柿原、佐藤、向井
電話:06-6612-2066
FAX:06-6612-1617

お問い合わせ

所属課室:生活環境文化部消費生活センター 

〒930-0805 富山市湊入船町6-7 富山県民共生センター内

電話番号:富山本所 076-432-9233、高岡支所 0766-25-2777

ファックス番号:富山本所 076-431-2631、高岡支所 0766-25-2890

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